89 / 112
四期
第18話「弱点」
しおりを挟む
刹那「ぅ……くぅ…」
集「刹那さん、ここを押してみてください」
刹那「……承知、言われた通りにしてみよう…」
そして言われた場所を押すとすっと抜けていった。
刹那「…な…に…」
集「ね?刹那さん、よーく見てみればわかるよ」
花「よーし!次は私の番だね!」
30分後
刹那「…ここか?いや、どう見てもここは無理…ならば、ここか…?いや…うむむ…」
花「刹那ちゃん、ここだよ」
刹那「む?この積み木が安全である…と?敵に塩を送るとは…副団長よ、かたじけない、ここは素直に、先達の知恵を借りるとしよう…それ!」
するとジェンガがグラグラと揺れだす。
刹那「あ…ああ!ゆ、揺れている!く、崩れるぞ!ああああ!…あ、危なかった」
花はそれを見てクスクスと笑っていた。
刹那「ふ、副団長よ!脅かしたな!!」
花「ふふふ…ごめんごめんって」
刹那「しかし…今のが危険な感触か…確かに負荷を感じた…納得だ!次は副団長の番ぞ!」
そして花が易々と積み木を抜いていく。
花「はい!」
刹那「む…むむむ…うむむむ…うぅむむ…」
そして一呼吸。
刹那「ふぅ、勝負も佳境…積木の砦も風前の灯火…ここが勝負どころだ…負けぬぞ…この勝負にも…そして…己自身にも!いざ参る!」
そして刹那が積木を抜く。
花「あ」集「お」
刹那「あ…あ、あ!ダメ!ダメダメ!あ、あ…あぁぁぁあああああ!!…崩れちゃったぁぁ…」
集、花「………」
刹那「はぁ…不甲斐ない…やはり私は何をしてもダメダメなのか…」
花「ビクビクしてる姿可愛いかったよ?」
刹那「ビ…ビクビク!?私が怯えていると!?」
刹那『くっ…見透かされてしまうとは…修行が足りぬ…修行が足りぬぞ、刹那!!』
そしてもう一度
刹那「ふ、副団長よ!コツは掴んだ!今一度勝負を!!」
勇ましくいう刹那だったが、その様子は明らかに無理をしていた。
集「刹那さん、ここを押してみてください」
刹那「……承知、言われた通りにしてみよう…」
そして言われた場所を押すとすっと抜けていった。
刹那「…な…に…」
集「ね?刹那さん、よーく見てみればわかるよ」
花「よーし!次は私の番だね!」
30分後
刹那「…ここか?いや、どう見てもここは無理…ならば、ここか…?いや…うむむ…」
花「刹那ちゃん、ここだよ」
刹那「む?この積み木が安全である…と?敵に塩を送るとは…副団長よ、かたじけない、ここは素直に、先達の知恵を借りるとしよう…それ!」
するとジェンガがグラグラと揺れだす。
刹那「あ…ああ!ゆ、揺れている!く、崩れるぞ!ああああ!…あ、危なかった」
花はそれを見てクスクスと笑っていた。
刹那「ふ、副団長よ!脅かしたな!!」
花「ふふふ…ごめんごめんって」
刹那「しかし…今のが危険な感触か…確かに負荷を感じた…納得だ!次は副団長の番ぞ!」
そして花が易々と積み木を抜いていく。
花「はい!」
刹那「む…むむむ…うむむむ…うぅむむ…」
そして一呼吸。
刹那「ふぅ、勝負も佳境…積木の砦も風前の灯火…ここが勝負どころだ…負けぬぞ…この勝負にも…そして…己自身にも!いざ参る!」
そして刹那が積木を抜く。
花「あ」集「お」
刹那「あ…あ、あ!ダメ!ダメダメ!あ、あ…あぁぁぁあああああ!!…崩れちゃったぁぁ…」
集、花「………」
刹那「はぁ…不甲斐ない…やはり私は何をしてもダメダメなのか…」
花「ビクビクしてる姿可愛いかったよ?」
刹那「ビ…ビクビク!?私が怯えていると!?」
刹那『くっ…見透かされてしまうとは…修行が足りぬ…修行が足りぬぞ、刹那!!』
そしてもう一度
刹那「ふ、副団長よ!コツは掴んだ!今一度勝負を!!」
勇ましくいう刹那だったが、その様子は明らかに無理をしていた。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
旦那様に離婚を突きつけられて身を引きましたが妊娠していました。
ゆらゆらぎ
恋愛
ある日、平民出身である侯爵夫人カトリーナは辺境へ行って二ヶ月間会っていない夫、ランドロフから執事を通して離縁届を突きつけられる。元の身分の差を考え気持ちを残しながらも大人しく身を引いたカトリーナ。
実家に戻り、兄の隣国行きについていくことになったが隣国アスファルタ王国に向かう旅の途中、急激に体調を崩したカトリーナは医師の診察を受けることに。
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
連れ子が中学生に成長して胸が膨らむ・・・1人での快感にも目覚て恥ずかしそうにベッドの上で寝る
マッキーの世界
大衆娯楽
連れ子が成長し、中学生になった。
思春期ということもあり、反抗的な態度をとられる。
だが、そんな反抗的な表情も妙に俺の心を捉えて離さない。
「ああ、抱きたい・・・」
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる