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四期
第6話「今後」
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クラダス「感染龍の件ですっかりそれていましたが…ボス攻略です」
ヴァーチェ「あぁ、忘れてた。」
ヘブンズ「タクトもまだ治ってねぇし、まぁぼちぼちいこうぜ」
ヘブンズがこんなことを言うのは珍しい、いつもなら「早く行くぞ」なんて戦いを好んでいるのに、ヘブンズは自分ではわかってないけれど、本当は団員の中で一番仲間思いなのかもしれない。
クラダス「そうですね、それまで休暇にしますか」
ヴァーチェ「おう、そういえばチャムはどこいった?」
ヘブンズ「チャムならタクトにつきっきりだ」
ヴァーチェ「そうか」
チャムは現実世界ならタクトと同級生。
心配するのも無理はない。
ヴァーチェ「ちょっと外行ってくるわぁ」
そう言い部屋を出て行った。
集「あ、ヴァーチェ」
ヴァーチェ「よぅ、団長、副団長、相変わらず仲良しだなお前らは」
リル「ミィ!」
花の腕の中からリルがヴァーチェに向かって飛び出そうとする。
花「だめだよリル、この人もいい人だよ」
ヴァーチェ「ははっ龍の子か」
そう言い手を伸ばす。
集「あ」
予想通りリルがヴァーチェの手を噛む。
ヴァーチェ「いってぇな!!」
花「だめだってリル!」
リル「ミィ?」
ヴァーチェ「っく、あ、そうだ、タクトの怪我が治るまで休暇だとよ」
集「あ、ありがとう」
そのままヴァーチェは森の奥へと向かっていった。
ヴァーチェ「さぁて久しぶりにそこら辺のモンスター狩ってくか」
ヴァーチェは今深い森の奥にいた。
どこからか何かが蠢く音が聞こえる。
ヴァーチェ「…………あ?」
何かに気づくヴァーチェ。
そして真後ろからの攻撃を防ぐ。
「流石、雷属性最強の持ち主、ヴァーチェ。そなたとは一度お相手したかった。」
そこには黒髪の武人のような女性がいた。
ヴァーチェ「誰だ?お前?」
刹那「刹那と申します。どうか私と一度お相手を」
ヴァーチェ「まてまてまて、俺は女には手を出さない主義なんだ」
刹那「ほほぅ、負けるのが怖いか?」
その言葉がヴァーチェに火をつけた。
ヴァーチェ「あ?んだって?」
刹那「だからお主が【負けるのが怖い】のかって聞いてるんだ。」
ヴァーチェ「ほぉう…後悔するなよ女」
刹那「刹那だ。」
ヴァーチェ「あぁ、忘れてた。」
ヘブンズ「タクトもまだ治ってねぇし、まぁぼちぼちいこうぜ」
ヘブンズがこんなことを言うのは珍しい、いつもなら「早く行くぞ」なんて戦いを好んでいるのに、ヘブンズは自分ではわかってないけれど、本当は団員の中で一番仲間思いなのかもしれない。
クラダス「そうですね、それまで休暇にしますか」
ヴァーチェ「おう、そういえばチャムはどこいった?」
ヘブンズ「チャムならタクトにつきっきりだ」
ヴァーチェ「そうか」
チャムは現実世界ならタクトと同級生。
心配するのも無理はない。
ヴァーチェ「ちょっと外行ってくるわぁ」
そう言い部屋を出て行った。
集「あ、ヴァーチェ」
ヴァーチェ「よぅ、団長、副団長、相変わらず仲良しだなお前らは」
リル「ミィ!」
花の腕の中からリルがヴァーチェに向かって飛び出そうとする。
花「だめだよリル、この人もいい人だよ」
ヴァーチェ「ははっ龍の子か」
そう言い手を伸ばす。
集「あ」
予想通りリルがヴァーチェの手を噛む。
ヴァーチェ「いってぇな!!」
花「だめだってリル!」
リル「ミィ?」
ヴァーチェ「っく、あ、そうだ、タクトの怪我が治るまで休暇だとよ」
集「あ、ありがとう」
そのままヴァーチェは森の奥へと向かっていった。
ヴァーチェ「さぁて久しぶりにそこら辺のモンスター狩ってくか」
ヴァーチェは今深い森の奥にいた。
どこからか何かが蠢く音が聞こえる。
ヴァーチェ「…………あ?」
何かに気づくヴァーチェ。
そして真後ろからの攻撃を防ぐ。
「流石、雷属性最強の持ち主、ヴァーチェ。そなたとは一度お相手したかった。」
そこには黒髪の武人のような女性がいた。
ヴァーチェ「誰だ?お前?」
刹那「刹那と申します。どうか私と一度お相手を」
ヴァーチェ「まてまてまて、俺は女には手を出さない主義なんだ」
刹那「ほほぅ、負けるのが怖いか?」
その言葉がヴァーチェに火をつけた。
ヴァーチェ「あ?んだって?」
刹那「だからお主が【負けるのが怖い】のかって聞いてるんだ。」
ヴァーチェ「ほぉう…後悔するなよ女」
刹那「刹那だ。」
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