END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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三期

第15話「復活と覚醒」

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集「さすがに…手強い…」

ヴァーチェ「…だな……」

花『しゅう、結晶が…』

徐々に結晶が広がってきている。
花が元の姿に戻って傷口を見る、そして僕の傷口に手を当てる。

集「ぐっ…」

花「ん………」

すると花が触っていた結晶が光りだし、やがては全て散って落ちた。そして傷さえも治っていた。

集「花、なにを…?」

花「わからない…けど、できるって思って…」

深い沈黙に入ったがとりあえず今は目の前の敵を倒すことを最優先にする。

集「ありがとう、花」

花「うん!」

クラダス『今副団長のしたことはおそらく副団長のオリジナルスキルでしょう…だが感染を防いだのか…ならば副団長のオリジナルスキルはこの世界を救う…』

集「3段階スキル解放…サタンボディ…!」

花「1段階スキル解放…サポートチェンジ」

僕の3段階のスキルと花の1段階スキルの合わせ技、僕のスキルは背中から腕が4本現れ、花は3本のレイピアに変化する、いわば4刀流だ。

集「一気にカタをつけよう」

そう言い体に闇属性のオーラが溢れ出す。

集「はぁぁ……」

不意に誰かが話しかける声が聞こえる。

『いよぉ、久しぶりだなもう1人の俺よ』

集『誰だ僕の中で話しかけてくるのは!』

『もう忘れたのかよ、俺だよ俺。』

集『お前は…!』

そこにいたのは僕だった。
だけど違う、こいつは…。

闇の集『お前が闇の力を使うからまたこうして俺が作られたってわけよ、使いすぎなんだよ使いすぎ』

こいつはもう1人の僕、いやもう1つの人格と言った方が正しいだろうか、過去にこいつに飲み込まれそうになったことがある、だが最後は自分を犠牲にして僕の糧になってくれた。

花『あ…またしゅうを乗っ取ろうとするの…?』

闇の集『しねぇよ!!もうするかよんなこと。ただ久しぶりに今強敵がいるじゃねぇか、どうだ?一度俺に頼るってのは』

集『結構。』

闇の集『なんでだよ、お前も俺の実力知ってんだろ、ちょっとだけだ。な?』

集『………言っとくけどこれは僕の体だ。君のじゃない』

闇の集『わーってるよ』

集『……派手にやりすぎないようね』

闇の集『わかってんじゃねぇの!』

花『いいの?しゅう?」

集『僕より実力があるのは確かだがから…』

闇の集『はは…ちょっくら借りるぜ』












闇の集「………ふぅ…」

ヴァーチェ「雰囲気変わったな」

闇の集「まぁな、さてと、わんわん吠えてうるせぇな、黙らせてやんよ」

感染龍「ウォォォォ!!!!」

クラダス「あれはもう1人の団長、なぜ再び…?」
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