END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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二期

第16話「剣術」

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セリウス「副団長…か、噂の通り美しいな…」

剣を弾き距離をとる、花は倒れている集の前に立ち守る姿勢をとる

花「あなたは一体…何者?」

なにも音のしない静寂の時間が流れる

セリウス「俺は、現世回帰団の団員だった、そしてお前の後ろにいるそいつが守れなかった俺の弟、コイルの兄だ」

花「コイルさん…の…」

セリウス「そう、俺がいつか仇をとってやろうと考えていた、そしてこのゲーム、もちろんお前達が来ると思っていた。だから俺が先に現世回帰団を結成して、お前が来るのを待っていた。」

セリウスは剣を鞘にしまった。

セリウス「だが、もう何もしない。お前にはそのまま王冠をかぶっていてもらおう、永遠に、罪の王冠を。」

集「…………」

セリウスはそのまま本部へと戻っていった。
なにも言わず、善人のように。
今、僕はまるで悪役だ。

花「しゅう、立てる?」

集「大丈夫、ありがとう、花」

立ち上がり本部の方を見る。
向こうにはヴァーチェ達がいる、ティアという副団長もいた、まずいことをしていなければいいが。

集「本部へ行こう、花」

花「うん」








ティル「さ…すが…元現世回帰団の方々ね…」

クラダス「少しだけ大人しくしていてくださいね」

ティル「……く…」

クラダスの氷属性のスキル、【アイスコフィン】相手の動きを封じる能力。

ヴァーチェ「んで、牢屋に行こうか」

ヘブンズ「そだな」

そして本部に入ろうとした時、現世回帰団の団員達がヴァーチェ達を囲むように並ぶ

チャム「な、なに?」

タクト「まずいな…」

私達現世回帰団はあくまで倒すのはモンスター、決して人ではない、なのでプレイヤーには攻撃ができない、ざっと見て400人はいるだろう、さすがにクラダスでも魔力が足りない

その時、黒い閃光と白い閃光が舞い降りる、

集「ごめんみんな、遅れた」

花「こんなに人がたくさん…」
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