END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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一期

第24話「虚空」

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集「久しぶりだねヘブンズ」

ヘブンズ「よぉ、昼寝の時間を邪魔しに来たのか」

花「違う違う、挨拶に…」

ヘブンズ「そうか、チャムとタクトにはもう会ったか?」

集「うん、元気だったよ」

ヘブンズ「近日起こるであろう出来事にしっかり備えておくんだな、俺はお前らについて行く」

集「ありがとうございます」

ヘブンズさん、過去デビルワルツという凶悪グループのリーダー、一度対決して和解をした。とても頼もしい存在だ。

ヘブンズ「敵陣に捕まりに行くようなものだが、潰してやろうぜ」

花、集「うん」

ヘブンズ「サンキューな、まぁ今はゆっくりさせてくれや」

集「了解です」

そして屋上を後に、また食堂へと向かう
ヘブンズさんも元気でよかった。
そういえば…現世回帰団の戦闘のエキスパートメンバーが全員揃っていた。

花「やっと食べれる」

手に持っていたサンドイッチをむしゃりと噛み付く。

集「お腹空いてたんだね」

口にサンドイッチを含み咀嚼をしている花を見ると小動物を思わせる。
そろそろ僕も持っていたホットドッグを食べようと…

集「花、なにかな?」

花がホットドッグに目を向ける、そして僕の顔を見る。花がしたいことはだいたいわかる
そして花は目をつむり口を開ける

花「ぁ~」

集「…」

おそるおそる花の口の近くにパンを近づける

花「んっ」

するとゆっくり花が近づいて噛み付いた
そして本当に幸せそうな笑顔で微笑む。

集「おいしい?」

花「おいしぃ」

学校なのにこんなことをして…無邪気な子だ。
花の食べかけのホットドッグを食べる
なんとなくいつもよりおいしい気がした。
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