6 / 18
オッサン異世界で初戦闘をする
しおりを挟む
「なんか日本の街よりも懐かしく感じて落ち着くね~」
町だか村だかわからないがとにかく集落に向かってのんびり歩いて行くオッサン。
今ではアスファルトの舗装路が一般的だがオッサンの生きてきた時代
地域によるが小学生低学年の頃はまだアスファルトになる前の砂利道や
普通の土の道が多かったのだ。
特に実家は農家だったため付近の舗装もされていない農道やコンクリートブロック舗装が
される前の土の土手による用水路ばかりでオッサンの郷愁を刺激する風景なのである。
タンポポ、つくし、へびいちご・・・あんなところに大葉も自生してるじゃん。
道の脇の草むらに知ったような草や木の実を見つけては鑑定し収納していくオッサン。
タンポポはスキルで根っこをタンポポコーヒーに、葉っぱはおひたしや炒めもの用にとっておく。
アイテムボックスは基本時間停止だが、解体・加工・時間を進める熟成機能も付いている。
いたせりつくせりだ。
ちょっとへびいちごをつまみ食いしつつ2時間ほど歩くと道の脇にある茂みがガサガサいいだし
なにかが飛び出した。
「おっと!びっくりした・・・ウサギか?」
出てきたのは額に角が生えている大きいウサギ、柴犬くらい大きさのある凶悪な面構えのウサギ。
鑑定するとホーンラビットと出てきた。
ホーンラビット 脚力が強く額に生えた角を突き刺そうと突進してくる 食用可
「ふむ、なるほど、食用可ね。」
腰に下げているショートソードを抜いて構える。
初戦闘にもかかわらず落ち着いているのもスキルのおかげみたいだ、ありがたい。
スポーツとしての格闘技はともかく暴力沙汰は苦手だし
動物も万遍無く好きな方だからなぁ、元のままなら絶対躊躇する。
とか考えてる間にもホーンラビットの突進をかわしカウンターで首筋を斬る。
ギュァッと鳴いて事切れた。
ショートソードについた血を布で拭い鞘に納める。
ホーンラビットに手を合わせアイテムボックスへ収納する。
ふぅとため息をひとつつき頭をぽりぽりとかいた後、道を再び歩きつづける。
町だか村だかわからないがとにかく集落に向かってのんびり歩いて行くオッサン。
今ではアスファルトの舗装路が一般的だがオッサンの生きてきた時代
地域によるが小学生低学年の頃はまだアスファルトになる前の砂利道や
普通の土の道が多かったのだ。
特に実家は農家だったため付近の舗装もされていない農道やコンクリートブロック舗装が
される前の土の土手による用水路ばかりでオッサンの郷愁を刺激する風景なのである。
タンポポ、つくし、へびいちご・・・あんなところに大葉も自生してるじゃん。
道の脇の草むらに知ったような草や木の実を見つけては鑑定し収納していくオッサン。
タンポポはスキルで根っこをタンポポコーヒーに、葉っぱはおひたしや炒めもの用にとっておく。
アイテムボックスは基本時間停止だが、解体・加工・時間を進める熟成機能も付いている。
いたせりつくせりだ。
ちょっとへびいちごをつまみ食いしつつ2時間ほど歩くと道の脇にある茂みがガサガサいいだし
なにかが飛び出した。
「おっと!びっくりした・・・ウサギか?」
出てきたのは額に角が生えている大きいウサギ、柴犬くらい大きさのある凶悪な面構えのウサギ。
鑑定するとホーンラビットと出てきた。
ホーンラビット 脚力が強く額に生えた角を突き刺そうと突進してくる 食用可
「ふむ、なるほど、食用可ね。」
腰に下げているショートソードを抜いて構える。
初戦闘にもかかわらず落ち着いているのもスキルのおかげみたいだ、ありがたい。
スポーツとしての格闘技はともかく暴力沙汰は苦手だし
動物も万遍無く好きな方だからなぁ、元のままなら絶対躊躇する。
とか考えてる間にもホーンラビットの突進をかわしカウンターで首筋を斬る。
ギュァッと鳴いて事切れた。
ショートソードについた血を布で拭い鞘に納める。
ホーンラビットに手を合わせアイテムボックスへ収納する。
ふぅとため息をひとつつき頭をぽりぽりとかいた後、道を再び歩きつづける。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる