完璧な旦那様

有給休暇という名の恐怖週間4

　体に与えられる甘美な刺激によって、愛液で秘部がじっとりと濡れているのがわかった。孝太郎さんは、私の脚の間に顔を埋め、秘部の小さな突起を下で舐め上げた。そして、わざと音を立てながら、全体を愛撫し始めた。余計に愛液が出てきて、お尻のほうまで伝うのがわかった。



「舐められるの好きだよね」



「んっああっ……言わないでっ」



「そんな風に恥ずかしがる環奈もかわいいよ」




　孝太郎さんは舐めるのをやめて、今度は指を私の中に入れた。



「ほら、ぐじゅぐじゅだな。　もう挿れてもいいぐらいだな……。指でイカせて、ひくついたお前の中にいれたほうがもっと気持ち良さそうだな」



　くいっと指を曲げて、膣壁をピンポイントで刺激する。いいところを押されるたびに快感の波が押し寄せて、どんどん気持ち良さが増していく。同時に突起まで刺激されてしまって、思いっきり中がヒクつき、孝太郎さんの指を締め上げてしまった。そうすると、孝太郎さんの指の動きが早まってそれと同時に私はイキそうになってしまう。



「あっ………ダメっ……イっちゃうっっっ……あああああ」




「いやらしい顔して喘いで、ほんとうに淫乱だな？　ほら、イっていいぞ」




　体がびくっいて、一気に中がきゅっとしまり私はイッてしまった。そして、胸を上下させていると孝太郎さんは生まれたままの姿になって、避妊具を素早く装着した。私の脚を持ち上げて、そのまま割れ目を押し広げるようにして肉棒が私の中に入ってきた。




「クっ…………ヤバイな。今日は保たなそうだな」





「んっ……おっきい……」



　保たなそうだと言っても、ここから孝太郎が射精するまでが長い。そう、彼は遅漏だからだ。その間に私が何回イクのかわからないし、今日は気絶するまで抱き潰されそうな予感がする。長いことお預けにしていた反動は大きい。

　孝太郎さんが私の腰を掴んで、ゆっくりと動き始めた。



「んっ…………中、ヒクついてるぞ」



「気持ちいいからっ……」


「ほんとうにかわいいな、環奈」

　急に律動をはやめるものだから、軽くイってしまった。




　その後、孝太郎さんと2回もし、気づいたら寝てしまっていたのは言うまでもない。