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十八章

十八話 ニゲラ -とまどい- その五

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「……ん……ちゅ……んんぅ……んゅ……はぁ……」

 夕暮れの教室で、私は突然先輩に机の上に押し倒され、唇を奪われていた。先輩に両手首を掴まれ、抵抗できない。
 身をよじっても、先輩の力の前ではすべもなかった。女鹿君に襲われた時は全力で抵抗したのに、先輩相手では全く力が出ない。

 何度も何度も唇を押し付けられる。唾液だえきが口から出ようとおかまいなしに、先輩は情熱的なキスを繰り返してくる。
 無理やりキスされているのに、私は押し寄せてくる幸福感に酔いしれていた。

 愛おしい人の顔が、先輩の匂いが、唇の感触が、唾液の混じりあう水音が、私の頭を真っ白にさせ、逆に先輩を求めてしまう。
 先輩の手が私の顔を掴み、舌を押し込んでくる。私の手は……先輩を押しのけることはせずに、逆に先輩の首に手を回し、舌をからめるようにキスを重ねる。体が熱い……脳がとろけそう……。

 気持ちいい……止められない……止めたくない……。
 この幸せがいつまでも続けばいいのに……。



 ジリリリリリリリリリッ!

「……」

 目ざましの音で目が覚めてしまう。窓から朝日が差し込み、新しい朝の到来を告げていた。
 幸せな時間が突然終わってしまったことに、言いようのない脱力感に襲われる。
 先輩とキスする夢やデートする夢等、最近見るようになった。原因は先輩にフラれても、まだ未練があるから。
 先輩と話せなくなった寂しさと報われない恋が重なり、手に入れたくなる衝動が夢になって現れている。
 夢は所詮夢だけど、それでも見てしまう。拒否できない。なんて未練がましいの。

 失恋したら、ショックだけどすぐに気持ちを切り替えることができて、新しい恋が始まると思っていた。
 でも、現実は全然違った。先輩にフラれる前より、今の方が先輩の事を想っている。
 いつまで手の届かない恋にすがりつけば気が済むのだろう。いつになったら、この痛みから解放されるのだろう。
 現実を受け入れなきゃいけない。どんなに逃げても事実は変わらない。
 でも、受け入れることなんてできない……それができたら誰も苦労しないよね。

 いっその事、全てを忘れることができたらいいのに……先輩のことを好きな気持ちも、先輩の存在さえも……忘れてしまいたい。
 どうすればいいの……教えてよ、先輩。
 涙がこぼれそうになる。こんな情けない自分がイヤ。格好悪い、イジイジして暗い、こんなの私じゃない。イヤだ……イヤだよ……。

 またいつものように泣いてしまうと思ったとき、私の目にブレザーが映った。
 私の背中にそっと乗せられていたブレザー。
 私はブレザーに手を伸ばし、ぎゅっとブレザーを抱きしめた。
 不安な気持ちが和らいでいく。私は目をつぶり、気持ちが落ち着くまでブレザーを抱きしめていた。



「エントリーもすんだし、場所と時間も申請したし、これで劇ができますね! イッエーイ!」
「……」
「ごめんなさい嘘ですだから睨まないで」

 園田先輩の氷のように凍てつく視線を受けて、私は慌てて謝罪した。
 お昼休み、風紀委員室で獅子王さん、古見君、園田先輩に昨日の会議で決まったことを報告していた。場所と時間については後日、抽選ちゅうせんで決まることになった。
 私が希望した場所、体育館は激戦区らしく、他の人達も狙っている。だから、抽選で公平に決めることになったわけ。
 それまでの間、何をするのかをみんなで話し合っていた。

「それで、どんな劇をするの? オリジナル? 原作があるもの? 原作にアレンジを加えたもの? はっきり言って時間ないわよ」
「そのことですが、私に考えがあります!」
「「却下」」
「ちょっと! 私、監督ですよ! 超監督!」

 なんで、獅子王さんと古見君は私の意見を即却下するの!
 自分を何度も指さし、アピールするけど二人は顔をしかめている。

「だって、お前の案はロクなものじゃないだろう」

 どうして、私の意見は取り入れられないの? 最高傑作をご披露したのに。
 私の作品は時代を先取りしすぎて理解されなかったわけ?
 ここで諦めるわけにはいかない。私の案は橘先輩に勝つための案でもあるのだから。

「私の意見を聞いてから判断してください、獅子王さん!」
「まあいいわ。もしかしたら、万が一、奇跡的に百年に一度的なまともな意見がでるかもしれないけど、やっぱりやめておきましょう」
「ちょっと、園田先輩! 日本語おかしいでしょ! まともですから!」

 ここにも私の味方はいないの! 一人だよ~、孤独だよ~。
 うなる私に、古見君が笑いかけてくれる。古見君……やっぱりキミは私のベストフレンドだよ。

「大丈夫ですよ、一さん、園田先輩。伊藤さんはやるときはやってくれますから。期待していますよ、伊藤さん」

 ふ、古見君? さりげなくプレッシャーをかけるのやめてくれない?
 獅子王さんと園田さんが黙って、私の言葉を待っている。
 ううっ、プレッシャー感じちゃう。自信なくなってきたよ。でも、話を進めないといけないし……。
 私は覚悟を決めて、自分の案を説明する。

黄泉比良坂よもつひらさか物語はどうでしょうか?」
「黄泉比良坂物語? イザナギとイザナミの物語だっけ?」

 古見君の問いに私はうなずく。

 黄泉比良坂物語。
 簡単に説明すると、イザナギの妻、イザナミがカグツチを出産した際に、深刻な火傷を負わせ、それが原因で死んでしまう。
 イザナギは嘆き悲しみ、イザナミを取り戻すべく黄泉の国へと向かう。黄泉の国からイザナミを連れ出そうとしたとき、イザナミがイザナギに忠告する。
 黄泉の国を出るまでは、私の姿を見ないでほしいと。
 しかし、イザナギは黄泉の国を出る前にイザナミを見てしまう。黄泉の食物を口にしたイザナミの姿は体が腐り、醜い姿になっていた。
 その姿を見て、イザナギは逃げ出してしまう。
 イザナミは怒ってイザナギを追いかけるけど、イザナギは生者の国と死者の国の境に千引ちびきの岩を置いて、追跡を逃れる。
 こうして二人は永遠に別れてしまった。

 別れ際、イザナミとイザナギの交わした言葉が有名なんだけど、気になる人は調べてみてね。
 とまあ、こんなお話です。

「そうです。物語の本筋はイザナミの姿を見たイザナギは逃げてしまいますが、私達の演劇は逃げません。醜いイザナミの姿を見ても、イザナギは逃げずにイザナミの手を取って黄泉の国を出ます。そして、二人は幸せに暮らします。めでたしめでたし……っていうお話をしたいんですけど……」

 私は三人に伺うように上目遣いで見つめる。この結末を選んだのはとある理由からだけど……。
 三人とも黙っているけど、もしかして……ダメ?

「ねえ、ほのっち。劇のチョイスと結末を変更した理由を教えてくれる?」

 園田先輩は思案顔で私に尋ねてきた。
 園田先輩は獅子王さんと古見君の事を知らない。事情を説明する意味も込めて、伝えてみよう。

「はい。私、みんなに獅子王さん達の恋愛を認めてもらいたいんです。このお話ってイザナミの変わり果てた姿を見て、イザナギは逃げてしまいますよね? 私、この物語を読んだとき、悲しいって思ったんです。姿が変わってしまっただけで、好きな気持ちが消えてしまうことが。イザナギがイザナミの手をとって黄泉の国から出て、幸せになってもいいんじゃないかって。だから、このお話を選んだんです。獅子王さん達なら性別を超えて、容姿や肩書ではなく心でお互いを好きになったから、私の望む結末を演じてくれると思って」
「ちょい待ち。獅子王さんの古見君の恋愛? それって同性愛って事?」
「なんか文句あっか?」

 獅子王さんは園田先輩を睨みつけるけど、園田先輩は肩をすくめる。

「同性愛事態には問題ないわ。問題はそこじゃないでしょ? ねえ、ほのっち。この劇を選択したのは、キミが見たいだけで選んだってこと?」

 問題ないんだ……それに劇の事を気にしてるし。
 園田先輩らしいと呆れつつ、私は園田先輩の問いについて考える。もう、間違えない。今度こそ二人の為に行動するって決めたから。

「違います。私はこの劇を通じて、獅子王さん達の恋愛が真剣であることをみんなに伝えたいんです。少しでも共感してもらえたら、二人の仲を認めてもらえたら、味方とまではいかなくても悪意を向けるのを止められないかなって思ったんです。それが叶わないのなら、せめて劇の中だけでも獅子王さん達が堂々と付き合える場所と時間を用意してあげたいんです。ダメですか?」

 これが私の本心。二人の為に私ができること、それこそがこの劇だと信じている。
 三人とも黙っているけど何かマズかったのかな?
 最初に反応してくれたのは古見君だった。

「僕はいいと思う! 僕達のためにありがとう、伊藤さん!」

 古見君は笑顔で喜んでくれた。
 よかった……私の気持ちが通じて、ほっとしちゃう。

「……つまらないわね。まともすぎるわ」

 園田先輩、私に何を期待していたんですか? 私はいつもまともですよ。それに笑いをとるところじゃありませんから。

「いいんじゃねえか。俺様の配役にぴったりだ」

 それは自分は神だって遠回りに言いたいんですか、獅子王さん?
 とりあえず、OKってことでいいんだよね?
 期待の目で園田先輩を見つめる。園田先輩は笑って頷いてくれた。

「なかなかいいチョイスしてるじゃない。登場人物も二人で済むし、セリフは事前に録音しておけば覚える必要もなし。小道具や衣装も演劇部の使ってないもので代用できるし。それに一番いいのがメッセージ性があることね。観客もラストを変更した事の意味を考えるわ。それに気づいたとき、どう反応するのかは分かりかねるけど……私はいい案だと断言できるわ」

 おおっ! もしかして、グッドアイデア! 流石さすがは私! こうでなきゃ!
 ちょっとずつだけど、現実味を帯びてきたよね!
 でも、次の獅子王さんの言葉がこれから先の青島祭と私を狂乱におとしいれるものとなる。

「やるからにはてっぺんを目指さないとな。ゴールデン青島賞をとるぞ!」
「へえ……言ってくれるじゃない。私達演劇部を押しのけてゴールデン青島賞とは」
「当たり前だろ? お前は格上かくうえの相手なら戦意を失うのか?」
「燃えるタイプね」

 二人は不敵に笑っている。私は首をかしげることしかできなかった。
 ゴールデン青島賞? なにそれ? 美味しいの?
 古見君も首をかしげている。だよね、知らないよね、そんなマイナーそうな賞。
 私はおずおずと手をあげ、二人に質問する。

「あの~ゴールデン青島賞って何でしょうか?」
「なんだ、ほのか。知らねえのか?」

 獅子王さんが呆れたような顔で私を見る。私は頬を膨らませ、睨みつける。
 知らないからいているんですよ~。
 私の疑問に答えてくれたのは園田先輩だ。

「そっか。ほのっちは青島祭は初めてだっけ? 青島高校の青島祭はどの出し物が良かったか、見に来てくれたお客さん達が投票するの。その投票で一番をとったらゴールデン青島賞ってわけ」
「はあ……」

 あんまりピンとこない。その……ゴールデン……青島賞? ネーミングセンスが微妙なんだけど。
 獅子王先輩も園田先輩もやる気だしているし、何かすごいことなのかな?

「その賞ってすごいんですか? ゴールデン青島賞でしたっけ? 何か景品が出るんですか?」
「んなわけないだろ。常識で考えろ」

 なぬっ!
 獅子王さんに常識のことを言われるなんて! ほのか、ショック! 傍若無人ぼうじゃくぶじんの俺様で世間知らずの獅子王さんに。

「おい、変なこと考えなかったか?」
「いいえ、別に? それより、その賞ってすごいんですか?」

 獅子王さんが欲しがる青島ゴールデン賞って何なのか知りたい。どんなメリットがあるの。
 気になるよね?
 園田先輩が苦笑しつつ教えてくれた。

「ほのっち。一番の証なんだから、名誉が得られるでしょ?」

 名誉か……そんなにいいものなのかな? でも、自分の部の出し物が一番って認められるのは嬉しいよね。そういうことなのかな?
 そう思っていると獅子王さんが口を出してきた。

「何気取ってんだ。追加予算がでるだろうが。それが目当てだろ?」
「それもあるって話よ。やっぱり、一番の理由は名誉でしょ」

 予算が増える? どういうこと? クラブの予算って決められているよね? 増えることなんてあるの? あったとしても、どこから予算がくるの?
 そう思っていると、獅子王先輩が説明してくれた。

「学園行事が中止したり、組んだ予算から使用されなかったお金をゴールデン青島賞をとった部やクラス等に全て譲渡される。そんなルールがあるんだよ」
「?」

 要は余った予算はゴールデン青島賞をとった部に渡されるってことだよね? それがいいことなの?
 古見君はおおっと歓声をあげている。私は古見君の袖をちょんちょんと引っ張り、説明を求める。古見君は笑顔で答えてくれた。

「部の予算は基本、お金を余らせないよう使い切るんだよ。なぜだか、分かる?」
「余っちゃうと、次の予算が減らされるから?」
「正解」

 簡単に説明すると、部活は決められた予算があるんだけど、その使い道といくら使ったかは生徒会に報告しなければならない。その報告で予算が余ったと報告しちゃうと、

「去年度はこれだけで足りたんだから、今年度はこれでいいよね?」

 と、予算を削除されてしまう。今年が足りたからって、来年も足りるとは限らない。
 だから、予算が余っても何かに使用して使い切る。持ち越しはできるけど、それはスズメの涙ほど。
 今後のことを考えると、今の予算を減らすのは得策じゃない。
 今の説明は部活のやっている子から訊いた情報。

 生徒会には最強とうたわれる会計がいるらしい。その人の事を謳われし者と呼んでいるそうだ。別に仮面をつけているわけでもなく、変身するわけでもないけど。
 その会計はドSで、とにもかくにも予算を削ることに命を賭けているのではと思えるくらい、減額したがるみたい。
 隙見せればお尻の毛まで抜き取られるとか、どこの悪徳業者よって言いたくなる。
 古見君が続けて説明してくれる。

「部の予算は何かあったときの為に少しだけ余るように計画を立てるんだけど、予定外の出費もあって予算が足りなくなることが多々あるんだ。そうなったら、予算が出るまでわびしい思いをしなきゃいけない。でも、追加予算が出れば……」
「そんな思いをしなくてもいいってわけね」

 私の回答に、古見君は頷いてくれる。

「そう。予算が足りていれば、追加予算と合わせて新しい備品を買うことができるから」

 部としては得だと思うんだけど、クラスが賞をとった場合はどうなるの? 得することがあるのかな?
 そのことを尋ねてみると、園田先輩が答えてくれた。

「ずっと前にね、賞をとったクラスがあったの。そのお金で暖房器具と加湿空気清浄機を購入したって」

 えっ? 何それ。すごくない。

「ちなみにいくらくらいでるんですか?」
「去年は十万よ」
「じゅ、十万円!」

 私はつい大声を出してしまう。いきなり大声を上げたので、古見君は耳を押さえているけど、知ったこっちゃない。十万円か……夢が広がるよね。
 それだけあったら何を買おうかな……話からすると、個人じゃなくてクラスに与えられるみたいだし、それなら自分達の教室を快適な状況にカスタマイズしたい。

 時間的には三学期だけだけど、寒くて乾燥する教室にうるおいは必要だよね。
 ゴールデン青島賞か……それをとったら、学園のみんなは獅子王さん達のこと、認めてくれるのかな?
 私は窓の外に視線を向ける。外では複数の生徒が楽しそうに遊んでいる。あの笑顔の中に、獅子王さん達を入れてあげたい。

 同性愛者という理由で厄介者扱いされ、周りは眉をひそめる人は多い。それは、今までの経験で嫌というほどわかった。
 同性愛者をどう思っているのかも知っている。でも、それでも、みんな仲良くできたら……同性愛を認めてくれたらと思う。

 私は獅子王さんの事も古見君の事も知っている。二人が悩み、傷つき、それでもお互いを求めて、誰にも認められなくてもお互い好きだから一緒にいることを、二人のそばで見てきた。
 だから、応援したい。みんなは無理でも、せめて私の友達や先輩達には認めてもらいたい。

 同性愛者もそうでない人もみんな、あの明るい場所で笑顔でいられたらいいのに……そう願わずにはいられなかった。
 いつかきっと、あの輪の中に獅子王さん達を入れたい。みんなが幸せになればいいのに。この想いは間違っていないよね、先輩。
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