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25:元号
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「先輩、先輩! ついに明日4月1日、新元号が発表されますね」
「ああっ。新しい元号は天皇陛下が4月30日に退位して、皇太子さまが即位する5月1日に切り替わるわけだな」
「楽しみですね。4月1日ですし、エイプリルフールがあるかもです」
「あったら洒落にならないけどな。総理も変わるかもしれん」
「ですよね~。あっ、先輩、知ってます? 新年号につきましては青島商店街で予測キャンペーンをしていまして、新年号を予測して当てれば、なんと! 青島ブルーハワイ、青島焼きといった青島名産物をいただけるみたいですよ! いらね~。青島の黒歴史じゃん!」
「確かにな。余り物を詰め合わせて押しつけられる気分だ。ちなみに、伊藤は新年号は何だと思う?」
「やっぱり、漢字二文字で頭文字が過去の元号とかぶらず、それなりにふさわしいものだと思いますので、『朦朧』がいいと思います!」
「いや、おかしいだろ。漢字二字しか当てはまってないぞ。それになぜか、その単語は腐っている気がする」
「流石は先輩、分かっていますね~。愚腐腐腐!」
「……笑いが気持ち悪いぞ、伊藤」
「酷い! 冗談はさておき、先輩は何だと思いますか?」
「ネットでは『安』がつく文字で『安久』が予測されているな。俺の予想は……『恵道』だな」
「先輩……自分の名前からつけるのってイタイっすよ」
「やかましい。別に自分の名前を入れたかったわけじゃない。道って言葉が好きなんだ。俺達が歩んでいくだろう 未来の先に何があるのか、どんなに険しくても確かめてみたいって気分にならないか?」
「相変わらず熱いっすね。しかも、『安』の字がない。我が道を行く先輩らしくて嫌いではないですけど。新年号、何になるか、早く知りたいですよね」
「そうだな」
「でもでも、元号制度は日本だけなんですよね。西暦と元号、二つ覚えるの面倒です。西暦だけにしたらいいのに」
「……日本の文化を否定するなよ」
「ああっ。新しい元号は天皇陛下が4月30日に退位して、皇太子さまが即位する5月1日に切り替わるわけだな」
「楽しみですね。4月1日ですし、エイプリルフールがあるかもです」
「あったら洒落にならないけどな。総理も変わるかもしれん」
「ですよね~。あっ、先輩、知ってます? 新年号につきましては青島商店街で予測キャンペーンをしていまして、新年号を予測して当てれば、なんと! 青島ブルーハワイ、青島焼きといった青島名産物をいただけるみたいですよ! いらね~。青島の黒歴史じゃん!」
「確かにな。余り物を詰め合わせて押しつけられる気分だ。ちなみに、伊藤は新年号は何だと思う?」
「やっぱり、漢字二文字で頭文字が過去の元号とかぶらず、それなりにふさわしいものだと思いますので、『朦朧』がいいと思います!」
「いや、おかしいだろ。漢字二字しか当てはまってないぞ。それになぜか、その単語は腐っている気がする」
「流石は先輩、分かっていますね~。愚腐腐腐!」
「……笑いが気持ち悪いぞ、伊藤」
「酷い! 冗談はさておき、先輩は何だと思いますか?」
「ネットでは『安』がつく文字で『安久』が予測されているな。俺の予想は……『恵道』だな」
「先輩……自分の名前からつけるのってイタイっすよ」
「やかましい。別に自分の名前を入れたかったわけじゃない。道って言葉が好きなんだ。俺達が歩んでいくだろう 未来の先に何があるのか、どんなに険しくても確かめてみたいって気分にならないか?」
「相変わらず熱いっすね。しかも、『安』の字がない。我が道を行く先輩らしくて嫌いではないですけど。新年号、何になるか、早く知りたいですよね」
「そうだな」
「でもでも、元号制度は日本だけなんですよね。西暦と元号、二つ覚えるの面倒です。西暦だけにしたらいいのに」
「……日本の文化を否定するなよ」
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