87 / 659
二章
84話 パステルブルーのモニパルは宝石が好き。
しおりを挟む
今目の前でピンクとブルーなカワウソっぽいのがお尻をぷりぷり、ちっちゃい手足を必死に動かしてファイトしてるのを眺めている。
「キュ!!モッキュ!キュキュキッキュ!!!」
「キューーー!!!キュッキュップッキュ!」
超可愛いんだけど、何言ってるか全く分からん!
ちなみに鑑定したら、ブルーの子はオス3歳風の加護だって。またレア?
種○んこ出すかな?
「あーーー!食糧庫荒らしが増えちゃったじゃないのぉ!」
いつの間にやら後ろにいたルルゥが嫌そうにしてるよ。
「怒ってるみたいだからポムが連れてきたわけじゃないみたいだけど・・・」
自分のことを言われてる気付いたみたいでブルーのモニパルは私たちのそばに来て見上げるようにして手を胸元で結んで上目遣いでウルルルっとした。
あ、あざとい!!!
「プ、プッキューーン。キュキュ?」
首をコテっとさせて目をキュルキュルっと!あかーーーーーん!!!
「お、お義父さまに確認してからね?」
「リーシャちゃん・・・負け確定よ。それ」
デスネ。ここの人たち可愛いに勝てない。
完敗した私はアイテムボックスからクッキーを出して上げる。
横からポムが烈火の如く激怒してライダーキックみたいに飛んできたのをブルーな子はサッと避けてポムがズベシャっと落ちる。
「ポム。ポムは自分でハント(倉庫荒らし)してるのにまだ食べるの?」
差別いくないのでポムにも上げるけど、食い意地凄すぎだよー。
出したクッキーを二匹とも頬に詰め込み作業。頬の中で細かく砕けちゃわないのかしら?
「はぁ、あなた達今後食事は小屋の中だけ。オヤツは人の手から貰う。良い?倉庫荒らしを見つけたらその日のオヤツは抜きよ!?」
ポムに一番被害を受けるルルゥが一番大事な約束を取り付ける。
ポムは不服そうだけど、ブルーの子は「あいあい」って感じで頷いてる。頭良いな。
「食事はいっぱいここに用意してあげるから納得なさい!!」
ルルゥが食堂のオカンみたいな迫力持ちなってしまったよ!
「ルーデウス、これは今日の分だ」
ドーリーがカゴに入った○んこを持ってきた。ドーリーが元騎士の先輩格だからか本名で呼ばれても怒れないみたいだ眉が微妙に嫌そうだけど。
カゴの中は五つの種。んこ1日5個・・・。
快調だね?食べてる量に比べたら少ないかな。
ポムがなぜか胸を張ってるのを見てブルーの子が一旦巣?木の穴に入っていって自分のサイズとさほど変わらない球体をよちよち持ってきて私に「どうぞ」ってした。
薄紫のデッカい○んこ!!!!??????よく出したな?いや・・・違うのか?
慌てて《鑑定》したら卵だった。
卵産んだの!!??
「ぷっきゅ!!」
ちゃんと見たら、[魔の森に落ちてたのを拾ったモニパルの宝物。宝石だと思っている。オオルリインコの卵。オオルリインコは綺麗な良い鳴き声で人の心を癒す]だって。
「宝物なら大事にしたほうがいいよ?」
贈り物に貰うのは申し訳なさすぎるし、ポムのは有難い種だけど、○んこなのよ?
重そうだから持ってあげたいけど受け取ったことになっちゃうしな?って思ったら、ポムがまたもキックして卵がポーイってなってしまったのを運動神経の良いルルゥが上手にキャッチ。
ブルーの子が『ガーーーーーーン!!!』って顔して崩れ落ちてしまった。
どしたの?って思ったら、卵が光ってルルゥのことを主人認定しちゃったみたい。
ふおー、不思議現象。
「・・・動物なんて飼ったことないから困るわ・・・」
いつものオネエ調じゃなくてなんだかとってもいい感じのアルトなボイスで呟いたよ。
良い声!!いつのこっちにして欲しいくらい良い声ぇぇー!マッチョイケボ!!
悪い子ちゃんのポムは縄網で木にぶら下げて反省の刑に処されたよ。
「ごめんね☆私がお世話するから君も一緒に見てね?」
ルルゥがブルーの子に話しかける。
しおしおと落ち込んでたブルーの子はルルゥにヒシっと抱きついた。
ポムとは性格が全く違うみたい。
夕食の時にみんなに報告したら、オオルリインコは乱獲されて絶滅寸前でかなりのレアらしい。保護しないとなレベル。
一応ルルゥが飼い主だけどグレーデン家で保護の形になるらしい。
パステルブルーなモニパルは、流石にポムの事があるからみんな一瞬困ったけど、可愛いからいっかってなったよ。
どこまでも可愛いは正義・・・。
名前を決めるってなってポムと合わせると~って言って「ドム」って候補が出たり「ベム」って出たりしたけどなんか笑っちゃうので私が微妙な顔になっちゃってたらしくて最終的に「ティム」になったよ。
体型がドムったり、早く人間になりたがったら困るしね!ドムドムなモニパルも可愛いだろうけど健康第一だよ。
ちなみにティムの○んこは普通に○んこでした。
ルルゥは自分の私室と厨房の横の休憩室にティムと卵用のケースを置いて置くことになった。
セリウスさまはオオルリインコ良いなぁって騒いでたよ。
ん。私もフクロウとか鷹を肩に乗せるの憧れる。カッコいいもんねぇ!
「キュ!!モッキュ!キュキュキッキュ!!!」
「キューーー!!!キュッキュップッキュ!」
超可愛いんだけど、何言ってるか全く分からん!
ちなみに鑑定したら、ブルーの子はオス3歳風の加護だって。またレア?
種○んこ出すかな?
「あーーー!食糧庫荒らしが増えちゃったじゃないのぉ!」
いつの間にやら後ろにいたルルゥが嫌そうにしてるよ。
「怒ってるみたいだからポムが連れてきたわけじゃないみたいだけど・・・」
自分のことを言われてる気付いたみたいでブルーのモニパルは私たちのそばに来て見上げるようにして手を胸元で結んで上目遣いでウルルルっとした。
あ、あざとい!!!
「プ、プッキューーン。キュキュ?」
首をコテっとさせて目をキュルキュルっと!あかーーーーーん!!!
「お、お義父さまに確認してからね?」
「リーシャちゃん・・・負け確定よ。それ」
デスネ。ここの人たち可愛いに勝てない。
完敗した私はアイテムボックスからクッキーを出して上げる。
横からポムが烈火の如く激怒してライダーキックみたいに飛んできたのをブルーな子はサッと避けてポムがズベシャっと落ちる。
「ポム。ポムは自分でハント(倉庫荒らし)してるのにまだ食べるの?」
差別いくないのでポムにも上げるけど、食い意地凄すぎだよー。
出したクッキーを二匹とも頬に詰め込み作業。頬の中で細かく砕けちゃわないのかしら?
「はぁ、あなた達今後食事は小屋の中だけ。オヤツは人の手から貰う。良い?倉庫荒らしを見つけたらその日のオヤツは抜きよ!?」
ポムに一番被害を受けるルルゥが一番大事な約束を取り付ける。
ポムは不服そうだけど、ブルーの子は「あいあい」って感じで頷いてる。頭良いな。
「食事はいっぱいここに用意してあげるから納得なさい!!」
ルルゥが食堂のオカンみたいな迫力持ちなってしまったよ!
「ルーデウス、これは今日の分だ」
ドーリーがカゴに入った○んこを持ってきた。ドーリーが元騎士の先輩格だからか本名で呼ばれても怒れないみたいだ眉が微妙に嫌そうだけど。
カゴの中は五つの種。んこ1日5個・・・。
快調だね?食べてる量に比べたら少ないかな。
ポムがなぜか胸を張ってるのを見てブルーの子が一旦巣?木の穴に入っていって自分のサイズとさほど変わらない球体をよちよち持ってきて私に「どうぞ」ってした。
薄紫のデッカい○んこ!!!!??????よく出したな?いや・・・違うのか?
慌てて《鑑定》したら卵だった。
卵産んだの!!??
「ぷっきゅ!!」
ちゃんと見たら、[魔の森に落ちてたのを拾ったモニパルの宝物。宝石だと思っている。オオルリインコの卵。オオルリインコは綺麗な良い鳴き声で人の心を癒す]だって。
「宝物なら大事にしたほうがいいよ?」
贈り物に貰うのは申し訳なさすぎるし、ポムのは有難い種だけど、○んこなのよ?
重そうだから持ってあげたいけど受け取ったことになっちゃうしな?って思ったら、ポムがまたもキックして卵がポーイってなってしまったのを運動神経の良いルルゥが上手にキャッチ。
ブルーの子が『ガーーーーーーン!!!』って顔して崩れ落ちてしまった。
どしたの?って思ったら、卵が光ってルルゥのことを主人認定しちゃったみたい。
ふおー、不思議現象。
「・・・動物なんて飼ったことないから困るわ・・・」
いつものオネエ調じゃなくてなんだかとってもいい感じのアルトなボイスで呟いたよ。
良い声!!いつのこっちにして欲しいくらい良い声ぇぇー!マッチョイケボ!!
悪い子ちゃんのポムは縄網で木にぶら下げて反省の刑に処されたよ。
「ごめんね☆私がお世話するから君も一緒に見てね?」
ルルゥがブルーの子に話しかける。
しおしおと落ち込んでたブルーの子はルルゥにヒシっと抱きついた。
ポムとは性格が全く違うみたい。
夕食の時にみんなに報告したら、オオルリインコは乱獲されて絶滅寸前でかなりのレアらしい。保護しないとなレベル。
一応ルルゥが飼い主だけどグレーデン家で保護の形になるらしい。
パステルブルーなモニパルは、流石にポムの事があるからみんな一瞬困ったけど、可愛いからいっかってなったよ。
どこまでも可愛いは正義・・・。
名前を決めるってなってポムと合わせると~って言って「ドム」って候補が出たり「ベム」って出たりしたけどなんか笑っちゃうので私が微妙な顔になっちゃってたらしくて最終的に「ティム」になったよ。
体型がドムったり、早く人間になりたがったら困るしね!ドムドムなモニパルも可愛いだろうけど健康第一だよ。
ちなみにティムの○んこは普通に○んこでした。
ルルゥは自分の私室と厨房の横の休憩室にティムと卵用のケースを置いて置くことになった。
セリウスさまはオオルリインコ良いなぁって騒いでたよ。
ん。私もフクロウとか鷹を肩に乗せるの憧れる。カッコいいもんねぇ!
437
お気に入りに追加
1,695
あなたにおすすめの小説
【魅了の令嬢】婚約者を簒奪された私。父も兄も激怒し徹底抗戦。我が家は連戦連敗。でも大逆転。王太子殿下は土下座いたしました。そして私は……。
川嶋マサヒロ
恋愛
「僕たちの婚約を破棄しよう」
愛しき婚約者は無情にも、予測していた言葉を口にした。
伯爵令嬢のバシュラール・ディアーヌは婚約破棄を宣告されてしまう。
「あの女のせいです」
兄は怒り――。
「それほどの話であったのか……」
――父は呆れた。
そして始まる貴族同士の駆け引き。
「ディアーヌの執務室だけど、引き払うように通達を出してくれ。彼女も今は、身の置き所がないだろうしね」
「我が家との取引を中止する? いつでも再開できるように、受け入れ体勢は維持するように」
「決闘か……、子供のころ以来だよ。ワクワクするなあ」
令嬢ディアーヌは、残酷な現実を覆せるのか?
夫から国外追放を言い渡されました
杉本凪咲
恋愛
夫は冷淡に私を国外追放に処した。
どうやら、私が使用人をいじめたことが原因らしい。
抵抗虚しく兵士によって連れていかれてしまう私。
そんな私に、被害者である使用人は笑いかけていた……
やってしまいましたわね、あの方たち
玲羅
恋愛
グランディエネ・フラントールはかつてないほど怒っていた。理由は目の前で繰り広げられている、この国の第3王女による従兄への婚約破棄。
蒼氷の魔女と噂されるグランディエネの足元からピキピキと音を立てて豪奢な王宮の夜会会場が凍りついていく。
王家の夜会で繰り広げられた、婚約破棄の傍観者のカップルの会話です。主人公が婚約破棄に関わることはありません。
死にかけ令嬢は二度と戻らない
水空 葵
恋愛
使用人未満の扱いに、日々の暴力。
食事すら満足に口に出来ない毎日を送っていた伯爵令嬢のエリシアは、ついに腕も動かせないほどに衰弱していた。
味方になっていた侍女は全員クビになり、すぐに助けてくれる人はいない状況。
それでもエリシアは諦めなくて、ついに助けを知らせる声が響いた。
けれど、虐めの発覚を恐れた義母によって川に捨てられ、意識を失ってしまうエリシア。
次に目を覚ました時、そこはふかふかのベッドの上で……。
一度は死にかけた令嬢が、家族との縁を切って幸せになるお話。
※他サイト様でも連載しています
「婚約を破棄したい」と私に何度も言うのなら、皆にも知ってもらいましょう
天宮有
恋愛
「お前との婚約を破棄したい」それが伯爵令嬢ルナの婚約者モグルド王子の口癖だ。
侯爵令嬢ヒリスが好きなモグルドは、ルナを蔑み暴言を吐いていた。
その暴言によって、モグルドはルナとの婚約を破棄することとなる。
ヒリスを新しい婚約者にした後にモグルドはルナの力を知るも、全てが遅かった。
【完結】それではご機嫌よう、さようなら♪
山葵
恋愛
「最後まで可愛げの無い女だ。さっさと荷物を纏めて出ていけ!」
夫であったマウイに離縁を言い渡され、有無を言わさず離婚届にサインをさせられた。
屋敷の使用人達は絶句し、動けないでいる。
「おいビルダ!何を呆けているのだ。この届けを直ぐに役所に届けろ」
「旦那様、本当に宜しいのですか?」
「宜しいに決まっているだろう?ああそうだ。離婚届を出した序でに婚姻届を貰ってきてくれ。ライナが妊娠したから早急に籍を入れる予定だ。国王陛下に許可をしてくれる様に手紙も頼む」
私はビルダと共に部屋を出る。
その顔はきっと喜びで微笑んでいただろう。
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
氷の貴婦人
羊
恋愛
ソフィは幸せな結婚を目の前に控えていた。弾んでいた心を打ち砕かれたのは、結婚相手のアトレーと姉がベッドに居る姿を見た時だった。
呆然としたまま結婚式の日を迎え、その日から彼女の心は壊れていく。
感情が麻痺してしまい、すべてがかすみ越しの出来事に思える。そして、あんなに好きだったアトレーを見ると吐き気をもよおすようになった。
毒の強めなお話で、大人向けテイストです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる