16 / 608
一章
15話 お義父さまと街デートです☆果物の名前が覚えられそうにありません!
しおりを挟む
本日の朝ご飯はひたひたにしたシリアル?と鳥ささみを使ったサラダです。
机の上にはやっぱり山盛りお肉!
なんて言うか野菜もっと食え~だよ。
お義父さまは本日の私とのお買い物デートのお話をしてニコニコです。
ジュリアスさまは「俺より先にー」って落ち込んでる。なんかごめん。
そう言うことで食後のお茶が終わってからお義父さまに抱っこされて馬で街に出陣だー!
ニーナと護衛さんと何故かコックのルルゥも一緒。私が興味を持つ食べ物をチェックしたいんだって。ルルゥとニーナは馬車。
お義父さま、多分馬車狭いもんね。
今から行く街は一番近いところでこの領の中心。王都からの街道からの街が北でここは東側らしい。
街は店舗と露店の並ぶ大通りがあって結構栄えてるなって印象。
今日のお衣装は良いとこのお嬢さん完璧バージョン。お義父さまと一緒だからグレーデン家に大事にされてるお嫁さまって言うアピールなんだって。領民に顔を覚えてもらうためでもあるらしいけどどう考えてもお孫さまを抱っこして歩いてるお祖父様だよぅ。
抱っこされながらいろいろ見てるんだけど不思議なことに気がついた。
目に付いた物で気になったリーシャの記憶にある物はなんとなく名称が浮かんで、もっと情報が欲しいって思うと名称の下に詳細が出てくる。その詳細がリーシャの記憶じゃ無いよう。
知らない物は最初から名称も詳細も出てくる。
脳内に辞書がある感じ?
果物屋さんでイチゴみたいなのを見つけたら【パプ/酸っぱい。キュウイの食感】
なんでだよ!
って言うかキュウイって元の世界のだよね?どう言うこと?
他の果物も色々見てみたよ。
オレンジみたいなのは【タパ/甘い。無花果の味、モモの食感】
いやもう分からん!
海外の果物みたいに認識して慣れるしか無い。
食感の後に何科の何って出てくるけど今はどうでもいい。
とりあえずイチゴ的なの、葡萄的なの、リンゴ的なのと食べやすかった物を買ってもらった。
王都からの道中でお買い物した時にはこんな情報が頭に出てきたりしなかったから栄養が良くなったからとかそう言う感じなのかな?これ誰かに聞いても良いやつ?
香辛料は無いのかなって見たら、
【ソル/しょっぱい。塩味】【ニー/苦い。八角味】【ピリリ/辛い。ジョロキア味】みたいなわかりやすい感じ。
ってピリリ、唐辛子通り越してジョロキアってやばいな!
他にもなんか隣の屋台にすごい頑張ったらカレーが出来そうな種類があったから少しずつほしいって言ったら5キロずつくらい買われちゃった!ヒエー!
この香辛料は海の向こうから来てるものが多いけど使い方がわからなくて中々使われないらしい。料理に使ってないなら薬用かな?って看板見てみたら≪東方薬屋みたいなもの≫ってすごい適当な看板!
店員さんはたしかにこの辺りの人じゃ無いっぽい。たくさん買ったからかニコニコしてるけど中々売れそうに無いもの売ってるの?
ルルゥがこれ何に使うの?って質問攻めにしてきたので一緒にお料理してくれる?って聞いたら「もちろんよぉ!」って言ってくれたので香辛料ブレンド地獄にご案内だよ!
お庭用に苗も見せて貰ったらそこに胡椒になるやつとカモミールやラベンダー、庭木になるものの中にサクランボやクリになるのもあったから、ふわーって眺めたら後ろで見てたお義父さまに全部買われてた。
甘すぎじゃん!?良いの?
ただね。名前がね、みんなピピパパポポみたいに覚えにくいの!
もう自分の覚書辞典を絵付きで作るしか無いよね。
日記帳みたいのが欲しくなったので小物屋さんにも。また見てたものをジェイクたちが次々と店員さんに持っていこうとするからいやいやいや!!って止めたり。
そのあとお義父さまがお義母さまにお土産ってお菓子と宝石を見に行ったんだけど私にも選んでくれて。
屋台でお義父さまが肉串をたくさん買って。外でも肉串食べるんだ!ってびっくり。
護衛さんたちも交代でお肉食べてる。
ニーナと私は果実水にしてもらった。
思ったよりたくさん買ってもらっちゃったけど、そんなこと関係なくって、なんて言うかお義父さまは超エスコート上手でモテメンだと思った。すごいスマート。おっきな体なのにむっちゃスマート。カッコいい。
いっぱい満喫して夕方に帰宅したら、すんごいものを発見したのよ!
お義父さまがお馬さんを馬場に帰すのについて行ったらば!ちょうどお馬さんやお乳のために飼われてる牛さんたち、卵のための鳥さんたちのお食事を加工してて!
その中に稲穂が!!!トウモロコシが!!
それ!!!!
ただでさえ鳥の餌ほどの食事だと心配されているのに、それくださいって言って良いものか?でもコメ!!!コメ大事!!
トウモロコシも好き!!
すごく葛藤してたら
「動物が好きなんじゃな!可愛いのう」
って抱き上げられてお屋敷に戻った。
残念な気持ちを抱えつつ、玄関でお義母さまにお出迎えされて、長時間外にいたからとお着替えしてから夕食。
とりあえず柔らかパンに情熱を注ごう。
リンゴみたいな見た目のカプル【甘酸っぱい/モモ味】の皮で酵母を作るんだ。
リンゴ味の果物は見た目がバナナで、皮を使うのは微妙な気持ちなのでもうピプルで挑戦。
もうちょっと栄養が回ったらあの鳥の餌をどうにかして手に入れるぞー。
机の上にはやっぱり山盛りお肉!
なんて言うか野菜もっと食え~だよ。
お義父さまは本日の私とのお買い物デートのお話をしてニコニコです。
ジュリアスさまは「俺より先にー」って落ち込んでる。なんかごめん。
そう言うことで食後のお茶が終わってからお義父さまに抱っこされて馬で街に出陣だー!
ニーナと護衛さんと何故かコックのルルゥも一緒。私が興味を持つ食べ物をチェックしたいんだって。ルルゥとニーナは馬車。
お義父さま、多分馬車狭いもんね。
今から行く街は一番近いところでこの領の中心。王都からの街道からの街が北でここは東側らしい。
街は店舗と露店の並ぶ大通りがあって結構栄えてるなって印象。
今日のお衣装は良いとこのお嬢さん完璧バージョン。お義父さまと一緒だからグレーデン家に大事にされてるお嫁さまって言うアピールなんだって。領民に顔を覚えてもらうためでもあるらしいけどどう考えてもお孫さまを抱っこして歩いてるお祖父様だよぅ。
抱っこされながらいろいろ見てるんだけど不思議なことに気がついた。
目に付いた物で気になったリーシャの記憶にある物はなんとなく名称が浮かんで、もっと情報が欲しいって思うと名称の下に詳細が出てくる。その詳細がリーシャの記憶じゃ無いよう。
知らない物は最初から名称も詳細も出てくる。
脳内に辞書がある感じ?
果物屋さんでイチゴみたいなのを見つけたら【パプ/酸っぱい。キュウイの食感】
なんでだよ!
って言うかキュウイって元の世界のだよね?どう言うこと?
他の果物も色々見てみたよ。
オレンジみたいなのは【タパ/甘い。無花果の味、モモの食感】
いやもう分からん!
海外の果物みたいに認識して慣れるしか無い。
食感の後に何科の何って出てくるけど今はどうでもいい。
とりあえずイチゴ的なの、葡萄的なの、リンゴ的なのと食べやすかった物を買ってもらった。
王都からの道中でお買い物した時にはこんな情報が頭に出てきたりしなかったから栄養が良くなったからとかそう言う感じなのかな?これ誰かに聞いても良いやつ?
香辛料は無いのかなって見たら、
【ソル/しょっぱい。塩味】【ニー/苦い。八角味】【ピリリ/辛い。ジョロキア味】みたいなわかりやすい感じ。
ってピリリ、唐辛子通り越してジョロキアってやばいな!
他にもなんか隣の屋台にすごい頑張ったらカレーが出来そうな種類があったから少しずつほしいって言ったら5キロずつくらい買われちゃった!ヒエー!
この香辛料は海の向こうから来てるものが多いけど使い方がわからなくて中々使われないらしい。料理に使ってないなら薬用かな?って看板見てみたら≪東方薬屋みたいなもの≫ってすごい適当な看板!
店員さんはたしかにこの辺りの人じゃ無いっぽい。たくさん買ったからかニコニコしてるけど中々売れそうに無いもの売ってるの?
ルルゥがこれ何に使うの?って質問攻めにしてきたので一緒にお料理してくれる?って聞いたら「もちろんよぉ!」って言ってくれたので香辛料ブレンド地獄にご案内だよ!
お庭用に苗も見せて貰ったらそこに胡椒になるやつとカモミールやラベンダー、庭木になるものの中にサクランボやクリになるのもあったから、ふわーって眺めたら後ろで見てたお義父さまに全部買われてた。
甘すぎじゃん!?良いの?
ただね。名前がね、みんなピピパパポポみたいに覚えにくいの!
もう自分の覚書辞典を絵付きで作るしか無いよね。
日記帳みたいのが欲しくなったので小物屋さんにも。また見てたものをジェイクたちが次々と店員さんに持っていこうとするからいやいやいや!!って止めたり。
そのあとお義父さまがお義母さまにお土産ってお菓子と宝石を見に行ったんだけど私にも選んでくれて。
屋台でお義父さまが肉串をたくさん買って。外でも肉串食べるんだ!ってびっくり。
護衛さんたちも交代でお肉食べてる。
ニーナと私は果実水にしてもらった。
思ったよりたくさん買ってもらっちゃったけど、そんなこと関係なくって、なんて言うかお義父さまは超エスコート上手でモテメンだと思った。すごいスマート。おっきな体なのにむっちゃスマート。カッコいい。
いっぱい満喫して夕方に帰宅したら、すんごいものを発見したのよ!
お義父さまがお馬さんを馬場に帰すのについて行ったらば!ちょうどお馬さんやお乳のために飼われてる牛さんたち、卵のための鳥さんたちのお食事を加工してて!
その中に稲穂が!!!トウモロコシが!!
それ!!!!
ただでさえ鳥の餌ほどの食事だと心配されているのに、それくださいって言って良いものか?でもコメ!!!コメ大事!!
トウモロコシも好き!!
すごく葛藤してたら
「動物が好きなんじゃな!可愛いのう」
って抱き上げられてお屋敷に戻った。
残念な気持ちを抱えつつ、玄関でお義母さまにお出迎えされて、長時間外にいたからとお着替えしてから夕食。
とりあえず柔らかパンに情熱を注ごう。
リンゴみたいな見た目のカプル【甘酸っぱい/モモ味】の皮で酵母を作るんだ。
リンゴ味の果物は見た目がバナナで、皮を使うのは微妙な気持ちなのでもうピプルで挑戦。
もうちょっと栄養が回ったらあの鳥の餌をどうにかして手に入れるぞー。
444
お気に入りに追加
1,510
あなたにおすすめの小説
噂好きのローレッタ
水谷繭
恋愛
公爵令嬢リディアの婚約者は、レフィオル王国の第一王子アデルバート殿下だ。しかし、彼はリディアに冷たく、最近は小動物のように愛らしい男爵令嬢フィオナのほうばかり気にかけている。
ついには殿下とフィオナがつき合っているのではないかという噂まで耳にしたリディアは、婚約解消を申し出ることに。しかし、アデルバートは全く納得していないようで……。
※二部以降雰囲気が変わるので、ご注意ください。少し後味悪いかもしれません(主人公はハピエンです)
※小説家になろうにも掲載しています
◆表紙画像はGirly Dropさんからお借りしました
(旧題:婚約者は愛らしい男爵令嬢さんのほうがお好きなようなので、婚約解消を申し出てみました)
新人魔女は、のんびり森で暮らしたい!
田古みゆう
ファンタジー
見習い学校を卒業して、正式に魔女になったばかりの新人魔女リッカは、就活解禁日となったその日、いくつかの求人票が貼り付けられた掲示板を睨みつけていた。
「おっ? どうした嬢ちゃん? 職探しか?」
就労斡旋所の所長ジャックスは、そんなリッカの姿を見かけ、声をかける。
新人魔女リッカの希望就職先は、森の中の工房。そこでのんびりと見習い仕事をしながら、実習に明け暮れる日々を送ることがリッカの希望だった。
しかし、そんなに都合の良い就職先を見つけることは出来るのか?
新人魔女のほのぼの(?)スローライフが始まります。
※表紙画像及び挿絵は、フリー素材を加工使用しています。
よくある婚約破棄なので
おのまとぺ
恋愛
ディアモンテ公爵家の令嬢ララが婚約を破棄された。
その噂は風に乗ってすぐにルーベ王国中に広がった。なんといっても相手は美男子と名高いフィルガルド王子。若い二人の結婚の日を国民は今か今かと夢見ていたのだ。
言葉数の少ない公爵令嬢が友人からの慰めに対して放った一言は、社交界に小さな波紋を呼ぶ。「災難だったわね」と声を掛けたアネット嬢にララが返した言葉は短かった。
「よくある婚約破棄なので」
・すれ違う二人をめぐる短い話
・前編は各自の証言になります
・後編は◆→ララ、◇→フィルガルド
・全25話完結
前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています
矢野りと
恋愛
旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜
――『偽聖女を処刑しろっ!』
民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。
何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。
人々の歓声に包まれながら私は処刑された。
そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。
――持たなければ、失うこともない。
だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。
『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』
基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。
※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)
【R18】お嫁さんスライム娘が、ショタお婿さんといちゃらぶ子作りする話
みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。
前話
【R18】通りかかったショタ冒険者に襲い掛かったスライム娘が、敗北して繁殖させられる話
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/384412801
ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで
兄がいるので悪役令嬢にはなりません〜苦労人外交官は鉄壁シスコンガードを突破したい〜
藤也いらいち
恋愛
無能王子の婚約者のラクシフォリア伯爵家令嬢、シャーロット。王子は典型的な無能ムーブの果てにシャーロットにあるはずのない罪を並べ立て婚約破棄を迫る。
__婚約破棄、大歓迎だ。
そこへ、視線で人手も殺せそうな眼をしながらも満面の笑顔のシャーロットの兄が王子を迎え撃った!
勝負は一瞬!王子は場外へ!
シスコン兄と無自覚ブラコン妹。
そして、シャーロットに思いを寄せつつ兄に邪魔をされ続ける外交官。妹が好きすぎる侯爵令嬢や商家の才女。
周りを巻き込み、巻き込まれ、果たして、彼らは恋愛と家族愛の違いを理解することができるのか!?
短編 兄がいるので悪役令嬢にはなりません を大幅加筆と修正して連載しています
カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
領主の妻になりました
青波鳩子
恋愛
「私が君を愛することは無い」
司祭しかいない小さな教会で、夫になったばかりのクライブにフォスティーヌはそう告げられた。
===============================================
オルティス王の側室を母に持つ第三王子クライブと、バーネット侯爵家フォスティーヌは婚約していた。
挙式を半年後に控えたある日、王宮にて事件が勃発した。
クライブの異母兄である王太子ジェイラスが、国王陛下とクライブの実母である側室を暗殺。
新たに王の座に就いたジェイラスは、異母弟である第二王子マーヴィンを公金横領の疑いで捕縛、第三王子クライブにオールブライト辺境領を治める沙汰を下した。
マーヴィンの婚約者だったブリジットは共犯の疑いがあったが確たる証拠が見つからない。
ブリジットが王都にいてはマーヴィンの子飼いと接触、画策の恐れから、ジェイラスはクライブにオールブライト領でブリジットの隔離監視を命じる。
捜査中に大怪我を負い、生涯歩けなくなったブリジットをクライブは密かに想っていた。
長兄からの「ブリジットの隔離監視」を都合よく解釈したクライブは、オールブライト辺境伯の館のうち豪華な別邸でブリジットを囲った。
新王である長兄の命令に逆らえずフォスティーヌと結婚したクライブは、本邸にフォスティーヌを置き、自分はブリジットと別邸で暮らした。
フォスティーヌに「別邸には近づくことを許可しない」と告げて。
フォスティーヌは「お飾りの領主の妻」としてオールブライトで生きていく。
ブリジットの大きな嘘をクライブが知り、そこからクライブとフォスティーヌの関係性が変わり始める。
========================================
*荒唐無稽の世界観の中、ふんわりと書いていますのでふんわりとお読みください
*約10万字で最終話を含めて全29話です
*他のサイトでも公開します
*10月16日より、1日2話ずつ、7時と19時にアップします
*誤字、脱字、衍字、誤用、素早く脳内変換してお読みいただけるとありがたいです
私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。
木山楽斗
恋愛
伯爵令嬢であるアルティリアは、婚約者からある日突然婚約破棄を告げられた。
彼はアルティリアが上から目線だと批判して、自らの妻として相応しくないと判断したのだ。
それに対して不満を述べたアルティリアだったが、婚約者の意思は固かった。こうして彼女は、理不尽に婚約を破棄されてしまったのである。
そのことに関して、アルティリアは実の父親から責められることになった。
公にはなっていないが、彼女は妾の子であり、家での扱いも悪かったのだ。
そのような環境で父親から責められたアルティリアの我慢は限界であった。伯爵家に必要ない。そう言われたアルティリアは父親に告げた。
「私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。私はそれで構いません」
こうしてアルティリアは、新たなる人生を送ることになった。
彼女は伯爵家のしがらみから解放されて、自由な人生を送ることになったのである。
同時に彼女を虐げていた者達は、その報いを受けることになった。彼らはアルティリアだけではなく様々な人から恨みを買っており、その立場というものは盤石なものではなかったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる