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ダイオークのミルフィーユ鍋&シンプル野菜炒め
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むせ返るような血の河。
匂い立つなあ。
でも流石にそこで昼飯は食べたくない。
だからちょっと移動しました。
「それじゃあリクエストのあったダイオークで作ってみるよ」
「待ってたわ」
「味は保証しないよ?」
「まあ、大丈夫でしょ。信頼しているから」
謎の信頼が辛い。ベステルタの期待に満ちた瞳。頑張るしかないか。
僕は鞄からダイオークの肉を取り出す。これ、いつ解体したやつだっけ。大雑把な解体の仕方だ。
まあ魔法の鞄の中はほぼ時間停止状態だし、血抜きも浄化スキルで出来るからあんまり気にならないが。
見た目はピンク色のブランド豚肉だ。美味しそう。
適当な石を並べて、まな板を置く。その上に肉塊を置く。
「オラァ!」
ミートハンマーで叩きまくる。
「オラオラオラオラオラオラ!」
ぼこぼこぼこぼこぼこぼこ。
本気出すと多分石割れるから気持ち優しく。
どんどん肉塊が潰れて平らになっていく。やっべ、ここまでやるつもりなかった。
まあ、いいや。
いい感じに大振りなサイズに切ったら、用意した鍋の外側に貼り付けるように並べていく。
そして、じゃじゃん。
「キャーべーツー」
今朝シュレアにいくつか分けてもらったやつだ。本当は白菜がいいんだけも、キャベツでも問題ない。それに僕はキャベツ好きなんだよ。
「なんか今朝食べたレタス? に似ているわね」
「そうだね。こっちの方がホクホクしていて肉料理なんかにも合うよ」
「へー」
ぎゅっ。
料理をしているとベステルタはいつもこうやってくっついてくる。首に手を回して首元をすんすんしてくる。
いつもは頼れる先輩OLって感じなんだけど、この時ばかりは上京してきたお隣JDっぽくなる。
このギャップがたまらんばい。
おっと、続きだ。
そのホクホクキャベツを千切ってダイオーク肉の内側にペタペタ貼っていく。
千切っては貼り、千切っては貼り。
繁っては繁り、繁っては繁る。
おっと心の声が。
それを肉とキャベツ交互に繰り返して、隙間が無くなったら完了。少しだけ塩を振る。味出しの塩な。
いったん火にかけて焼き目を付ける。
焼き目は旨味なんだよ。鍋も温まる。
じゅわじゅわとかなりの脂が出てきた。おっほ、いい匂い。
「ケイ、これ知らない香りだわ」
僕は少し知っている。美味しい豚バラの匂いだ。やや獣臭もするが、それは今からおろし金でおろした、おろしニンニク様を投入すれば問題ナッシング。
ぷわわぁーん。
ニンニクの香りと脂。
やばい、もう食べたい。でも我慢だ。
ここで生活魔法で水を投入。
シュオーーッ! っと水が熱い鍋に触れて蒸気になる音。これ好きなのよ。
追加の塩胡椒を入れて煮込む。いろいろ入れたくなる気持ちを抑えて……よし。ほぼ完成だ。
その間に肉も焼いてしまおう。ダイオークの肉をシンプルに食べて見たいし。
こいつらの肉……バラ部分しかないな。違うのかもしれないけど、バラ肉にしか見えない。全身脂肪なのか? まあ逆に部位とか考えなくて助かるけど。
フライパンに塩胡椒した肉と玉ねぎを入れて適当に炒める。もうこれだけでうまいよね。野菜炒めだ。
そうこうしている間に、鍋が煮える。どれどれ。
おっ、いい感じだな。
でも……何かが足りない。なんだろう。
ああ、出汁が足りないんだ。難しいなこれは。あとひと押し。出汁の代わりになるものないかな。出し……昆布……魚……。
そうだ。ちょっと魚醤を垂らしてみるか。確かシルビアから買っていたはず。鞄を探る。
あったあった。けっこう大きめのサイズ。お徳用だな。
蓋を開けると独特のぷーん、とした匂いが鼻をつく。うーん、たまらん。僕魚醤好きなんだよねえ。でも魚醤メインの料理はまた今度にしよう。
ちょっと舐めてみよう。うひっ、しょっぱっ。あーでも美味しい。ぎりぎり臭い魚の匂い。癖になるこれ。くさうま。
よし、一滴……一滴だけ……。少しだけ投入だ。
ぽちょり。
濃厚な豚の匂いで満ちるダイオーク鍋に、これまた凝縮された魚の匂いが広がった。
おおー、良い! これだこれ。この感じ。悪くないな。一滴だけってのがいいんだよな。あくまでもアクセントだ。
ひと煮立ちさせたら完成。
ダイオークのミルフィーユ鍋。
豚バラ野菜炒め。
「できたよー」
「今日はどんな料理なのかしら」
わくわくした様子のベステルタ。2メートル超えの筋肉お姉さんが子供っぽくはしゃいでいるのはほっこりする。
「ミルフィーユ鍋だよ。脂の多い肉との相性がいいんだ。後はシンプルに野菜炒めだね」
「早く食べましょう」
これ以上待たせるのも悪いので皿によそって頂くことにする。
まずはうーん、野菜炒めからいくか。
「はむっ、はふはふっ!」
じゅんわぁ。しゃきっ。
「う、うめえ」
「ダイオークの、むぐっ、くせに美味しいじゃないっ、むぐぐっ」
ベステルタはもう食べ終わりそうな勢いだ。
ダンプボアが上品な味だとしたらダイオークは野生的な味。がっつける味だ。下町風情が漂う。
「歯ごたえもしっかりしていて美味しいな……」
ブラッドサーペントほどじゃないけど、歯ごたえはしっかり目だ。ただ、歯でサクサク噛める。小気味よい食感が食欲を増幅させる。
「ダイオーク肉のポテンシャルは確認できた……。次はミルフィーユ鍋だ」
「あっケイ、この料理綺麗ね。花みたいで気が利くじゃない」
ご機嫌なベステルタ。思わぬところでポイント稼いでしまった。お花好き、と。メモメモ。
「気に入ったのならよかったよ。こうやって肉野菜を交互に並べることで、旨味が増幅されていくんだよ」
「へぇー」
すりすり。
何のきっかけも無く頬をすりすりしてくる。こういう素直な表現されるとめっちゃ幸せ。今度僕もやろうかな。
さて、ミルフィーユ鍋を皿に盛ろう。
「わ、すっごい香り」
ベステルタが驚くのも無理は無い。美味しい香りが幾層にも重なって鼻腔に侵入してくる。
うわぁ、これはすごいな。食べたらどうなっちゃうんだろう。
「はふっ、はむはむっ」
おっほ。あっふ、あっふあっつい。けどうんま。
「ダイオークごときがまさかここまで……これが敗北感だというの……」
悔しそうに食べている。美味しそうに食べてください。
いや、このミルフィーユ鍋はすごいよ。
見た目通り、味が多層的で旨味が重なって押し寄せてくる。
野菜と肉の相補的な旨味。
脂のこってり感。
ニンニクの刺激。
魚醤のアクセント。
それらを全体に染み渡らせるスープ。
やばい、かなり完成度高いぞ。とんでもないものを作ってしまったのでは。
「ケイ……次はもっと形を残してダイオーク仕留めましょうね。もったいないわ」
ベステルタが難しい顔でおかわりを所望してくる。はいはい。でもその意見には賛成だな。ダイオークがこんなに旨いとは思わなかった。もっと早く食べていればよかったよ。数もめちゃくちゃ多いし。食糧難とか解決するんじゃない?
夢中になって食べた。ごちそうさま。切実に米が欲しいな……。
午後も訓練を続けた。
練喚攻・三層の感触を忘れないためにね。さっき戦っていて再認識したけど、僕もあのダイオークたちのように蹂躙される可能性はある。
今はたまたま強大な亜人たちに守られているけど、何がどうなるかなんて分からない。だから少しだけ強さに対して貪欲になるべきかもしれない。
もちろん、自由であることを放棄するわけじゃない。自由でありたいから強くあろうとする、簡単な理由だ。
そのうちベステルタと組手とか訓練したいけど、まったく底が見えないんだよな。
彼女、見た目は力と体格に任せた戦闘スタイルっぽいけど、技もめちゃくちゃ研ぎ澄まされている。こんなの勝てないだろ。しかも僕の練喚攻を見て何か思いついたようで、さらなるパワーアップをしようとしている。
僕も頑張んなきゃな。
匂い立つなあ。
でも流石にそこで昼飯は食べたくない。
だからちょっと移動しました。
「それじゃあリクエストのあったダイオークで作ってみるよ」
「待ってたわ」
「味は保証しないよ?」
「まあ、大丈夫でしょ。信頼しているから」
謎の信頼が辛い。ベステルタの期待に満ちた瞳。頑張るしかないか。
僕は鞄からダイオークの肉を取り出す。これ、いつ解体したやつだっけ。大雑把な解体の仕方だ。
まあ魔法の鞄の中はほぼ時間停止状態だし、血抜きも浄化スキルで出来るからあんまり気にならないが。
見た目はピンク色のブランド豚肉だ。美味しそう。
適当な石を並べて、まな板を置く。その上に肉塊を置く。
「オラァ!」
ミートハンマーで叩きまくる。
「オラオラオラオラオラオラ!」
ぼこぼこぼこぼこぼこぼこ。
本気出すと多分石割れるから気持ち優しく。
どんどん肉塊が潰れて平らになっていく。やっべ、ここまでやるつもりなかった。
まあ、いいや。
いい感じに大振りなサイズに切ったら、用意した鍋の外側に貼り付けるように並べていく。
そして、じゃじゃん。
「キャーべーツー」
今朝シュレアにいくつか分けてもらったやつだ。本当は白菜がいいんだけも、キャベツでも問題ない。それに僕はキャベツ好きなんだよ。
「なんか今朝食べたレタス? に似ているわね」
「そうだね。こっちの方がホクホクしていて肉料理なんかにも合うよ」
「へー」
ぎゅっ。
料理をしているとベステルタはいつもこうやってくっついてくる。首に手を回して首元をすんすんしてくる。
いつもは頼れる先輩OLって感じなんだけど、この時ばかりは上京してきたお隣JDっぽくなる。
このギャップがたまらんばい。
おっと、続きだ。
そのホクホクキャベツを千切ってダイオーク肉の内側にペタペタ貼っていく。
千切っては貼り、千切っては貼り。
繁っては繁り、繁っては繁る。
おっと心の声が。
それを肉とキャベツ交互に繰り返して、隙間が無くなったら完了。少しだけ塩を振る。味出しの塩な。
いったん火にかけて焼き目を付ける。
焼き目は旨味なんだよ。鍋も温まる。
じゅわじゅわとかなりの脂が出てきた。おっほ、いい匂い。
「ケイ、これ知らない香りだわ」
僕は少し知っている。美味しい豚バラの匂いだ。やや獣臭もするが、それは今からおろし金でおろした、おろしニンニク様を投入すれば問題ナッシング。
ぷわわぁーん。
ニンニクの香りと脂。
やばい、もう食べたい。でも我慢だ。
ここで生活魔法で水を投入。
シュオーーッ! っと水が熱い鍋に触れて蒸気になる音。これ好きなのよ。
追加の塩胡椒を入れて煮込む。いろいろ入れたくなる気持ちを抑えて……よし。ほぼ完成だ。
その間に肉も焼いてしまおう。ダイオークの肉をシンプルに食べて見たいし。
こいつらの肉……バラ部分しかないな。違うのかもしれないけど、バラ肉にしか見えない。全身脂肪なのか? まあ逆に部位とか考えなくて助かるけど。
フライパンに塩胡椒した肉と玉ねぎを入れて適当に炒める。もうこれだけでうまいよね。野菜炒めだ。
そうこうしている間に、鍋が煮える。どれどれ。
おっ、いい感じだな。
でも……何かが足りない。なんだろう。
ああ、出汁が足りないんだ。難しいなこれは。あとひと押し。出汁の代わりになるものないかな。出し……昆布……魚……。
そうだ。ちょっと魚醤を垂らしてみるか。確かシルビアから買っていたはず。鞄を探る。
あったあった。けっこう大きめのサイズ。お徳用だな。
蓋を開けると独特のぷーん、とした匂いが鼻をつく。うーん、たまらん。僕魚醤好きなんだよねえ。でも魚醤メインの料理はまた今度にしよう。
ちょっと舐めてみよう。うひっ、しょっぱっ。あーでも美味しい。ぎりぎり臭い魚の匂い。癖になるこれ。くさうま。
よし、一滴……一滴だけ……。少しだけ投入だ。
ぽちょり。
濃厚な豚の匂いで満ちるダイオーク鍋に、これまた凝縮された魚の匂いが広がった。
おおー、良い! これだこれ。この感じ。悪くないな。一滴だけってのがいいんだよな。あくまでもアクセントだ。
ひと煮立ちさせたら完成。
ダイオークのミルフィーユ鍋。
豚バラ野菜炒め。
「できたよー」
「今日はどんな料理なのかしら」
わくわくした様子のベステルタ。2メートル超えの筋肉お姉さんが子供っぽくはしゃいでいるのはほっこりする。
「ミルフィーユ鍋だよ。脂の多い肉との相性がいいんだ。後はシンプルに野菜炒めだね」
「早く食べましょう」
これ以上待たせるのも悪いので皿によそって頂くことにする。
まずはうーん、野菜炒めからいくか。
「はむっ、はふはふっ!」
じゅんわぁ。しゃきっ。
「う、うめえ」
「ダイオークの、むぐっ、くせに美味しいじゃないっ、むぐぐっ」
ベステルタはもう食べ終わりそうな勢いだ。
ダンプボアが上品な味だとしたらダイオークは野生的な味。がっつける味だ。下町風情が漂う。
「歯ごたえもしっかりしていて美味しいな……」
ブラッドサーペントほどじゃないけど、歯ごたえはしっかり目だ。ただ、歯でサクサク噛める。小気味よい食感が食欲を増幅させる。
「ダイオーク肉のポテンシャルは確認できた……。次はミルフィーユ鍋だ」
「あっケイ、この料理綺麗ね。花みたいで気が利くじゃない」
ご機嫌なベステルタ。思わぬところでポイント稼いでしまった。お花好き、と。メモメモ。
「気に入ったのならよかったよ。こうやって肉野菜を交互に並べることで、旨味が増幅されていくんだよ」
「へぇー」
すりすり。
何のきっかけも無く頬をすりすりしてくる。こういう素直な表現されるとめっちゃ幸せ。今度僕もやろうかな。
さて、ミルフィーユ鍋を皿に盛ろう。
「わ、すっごい香り」
ベステルタが驚くのも無理は無い。美味しい香りが幾層にも重なって鼻腔に侵入してくる。
うわぁ、これはすごいな。食べたらどうなっちゃうんだろう。
「はふっ、はむはむっ」
おっほ。あっふ、あっふあっつい。けどうんま。
「ダイオークごときがまさかここまで……これが敗北感だというの……」
悔しそうに食べている。美味しそうに食べてください。
いや、このミルフィーユ鍋はすごいよ。
見た目通り、味が多層的で旨味が重なって押し寄せてくる。
野菜と肉の相補的な旨味。
脂のこってり感。
ニンニクの刺激。
魚醤のアクセント。
それらを全体に染み渡らせるスープ。
やばい、かなり完成度高いぞ。とんでもないものを作ってしまったのでは。
「ケイ……次はもっと形を残してダイオーク仕留めましょうね。もったいないわ」
ベステルタが難しい顔でおかわりを所望してくる。はいはい。でもその意見には賛成だな。ダイオークがこんなに旨いとは思わなかった。もっと早く食べていればよかったよ。数もめちゃくちゃ多いし。食糧難とか解決するんじゃない?
夢中になって食べた。ごちそうさま。切実に米が欲しいな……。
午後も訓練を続けた。
練喚攻・三層の感触を忘れないためにね。さっき戦っていて再認識したけど、僕もあのダイオークたちのように蹂躙される可能性はある。
今はたまたま強大な亜人たちに守られているけど、何がどうなるかなんて分からない。だから少しだけ強さに対して貪欲になるべきかもしれない。
もちろん、自由であることを放棄するわけじゃない。自由でありたいから強くあろうとする、簡単な理由だ。
そのうちベステルタと組手とか訓練したいけど、まったく底が見えないんだよな。
彼女、見た目は力と体格に任せた戦闘スタイルっぽいけど、技もめちゃくちゃ研ぎ澄まされている。こんなの勝てないだろ。しかも僕の練喚攻を見て何か思いついたようで、さらなるパワーアップをしようとしている。
僕も頑張んなきゃな。
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