上 下
4 / 6

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

王太子様には優秀な妹の方がお似合いですから、いつまでも私にこだわる必要なんてありませんよ?

木山楽斗
恋愛
公爵令嬢であるラルリアは、優秀な妹に比べて平凡な人間であった。 これといって秀でた点がない彼女は、いつも妹と比較されて、時には罵倒されていたのである。 しかしそんなラルリアはある時、王太子の婚約者に選ばれた。 それに誰よりも驚いたのは、彼女自身である。仮に公爵家と王家の婚約がなされるとしても、その対象となるのは妹だと思っていたからだ。 事実として、社交界ではその婚約は非難されていた。 妹の方を王家に嫁がせる方が有益であると、有力者達は考えていたのだ。 故にラルリアも、婚約者である王太子アドルヴに婚約を変更するように進言した。しかし彼は、頑なにラルリアとの婚約を望んでいた。どうやらこの婚約自体、彼が提案したものであるようなのだ。

茶番には付き合っていられません

わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。 婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。 これではまるで私の方が邪魔者だ。 苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。 どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。 彼が何をしたいのかさっぱり分からない。 もうこんな茶番に付き合っていられない。 そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。

前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています

矢野りと
恋愛
旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜 ――『偽聖女を処刑しろっ!』 民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。 何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。 人々の歓声に包まれながら私は処刑された。 そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。 ――持たなければ、失うこともない。 だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。 『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』 基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。 ※この作品の設定は架空のものです。 ※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。 ※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)

[完結]悪役令嬢に転生しました。冤罪からの断罪エンド?喜んで

紅月
恋愛
長い銀髪にブルーの瞳。 見事に乙女ゲーム『キラキラ・プリンセス〜学園は花盛り〜』の悪役令嬢に転生してしまった。でも、もやしっ子(個人談)に一目惚れなんてしません。 私はガチの自衛隊好き。 たった一つある断罪エンド目指して頑張りたいけど、どうすれば良いの?

引きこもり姫婚約破棄?リモート婚はだめなのですか?

 (笑)
恋愛
エリスは極度の対人恐怖症に悩む王女。社交界から遠ざかり、長い間引きこもり生活を送っていたが、ある日、彼女に政略結婚の話が持ち上がる。リモートでの婚約を選び、人と直接会わずに関係を築こうとするエリス。しかし、彼女が直面するのは、自分の心の壁だけでなく、周囲の期待や社交界の厳しい視線だった。自分自身と向き合いながら、エリスは新たな道を切り開こうと決意する。彼女が歩む未来とは――。

クソゲーの世界に転生した王女は、無自覚に強力な敵を味方にして平穏な日常を取り戻す(?)

水月音子
恋愛
前世でプレイしたクソゲー(アクション)の世界に転生した主人公アウロラ。 十八歳になったら魔族に誘拐されると知り、「自分の身は自分で守ろう」と努力するも無駄に終わる。 さらに、ゲームの通り誘拐されたアウロラは、それを主導したのが自分の護衛騎士であるヴァルテリだと知って動揺する。 アウロラはヴァルテリを説得しようとするが、その返事は『俺のものになってくれるなら』。 王宮に不穏な陰りもあり、その黒幕との対決に挑み、最後にアウロラはひとつの決断をする。 ※本編は11話の短編です。ギュッと凝縮してます。 ※その後、本編に書けなかった諸々を、番外編として書くかも、です。

妹が私の婚約者を奪おうとしていますが、大丈夫でしょうか。もっとよく考えて動くべきだと思うのですが……

kieiku
恋愛
妹に不幸になってもらいたいとは思っていません。ですが、不幸な方に、不幸な方にと進んでいく妹な気がしています。

姉の持ち物を無断で使い続けている妹とそれを許可して好きにさせていると勘違いしていた子息と婚約破棄したことで、厄介払いすることができました

珠宮さくら
恋愛
アザレアは、何かと妹に自分の持ち物を無断で使用されていたが、婚約者はアザレアが許可していると思っていて……。 ※全2話。

処理中です...