47 / 52
犯罪者と他の種族編
船旅中でのちょっとしたこと
しおりを挟む
朝6時
船の甲板でシンは1人、見てるだけじゃ意味のわからない行動。武器を出したりしまったりしていた。
「こい!イグニス!」
火柱を立て、シンの手元に【煉獄魔剣イグニス】が現れた。
「お兄様……なにをしてるんですか?」
目を擦りながら船内から出てきた寝起きのアリスは寝癖がたっていたり、パジャマが肩あたりが露出したいたりしたいた。
「おいおい、寝癖ぐらい直せよ」
「あ~~」
イグニスをノーモーションで消し、船内の洗面所まで連れて行く
:
洗面所
「そういえばお兄様、詠唱もなしにイグニスを出してましたが、どういうことですか?」
「ん?あぁ、俺気づいたんだけどな、詠唱はいらないのかもしれない」
「と……言うと?」
シンに身嗜みを整えられているアリスは、首を横に傾ける。
「あのはっっっっっずい詠唱は多分、イメージをしやすくする為の物なんだろうな。起動詠唱の『我が心は鋼」はおそらく武器のことだ。『主人の体も心も鋼』ってのは、使い手も心身共に鋼のようでなければいけない。じゃないと英雄になれない」
長い説明でいまいちピンとこないようで、アリスの頭から煙が出る。
「まぁ……わかりやすく言うなら、水魔法のウォーターランスって、水の槍だろ?」
「は、はい」
「それは名前から連想されて、そんな形になったんだろうな。てことは、イメージさえ出来ればウォーターランスは詠唱なしで撃てる。それと同じでスキルも一切詠唱は要らないんじゃないかなって」
「あ、やっと納得いきました」
ようやく話について来れたアリスはポンっと手を叩く。それと同時に身嗜みを整え終え、2人で甲板に戻る。
「おう坊主、見えてきたぞ」
なんとも男らしい立ち姿のカイトが、船の先端にあるバウスプリットに立っている。
「カイトおじさん、落ちんなよ?」
「そんなことどうでもいいだろ!。見えてきたぞ、和の国」
船の甲板でシンは1人、見てるだけじゃ意味のわからない行動。武器を出したりしまったりしていた。
「こい!イグニス!」
火柱を立て、シンの手元に【煉獄魔剣イグニス】が現れた。
「お兄様……なにをしてるんですか?」
目を擦りながら船内から出てきた寝起きのアリスは寝癖がたっていたり、パジャマが肩あたりが露出したいたりしたいた。
「おいおい、寝癖ぐらい直せよ」
「あ~~」
イグニスをノーモーションで消し、船内の洗面所まで連れて行く
:
洗面所
「そういえばお兄様、詠唱もなしにイグニスを出してましたが、どういうことですか?」
「ん?あぁ、俺気づいたんだけどな、詠唱はいらないのかもしれない」
「と……言うと?」
シンに身嗜みを整えられているアリスは、首を横に傾ける。
「あのはっっっっっずい詠唱は多分、イメージをしやすくする為の物なんだろうな。起動詠唱の『我が心は鋼」はおそらく武器のことだ。『主人の体も心も鋼』ってのは、使い手も心身共に鋼のようでなければいけない。じゃないと英雄になれない」
長い説明でいまいちピンとこないようで、アリスの頭から煙が出る。
「まぁ……わかりやすく言うなら、水魔法のウォーターランスって、水の槍だろ?」
「は、はい」
「それは名前から連想されて、そんな形になったんだろうな。てことは、イメージさえ出来ればウォーターランスは詠唱なしで撃てる。それと同じでスキルも一切詠唱は要らないんじゃないかなって」
「あ、やっと納得いきました」
ようやく話について来れたアリスはポンっと手を叩く。それと同時に身嗜みを整え終え、2人で甲板に戻る。
「おう坊主、見えてきたぞ」
なんとも男らしい立ち姿のカイトが、船の先端にあるバウスプリットに立っている。
「カイトおじさん、落ちんなよ?」
「そんなことどうでもいいだろ!。見えてきたぞ、和の国」
0
お気に入りに追加
1,122
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
残滓と呼ばれたウィザード、絶望の底で大覚醒! 僕を虐げてくれたみんなのおかげだよ(ニヤリ)
SHO
ファンタジー
15歳になり、女神からの神託の儀で魔法使い(ウィザード)のジョブを授かった少年ショーンは、幼馴染で剣闘士(ソードファイター)のジョブを授かったデライラと共に、冒険者になるべく街に出た。
しかし、着々と実績を上げていくデライラとは正反対に、ショーンはまともに魔法を発動する事すら出来ない。
相棒のデライラからは愛想を尽かされ、他の冒険者たちからも孤立していくショーンのたった一つの心の拠り所は、森で助けた黒ウサギのノワールだった。
そんなある日、ショーンに悲劇が襲い掛かる。しかしその悲劇が、彼の人生を一変させた。
無双あり、ザマァあり、復讐あり、もふもふありの大冒険、いざ開幕!
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
スナイパー令嬢戦記〜お母様からもらった"ボルトアクションライフル"が普通のマスケットの倍以上の射程があるんですけど〜
シャチ
ファンタジー
タリム復興期を読んでいただくと、なんでミリアのお母さんがぶっ飛んでいるのかがわかります。
アルミナ王国とディクトシス帝国の間では、たびたび戦争が起こる。
前回の戦争ではオリーブオイルの栽培地を欲した帝国がアルミナ王国へと戦争を仕掛けた。
一時はアルミナ王国の一部地域を掌握した帝国であったが、王国側のなりふり構わぬ反撃により戦線は膠着し、一部国境線未確定地域を残して停戦した。
そして20年あまりの時が過ぎた今、皇帝マーダ・マトモアの崩御による帝国の皇位継承権争いから、手柄を欲した時の第二皇子イビリ・ターオス・ディクトシスは軍勢を率いてアルミナ王国への宣戦布告を行った。
砂糖戦争と後に呼ばれるこの戦争において、両国に恐怖を植え付けた一人の令嬢がいる。
彼女の名はミリア・タリム
子爵令嬢である彼女に戦後ついた異名は「狙撃令嬢」
542人の帝国将兵を死傷させた狙撃の天才
そして戦中は、帝国からは死神と恐れられた存在。
このお話は、ミリア・タリムとそのお付きのメイド、ルーナの戦いの記録である。
他サイトに掲載したものと同じ内容となります。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
転移ですか!? どうせなら、便利に楽させて! ~役立ち少女の異世界ライフ~
ままるり
ファンタジー
女子高生、美咲瑠璃(みさきるり)は、気がつくと泉の前にたたずんでいた。
あれ? 朝学校に行こうって玄関を出たはずなのに……。
現れた女神は言う。
「あなたは、異世界に飛んできました」
……え? 帰してください。私、勇者とか聖女とか興味ないですから……。
帰還の方法がないことを知り、女神に願う。
……分かりました。私はこの世界で生きていきます。
でも、戦いたくないからチカラとかいらない。
『どうせなら便利に楽させて!』
実はチートな自称普通の少女が、周りを幸せに、いや、巻き込みながら成長していく冒険ストーリー。
便利に生きるためなら自重しない。
令嬢の想いも、王女のわがままも、剣と魔法と、現代知識で無自覚に解決!!
「あなたのお役に立てましたか?」
「そうですわね。……でも、あなたやり過ぎですわ……」
※R15は保険です。
※小説家になろう様、カクヨム様でも連載しております。
猟師異世界冒険記
PM11:00
ファンタジー
日本で猟師をしていた昌彦(75歳)は老衰によって亡くなってしまう。
昌彦は、長年害獣を駆除し続けた功績とその腕前を神に買われ、強大で凶暴な"モンスター"が暴れている世界、エイリエナへと送られた。
神によって若返らせてもらったその身体と、神から狩猟用に授かった猟銃を持って、昌彦(40歳)いざ異世界を冒険!
しかし、転生先の山には、人っこ1人見当たらなかった。山の頂上から周りを見渡しても、見えるのは、どこまでも連なる雄大な山々だけだった。
「…どこに行けば人里なのかも分からないな…そもそもこの世界に人って居るのか? まあ、どうしようもないか…あきらめて、この山で狩りをして暮らしていくしかないな」
昌彦の異世界サバイバル生活が、今始まった。
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる