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犯罪者と他の種族編
頼もしい!
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港
「はぁはぁ……この国……広すぎだろ」
「だ、大丈夫ですか?」
俺とアリスは走ってきたがリアンは飛んできた。空を飛ぶ魔法もあるが、リアンみたいに高度を調整出来ない、下手したら飛んでるところを見られてアウトだったから走ってきたが……
「おにいひゃま~、まっれぇ~」
完全にバテているアリス。ある程度速度は合わせていたが、もう限界みたいだ。
「もう船が見えてる。頑張ってくれ」
「は、はぃ~」
:
「お、ボウズじゃねぇか!」
「あ、おじさん!こんなとこで働いてたの?」
「お兄様、この方は?」
「あれ?覚えてない?カイトおじさんだよ」
この人はカイトおじさん。見た目こそ怖いがめちゃくちゃ優しい。なにより驚きなのが俺と同じ転生者だった。カイトというのは海斗と本来は書くのだが、おじさん……若い頃はファンタジー系が好きだったみたいで、すぐに順応したらしい。
「あ!貴方は」
船から誰か顔を覗かせる
「お前は!エジソンくん!」
そう、ダンジョン攻略の時にパーティーを組んだエジソンくん。知識だけなら俺らをはるかに超える。
「もしかしておじさんとエジソンくんって」
「はい、親子です」
なんと驚き!じゃあ、おじさんってアイン・カイトってことか……上と下で名前のバランス悪!!
「ところでどうしたんだ?こんな港まで」
「………実は」
:
「なにぃ!?ボウズにそんな罪をなすりつけやがったのか………よし!俺が送って行ってやる。エジソンもついて行ってやれ」
「いいんですか!」
「え…でも……エジソン。お前も犯罪者に」
「いえ、あの時パーティーに誘ってくれた時から何があっても貴方の味方になるつもりだったので。それに、父が行けと言うので」
ここでまさかの頼もしい味方が増えた。船乗りに脳みそ図書館………ラッキーだぜ
「どうせしばらく休暇にするつもりだったんだ。海を渡るなら俺がどこまでも送ってやる」
「ありがとうございます」
そのままどこまで行くか、この先どうするかなど話して船に乗った。
この船、電気とかじゃなくて魔力で動くらしい。手錠の片割れみたいなのを腕に付けるとそこから魔力を吸収して船を動かすみたいだ。俺とリアンの交代制で魔力供給することになった。
「おじさん。エルフが住んでる国って何日かかる?
「ん?半日あればつくぞ」
………………あら、意外と近い
「はぁはぁ……この国……広すぎだろ」
「だ、大丈夫ですか?」
俺とアリスは走ってきたがリアンは飛んできた。空を飛ぶ魔法もあるが、リアンみたいに高度を調整出来ない、下手したら飛んでるところを見られてアウトだったから走ってきたが……
「おにいひゃま~、まっれぇ~」
完全にバテているアリス。ある程度速度は合わせていたが、もう限界みたいだ。
「もう船が見えてる。頑張ってくれ」
「は、はぃ~」
:
「お、ボウズじゃねぇか!」
「あ、おじさん!こんなとこで働いてたの?」
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「あ!貴方は」
船から誰か顔を覗かせる
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そう、ダンジョン攻略の時にパーティーを組んだエジソンくん。知識だけなら俺らをはるかに超える。
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なんと驚き!じゃあ、おじさんってアイン・カイトってことか……上と下で名前のバランス悪!!
「ところでどうしたんだ?こんな港まで」
「………実は」
:
「なにぃ!?ボウズにそんな罪をなすりつけやがったのか………よし!俺が送って行ってやる。エジソンもついて行ってやれ」
「いいんですか!」
「え…でも……エジソン。お前も犯罪者に」
「いえ、あの時パーティーに誘ってくれた時から何があっても貴方の味方になるつもりだったので。それに、父が行けと言うので」
ここでまさかの頼もしい味方が増えた。船乗りに脳みそ図書館………ラッキーだぜ
「どうせしばらく休暇にするつもりだったんだ。海を渡るなら俺がどこまでも送ってやる」
「ありがとうございます」
そのままどこまで行くか、この先どうするかなど話して船に乗った。
この船、電気とかじゃなくて魔力で動くらしい。手錠の片割れみたいなのを腕に付けるとそこから魔力を吸収して船を動かすみたいだ。俺とリアンの交代制で魔力供給することになった。
「おじさん。エルフが住んでる国って何日かかる?
「ん?半日あればつくぞ」
………………あら、意外と近い
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