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邂逅から始まった愛・恋・仕事
6は英語で「セックス」
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煎った、行った、逝った、炒った、言った……などと、イったはさまざまなイったがあるのだ。
オレはイった。今日これで何度目? とりあえずオレはいっぱいイッたよ、笑顔だ。
オレ、こっちにきてからは結構笑顔。
いつも絶世の美女以上の美女たちに囲まれているよ。
前までは人生とか、くだらないって、もう死後も期待してないって、そういう状態だったが。
まあ今でも死後は期待していない。でも、こっちの世界ではオレは好きに生きても善行したということで、死後も平和、そうなることを期待している、もう、そうなるって、俺にはわかるんだ、なるよ。よっしゃあ。
あと今思ったのでイってみますが、男女平等という概念がありますが、女性が下に見られているというのは、思い込みとかの要素があるのでは、と感じることはあります、オスとしてか? これは? ……まあいいさ。なんにしても俺は、男のがいきにくい気がするんだ、元いた世界。でも、女が男の力で抑えられたりとかは、否めない、か。こう思ってしまうオレはクズ男なのか?
カート・コベーンが言った。犯される女を守るより先に、男を犯されないようにしないと、女は犯され続けると。犯しへの否定でもある、でも、同時に、愚痴にも聞こえてくる、まあ自殺した男のことだ、完璧なことを言ってるかは不確かだ、と、自殺願望ありまくってたオレにでも思うんだ。
女より先に男を犯されないようにしろ、オレはこの言葉を深いかどうか判定するなら、普通だと思う。
確かに、いまのオレにはしっかりとわかるが、たとえば、普通の男が、変な女でもいいから、やさしくしてくれば、その女を犯したりはしないと思うんだ。
俺に取り憑くレイノ。この女、綺麗だ。こんな人間がいたんだ、っていうぐらいに美形。そして、爆乳。
古代の人、でも、いまの発育がいいといわれる少年少女よりも発育している。まあ身長は、壱百六拾四センチだが。いや、イエ=スキ・リストという神が古代ユダヤ人だったあれのように、レイノも現人神とかそういうたぐいなのかもしれない。
あと今思ったのでイってみますが、男女平等という概念がありますが、女性が下に見られているというのは、思い込みとかの要素があるのでは、と感じることはありますっていうオレの主張、これさ、オレが、まあいいやとなっていても、前いた世界では、大問題、って感じに取られがちだ。その件以外でも、LGBTだっけ? ああいうのもただそれを理解はしなくたっていいとオレは思うんだ、許容さえすれば。受け入れようとしない、そんな簡単なことができない人がいるから駄目なんでしょ? ってさ、でも宗教やら、代々の意思やらと事情はあるんだろう、うるさくは言わないよ……。オレは百合とかヲタク文化としてなら好んでいたし、実際にそういうのあっても、平和って場合もあるだろうし、いいんだと思う、そもそもオレは男、だから、レズの気持わかるよと共感しまくるのもどうかとも思うが。あとオレ、ヲタクってイメージのときと、オタクってイメージのときがある、これは、どっちでもいいんじゃってなるわ。でも、オタクはより広義っていうか。ヲタクはほんとに、萌! って感じなさ。
あと今思ったのでイっときますが、男女平等という概念がありますが、女性が下に見られているというのは、思い込みとかの要素があるのでは、と感じることはあります。ってこういうのは、オレが、作家になったりしたとき、テーマの一つにできるかもだ。
俺は、元いた世界では、作家なんて、変に見られると思われて、踏み出せないんだ。上村春樹って日本の作家がいて、その人、売れてるほう。でも、ある女の声で、上村春樹ぐらいのルックスだと、主人公が全然かっこよくうつらないから、上村春樹作品にドン引きしてるって女、知ってる、会ったことないけど。そういうのも聞くし、オレには作家はハードル、高いよ。高いハードルはくぐれ? それ、反則だよ、意味ない。
高いハードルはくぐれって、誰かがいった。その誰かとは会ったことないけど。
オレたちは、町から出て、街にイった。
オレは、すぐに、どこかで休みたい。
ホテルだ、ホテルが見える。超高層ビルだ。
摩天楼? なんかそういうかっこいい言葉もあるよな、よく知らないけど、高い建物のことそう言ってればいいんだろ?
オレが元いた世界で聴いた曲、『ホテル・カルフォルニャ』。オレは、アメリカのことはべつにあこがれていなかった。でも、『ホテル・カルフォルニャ』、あれ、あのアメリカにはあこがれた。実際、薬物の恍惚を曲で再現したんだっけ? でもオレは薬物依存とかを推奨しているわけではない。
『ホテル・カルフォルニャ』とは、アメリカのホテルではなく、幻想上に存在するものなのだろう、そうだ、いまオレがいるこの世界のような。
元いた世界では、生活に不満だらけ、音も気になっていたから、音楽というものを音楽できていないところもあった。でもこっちなら、話は別、また、あの曲、『ホテル・カルフォルニャ』を聴きたい。
「なあ、レイノ。ホテル・カルフォルニャって覚えているか」
「イイグルの」
「そうそう。あれ、どんな旋律だったか覚えてる?」
「あの曲には強くタマシイが入っていますから、ヒロシくんにとり憑いていますよ」
「いまならあの曲聴いて泣けそうだ。霊力でながしてくれよ」
ホテル到着。
「感じますか」
「ああ、気持ちいい♡」と、オレは泣きながらイった。
ホテルのテレヴィに姫が映った。
この国の姫だ。
「さっきの法皇の孫娘並みの美人さんだわ~」と、レイノは言った。
「なあ、このテレヴィ、霊力でとめて、今のシーンっ」と、オレはイった。
レイノは、霊力で、姫が映るシーンでとめた。
「これでナニをするの?」
「そりゃ、昼食のオカズへのスパイスさ!」
「本当は、法皇の孫娘もみたい?」
「そりゃもちろん」
「じゃあ」
レイノは、霊体のフレンチェを登場させた。他のところの映像から抜き取ったのだ。タマシイは抜くなとか聞いたことある、宗教で。でもさ、レイノはそういう乱暴なことはしていない。レイノは霊体でもあるから、こういうのは得意中の得意。
霊体のフレンチェ、でも、限りなく、実物に近い。
元々、かなり、妄想癖があったオレ、嘘もホントのように感じれる時が、あった……。でも都合いいことには、ならない、嫌なことだけ、その妄想は現実のように感じるんだ。でもいまは、より、フレンチェを現実のように映している。オレは、そっと、触れた、そのフレンチェの霊体を。揉んだ。
「すげえいいな、これ」と、オレはイった。
オレは思いっきり立った。
「マンコウ気持ちいい?」
「マンコウ?」
「満腔」
「あ~なるほど」
「なすりつけたらどうですか」
「いい感触だ、さすが貴族」
「貴族じゃなくたって気持ちいいですよ!」と、レイノは言った。
「ああほんとだ、気持ちいいよ、レイノの感触ぅっ!」と、オレはイった。
「6人いると思ってもいいということだな。まあ人知を超えた存在の私たちにはこんなものはあたりまえの現象だが」と、ヤイバはイった。
ホテルの女従業員がノックしてきた。
「お飲み物はいかがでしょうか」
「そうだ、ロッパイ!」
「ロッパイ?」
「6つのオッパイは、ロッパイ! ……いや、6人分のオッパイは、ロクニジュウニで、ジュウニッパイ! だぁっ!」と、オレは言った。
「あの、私の胸元に、帽子がありますが、被りますか? ご主人様?」と、サヤはイった。
「ああぁっ! 被る被る! ついでに咥えてみよう。オレ、帽子、ツバとか、そういうとこ、付けてあるとこ、吸ってみたくなる感情が昔からあってさ、ほら、小学校とかで強制的に帽子被るでしょ、ああキミたち知らない? いや、人知超えまくってるんなら知ってるか。ああいう帽子見てもさ、そりゃスキな女の子のもののが吸いつきたいかな~」
オレはサヤの胸元にある色白で大きい乳臭い帽子を頭に乗せた。乗り切らず、端のほうは垂れてるが。
「どうです?」
「ああ、すごく柔らかくて気持ちいい帽子だ。耳あてにもなる! 防音効果も期待できちゃかな~? すげええええええええええええええぇっ!」と、オレはものすごい勢いで立ちながらイった。
「ああ、急に立つから、私の大きい帽子が落ちましたよ」
「ははっ、まだ帽子フラフラゆれてやがんの」と、オレはイった。
「それ元々被る用ではないからな」と、被れないような小さな帽子をお持ちのヤイバは言った。
「サイズオーヴァー過ぎたかな? 被るようじゃない? ならなに用なのさ? 吸いつくようかな?」
オレは、本気で帽子を吸った。
「あ、またイってしまいそうですか?」
「うん! イってやんよ! 満腔!」と、オレはイった。
オレはまた帽子を吸いまくった。
「すごい吸いつきよう……」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ!」と、オレはイった。
「ヒロシくんのダンシング、激しすぎ……」
「マイク・ジャクソンよりも早い腰振りだわ……」
「レイノ、マイク・ジャクソンのことスキか? オレよりも? たしかに、あいつ、かっこいいもんな、中々。整形でも」と、オレは冷めた感じにイってやった。
「いいえ、当然、あなたのほうのが共感できますし、甘えさせてあげたいんです」
「だろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」と、オレはイった。
ベッド上でのオレの腰振りダンスはまた始まった。
「あの画面から、抜き取ることだって、できるんだろうに」
「ナイスツッコミヤイバ」と、オレはイった。
レイノは、姫を霊力で、抜き取った。
出てきた姫ももちろん霊体。
「すべてのものには、タマシイがあります。その強さは異なりますけどね」
「さすが幽霊、いや、幽霊ではないか、こっちでは」
「でも、正直にいいますけど、イメージですから実物とは感触が異なる場合がありますよ」
「ははっ、なんか、それって、商品の注意書みてえだ。いいよ、霊体のほうでも愉しんどくからさぁ~」
「ヒロシくん、ステキ。まさに男の中の男だわ」
「ははっ、どこがだよ、元いた世界ではヘンタイだろ? そんなことレイノならわかってるくせに」
事後。
「たくさん寝ましたね」
「ああ行くぞ、また朝立ちだ!」
「雨だ」
「雨の意味でも朝立ち!」
「こんなに素晴らしい6名様は初めてです」と、女従業員はイった。
「だろ? 6は英語でセックスっていうんだ。英語って、わかりる? もとい、わかる?」
「いえ、なんでしょう、英語とは」
「6って外国語だと普通なにさ」
「シックス、でしょうか」
「英語ではセックスだよ! アハハハハハハッ!」と、オレはゲス顔でイった。
6は英語でセックス、嘘ではない。だってほんとにそう聞こえるんだから。
オレは、ヤイバやサヤとかの英語よくわかってない子ちゃんたちにも宿屋などで、こっちきて数日前にいろいろ詰め込んでやって、開発してやった。だから英語はある程度はわかるよ、ほとんど日本訛りな和製英語だけれど。
オレはイった。今日これで何度目? とりあえずオレはいっぱいイッたよ、笑顔だ。
オレ、こっちにきてからは結構笑顔。
いつも絶世の美女以上の美女たちに囲まれているよ。
前までは人生とか、くだらないって、もう死後も期待してないって、そういう状態だったが。
まあ今でも死後は期待していない。でも、こっちの世界ではオレは好きに生きても善行したということで、死後も平和、そうなることを期待している、もう、そうなるって、俺にはわかるんだ、なるよ。よっしゃあ。
あと今思ったのでイってみますが、男女平等という概念がありますが、女性が下に見られているというのは、思い込みとかの要素があるのでは、と感じることはあります、オスとしてか? これは? ……まあいいさ。なんにしても俺は、男のがいきにくい気がするんだ、元いた世界。でも、女が男の力で抑えられたりとかは、否めない、か。こう思ってしまうオレはクズ男なのか?
カート・コベーンが言った。犯される女を守るより先に、男を犯されないようにしないと、女は犯され続けると。犯しへの否定でもある、でも、同時に、愚痴にも聞こえてくる、まあ自殺した男のことだ、完璧なことを言ってるかは不確かだ、と、自殺願望ありまくってたオレにでも思うんだ。
女より先に男を犯されないようにしろ、オレはこの言葉を深いかどうか判定するなら、普通だと思う。
確かに、いまのオレにはしっかりとわかるが、たとえば、普通の男が、変な女でもいいから、やさしくしてくれば、その女を犯したりはしないと思うんだ。
俺に取り憑くレイノ。この女、綺麗だ。こんな人間がいたんだ、っていうぐらいに美形。そして、爆乳。
古代の人、でも、いまの発育がいいといわれる少年少女よりも発育している。まあ身長は、壱百六拾四センチだが。いや、イエ=スキ・リストという神が古代ユダヤ人だったあれのように、レイノも現人神とかそういうたぐいなのかもしれない。
あと今思ったのでイってみますが、男女平等という概念がありますが、女性が下に見られているというのは、思い込みとかの要素があるのでは、と感じることはありますっていうオレの主張、これさ、オレが、まあいいやとなっていても、前いた世界では、大問題、って感じに取られがちだ。その件以外でも、LGBTだっけ? ああいうのもただそれを理解はしなくたっていいとオレは思うんだ、許容さえすれば。受け入れようとしない、そんな簡単なことができない人がいるから駄目なんでしょ? ってさ、でも宗教やら、代々の意思やらと事情はあるんだろう、うるさくは言わないよ……。オレは百合とかヲタク文化としてなら好んでいたし、実際にそういうのあっても、平和って場合もあるだろうし、いいんだと思う、そもそもオレは男、だから、レズの気持わかるよと共感しまくるのもどうかとも思うが。あとオレ、ヲタクってイメージのときと、オタクってイメージのときがある、これは、どっちでもいいんじゃってなるわ。でも、オタクはより広義っていうか。ヲタクはほんとに、萌! って感じなさ。
あと今思ったのでイっときますが、男女平等という概念がありますが、女性が下に見られているというのは、思い込みとかの要素があるのでは、と感じることはあります。ってこういうのは、オレが、作家になったりしたとき、テーマの一つにできるかもだ。
俺は、元いた世界では、作家なんて、変に見られると思われて、踏み出せないんだ。上村春樹って日本の作家がいて、その人、売れてるほう。でも、ある女の声で、上村春樹ぐらいのルックスだと、主人公が全然かっこよくうつらないから、上村春樹作品にドン引きしてるって女、知ってる、会ったことないけど。そういうのも聞くし、オレには作家はハードル、高いよ。高いハードルはくぐれ? それ、反則だよ、意味ない。
高いハードルはくぐれって、誰かがいった。その誰かとは会ったことないけど。
オレたちは、町から出て、街にイった。
オレは、すぐに、どこかで休みたい。
ホテルだ、ホテルが見える。超高層ビルだ。
摩天楼? なんかそういうかっこいい言葉もあるよな、よく知らないけど、高い建物のことそう言ってればいいんだろ?
オレが元いた世界で聴いた曲、『ホテル・カルフォルニャ』。オレは、アメリカのことはべつにあこがれていなかった。でも、『ホテル・カルフォルニャ』、あれ、あのアメリカにはあこがれた。実際、薬物の恍惚を曲で再現したんだっけ? でもオレは薬物依存とかを推奨しているわけではない。
『ホテル・カルフォルニャ』とは、アメリカのホテルではなく、幻想上に存在するものなのだろう、そうだ、いまオレがいるこの世界のような。
元いた世界では、生活に不満だらけ、音も気になっていたから、音楽というものを音楽できていないところもあった。でもこっちなら、話は別、また、あの曲、『ホテル・カルフォルニャ』を聴きたい。
「なあ、レイノ。ホテル・カルフォルニャって覚えているか」
「イイグルの」
「そうそう。あれ、どんな旋律だったか覚えてる?」
「あの曲には強くタマシイが入っていますから、ヒロシくんにとり憑いていますよ」
「いまならあの曲聴いて泣けそうだ。霊力でながしてくれよ」
ホテル到着。
「感じますか」
「ああ、気持ちいい♡」と、オレは泣きながらイった。
ホテルのテレヴィに姫が映った。
この国の姫だ。
「さっきの法皇の孫娘並みの美人さんだわ~」と、レイノは言った。
「なあ、このテレヴィ、霊力でとめて、今のシーンっ」と、オレはイった。
レイノは、霊力で、姫が映るシーンでとめた。
「これでナニをするの?」
「そりゃ、昼食のオカズへのスパイスさ!」
「本当は、法皇の孫娘もみたい?」
「そりゃもちろん」
「じゃあ」
レイノは、霊体のフレンチェを登場させた。他のところの映像から抜き取ったのだ。タマシイは抜くなとか聞いたことある、宗教で。でもさ、レイノはそういう乱暴なことはしていない。レイノは霊体でもあるから、こういうのは得意中の得意。
霊体のフレンチェ、でも、限りなく、実物に近い。
元々、かなり、妄想癖があったオレ、嘘もホントのように感じれる時が、あった……。でも都合いいことには、ならない、嫌なことだけ、その妄想は現実のように感じるんだ。でもいまは、より、フレンチェを現実のように映している。オレは、そっと、触れた、そのフレンチェの霊体を。揉んだ。
「すげえいいな、これ」と、オレはイった。
オレは思いっきり立った。
「マンコウ気持ちいい?」
「マンコウ?」
「満腔」
「あ~なるほど」
「なすりつけたらどうですか」
「いい感触だ、さすが貴族」
「貴族じゃなくたって気持ちいいですよ!」と、レイノは言った。
「ああほんとだ、気持ちいいよ、レイノの感触ぅっ!」と、オレはイった。
「6人いると思ってもいいということだな。まあ人知を超えた存在の私たちにはこんなものはあたりまえの現象だが」と、ヤイバはイった。
ホテルの女従業員がノックしてきた。
「お飲み物はいかがでしょうか」
「そうだ、ロッパイ!」
「ロッパイ?」
「6つのオッパイは、ロッパイ! ……いや、6人分のオッパイは、ロクニジュウニで、ジュウニッパイ! だぁっ!」と、オレは言った。
「あの、私の胸元に、帽子がありますが、被りますか? ご主人様?」と、サヤはイった。
「ああぁっ! 被る被る! ついでに咥えてみよう。オレ、帽子、ツバとか、そういうとこ、付けてあるとこ、吸ってみたくなる感情が昔からあってさ、ほら、小学校とかで強制的に帽子被るでしょ、ああキミたち知らない? いや、人知超えまくってるんなら知ってるか。ああいう帽子見てもさ、そりゃスキな女の子のもののが吸いつきたいかな~」
オレはサヤの胸元にある色白で大きい乳臭い帽子を頭に乗せた。乗り切らず、端のほうは垂れてるが。
「どうです?」
「ああ、すごく柔らかくて気持ちいい帽子だ。耳あてにもなる! 防音効果も期待できちゃかな~? すげええええええええええええええぇっ!」と、オレはものすごい勢いで立ちながらイった。
「ああ、急に立つから、私の大きい帽子が落ちましたよ」
「ははっ、まだ帽子フラフラゆれてやがんの」と、オレはイった。
「それ元々被る用ではないからな」と、被れないような小さな帽子をお持ちのヤイバは言った。
「サイズオーヴァー過ぎたかな? 被るようじゃない? ならなに用なのさ? 吸いつくようかな?」
オレは、本気で帽子を吸った。
「あ、またイってしまいそうですか?」
「うん! イってやんよ! 満腔!」と、オレはイった。
オレはまた帽子を吸いまくった。
「すごい吸いつきよう……」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ!」と、オレはイった。
「ヒロシくんのダンシング、激しすぎ……」
「マイク・ジャクソンよりも早い腰振りだわ……」
「レイノ、マイク・ジャクソンのことスキか? オレよりも? たしかに、あいつ、かっこいいもんな、中々。整形でも」と、オレは冷めた感じにイってやった。
「いいえ、当然、あなたのほうのが共感できますし、甘えさせてあげたいんです」
「だろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」と、オレはイった。
ベッド上でのオレの腰振りダンスはまた始まった。
「あの画面から、抜き取ることだって、できるんだろうに」
「ナイスツッコミヤイバ」と、オレはイった。
レイノは、姫を霊力で、抜き取った。
出てきた姫ももちろん霊体。
「すべてのものには、タマシイがあります。その強さは異なりますけどね」
「さすが幽霊、いや、幽霊ではないか、こっちでは」
「でも、正直にいいますけど、イメージですから実物とは感触が異なる場合がありますよ」
「ははっ、なんか、それって、商品の注意書みてえだ。いいよ、霊体のほうでも愉しんどくからさぁ~」
「ヒロシくん、ステキ。まさに男の中の男だわ」
「ははっ、どこがだよ、元いた世界ではヘンタイだろ? そんなことレイノならわかってるくせに」
事後。
「たくさん寝ましたね」
「ああ行くぞ、また朝立ちだ!」
「雨だ」
「雨の意味でも朝立ち!」
「こんなに素晴らしい6名様は初めてです」と、女従業員はイった。
「だろ? 6は英語でセックスっていうんだ。英語って、わかりる? もとい、わかる?」
「いえ、なんでしょう、英語とは」
「6って外国語だと普通なにさ」
「シックス、でしょうか」
「英語ではセックスだよ! アハハハハハハッ!」と、オレはゲス顔でイった。
6は英語でセックス、嘘ではない。だってほんとにそう聞こえるんだから。
オレは、ヤイバやサヤとかの英語よくわかってない子ちゃんたちにも宿屋などで、こっちきて数日前にいろいろ詰め込んでやって、開発してやった。だから英語はある程度はわかるよ、ほとんど日本訛りな和製英語だけれど。
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