黒炎の嫌われ魔女と白銀の狼姫

変わらない毎日、変わらない自分。

今日も情けない自分が嫌で嫌で仕方なかった。

物語の主人公であるハルキはそんなある日の深夜、コンビニに出掛けると、見知らぬ白髪の少女に出会う。


(……ごめんなさい……)


突然の不運な事故、死に際に彼女の放った言葉……。


あの言葉の意味が知りたくて、変わらない自分を変えたくて……。


新たに転生したこの世界で春樹は、あの時の少女とそっくりな魔女と、とある国を治める女王に出会い、彼の物語は新たに加速して行く。


これは無色な男の物語。




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