詩まとめ

谷岡藤不三也

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熟慮

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熟慮



以前のような 熱量あるあいつを求めて連絡したのに
なーんか へこたれたつまんないやつになってた
そんなやつの連絡先 ずっと持っててもしょうがねえよな
さよなら
あの頃のお前は もっと楽しいやつだったぜ



三年も我慢して我慢して
手に入れたものは卒業証書一枚
持ってたら手ェ切れて血が出た

たかが三年かね?
でもやっぱり
三年も、なんだよ



学生をしていた頃
気持ち的には働いている、仕事をしているつもりなのに
何の対価も得られていないような気がして
常に焦っていたように思う
実績や金銭など
形あるものに執着していたように思う

何にも得られていない感覚のまま
時間だけが無為に過ぎていく
いつも不安だった
心を殺して
感じないように、考えないようにして
時計だけを凝視して
時が過ぎるのだけを待っていたけれど
やっぱり不安だったよ



こんな紙切れ一枚でどうやって世の中渡り歩いていけばいいんだよ
誰か教えてください



いってらっしゃい
頑張って、じゃなくて
気をつけて

おかえり、お疲れ様



顔も名前も知られてないのに
出会ってすらいないのに
好きなタイプや理想の男性の回答に
一喜一憂してる自分がいる



その時々で適当に気持ちよく過ごして
早く死にたい
ってお前に言われた時
俺は悲しくなったよ



やることないって死んだ顔して
ただ毎日を過ごしてるだけなら
あの頃みたいに
またみんなで集まって、漫画描こうや



たまに物語のクライマックスシーンのような夢をみる
感動的な余韻に浸ったまま目が覚める

大体女の子が泣いてる
起きるとその子のことを愛おしく思っている自分がいる
テレビの向こう側の人や思い出の中の人



何にもやりたくないって日が辛い



夢ってほんとにたったひとつだけなのかなあ
その時々でやりたいこと変わるけどなあ
でも変わらないものがあるから安心して変われるということもあると思う
自分という一本の芯を自覚的にするために夢を使っているのかな
夢自体も変わっていくとは思うけどね
そこに抗おうとはしないでいいと思う
世界線が変動するように、夢っていう軸自体も移動していいと思う
そうすることで未来だって変わるし
いい方へ行くか悪い方へ行くかはわからないけれど



読書の目的は本を読むことです
その先には特に何もありません
やったー読み終わったぞという達成感があるだけです



原稿だけに集中してると時間が飛ぶ



みんなちゃんとしてて偉い
偉い偉い
偉いけど、凄かぁないわな



イロモノと関わるのは一定期間だけでいい
長く付き合いすぎると自分とテリトリーにも土足で踏み込んできて荒らされる
そこそこ近くから彼または彼女の暴れっぷりを楽しんで
それなりに楽しんだら、少しずつフェードアウトしていくのがいい
急に切ると逆に粘着される可能性があるので
あくまでも自然に、普通にあることだよねという体で距離を置くのがいい



何とかなのだから────って
とりあえず伸ばして余韻つけとけば
中身空っぽでもなんかいいこと、意味のあること、深いこと言ってるように感じさせられる
手軽なテクニックなので、ぜひたくさん使ってどんどんチープなものにしてあげてください
こんな小手先の雰囲気じゃなくて、ちゃんと中身のある、意味のある言葉が評価されるような感性が当たり前になってください
よろしくお願いいたします



どんなに優秀で憧れているあの人だって
俺と全く同じものは作れない
似たようなものは作れても
そのものは作れない
これでいいじゃん



自分のことを漫画やアニメのキャラに喩えて話す人のこと、うわって思っちゃう
きっつい



いくら可愛くてもキーキーキーキーうるさかったら不快の方が勝るよね



いろんな伴奏者がいた
いろんな友達とコンテンツと共に育ってきて
時間と共にいろんなものが入れ替わり
ふと見たらいなくなってたみたいなことはしばしば
そんな中で地元の友達の誰よりもずっと一緒にいたのはストーリーを作る頭
些細なことからでも膨らませてストーリーのネタにする
小4で物語を作るということに出会ってから
たまに連絡取るだけの時期もあったけど
今じゃガッツリ唯一無二の親友である
頼もしく心強い同志である



埃を見て掃除せざるは勇無きなり
皿を見て洗わざるは勇無きなり
シャンプーが切れてるのを見て足さざるは勇無きなり
電気のつけっぱなしを見て消さざるは勇無きなり
床に脱ぎ捨ててある服を見て洗濯籠に仕舞わざるは勇無きなり
人が嫌がっているのを見てそれをやめざるは勇無きなり
人を見て慮らざるは勇無きなり
よくなるとわかっていてそれをせざるは勇無きなり
できるとわかっているのに言い訳をして尤もらしい理屈を並び立ててプライドを保ってニヤニヤするだけでそれをせざるは勇無きなり
後回しにして人任せにして責任転嫁して己の責務を全うせざるは勇無きなり



誇大広告
大袈裟なだけのタイトル
使い回されるいくつかの表情
全部気持ち悪い
全部嫌い



熱量高い人って頷けない人からしたら
やっぱり普通に変な人



思ってることそのまま口に出した方がスッキリするが
例だけ挙げて具体的には言わずに婉曲に伝えるというのもまたこれはこれで面白い
ちょっと高度なことしてますよってしたり顔で書いてる
全然んなことないんだけどね
気分って大事ですから



興味あるものほどすぐに消し
興味ないものほど取っておきたくなる



テレビの向こう側の世界に一度でも入ってみたい
と思ったことはない
テレビの中の
小さい四角の中の世界でしょ
満足に手足伸ばせないじゃん



上げ上げすぎるとアレルギー
下げる人もいてくれないと
バランス崩れて天秤傾いて
たちまち三界崩壊



楽しみにしすぎると
何が来ても
思ったより楽しくない



言葉は変わっていく
人は変わっていく



お前の不勉強で俺を笑うのか?
笑い者はどっちだ?



儲かるだろうと思って打算的にやったこと
全部うまくいかない



狩猟系ゲームは一度やりだすと止まらない



せっかくは縁だよ
しかたなくってため息つかずに
たのしむといいんじゃないかな



夢の中でも走ったり人と話したり
怒ったり泣いたり笑ったり抱きしめあったりしてるから
寝ることを何もしてないことだとは思ってない



レベル上げに時間割いてまでクリアするつもりはない
さよなら
腹立つ
ただ難易度上がっただけじゃん
特にバフがかかるとかなしで一人で駆り出されてさあ
極めて不愉快
気分悪いまま終わったわ



自分には難しくてクリアできないと思ったら
すぐに辞められるようになった
自分の実力がだんだんわかってきたので
無理に時間かけてレベル上げてゴリ押すみたいな作業しなくて良くなった
音楽かけながらレベル上げしてってさあ、嫌い、無理、しんどすぎ



自分の願望をイラストに託す



話す相手もいないので
思いついたことを思いついたんだよって話のネタとして消費するのではなく
内に留めて考えて考えて深めて深めて
ちゃんとした赤裸々な真っ正直な物語のネタとして使えるようになったのは
良かったことの一つだと思う

それおかしくね、とか否定されることもなくなったし
否定されるかも何か言われるかもと思ってやめていたようなアイデアも
じゃんじゃん作れるようになってきた
以前よりも自分の素直な気持ち、正直な気持ちに寄り添ってアイデアを作れるようになってきた
今の方が本当の自分をちゃんとさらけ出せていると思う
一人で家で裸になって物語を描けている
嬉しい楽しい悲しい



ゲームの主人公は必ず女の子を選ぶ
なぜなら主人公はゲームプレイをする間ずっと視界にあり続けるキャラだから
見るに耐えるものでなければ、ゲームが続かない
分身ではない、一番身近な他人としての主人公
なるべく可愛く着飾って
定期的に衣装や髪型髪色変えて
目減りしないよう工夫しながら
モチベ保ち続けなければゲームなんか続かない
楽しい日常、チャレンジしたいやりたいことに圧倒されて
すぐさま優先順位はひっくり返る
が、せっかく金払ったんだから、楽しまなきゃ損だなと思って
楽しめる方策を探るのだ
好きになるフックがあれば、それは無理なく続く
無理して続ける場合もあるが、好きになった方がよりスムーズだし
たとえシナリオ、ゲーム内容がつまらないものであったとしても
時間無駄にしたと後悔しすぎなくて済む



上達は能動的なもので
強制されたらすぐ枯れる



上達を求められずともクリアできるゲームが気持ちいい



人の気持ち慮れないムシメガネになっちゃったかー



自分で止める気ないならアラームかけるな



なーんかあえて不愉快な行動して、わがままいって、極端な行動して
周りの人を操ってやろう、利用してやろうみたいな
卑しい下心を感じるなあ



音読で、いつもふんぞりかえってえらそーにしてるやつが読み間違いしてるの聞くと
反射的に吹き出しちゃってたな
なんか猛烈に可笑しかったんだよな
咳払いして誤魔化してたけど多分気づいてただろうなあ



スタンスが決まれば発する言葉も自ずと決まってくる
それは至って自動的である



人と上辺だけのその時だけのスナック菓子的な会話をするのは楽しいわ
上辺だけのってよく否定的な文脈で使われるけど
ガツガツプライベートまで入って来られるほうが俺は嫌
メールとかラインとか交換せずに、
連絡先は知らないけれどその場所にいったらそいつらと仲良く話して
さよならしたら一人でやりたいことできて
そういう意味じゃ学校は楽しかったのかもしれないね
友人関係という一点だけ見てみれば
他は全部終わってるけど

家にいるのに一人になれないって
とても不幸な気がする
今日の世の中

人間関係を軽んじるわけでもなんでもなく、むしろ尊ぶべきものだと思ってるけど
ただ一人の時間は欲しいよなあ
バランスが取りづらいよ、今の世の中は

ストレスの中で生き続けるか
一切を切り捨てるかの二択くらいしか
俺なんかにゃ思いつかないよ残念ながらさ

歳をとる毎に連絡の必要性が高まって
どんどんどんどん縛られるようになっていく
息苦しかったんだよ



そういった話は嫌いじゃないが
恥ずかしいので
あまりしたくない



喋ってる時って頭の中で言葉を作ってそれをなぞって喋ってる?
全然そんなことないんだけど
何にも考えずに喋ってる
というか、考えてはいるんだろうけどそれは無意識だから
言葉で頭の中でイメージしてるわけではないと思うんだよね
会話って反射だからさ
よく創作物に出て来る超能力で、人の考えてることがわかるみたいな描写の時に、その人の考えてることが言葉として現れてるけど、
それ本当かなっていう
無意識のもや、イメージみたいなのがあって
それで喋ってると思うんだけど
だってイメージや感覚を言葉にわざわざ置き換えてやるよりも無意識のまま喋っちゃったほうが断然早いじゃん
全部が全部意識でコントロールしてたらとてもついていけないし、人の行動の大半は無意識なんだから、
別に意識で考えてないってなんの問題もないって気がする
なんも考えずに喋ってるって考えなしに見えるけど
ちゃんと無意識では考えてるよっていう
言葉面だけで受け取って欲しくないなと
もう一歩踏み込んで欲しいなと思う

あとこれは文句だけど
話し言葉なんで、そりゃ文法的に正確には喋れませんよ全部が全部
で、そのたった一つ乱れたところだけを切り取って
話してるの変だし、語尾とか、日本語もう一回勉強し直したほうがいいですよ
ってとっても失礼じゃないですか?
やる気ないならそう言ってくれればいいのにね
予定すっぽかしたくせに謝らずに新人だからって高圧的だし
実績がない奴に対して高圧的に接するって普通に考えて最低

作中に指示語で指示語を説明している部分があったのは事実です
が、それを、指示語が指している内容がわからないではなく
嘲笑しながら、日本語の勉強したほうがいいですよ
は、真摯な態度ではないですよね
なんかダメそうだから、漫画つまらないから、二度と会わないから
っていうやつにはそんな態度が許されるんですかね?
素晴らしいところですね漫画出版社って

実績がないと真面目に向き合ってすらくれないんですね
でも確かに、世の中みんなレッテルだけを見て接してますね
当たり前のことでした
私がバカでした
ちゃんとしたアドバイスをくれると思い込んでいた自分は愚かだったようです



有能売れっ子漫画編集者さん(笑)



好きでもない奴から好意向けられてる行動されると吐き気がする



溶けてゆくのが気持ちいい
溶けてゆく瞬間は意識ではないから
過程を意識では感じられないけれども
無意識で気持ちよさを感じている
それが終わった後、意識にフィードバックがいって、
意図的主観的時間錯誤
気持ちよかったという感覚だけがそこにある

それを味わうために身体のメンテナンスをし、椅子にはなるべく座らずに、自然音以外は排し、急かされない状況に身を置き
万全の状態で溶けてゆくのだ



ヒキを下品だなと感じてしまう瞬間がある



あらゆる娯楽が邪魔だ
やりたいとか楽しそうとか思わせないでくれ
買わせないでくれ
時間奪わないでくれ
漫画だけ描かせてくれ



安定ってなんだよ
全部君の思い込みじゃん
つか職種じゃなくて能力じゃないの安定って
ちゃんとした力があればどこいっても通用するよ
ポジションやレッテルのこと指してないと思うんだけど間違ってますか?



ずっと原稿向かってると飽きちゃうから
その都度立ち上がってちょこちょこ別のことをやって
で、やる気が戻るの待って
そろそろやってもいいかなってところでまた戻ってくる
基本原稿進めたいのはそうなんだけど
どうしても気分のところで詰まっちゃう時がある
無理しても単純作業ではないから進まないので
別のことして気分が戻るのを待つ
別のことやってれば、時間無駄にしてるとも思わないし
別のことでストレスが溜まれば、こんなのとっととやめて早く漫画描きたいわってなるからいい
お得



時間かけるってよくいうけど、
ある程度までは意味あって
それ以上は意味ないただのポーズだと思います
内容が専門性高い、取材や資料に時間かかる
絵のクオリティ、書き込み
アニメ、ゲームプログラミングのようなシンプルに工数がかかるもの
こういうものならわかるけどね

ああ、こいつ話引き延ばしてんなー、やりたくねえだけだなー、やる気ないなー
って思ったら即切るのを推奨します

あと、こちらにだけ時間かけさせて、自分はその間別のことしてるやつとかね
要注意



その間の生活保障されてないのに、給与も別に出てないのに
そのくせ何年も拘束させて
結果が出るかどうかも博打って
真っ当な人間のやることじゃねえよ



風呂敷の広げ方ばっかり練習するより
畳み方の方考えた方がいいと思います



週刊連載ってシステム破綻しないんですかね
常に企業心理優先で
大量生産、大量消費
質の低いものを連発し、数打ちゃ当たるの精神で
人すらも
大量生産、大量消費
そうなったら終わりですよね



AIがどんどん普及して人の負担どんどん減らして世の中便利にしてくれーって思ってるんだけど
でもこと創作物に関しては、任せることはできるんだけど、任せても楽しくないから俺は任せないかなあ
省けるところやらなくていいところ、レンチンくらい手軽にできるなら喜んで使わせていただくけれど
創作の根本は自分でやんなきゃ面白さ味わえない気がする
ああかも、こうかもって自分を掘り下げる、自分を理解する、疑問に解釈をつける行為が、ものづくりだと思ってる
話を作る中でこう考えてたのかもとか、こういう癖あるな俺とか
そういう発見というか仮説というか
考えること自体が楽しいので、その考える機会はなるべく保ちたいなあと思う



インプットやんなきゃって気持ちが
物作りたいって気持ちの邪魔になってる
俺は一人で二つのことを同時にはできないです
そして時間は有限です
ほんとにやりたいことなんですか
数邪魔
記録邪魔
素直でいけ



今になって思えば
やっぱり俺はみんなで漫画作りたかったし
別に連載が夢じゃなかったんです
みんなで楽しいを共有できたら幸せだったんです
でも、それが同時に俺を止めてた要因の一つでもあったわけで
今はこれで良かったと思ってる
夢はもう叶わないけど
誰にも指図されずに
誰かの印象を気にすることもなく
のびのび自由に
自分の中の作りたいに素直に向き合えてるから
毎日楽しいです



今日一日ありがとうございました
明日もまたよろしくお願いします
その繰り返しでしかないよ
記念日だとか節目だとか
特別な理由なんかなくたっていいじゃん
瞬間に生きればいいじゃん
今思ったその気持ち大事にしたらいい

祝日迎えることよりも
年が明けることよりも
誕生日迎えることよりも
ここに今、生きてるってことが何より尊いんだ



思いついたその日がイベント日
大切な年に一度しかないイベント日を逃すな!



やれとやるなが拮抗してないと進めない

お前は特別じゃないから(無駄なことは)やるな
お前は特別じゃないから(他よりもたくさん)やれ



頑張る気はないが
甘えない
これが目標



ちょっと金が手に入ると
余計なものでも、「買えてしまう」から困る
考えなくなるのが嫌



理論値じゃ動けないよ
だってしょうがないだろ
人なんだから



態度がピリついてたり、ささくれだったりしてたのは
尖ってたとか病んでたとかじゃなくて
他人への関心が過剰になってたからだと思うよ

ほんとにごめんなさい
失礼な態度とって気分悪くさせてごめんなさい
それなのに見捨てないでいてくれてありがとうございます
感謝してます
ありがとうございます



ゲーム実況のリクエストが多いのって
素直に欲してるというよりは、単にみんな企画思いつかないだけだと思うんです
ただ自分が慣れ親しんでることをやって欲しいだけで
特別感のない誰にでもできることをさせることで
この人も自分と同じ地平にいるんだって安心感与えるだけで
内容の面白さは二の次みたいな
だから続けてっても視聴者は減っていく一方みたいな
なんか無責任な言葉だと思うんです
並の人のゲーム実況ってつまんねえよ普通に
せっかく職業や専門としてるところがあるのに
そういう内容濃いものこそ喋って欲しいなと思うんですけど
誰でもできることじゃなくて、あなたにしかできないことちゃんとあるんだから
それ見せて欲しいと思います

あらゆるコンテンツは、方向性問わずマニアックであって欲しいなあー



成長止まったなと思ったら環境からガラリと変えてみる
自分ルールは守る意味ないって軽んじて簡単に破ってしまうので
そんなことできない強制力を働かせて
やらざるを得ない環境を作る
そすっとやる



同じ人間が作ってるので
究極的に言えば、作品皆同じ内容と言えるだろう
だからもう内容が同じだとかは開き直ることにした
自分が変化すれば勝手に語ることも変化するし
変わらなかったら変わらなかったで構わない
気にはするが、気にしすぎない
これで行こうと思ってる



ゲームに興味があったわけじゃない
アートに興味があっただけだ
興味の対象を間違えちゃいけない
買い物に失敗する



かつての神様へ
何をするにしてもあなたの評価が絶対で
あなたの意見が絶対でしたね
そして私を非難するだけで
頑なにあなたは絵を描いてくれませんでしたね
どんなに機嫌を良くしても
どれだけおだてても
どれだけ関係を良好に保っても
何にも関係ありませんでしたね

あの頃の神様へ
あなたと決別してから、私の中からいくつの作品が誕生したでしょうか
あなたの機嫌を伺って絵を描いてもらえるよう努力するよりも簡単でした
初めからこうすればよかったのになと思いましたが
これもきっと神様が与えてくれた試練なのでしょう
最初から人をあてにしてると、足元見られて利用されるだけされておしまいですよと
まず一人でできるように力をつけてから頼りなさいと
無駄にした時間は勉強料ですよと
ありがとうございました
大変勉強になりました

そんな商売あるかよ、馬鹿野郎が
ふざけんなよ、今でも恨んでるぞお前のことを
あの四年弱がなければと思わない日はない
恨んじゃいるが、会いたいとは毛頭思わない
永遠にさようなら
願わくば二度とあなたと出会わなくていい幸せな人生でありますよう
心から祈っております



話を書いている瞬間、俺は俺じゃない
終わってふっと一息ついた時、俺は俺に戻ってる

頭で考えてない
どこか別の場所と接続し交信している感覚
それは俺の中かもしれないし
別の何処かかもしれないし

伝わってくるものを書き留める
湧き出てくるものを書き留める
俺に与えられた役割はこれだけだ



所詮、真実なんてものは言葉にした途端消え失せる
この言葉も当然、真実などではない
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