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第二章 破壊の月と優しい白色の鳥
第15話 災害クラス大量発生
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「この子は早坂風ね、よーし、これで全部だね」
私は証明書の紙を片付けた
その時
コンコン
「一等兵、深紅です、入ってもよろしいですか?」
「はい、どうぞ」
「失礼します」
「深紅さん、何かあった?」
「正門前に狩妖隊長が来ています」
「海君が?分かった、今、行くから貴女も来て」
「分かりました」
正門前
「あ、海君、どうかしたの?」
「ああ、そっちの海に妖魔が逃げた」
「····え?」
「それは本当ですか?」
「ああ、思った以上に隊員が海上戦に慣れてなくてな」
「···深紅さん、今、海上に出てる子っている?」
「はい、まぁ、でも雅楽さんが居ます」
「あ、そいつ、災害クラス」
「今すぐに行きましょう!」
「災害クラス?」
「妖魔の危険度です、災害クラスは町を一つ破壊するくらいの破壊力を持っています!」
「···本当に申し訳ない、今すぐに俺が対処したいんだけど、場所が分からないうえに巻き込まれたら···」
「あー、確かに」
「禁断部隊は?」
「ドラゴンの練習で居ない」
「あー、はい」
その時
女の子と男の子の子供がやって来た
「隊長!特定出来ました!」
「沖に居ます!」
「沖だと!?」
「不味い、沖に皆、居る···」
「取り敢えずさ、私、月龍君に連絡するね?」
私は電話をかけた
「もしもし?」
「何?」
「今すぐに海獣部隊の海の沖にきて!沖に災害クラスの妖魔が居て、皆、そこで練習してる···」
「すまん、今、こっちにも災害クラスの妖魔が2体いる」
「え!?」
「そっちは行けそうにない···ごめん!」
ツーツー
「··どうする?沖に出るまで時間かかるよね?」
「···あ、一つ方法があった」
「え?」
「宗古、アグマヤガラと白出してくれないか?」
「あ、良いけど」
「お前達も手伝ってくれ」
「「「はい!」」」
沖
「··くっ!そんな···こんな所に」
「雅楽先輩!」
「神奈ちゃん!皆を連れて逃げて」
「で、でも」
「全滅するくらいなら犠牲は一人の方がいい、だから···」
「嫌です···先輩を置いて逃げるなんて···」
「でも、このままだと皆死んじゃうから!行って!」
「は、はい、先輩、絶対に生きていて下さい···」
神奈ちゃんは皆を連れて逃げ出した
「···どうしよう、隊長···師匠」
俺は足に水蜘蛛をつけた
「海隊長!お願いします」
「任せろ日食加速 ブースト!」
俺はアグマヤガラと白の前に立った
「二人とも頼む」
「え?まさか、二人の攻撃をブースト代わりにするつもり!?」
「しょうがないだろ!頼む!」
グゥゥ!!!(任せて!)
ギャオオ!(ぶっ飛ばしてあげるよ!)
ドーーーーーーーン!!!!
「よーし!成功だ!」
俺は物凄いスピードで吹っ飛ばされた
「っち!何で災害クラスが2体も!緋色の爪!」
ザザザザン!!
グギャャャャ!!!!
俺は一体目の災害クラスの海獣を切り裂いた
「次はお前だ!」
俺は刀を抜き、妖魔の背中に突き刺した
ザクッ!
ガァァァァ!!!!
そして妖魔は倒れた
「ふぅ」
その時
ゴギャャ!!!
「くっそ!また災害クラスの妖魔かよ!」
俺が刀を構えた時
「月龍隊長!ここは狩妖部隊の私達が相手します!」
水蜘蛛を着けた四人の男子と女子がやって来た
「おお!ありがたい、じゃあ頼んだ!」
俺はガングリオンに乗って飛び上がった
「ぐぅぅ!!」
私は刀で海獣の攻撃を受け止めていた
アグゥゥ!!
「うわっ!?」
海獣の攻撃により刀が吹き飛ばされた
「しまっ!」
その時海獣が飛び上がった
「···うそ」
死を覚悟した時
「間に合ったー!」
ドーーン!!!
「え?」
「はぁ、はぁ」
「だ、誰?」
「大丈夫か?」
「は、はい、でも、貴方は···腕」
「あ?ああ、これくらい大丈夫、俺は狩妖部隊隊長 八龍海だ」
「え?狩妖部隊隊長?」
「ああ」
「あ、ありがとうございます、助かりました」
「あ、海が助けたのた、ほっ」
「月龍君···大丈夫?」
「宗古か?」
「うん」
「ああ」
「へ、へぇ、あ、神奈ちゃん、大丈夫?ぼろぼろだけど」
「た、隊長、雅楽先輩がまだ」
「大丈夫だ、もう助けられてる」
「あ、そうなんですか、ほっ」
「ごめんなさい、私の不注意で、私がきちんと調べておくべきだった、本当にごめんなさい」
「いやいや、隊長、頭を上げてください、それにこんなこと、調査しても分かりません」
「こればっかりは調査調べても分からないな····ってか災害クラスの妖魔に海獣が四体···どういうことだ?」
「誰かが仕向けてるってこと?」
「そうぽっいね!」
「あ、先生」
「全く、びっくりしたよ、災害クラスの妖魔や海獣が四体出てるって」
「そうですね」
「あ、花日」
「やっほー、月龍君に宗古さん」
「こんにちは」
「こんにちは」
「それで、妖魔達は?」
「2体も俺が倒して、んで海獣部隊を襲った妖魔は海が倒して、最後の奴は狩妖部隊の隊員が倒してる」
「狩妖部隊の人達かー、まぁ、大丈夫か」
その時
バーーーーーン
「っく!この音は!」
「え?え?」
「だ、誰か死んだ···」
「「え?」」
「···」
「これは··狩妖部隊···」
「あ、ああ、俺があの時一緒に戦っていれば····」
「つ、月龍君?」
「あ、まずい」
「ガングリオン、行くぞ」
ガルル(分かった)
月龍君はガングリオンに乗った
「月龍君!待って!追うよ!アグマヤガラ!」
グゥ!(うん!)
私はアグマヤガラに乗って飛び上がった
「隊長!」
「私達も追いますか?」
「いや、ここは宗古に任せよう」
「はい」
「隊長···」
「大丈夫さ、宗古だって、禁忌を解放してる身なんだ、それに恋人同士だから怒りも押さえてくれるだろう」
「そうだと良いのですが···」
「心眼解放」
俺は辺りを見た、そして気付いた
「ちっ!やっぱり大量発生してるな···くそ!」
俺は刀を抜いた
「狩妖隊の隊員は無事か?」
俺はさっきの場所に降りた、しかしそこにあったのは
「うぐっ···そ、そんな···」
大量の死体だった
「ま、まだ海の中に!」
俺は海に潜った、そして絶望した
「う、うそだろ···皆、死んでるじゃねえか···」
沈んで行く遺体、血で染まった海、所々にある血が付いた刀
俺は海から出た
「はぁ、はぁ、うぐっ···」
「月龍く····え···何これ····」
「ああ、冷静に考えて災害クラスの奴を任せたのは間違いだった····」
「月龍君····」
グゥゥ(死体が一杯だよ)
私は証明書の紙を片付けた
その時
コンコン
「一等兵、深紅です、入ってもよろしいですか?」
「はい、どうぞ」
「失礼します」
「深紅さん、何かあった?」
「正門前に狩妖隊長が来ています」
「海君が?分かった、今、行くから貴女も来て」
「分かりました」
正門前
「あ、海君、どうかしたの?」
「ああ、そっちの海に妖魔が逃げた」
「····え?」
「それは本当ですか?」
「ああ、思った以上に隊員が海上戦に慣れてなくてな」
「···深紅さん、今、海上に出てる子っている?」
「はい、まぁ、でも雅楽さんが居ます」
「あ、そいつ、災害クラス」
「今すぐに行きましょう!」
「災害クラス?」
「妖魔の危険度です、災害クラスは町を一つ破壊するくらいの破壊力を持っています!」
「···本当に申し訳ない、今すぐに俺が対処したいんだけど、場所が分からないうえに巻き込まれたら···」
「あー、確かに」
「禁断部隊は?」
「ドラゴンの練習で居ない」
「あー、はい」
その時
女の子と男の子の子供がやって来た
「隊長!特定出来ました!」
「沖に居ます!」
「沖だと!?」
「不味い、沖に皆、居る···」
「取り敢えずさ、私、月龍君に連絡するね?」
私は電話をかけた
「もしもし?」
「何?」
「今すぐに海獣部隊の海の沖にきて!沖に災害クラスの妖魔が居て、皆、そこで練習してる···」
「すまん、今、こっちにも災害クラスの妖魔が2体いる」
「え!?」
「そっちは行けそうにない···ごめん!」
ツーツー
「··どうする?沖に出るまで時間かかるよね?」
「···あ、一つ方法があった」
「え?」
「宗古、アグマヤガラと白出してくれないか?」
「あ、良いけど」
「お前達も手伝ってくれ」
「「「はい!」」」
沖
「··くっ!そんな···こんな所に」
「雅楽先輩!」
「神奈ちゃん!皆を連れて逃げて」
「で、でも」
「全滅するくらいなら犠牲は一人の方がいい、だから···」
「嫌です···先輩を置いて逃げるなんて···」
「でも、このままだと皆死んじゃうから!行って!」
「は、はい、先輩、絶対に生きていて下さい···」
神奈ちゃんは皆を連れて逃げ出した
「···どうしよう、隊長···師匠」
俺は足に水蜘蛛をつけた
「海隊長!お願いします」
「任せろ日食加速 ブースト!」
俺はアグマヤガラと白の前に立った
「二人とも頼む」
「え?まさか、二人の攻撃をブースト代わりにするつもり!?」
「しょうがないだろ!頼む!」
グゥゥ!!!(任せて!)
ギャオオ!(ぶっ飛ばしてあげるよ!)
ドーーーーーーーン!!!!
「よーし!成功だ!」
俺は物凄いスピードで吹っ飛ばされた
「っち!何で災害クラスが2体も!緋色の爪!」
ザザザザン!!
グギャャャャ!!!!
俺は一体目の災害クラスの海獣を切り裂いた
「次はお前だ!」
俺は刀を抜き、妖魔の背中に突き刺した
ザクッ!
ガァァァァ!!!!
そして妖魔は倒れた
「ふぅ」
その時
ゴギャャ!!!
「くっそ!また災害クラスの妖魔かよ!」
俺が刀を構えた時
「月龍隊長!ここは狩妖部隊の私達が相手します!」
水蜘蛛を着けた四人の男子と女子がやって来た
「おお!ありがたい、じゃあ頼んだ!」
俺はガングリオンに乗って飛び上がった
「ぐぅぅ!!」
私は刀で海獣の攻撃を受け止めていた
アグゥゥ!!
「うわっ!?」
海獣の攻撃により刀が吹き飛ばされた
「しまっ!」
その時海獣が飛び上がった
「···うそ」
死を覚悟した時
「間に合ったー!」
ドーーン!!!
「え?」
「はぁ、はぁ」
「だ、誰?」
「大丈夫か?」
「は、はい、でも、貴方は···腕」
「あ?ああ、これくらい大丈夫、俺は狩妖部隊隊長 八龍海だ」
「え?狩妖部隊隊長?」
「ああ」
「あ、ありがとうございます、助かりました」
「あ、海が助けたのた、ほっ」
「月龍君···大丈夫?」
「宗古か?」
「うん」
「ああ」
「へ、へぇ、あ、神奈ちゃん、大丈夫?ぼろぼろだけど」
「た、隊長、雅楽先輩がまだ」
「大丈夫だ、もう助けられてる」
「あ、そうなんですか、ほっ」
「ごめんなさい、私の不注意で、私がきちんと調べておくべきだった、本当にごめんなさい」
「いやいや、隊長、頭を上げてください、それにこんなこと、調査しても分かりません」
「こればっかりは調査調べても分からないな····ってか災害クラスの妖魔に海獣が四体···どういうことだ?」
「誰かが仕向けてるってこと?」
「そうぽっいね!」
「あ、先生」
「全く、びっくりしたよ、災害クラスの妖魔や海獣が四体出てるって」
「そうですね」
「あ、花日」
「やっほー、月龍君に宗古さん」
「こんにちは」
「こんにちは」
「それで、妖魔達は?」
「2体も俺が倒して、んで海獣部隊を襲った妖魔は海が倒して、最後の奴は狩妖部隊の隊員が倒してる」
「狩妖部隊の人達かー、まぁ、大丈夫か」
その時
バーーーーーン
「っく!この音は!」
「え?え?」
「だ、誰か死んだ···」
「「え?」」
「···」
「これは··狩妖部隊···」
「あ、ああ、俺があの時一緒に戦っていれば····」
「つ、月龍君?」
「あ、まずい」
「ガングリオン、行くぞ」
ガルル(分かった)
月龍君はガングリオンに乗った
「月龍君!待って!追うよ!アグマヤガラ!」
グゥ!(うん!)
私はアグマヤガラに乗って飛び上がった
「隊長!」
「私達も追いますか?」
「いや、ここは宗古に任せよう」
「はい」
「隊長···」
「大丈夫さ、宗古だって、禁忌を解放してる身なんだ、それに恋人同士だから怒りも押さえてくれるだろう」
「そうだと良いのですが···」
「心眼解放」
俺は辺りを見た、そして気付いた
「ちっ!やっぱり大量発生してるな···くそ!」
俺は刀を抜いた
「狩妖隊の隊員は無事か?」
俺はさっきの場所に降りた、しかしそこにあったのは
「うぐっ···そ、そんな···」
大量の死体だった
「ま、まだ海の中に!」
俺は海に潜った、そして絶望した
「う、うそだろ···皆、死んでるじゃねえか···」
沈んで行く遺体、血で染まった海、所々にある血が付いた刀
俺は海から出た
「はぁ、はぁ、うぐっ···」
「月龍く····え···何これ····」
「ああ、冷静に考えて災害クラスの奴を任せたのは間違いだった····」
「月龍君····」
グゥゥ(死体が一杯だよ)
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