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英雄、冒険者になる
17:英雄、親子を会わせる
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「話合いはどうなってるさね」
「……っ」
パルコには断りなく、私は彼の母親である店主を招き入れる。
彼女の手首には昨日渡した髪紐が新たに結ばれていた。
「母さん……」
「全く、いい大人がダダでも捏ねてるんじゃないかと思って来てみれば本当に捏ねてるなんて」
役人が本日の午前に来ることは既に昨日伝え済みである。
彼女も自分の店を休んで顔を見せに来てくれたのだ。
「どうも、パルコの母のルルティエです」
「この件の担当をさせて頂いております、ハーマンと申します」
まずは2人が挨拶をする。
その間呆けていたパルコだったが、私をきっと睨む。
護衛であるにも関わらずにさらっと裏口を開けたことからも、彼女を呼んだのは私であることを理解したようだ。
「母さんを呼んだのはあんたか……!」
「やめな」
私に詰め寄ろうとしたパルコを声だけでルルティエは制した。
「その方に怒るのは筋違いさね」
奥からシャルがルルティエ分の椅子を持ってきて座らせる。
その際に初対面になっただろうシャルに対してルルティエはやんわりと眉尻を下げて微笑んだ。
「お前さんが、うちの馬鹿息子に寄り添ってくれた子かい。苦労しただろうに、ありがとうねぇ」
シャルの手を握って微笑むルルティエに、シャルは首を振る。
お会いできて嬉しいです、と、在り来りだが今までなかったやり取りを交わした。
シャルは孤児院出身だ。
それ故に、今回の借金でもシャルの親を頼ることが出来なかったという。
「さて、これが借用書かい」
ふむ、と机の上に置かれた借用書を眺めて、ルルティエは息を漏らす。
この場の雰囲気は全てルルティエの手の中にあった。
「連帯保証人が空欄なのも、この書類のおかしいところさね。連帯保証人証明証に記入しても?」
「こちらになります」
ハーマンがさっとルルティエに用紙を渡せば、迷うことなくさらさらとルルティエは記入した。
連帯保証人。債務者が返済出来ない場合に変わりに返済を約束する保証人のこと。
違法な契約書の殆どでは連帯保証人という他人を間に入れないことで契約書を見せないでいい状況を作り出している。勿論、連帯保証人は追記してもだめなので、この国では別用紙の正式な書類が必要となる。
「母さん……」
「私もお前も、長年ヘソを曲げてきたツケさ。これくらい親がしてやれなくてどうする」
「でも、俺。家を飛び出して……」
「そもそもからして、お前の意見に全く耳を貸しすらしなかった。あの方が来てくだされなかったら、私は一生後悔しながら生きていただろうねぇ」
「イアちゃんが……」
その場にいる全員からの痛い視線を私は受け流す。
偶然ルルティエの依頼を受けて、偶然物事がうまく運んだだけだ。
あの日、シャルとパルコが借金取りから暴力を受けていなければ。
気になって店にいかなければ。
今ここにルルティエは居なかっただろう。
「ハーマンさんや。借金は商人ギルドから正式に振り込ませて頂きます。それで大丈夫かのぉ」
「返済証明証を発行する手続きがありますが、そちらはパルコさんだけでも大丈夫ですので。……私はこれで」
一通りの事務手続きを終えて、ハーマンは帰っていく。
その場に残された私達は、震えだしたルルティエに首を傾げた。
「大体……」
つかつかと歩いて、作りかけの服を手に取る。
ルルティエの手は震えていた。
きっと、話の間中ちらちらと視線がいっていたので気になっていたに違いない。
「大体なんだこの服は! ダサい。ダサすぎる!!」
悲鳴のように、いや、まさに悲鳴をルルティエはあげた。
「服の縫製はそこそこ腕をあげたようだが、この服袖いらんわ。こっちはいるのになんで無くしたのさね。ここの切り返しは必要だろうて。これがあればより防御力も上がるって分かってるだろうに」
「い、今はそれが主流で……」
怒涛の指摘に、パルコは思わず嘘をつく。
多少後ずさっているが、その視線が完全にルルティエから逃げていることからして、もしルルティエが全く別の職業であったとしても嘘をついていることはすぐに分かったことだろう。
「馬鹿垂れが!! 同じ冒険者向けの服屋なんだから流行くらい知っとるわ!」
「えっ……」
実際は、同業者になったのだから流行くらい知っていて当然のことなのだが。
そんなことを知らなかったパルコからしてみれば、青天の霹靂とはまさにこのことなのかもしれない。
家を出ていった理由がそもそもからして、方向性の違いなのだから。
母親が自分の信念を曲げてまで同業者になるとは思っても見なかったのだろう。
「今の流行はお洒落にも気を使った服装さね。お前ときたら一昔前の流行ばかり追いよってからに!」
「で、でも物理防御的にはこっちの方が!」
「命会っての物種とはいえ自分の死装束にもなるかもしれない服をダサいやつにするわけなかろうに!」
親子喧嘩をシャルと2人で視線を置いながら見守る。
シャルはハラハラとしているが、声を上げない。
2人の言っていることが職人として当然の衝突だからと理解しているのだ。
親子は一通り喧嘩しあった後、ルルティエが息を整え始めたところで一旦終了する。
「お前の居場所くらい、いつだって用意してやれる。奥さんと一緒に、帰っておいで」
「でも、俺。あんな大口叩いて出ていったのに……」
「若いうちは親がいるうちに失敗しておくもんだ。お前はデザインの腕も全然だめだから、またやり直しさねぇ」
親が居なくとも自分で歩めるならそのままでも良かったのに。
躓いてこれ以上穴を広げる前に誰かが支えなければならない。
甘える親がいるというのは、その記憶のない私にとても不思議な感覚だった。
「子が親に迷惑をかけて何が悪い。お前はまだまだこれからさね」
親が子に迷惑をかけるならともかくな。
そうルルティエは笑ってパルコの背中を叩く。
「シャルさん、と言ったかい。お前さんもそれでいいかい」
「勿論です、お義母さん」
こうして、親子の絆はまた繋がり始めたのだった。
新しい縁と共に。
パルコとシャルは諸々の手続きをするために動き出し、依頼の最終日なのでそのまま私はルルティエを護衛がてら彼女の店へと共に移動する。
「お見苦しいところを沢山お見せしてしまいました。しかし、お嬢様が居なければ、どうなっていたか」
「おやめください。今の私は冒険者です。イアとお呼び頂ければ」
小声で交わされる会話。
周囲の雑踏にかき消されてそれ以上広がることはない。
ゆっくりとルルティエの歩幅に合わせながら店に向かう。
私の意を汲んで、ルルティエは小さく頷いた。
「……幸せは、見つかりましたか」
それは呟くような言葉。
確かにルルティエには届いたのだろう。
彼女は小さく口元に笑みを浮かべた。
「あぁ。お前さんのおかげさね」
まだまだ幸せというにはこれからだけど。
けれど、ルルティエの諦めていた【幸せ】は見つかったのだと。
彼女はそう微笑む。
「そうですか」
思ったよりも無感情だった。
親子の縁が再び結ばれる。
それは一般的に幸せなことなのかもしれない。
けれどそれは、私には永遠に取り戻せない幸せでしかない。
親も記憶も、もう私の中にはないのだから。
「ありがとう。本当に、ありがとう」
店に着いて今日はもういいと分かれる時に、両手を握ってそう告げられた。
息子に会っても浮かべなかった涙を目尻に浮かべて。
彼女はこれからを生きていく。
そうして、2つの依頼は同日に達成を迎えたのだった。
「……っ」
パルコには断りなく、私は彼の母親である店主を招き入れる。
彼女の手首には昨日渡した髪紐が新たに結ばれていた。
「母さん……」
「全く、いい大人がダダでも捏ねてるんじゃないかと思って来てみれば本当に捏ねてるなんて」
役人が本日の午前に来ることは既に昨日伝え済みである。
彼女も自分の店を休んで顔を見せに来てくれたのだ。
「どうも、パルコの母のルルティエです」
「この件の担当をさせて頂いております、ハーマンと申します」
まずは2人が挨拶をする。
その間呆けていたパルコだったが、私をきっと睨む。
護衛であるにも関わらずにさらっと裏口を開けたことからも、彼女を呼んだのは私であることを理解したようだ。
「母さんを呼んだのはあんたか……!」
「やめな」
私に詰め寄ろうとしたパルコを声だけでルルティエは制した。
「その方に怒るのは筋違いさね」
奥からシャルがルルティエ分の椅子を持ってきて座らせる。
その際に初対面になっただろうシャルに対してルルティエはやんわりと眉尻を下げて微笑んだ。
「お前さんが、うちの馬鹿息子に寄り添ってくれた子かい。苦労しただろうに、ありがとうねぇ」
シャルの手を握って微笑むルルティエに、シャルは首を振る。
お会いできて嬉しいです、と、在り来りだが今までなかったやり取りを交わした。
シャルは孤児院出身だ。
それ故に、今回の借金でもシャルの親を頼ることが出来なかったという。
「さて、これが借用書かい」
ふむ、と机の上に置かれた借用書を眺めて、ルルティエは息を漏らす。
この場の雰囲気は全てルルティエの手の中にあった。
「連帯保証人が空欄なのも、この書類のおかしいところさね。連帯保証人証明証に記入しても?」
「こちらになります」
ハーマンがさっとルルティエに用紙を渡せば、迷うことなくさらさらとルルティエは記入した。
連帯保証人。債務者が返済出来ない場合に変わりに返済を約束する保証人のこと。
違法な契約書の殆どでは連帯保証人という他人を間に入れないことで契約書を見せないでいい状況を作り出している。勿論、連帯保証人は追記してもだめなので、この国では別用紙の正式な書類が必要となる。
「母さん……」
「私もお前も、長年ヘソを曲げてきたツケさ。これくらい親がしてやれなくてどうする」
「でも、俺。家を飛び出して……」
「そもそもからして、お前の意見に全く耳を貸しすらしなかった。あの方が来てくだされなかったら、私は一生後悔しながら生きていただろうねぇ」
「イアちゃんが……」
その場にいる全員からの痛い視線を私は受け流す。
偶然ルルティエの依頼を受けて、偶然物事がうまく運んだだけだ。
あの日、シャルとパルコが借金取りから暴力を受けていなければ。
気になって店にいかなければ。
今ここにルルティエは居なかっただろう。
「ハーマンさんや。借金は商人ギルドから正式に振り込ませて頂きます。それで大丈夫かのぉ」
「返済証明証を発行する手続きがありますが、そちらはパルコさんだけでも大丈夫ですので。……私はこれで」
一通りの事務手続きを終えて、ハーマンは帰っていく。
その場に残された私達は、震えだしたルルティエに首を傾げた。
「大体……」
つかつかと歩いて、作りかけの服を手に取る。
ルルティエの手は震えていた。
きっと、話の間中ちらちらと視線がいっていたので気になっていたに違いない。
「大体なんだこの服は! ダサい。ダサすぎる!!」
悲鳴のように、いや、まさに悲鳴をルルティエはあげた。
「服の縫製はそこそこ腕をあげたようだが、この服袖いらんわ。こっちはいるのになんで無くしたのさね。ここの切り返しは必要だろうて。これがあればより防御力も上がるって分かってるだろうに」
「い、今はそれが主流で……」
怒涛の指摘に、パルコは思わず嘘をつく。
多少後ずさっているが、その視線が完全にルルティエから逃げていることからして、もしルルティエが全く別の職業であったとしても嘘をついていることはすぐに分かったことだろう。
「馬鹿垂れが!! 同じ冒険者向けの服屋なんだから流行くらい知っとるわ!」
「えっ……」
実際は、同業者になったのだから流行くらい知っていて当然のことなのだが。
そんなことを知らなかったパルコからしてみれば、青天の霹靂とはまさにこのことなのかもしれない。
家を出ていった理由がそもそもからして、方向性の違いなのだから。
母親が自分の信念を曲げてまで同業者になるとは思っても見なかったのだろう。
「今の流行はお洒落にも気を使った服装さね。お前ときたら一昔前の流行ばかり追いよってからに!」
「で、でも物理防御的にはこっちの方が!」
「命会っての物種とはいえ自分の死装束にもなるかもしれない服をダサいやつにするわけなかろうに!」
親子喧嘩をシャルと2人で視線を置いながら見守る。
シャルはハラハラとしているが、声を上げない。
2人の言っていることが職人として当然の衝突だからと理解しているのだ。
親子は一通り喧嘩しあった後、ルルティエが息を整え始めたところで一旦終了する。
「お前の居場所くらい、いつだって用意してやれる。奥さんと一緒に、帰っておいで」
「でも、俺。あんな大口叩いて出ていったのに……」
「若いうちは親がいるうちに失敗しておくもんだ。お前はデザインの腕も全然だめだから、またやり直しさねぇ」
親が居なくとも自分で歩めるならそのままでも良かったのに。
躓いてこれ以上穴を広げる前に誰かが支えなければならない。
甘える親がいるというのは、その記憶のない私にとても不思議な感覚だった。
「子が親に迷惑をかけて何が悪い。お前はまだまだこれからさね」
親が子に迷惑をかけるならともかくな。
そうルルティエは笑ってパルコの背中を叩く。
「シャルさん、と言ったかい。お前さんもそれでいいかい」
「勿論です、お義母さん」
こうして、親子の絆はまた繋がり始めたのだった。
新しい縁と共に。
パルコとシャルは諸々の手続きをするために動き出し、依頼の最終日なのでそのまま私はルルティエを護衛がてら彼女の店へと共に移動する。
「お見苦しいところを沢山お見せしてしまいました。しかし、お嬢様が居なければ、どうなっていたか」
「おやめください。今の私は冒険者です。イアとお呼び頂ければ」
小声で交わされる会話。
周囲の雑踏にかき消されてそれ以上広がることはない。
ゆっくりとルルティエの歩幅に合わせながら店に向かう。
私の意を汲んで、ルルティエは小さく頷いた。
「……幸せは、見つかりましたか」
それは呟くような言葉。
確かにルルティエには届いたのだろう。
彼女は小さく口元に笑みを浮かべた。
「あぁ。お前さんのおかげさね」
まだまだ幸せというにはこれからだけど。
けれど、ルルティエの諦めていた【幸せ】は見つかったのだと。
彼女はそう微笑む。
「そうですか」
思ったよりも無感情だった。
親子の縁が再び結ばれる。
それは一般的に幸せなことなのかもしれない。
けれどそれは、私には永遠に取り戻せない幸せでしかない。
親も記憶も、もう私の中にはないのだから。
「ありがとう。本当に、ありがとう」
店に着いて今日はもういいと分かれる時に、両手を握ってそう告げられた。
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