24 / 45
巡り合う定め
23:杖の値段
しおりを挟む
「まあ、面倒だからこの人は秘密ねぇ」
まだ不満のあるサティアを放置して、店の表に戻ると、バルターには妖精姫であることを秘密にするように伝える。
「しかし、その杖では……」
「私が私であることには変わりないのだから、気付かれる分には構わないわぁ」
そう言えば、バルターはなんとも言い難い顔をしていたので、念を押しておいた。
「それとも命令されたいのかしらぁ。もう私にはそんな権限はないと思うのだけれどぉ」
そこまで言ってやっと頷いたので、前金の金貨50枚をカウンターに置く。
「それじゃあ、はい。今は手持ちがないから前金50枚」
「ちょっと待って下さい。それとこれとは違います」
金貨の入った小袋を渡そうとすると、バルターはピッと手を上げてとどめた。
それに対して、カルディアは既視感を覚える。
これは、よくバルターの父親がカルディアにやっていた行動だ。それで揉めたことは数しれず。カルディアの知るバルターの父親よりもとうに年齢を越したバルターが、同じ行動をとった。
「そちらの杖は持ち主に返すために預かったに過ぎません。代金は頂けません」
「はぁ?」
バルターの言い分にカルディアは今までに無いほどの驚きを見せる。
前金50枚でも個人的には全然足りていないというのに、預かっていた杖を返しただけというバルターの主張は、ほぼ新品に作り変えた杖を渡されたカルディアにとって納得のできないものであった。
「良きものを作る職人には、相応の額を提示するのが礼儀でしょうにぃ」
バンッとカウンターを叩いて威嚇する。
何も悪いことはしていないのに、責めるようなバルターの視線が痛い。
「ただ一人のためにこちらが作らせて頂いたものを押し付けただけです。頂くわけには参りません」
そして、それを合図に、二人の応酬は始まった。
「元々はあの子の依頼でしょう。私に譲る時点で、保管するっていう契約は不履行になる以上、正規の値段で買わせていただくのが筋ってものでしょうに」
別の依頼主がいるにも関わらず、契約を破るのだ。恐らくは依頼主がまだ生きているので、もしかすると相応の報復だって受ける可能性もある。本来の持ち主の手に渡ったと言えば、依頼主は報復しないだろうが、それでも、カルディアに杖を渡す前に報告は必要なはずだ。
しかも、腕の良い職人に報酬をきちんと支払うことは当然のことで、とても希少な魔木である世界樹が使われており、中には魔力調整の強化として、魔法刻印の施された銀の棒が仕込まれている。これは、以前にはなかったものの為、昔の強化版と言っても差し支えない。
本来ならば金貨1000枚でも全然足りない値段だ。
「しかし、元々の杖を作ったときも、金貨400枚しか頂いておりません。こちらの不手際で破損してしまった復元である以上、頂けません」
そう言われると少し痛いが、さらに強化されている以上、無償というのはおかしい話だ。
妖精姫もよくバルターの父とこうして口論になっていた。見合った金額を払おうとする妖精姫と、無料で渡したいというバルターの父とで口論になり、バルターが止めに入っていた。
あの頃は常識的な少年だったというのに。
「不手際なんて無いわぁ! ただ私が無茶な魔法刻印を刻んでただけよぉ」
「その魔法刻印に耐えられるものを作ったつもりであったのに、あんな破損の仕方をするなんて職人としては失格です!」
魔法刻印というのは奥の手の為、本来ならば杖を作った職人にすら見せないものである。
けれど、奥の手として妖精姫が用意した魔法刻印は禁忌とも呼べる威力を発揮する代物であったため、相応の代償を必要とした。なにより、発動するために杖へ特殊な装飾と刻印を視えないように施す為、奥の手の魔法刻印を相談しながら妖精姫は彼らの目の前で刻んだのだ。
試作品を作る過程でも何本もの希少な杖が破損し、使いみちのない金を注ぎ込んだとはいえ、国家予算が傾く程度には素材用意の為に巨額の資金が動いた。
「だぁかぁらぁ! 命を代償にした魔法刻印で壊れない杖なんて存在するわけがないでしょう!」
「それならば、次はあの魔法刻印でも壊れない杖を作ってみせますよ!」
なにせウォーレンとレストロレイア随一の魔力保持者が命を代償につぎ込んだ魔法だ。杖の原型が残っていただけでも奇跡といえよう。
もはやそれでも壊れない等と、神器でもこの大馬鹿者は作る気かと怒鳴り返す。
「似なくてもいいところを父親に似て! 頑固者!」
「えぇえぇ。今なら親父の気持ちもわかります! 姫様の分からず屋!」
右から左へと言葉の応酬にサティアとアグノスの視線も動く。
今にも取っ組み合いをせんばかりの怒鳴り合いに近い応酬だ。
先程までの久々に再開した喜びなど既に霧散している。
「お祖父様、落ち着いて!」
「カルディアも、落ち着け」
さすがのサティアも怒鳴り合いに近い応酬に、慌ててアグノスと一緒になだめてきた。
頑なに受け取ろうとしないバルターに、サティアはとても困った顔をする。
「お祖父様、流石に借金してまで復元したと聞いているものをただで渡すのは……」
「サティア! 言うな!!」
穏便に止めようとして火に油を注ぐ天才である。
妖精姫のときは確かに大金を注ぎ込んだが、それでも大半は自分で素材を収集したものだ。それをない状態でやろうとすればとてつもない金額になるのは必須である。普通なら諦める。
「借金までする必要はなかったでしょう?」
「……仕方ありません。親父の形見でもある姫様の形見を、そのままにしておけなかったんです」
半ば意地になっていたと、本人は自覚しているようだ。
職人だからこそ、形見という品が破損したままというのは嫌だったのかもしれない。
借金は既に返し終えているから気にする必要はないと言い切られる。
口をへの字にしたバルターは、とうとう折れて、2、という数字をカルディアに出した。
「金貨200枚です。貴女様の杖を私は修理しただけですので。まだ魔法刻印も刻んでいませんし。と、いうよりも貴女様がいないと刻めませんし。それ以上は受け取りません」
「……本当に、頑固ねぇ」
父親を思えば、金額を提示する分、バルターはまだ常識的だとカルディアは思った。
バスターが契約書を持ち出し、支払期限は特に無いこと、延滞料金もなし、踏み倒されても文句はいないなんてほぼ彼にとって利益のない契約書に若干また喧嘩にもなりそうだったが、手持ちがない為、甘えさせていただくことにした。
祖父を正しく評価されて若干嬉しそうに、たが、大半は二人の喧嘩を止めるのに辟易したサティアに見送られて店を出る。その頃には、サティアから不満も怒りも向けられなくなっていた。
「ランク、上げないとねぇ」
「晴れて借金持ちだしな」
隣でそう言ったアグノスを、カルディアはジトッと睨みつける。
そういえば、この男に支払う報酬だってあるのだ。借金をしている暇ではない。けれど、踏み倒しても良いとまで言われた期限がない借金というのは、なんとも微妙なものであるが。
「まあ、なんとでもなるわぁ」
グッと伸びをして、カルディア達は依頼を見るためにギルドへと向かうのであった。
まだ不満のあるサティアを放置して、店の表に戻ると、バルターには妖精姫であることを秘密にするように伝える。
「しかし、その杖では……」
「私が私であることには変わりないのだから、気付かれる分には構わないわぁ」
そう言えば、バルターはなんとも言い難い顔をしていたので、念を押しておいた。
「それとも命令されたいのかしらぁ。もう私にはそんな権限はないと思うのだけれどぉ」
そこまで言ってやっと頷いたので、前金の金貨50枚をカウンターに置く。
「それじゃあ、はい。今は手持ちがないから前金50枚」
「ちょっと待って下さい。それとこれとは違います」
金貨の入った小袋を渡そうとすると、バルターはピッと手を上げてとどめた。
それに対して、カルディアは既視感を覚える。
これは、よくバルターの父親がカルディアにやっていた行動だ。それで揉めたことは数しれず。カルディアの知るバルターの父親よりもとうに年齢を越したバルターが、同じ行動をとった。
「そちらの杖は持ち主に返すために預かったに過ぎません。代金は頂けません」
「はぁ?」
バルターの言い分にカルディアは今までに無いほどの驚きを見せる。
前金50枚でも個人的には全然足りていないというのに、預かっていた杖を返しただけというバルターの主張は、ほぼ新品に作り変えた杖を渡されたカルディアにとって納得のできないものであった。
「良きものを作る職人には、相応の額を提示するのが礼儀でしょうにぃ」
バンッとカウンターを叩いて威嚇する。
何も悪いことはしていないのに、責めるようなバルターの視線が痛い。
「ただ一人のためにこちらが作らせて頂いたものを押し付けただけです。頂くわけには参りません」
そして、それを合図に、二人の応酬は始まった。
「元々はあの子の依頼でしょう。私に譲る時点で、保管するっていう契約は不履行になる以上、正規の値段で買わせていただくのが筋ってものでしょうに」
別の依頼主がいるにも関わらず、契約を破るのだ。恐らくは依頼主がまだ生きているので、もしかすると相応の報復だって受ける可能性もある。本来の持ち主の手に渡ったと言えば、依頼主は報復しないだろうが、それでも、カルディアに杖を渡す前に報告は必要なはずだ。
しかも、腕の良い職人に報酬をきちんと支払うことは当然のことで、とても希少な魔木である世界樹が使われており、中には魔力調整の強化として、魔法刻印の施された銀の棒が仕込まれている。これは、以前にはなかったものの為、昔の強化版と言っても差し支えない。
本来ならば金貨1000枚でも全然足りない値段だ。
「しかし、元々の杖を作ったときも、金貨400枚しか頂いておりません。こちらの不手際で破損してしまった復元である以上、頂けません」
そう言われると少し痛いが、さらに強化されている以上、無償というのはおかしい話だ。
妖精姫もよくバルターの父とこうして口論になっていた。見合った金額を払おうとする妖精姫と、無料で渡したいというバルターの父とで口論になり、バルターが止めに入っていた。
あの頃は常識的な少年だったというのに。
「不手際なんて無いわぁ! ただ私が無茶な魔法刻印を刻んでただけよぉ」
「その魔法刻印に耐えられるものを作ったつもりであったのに、あんな破損の仕方をするなんて職人としては失格です!」
魔法刻印というのは奥の手の為、本来ならば杖を作った職人にすら見せないものである。
けれど、奥の手として妖精姫が用意した魔法刻印は禁忌とも呼べる威力を発揮する代物であったため、相応の代償を必要とした。なにより、発動するために杖へ特殊な装飾と刻印を視えないように施す為、奥の手の魔法刻印を相談しながら妖精姫は彼らの目の前で刻んだのだ。
試作品を作る過程でも何本もの希少な杖が破損し、使いみちのない金を注ぎ込んだとはいえ、国家予算が傾く程度には素材用意の為に巨額の資金が動いた。
「だぁかぁらぁ! 命を代償にした魔法刻印で壊れない杖なんて存在するわけがないでしょう!」
「それならば、次はあの魔法刻印でも壊れない杖を作ってみせますよ!」
なにせウォーレンとレストロレイア随一の魔力保持者が命を代償につぎ込んだ魔法だ。杖の原型が残っていただけでも奇跡といえよう。
もはやそれでも壊れない等と、神器でもこの大馬鹿者は作る気かと怒鳴り返す。
「似なくてもいいところを父親に似て! 頑固者!」
「えぇえぇ。今なら親父の気持ちもわかります! 姫様の分からず屋!」
右から左へと言葉の応酬にサティアとアグノスの視線も動く。
今にも取っ組み合いをせんばかりの怒鳴り合いに近い応酬だ。
先程までの久々に再開した喜びなど既に霧散している。
「お祖父様、落ち着いて!」
「カルディアも、落ち着け」
さすがのサティアも怒鳴り合いに近い応酬に、慌ててアグノスと一緒になだめてきた。
頑なに受け取ろうとしないバルターに、サティアはとても困った顔をする。
「お祖父様、流石に借金してまで復元したと聞いているものをただで渡すのは……」
「サティア! 言うな!!」
穏便に止めようとして火に油を注ぐ天才である。
妖精姫のときは確かに大金を注ぎ込んだが、それでも大半は自分で素材を収集したものだ。それをない状態でやろうとすればとてつもない金額になるのは必須である。普通なら諦める。
「借金までする必要はなかったでしょう?」
「……仕方ありません。親父の形見でもある姫様の形見を、そのままにしておけなかったんです」
半ば意地になっていたと、本人は自覚しているようだ。
職人だからこそ、形見という品が破損したままというのは嫌だったのかもしれない。
借金は既に返し終えているから気にする必要はないと言い切られる。
口をへの字にしたバルターは、とうとう折れて、2、という数字をカルディアに出した。
「金貨200枚です。貴女様の杖を私は修理しただけですので。まだ魔法刻印も刻んでいませんし。と、いうよりも貴女様がいないと刻めませんし。それ以上は受け取りません」
「……本当に、頑固ねぇ」
父親を思えば、金額を提示する分、バルターはまだ常識的だとカルディアは思った。
バスターが契約書を持ち出し、支払期限は特に無いこと、延滞料金もなし、踏み倒されても文句はいないなんてほぼ彼にとって利益のない契約書に若干また喧嘩にもなりそうだったが、手持ちがない為、甘えさせていただくことにした。
祖父を正しく評価されて若干嬉しそうに、たが、大半は二人の喧嘩を止めるのに辟易したサティアに見送られて店を出る。その頃には、サティアから不満も怒りも向けられなくなっていた。
「ランク、上げないとねぇ」
「晴れて借金持ちだしな」
隣でそう言ったアグノスを、カルディアはジトッと睨みつける。
そういえば、この男に支払う報酬だってあるのだ。借金をしている暇ではない。けれど、踏み倒しても良いとまで言われた期限がない借金というのは、なんとも微妙なものであるが。
「まあ、なんとでもなるわぁ」
グッと伸びをして、カルディア達は依頼を見るためにギルドへと向かうのであった。
1
お気に入りに追加
107
あなたにおすすめの小説
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
元最強冒険者、新たな世界でも最強になる ~ゲームの知識で異世界無双~
絢乃
ファンタジー
とあるネットゲームで世界最強だった涼介は、どういうわけかゲームに酷似した異世界に転移した。
ゲームの頃と同じく剣士で最強を目指そうとする涼介だったが、細かい部分でゲームとは仕様が異なっており剣士を断念。
そこで彼が選んだ職業はイメージした物を作れる「クラフター」だった。
クラフターはゲームの頃だとゴミ扱いされていた職業。
だが異世界では微妙に仕様が異なっており、涼介の知識も加わって凄まじいことになってしまう。
これは涼介がレベル999を目指し、世界を騒然とさせる物語。
※他サイトにも掲載予定
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
婚約破棄されて異世界トリップしたけど猫に囲まれてスローライフ満喫しています
葉柚
ファンタジー
婚約者の二股により婚約破棄をされた33才の真由は、突如異世界に飛ばされた。
そこはど田舎だった。
住む家と土地と可愛い3匹の猫をもらった真由は、猫たちに囲まれてストレスフリーなスローライフ生活を送る日常を送ることになった。
レコンティーニ王国は猫に優しい国です。
小説家になろう様にも掲載してます。
おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる