41 / 43
第5章 ちびっ子B-Tuber大量出現!?レインボーブーストポーションの陰謀
第5話 レインボーブーストポーション
しおりを挟む
いつの間にか、サニアは僕らと同じテーブルの席に座っていた。
よく堂々と悪びれずに同じテーブルを囲めるよなぁ。
こういうのって、『面の皮が厚い』っていうんだよね、ぼく知ってるよ!
「このレインボーブーストポーション、従来のブーストポーションは比べものにならない威力があるわ。あのCM動画の子ども達は、普通の子。冒険者としての修行すらしていないような子よ」
サニアはテーブルの上に小瓶をのせて言った。
「だからさ、私も欲しくなったわけ。私みたいな魔法使いって、単独じゃ活動しにくいわ。イリエナちゃんなら分かるでしょう?」
イリエナちゃんは、ちょっぴり俯きながら『はい』と答えた。
「そうじゃなきゃ、私だってあんなクズと組んだりしなかったわよ」
『あんなクズ』……アグレットのことだよね。
「でも、普通の子どもがあそこまで強くなれるブーストポーションが手に入れば、魔法使いの私だって、ソロで活動できそうじゃない」
うーん、それはまあそうかなぁ。
魔法って威力は強いけど、魔法しかつかえないと接近戦になったらかなり不利だもんね。
レインボーブーストポーションは魔法使いにこそ役に立つのかも。
「なんで、通販で購入してみたんだけどね。ぜーんぜん効果が無いのよ。詐欺だと思って問い合わせたの。
そうしたら、『レインボーブーストポーションは子どもにしか効果がありません。CMでも「ちびっ子冒険者になろう」と言っていますから詐欺じゃありません』って、言われたんだって。
「だからさ、自分で使えないなら誰かに売り飛ばしたいじゃない? で、知り合いのお子様冒険者っていえば、あんたしかいないし」
つまり、ぼくにレインボーブーストポーションを売りたいって話か。
ぼくは反射的に答えた。
「いらないよ」
断った理由は、単にサニアを信用できなかったからだ。
「ま、そうでしょうね」
サニアは言って。小瓶を懐にしまった。
「もうひとつ、一つ確認したいなと思っていることがあるんあだけど」
「確認ってなにを?」
「レインボーブーストポーションの通販に、カイ、あんたは関わっているのかしら? あなたの化け物じみた力も、じつは荒れを使っているからだったり?」
「ぼくは知らないよ。さっき動画で見たばっかりだもん」
ぼくがそう言うと、サニアは「なるほど」と頷いた。
「多分そうじゃないかとは思っていたけど、やっぱりこれの発売元が勝手にあんたの名前を使っているのね」
勝手に名前を使う?
どういうことだろう?
ぼくの疑問に答えてくれたのは、サニアじゃなくて、プリラおねーさんだった。
「さっきの動画で言っていたでしょ。『カイも使っている』って」
「ぼくは使ってないってばっ!」
「分かっているわよ。ようはあのCMは冒険者に憧れる子ども達に、そのポーションを売りつけるために、有名B-Tuberになったカイくんの名前を使っているのよ。何の断りもなく、ね」
「それって、なんかやだなぁ」
「当然よ」
うーん、どうしたらいいんだろう?
マリアさんがさらに言った。
「このままじゃ、カイくんの動画もやばいっすよ」
「え、なんで? ライバルがいっぱい出てきたから?」
「それもあるっすけど、カイくんの力はポーション頼りだったのかガッカリみたいなコメントが来てるっす。今は少数っすけど、このまま誤解を解けないとマズいっすね」
うーん。
ブーストポーションを使うこと自体が悪いかといわれると微妙な気もするけどなぁ。
でも、視聴者さんをガッカリさせるのは良くないよねぇ。
と、そこでマリアさんはサニアに言った。
「ところで、サニアさん」
「何かしら?」
「その大嘘話はいつまで続くっすか?」
え、大嘘?
どういうこと?
「あら、人聞きが悪いわね。私がいつ嘘をついたっていうのかしら?」
「最初っからおかしいっすよ。そもそも、例のCM動画が最初にUPされてから、まだ2日も経ってないっす。通販元は王都。どう考えても動画の概要欄から購入申込みをしたら、今サニアさんの手元に、ポーションがあるわけないっす」
おお!
ぼくは思わず拍手してしまった。
「マリアさんすごーい。カッコイイ」
マリアさんはちょっぴり照れ顔
「そんなたいした推理でもないっすよ。っていうか、彼女も嘘を隠すつもりもなかったでしょうし」
サニアは「ふっ」っと笑った。
「たしかにそうね。バレバレの嘘だっていう自覚はあったわよ」
えええぇぇ。
「本当は、カイとイリエナちゃんにこのポーションを使わせたかったんだけど……どうやら他銭無勢かしら。カイくんとイリエナちゃんだけの時に乗り込むべきだったかしらね」
サニアはそう言って立ち上がった。
「ちょっと待てよ! どこに行くつもりだよ?」
「言う必要あるかしら? ……といいたいところだけど、南のマイマイ亭に宿を取っているわ。レインボーブーストポーションがほしくなったらいらっしゃい。お安くしておくわよ」
なんだろう、ちょっとひっかかる言い方だ。
プリラおねーさんが言った。
「ずいぶん露骨ね」
「何がかしら?」
「さっきからの会話、どうみてもレインボーブーストポーションとやらを売り込みに来ているとしか思えないわ。あなたはそれを購入したんじゃない。売っている側でしょ」
ぼくはびっくりした。
「え、どういうこと?」
「あのちびっ子冒険者たちの動画をUPしたのも、通販を運営しているのもこの女ってことよ」
ええええぇぇぇ!?
「そもそも、自分では使えなかったたはずのポーションの効果を詳しく知っている時点でおかしいじゃない」
プリラおねーさんがそういうと、サニアはクスッと笑った。
「あらあら、困ったわねぇ。そこまでバレちゃったか」
「バレるように話していたでしょうがっ!」
「たしかにね。ぶっちゃければ、カイにこのポーションを使ってみてほしいのよ。元々化け物なこの子が、これをつかったら、第100階層到達だって夢じゃないわ」
たしかに、そうすればマンネリ化打破に……と一瞬思っちゃったけど。
「いらないったらいらないよ!」
サニアの話は怪しすぎる。
「分かったわ。気が変わったらいつでもいらっしゃい」
サニアはそう言って、今度こそ出口に向かって歩き出した。
ぼくはふと思い立って、サニアにたずねた。
「アグレットのことは聞かないの?」
「昔の男に興味は無いわ」
そう言い残し、サニアは消えたのだった。
結局、何がしたかったんだろうね?
よく堂々と悪びれずに同じテーブルを囲めるよなぁ。
こういうのって、『面の皮が厚い』っていうんだよね、ぼく知ってるよ!
「このレインボーブーストポーション、従来のブーストポーションは比べものにならない威力があるわ。あのCM動画の子ども達は、普通の子。冒険者としての修行すらしていないような子よ」
サニアはテーブルの上に小瓶をのせて言った。
「だからさ、私も欲しくなったわけ。私みたいな魔法使いって、単独じゃ活動しにくいわ。イリエナちゃんなら分かるでしょう?」
イリエナちゃんは、ちょっぴり俯きながら『はい』と答えた。
「そうじゃなきゃ、私だってあんなクズと組んだりしなかったわよ」
『あんなクズ』……アグレットのことだよね。
「でも、普通の子どもがあそこまで強くなれるブーストポーションが手に入れば、魔法使いの私だって、ソロで活動できそうじゃない」
うーん、それはまあそうかなぁ。
魔法って威力は強いけど、魔法しかつかえないと接近戦になったらかなり不利だもんね。
レインボーブーストポーションは魔法使いにこそ役に立つのかも。
「なんで、通販で購入してみたんだけどね。ぜーんぜん効果が無いのよ。詐欺だと思って問い合わせたの。
そうしたら、『レインボーブーストポーションは子どもにしか効果がありません。CMでも「ちびっ子冒険者になろう」と言っていますから詐欺じゃありません』って、言われたんだって。
「だからさ、自分で使えないなら誰かに売り飛ばしたいじゃない? で、知り合いのお子様冒険者っていえば、あんたしかいないし」
つまり、ぼくにレインボーブーストポーションを売りたいって話か。
ぼくは反射的に答えた。
「いらないよ」
断った理由は、単にサニアを信用できなかったからだ。
「ま、そうでしょうね」
サニアは言って。小瓶を懐にしまった。
「もうひとつ、一つ確認したいなと思っていることがあるんあだけど」
「確認ってなにを?」
「レインボーブーストポーションの通販に、カイ、あんたは関わっているのかしら? あなたの化け物じみた力も、じつは荒れを使っているからだったり?」
「ぼくは知らないよ。さっき動画で見たばっかりだもん」
ぼくがそう言うと、サニアは「なるほど」と頷いた。
「多分そうじゃないかとは思っていたけど、やっぱりこれの発売元が勝手にあんたの名前を使っているのね」
勝手に名前を使う?
どういうことだろう?
ぼくの疑問に答えてくれたのは、サニアじゃなくて、プリラおねーさんだった。
「さっきの動画で言っていたでしょ。『カイも使っている』って」
「ぼくは使ってないってばっ!」
「分かっているわよ。ようはあのCMは冒険者に憧れる子ども達に、そのポーションを売りつけるために、有名B-Tuberになったカイくんの名前を使っているのよ。何の断りもなく、ね」
「それって、なんかやだなぁ」
「当然よ」
うーん、どうしたらいいんだろう?
マリアさんがさらに言った。
「このままじゃ、カイくんの動画もやばいっすよ」
「え、なんで? ライバルがいっぱい出てきたから?」
「それもあるっすけど、カイくんの力はポーション頼りだったのかガッカリみたいなコメントが来てるっす。今は少数っすけど、このまま誤解を解けないとマズいっすね」
うーん。
ブーストポーションを使うこと自体が悪いかといわれると微妙な気もするけどなぁ。
でも、視聴者さんをガッカリさせるのは良くないよねぇ。
と、そこでマリアさんはサニアに言った。
「ところで、サニアさん」
「何かしら?」
「その大嘘話はいつまで続くっすか?」
え、大嘘?
どういうこと?
「あら、人聞きが悪いわね。私がいつ嘘をついたっていうのかしら?」
「最初っからおかしいっすよ。そもそも、例のCM動画が最初にUPされてから、まだ2日も経ってないっす。通販元は王都。どう考えても動画の概要欄から購入申込みをしたら、今サニアさんの手元に、ポーションがあるわけないっす」
おお!
ぼくは思わず拍手してしまった。
「マリアさんすごーい。カッコイイ」
マリアさんはちょっぴり照れ顔
「そんなたいした推理でもないっすよ。っていうか、彼女も嘘を隠すつもりもなかったでしょうし」
サニアは「ふっ」っと笑った。
「たしかにそうね。バレバレの嘘だっていう自覚はあったわよ」
えええぇぇ。
「本当は、カイとイリエナちゃんにこのポーションを使わせたかったんだけど……どうやら他銭無勢かしら。カイくんとイリエナちゃんだけの時に乗り込むべきだったかしらね」
サニアはそう言って立ち上がった。
「ちょっと待てよ! どこに行くつもりだよ?」
「言う必要あるかしら? ……といいたいところだけど、南のマイマイ亭に宿を取っているわ。レインボーブーストポーションがほしくなったらいらっしゃい。お安くしておくわよ」
なんだろう、ちょっとひっかかる言い方だ。
プリラおねーさんが言った。
「ずいぶん露骨ね」
「何がかしら?」
「さっきからの会話、どうみてもレインボーブーストポーションとやらを売り込みに来ているとしか思えないわ。あなたはそれを購入したんじゃない。売っている側でしょ」
ぼくはびっくりした。
「え、どういうこと?」
「あのちびっ子冒険者たちの動画をUPしたのも、通販を運営しているのもこの女ってことよ」
ええええぇぇぇ!?
「そもそも、自分では使えなかったたはずのポーションの効果を詳しく知っている時点でおかしいじゃない」
プリラおねーさんがそういうと、サニアはクスッと笑った。
「あらあら、困ったわねぇ。そこまでバレちゃったか」
「バレるように話していたでしょうがっ!」
「たしかにね。ぶっちゃければ、カイにこのポーションを使ってみてほしいのよ。元々化け物なこの子が、これをつかったら、第100階層到達だって夢じゃないわ」
たしかに、そうすればマンネリ化打破に……と一瞬思っちゃったけど。
「いらないったらいらないよ!」
サニアの話は怪しすぎる。
「分かったわ。気が変わったらいつでもいらっしゃい」
サニアはそう言って、今度こそ出口に向かって歩き出した。
ぼくはふと思い立って、サニアにたずねた。
「アグレットのことは聞かないの?」
「昔の男に興味は無いわ」
そう言い残し、サニアは消えたのだった。
結局、何がしたかったんだろうね?
0
お気に入りに追加
72
あなたにおすすめの小説
玲子さんは自重しない~これもある種の異世界転生~
やみのよからす
ファンタジー
病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。
時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。
べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。
月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ?
カクヨムにて一週間ほど先行投稿しています。
書き溜めは100話越えてます…
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる