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第4章 アグレット大炎上!
第7話 そのころサニアは……《サニア視点》
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湯浴みを終え、私はガーヴォルフの待つ部屋へと戻った。
彼は下着一枚の姿でベッドに横たわったまま言った。
「サニア、アグレットのヤツが終わったらしいぞ」
「ふーん」
「Z-Xに放り込まれたらしい」
「へー、そうなんだ。小悪党にふさわしい末路ね」
私が吐き捨てると、ガーヴォルフが苦笑した。
「おいおい、ずいぶん冷たいんだな。一応元カレなんだろう?」
「あんなヤツを元カレだなんて、やめてよ」
「違うのか?」
「当たり前でしょう。あんな髭も生えていないガキ」
そう言って、私はガーヴォルフの頬に生えた髭をやさしくなで回した。
「それに、ベッドの上で他の男の話をするなんて無粋だわぁ」
「すまんすまん」
苦笑するガーヴォルフの横に、私は添い寝した。
アグレットなどとは比較にならないくらい大人の男だ。
「そういえば、今回もカイとかいうガキが関わっているようだな」
「だから、他の男の話はよしてよ」
「はははっ、それこそあっちの毛も生えていないようなガキだろう? 男のうちにも入らんさ」
「それもそうね」
私は言って、ガーヴォルフの肩に手を回した。
ガーヴォルフも、私を抱き寄せてくれた。
「ねえ、ガーヴォルフ。あなたの作ったブーストポーションを使えば、カイを倒せる?」
「ふっ、どうだろうな? やってみなければわからん」
「あら、自信満々ではないのね」
「そもそも倒す理由がない」
「あらあらあら。天下の大悪党ガーヴォルフともあろう者がずいぶん消極的ね」
「むろん、最後にはヤツも倒すさ。利用するだけ利用してから……な。戦いは感情で行うモノではないし、戦うならば勝たねば意味がない」
「アグレットに聞かせてやりたかったわ」
「聞く耳があったと思うか?」
「たしかにあの小悪党はそんな耳を持ち合わせていなかったかもね。あなたみたいな極悪人とちがってね」
ガーヴォルフは「ふっ」と笑う。
その笑みが、また魅力的だ。
「おいおい、極悪人とはひどいな」
「褒めているのよ」
「ふふふ、極悪人が褒め言葉か」
「少なくとも、小悪党の100倍は魅力的だわ」
「ならば、褒め言葉として受け取っておこう」
それから、私と彼はベッドの上で共に一夜を過ごし――
――そして、朝を迎えた。
ベッドから立ち上がった私は「ふぅー」と両手を挙げて伸びをした。
「あー、疲れた」
「朝起きて言う言葉じゃ無いな」
「あなたがそれを言うの?」
私は苦笑して、お化粧を始めた。
アグレットと組んでいたときには、お化粧なんて贅沢はできなかった。
でも、今ならできる。
全てはガーヴォルフに出会ったおかげだ。
食事も一流レストランで食べられるし、なんなら宝飾品だって買える。
こんな贅沢な生活があるなんて知らなかった。
「さて、そろそろ俺たちも動くとするか」
「もっともっと稼ぐのよね? どうするの?」
「とりあえずB-Tubeだな。あれは最高の宣伝になる」
「あら、アグレットやカイと同じ?」
「あんなガキどもと一緒にするな。オレ流の動画配信を見せてやるよ」
「具体的には?」
「そうだな……」
ガーヴォルフは立ち上がり、わたしの背中に抱きついた。
そして、耳元でささやくように自分の計画を告げた。
「あらあら。本当に恐ろしい男ね。でも、それこそカイを敵に回しそうだと思うけど?」
「言っただろう? 最終的にはヤツも潰すさ」
「勝てるかどうか分からないんじゃなかったの?」
「正面から挑んだら、そりゃヤバイ相手だろうさ。だが……」
「だが?」
「結局はステータスが高いだけのガキだ。ゴブリンや小悪党は倒せても大人の恐ろしさを前にすれば無力だ」
ガーヴォルフは余裕の表情だ。
この男がその気になれば、いともたやすくカイを葬れるだろう。
「素敵だわ、ガーヴォルフ」
「お前はいい女だよ、サニア」
私とガーヴォルフは再び大人の口づけをした。
私はアグレットのように小悪党で終わるつもりはない。
だからといって、カイのように正道で頂点に立つ実力はない。。
まして、いまさら故郷の農村にもどって、つまらない人生を送るつもりなど毛頭ない。
私は国を、世界をも牛耳る最強の極悪人になってみせる。
ガーヴォルフはそのために最適なパートナーだ。
カイ。
あなたはアグレットと正反対のようでいて、結局は同じ。
2人とも甘ちゃんのガキにすぎないわ。
大人の怖さを知らないあなたには、結局アグレットと同じ末路しかないのよ。
わたしとカイとが再会するのは、まだ先の話。
その時、わたしは……
彼は下着一枚の姿でベッドに横たわったまま言った。
「サニア、アグレットのヤツが終わったらしいぞ」
「ふーん」
「Z-Xに放り込まれたらしい」
「へー、そうなんだ。小悪党にふさわしい末路ね」
私が吐き捨てると、ガーヴォルフが苦笑した。
「おいおい、ずいぶん冷たいんだな。一応元カレなんだろう?」
「あんなヤツを元カレだなんて、やめてよ」
「違うのか?」
「当たり前でしょう。あんな髭も生えていないガキ」
そう言って、私はガーヴォルフの頬に生えた髭をやさしくなで回した。
「それに、ベッドの上で他の男の話をするなんて無粋だわぁ」
「すまんすまん」
苦笑するガーヴォルフの横に、私は添い寝した。
アグレットなどとは比較にならないくらい大人の男だ。
「そういえば、今回もカイとかいうガキが関わっているようだな」
「だから、他の男の話はよしてよ」
「はははっ、それこそあっちの毛も生えていないようなガキだろう? 男のうちにも入らんさ」
「それもそうね」
私は言って、ガーヴォルフの肩に手を回した。
ガーヴォルフも、私を抱き寄せてくれた。
「ねえ、ガーヴォルフ。あなたの作ったブーストポーションを使えば、カイを倒せる?」
「ふっ、どうだろうな? やってみなければわからん」
「あら、自信満々ではないのね」
「そもそも倒す理由がない」
「あらあらあら。天下の大悪党ガーヴォルフともあろう者がずいぶん消極的ね」
「むろん、最後にはヤツも倒すさ。利用するだけ利用してから……な。戦いは感情で行うモノではないし、戦うならば勝たねば意味がない」
「アグレットに聞かせてやりたかったわ」
「聞く耳があったと思うか?」
「たしかにあの小悪党はそんな耳を持ち合わせていなかったかもね。あなたみたいな極悪人とちがってね」
ガーヴォルフは「ふっ」と笑う。
その笑みが、また魅力的だ。
「おいおい、極悪人とはひどいな」
「褒めているのよ」
「ふふふ、極悪人が褒め言葉か」
「少なくとも、小悪党の100倍は魅力的だわ」
「ならば、褒め言葉として受け取っておこう」
それから、私と彼はベッドの上で共に一夜を過ごし――
――そして、朝を迎えた。
ベッドから立ち上がった私は「ふぅー」と両手を挙げて伸びをした。
「あー、疲れた」
「朝起きて言う言葉じゃ無いな」
「あなたがそれを言うの?」
私は苦笑して、お化粧を始めた。
アグレットと組んでいたときには、お化粧なんて贅沢はできなかった。
でも、今ならできる。
全てはガーヴォルフに出会ったおかげだ。
食事も一流レストランで食べられるし、なんなら宝飾品だって買える。
こんな贅沢な生活があるなんて知らなかった。
「さて、そろそろ俺たちも動くとするか」
「もっともっと稼ぐのよね? どうするの?」
「とりあえずB-Tubeだな。あれは最高の宣伝になる」
「あら、アグレットやカイと同じ?」
「あんなガキどもと一緒にするな。オレ流の動画配信を見せてやるよ」
「具体的には?」
「そうだな……」
ガーヴォルフは立ち上がり、わたしの背中に抱きついた。
そして、耳元でささやくように自分の計画を告げた。
「あらあら。本当に恐ろしい男ね。でも、それこそカイを敵に回しそうだと思うけど?」
「言っただろう? 最終的にはヤツも潰すさ」
「勝てるかどうか分からないんじゃなかったの?」
「正面から挑んだら、そりゃヤバイ相手だろうさ。だが……」
「だが?」
「結局はステータスが高いだけのガキだ。ゴブリンや小悪党は倒せても大人の恐ろしさを前にすれば無力だ」
ガーヴォルフは余裕の表情だ。
この男がその気になれば、いともたやすくカイを葬れるだろう。
「素敵だわ、ガーヴォルフ」
「お前はいい女だよ、サニア」
私とガーヴォルフは再び大人の口づけをした。
私はアグレットのように小悪党で終わるつもりはない。
だからといって、カイのように正道で頂点に立つ実力はない。。
まして、いまさら故郷の農村にもどって、つまらない人生を送るつもりなど毛頭ない。
私は国を、世界をも牛耳る最強の極悪人になってみせる。
ガーヴォルフはそのために最適なパートナーだ。
カイ。
あなたはアグレットと正反対のようでいて、結局は同じ。
2人とも甘ちゃんのガキにすぎないわ。
大人の怖さを知らないあなたには、結局アグレットと同じ末路しかないのよ。
わたしとカイとが再会するのは、まだ先の話。
その時、わたしは……
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