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第一階層 緑の洞窟
第2話 モンスター出現!初めての戦い
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電撃刀ゲットに浮かれていると、優汰が「静かに!」と警告した。
「どうした?」
「あっちから、何か来る」
そう言って、優汰は細い通路の方を指さした。
挑英が眉を寄せた。
「なんでわかるんだ?」
優汰の代わりにオレが答えた。
「優汰って昔から虫とか見つけるの得意だから」
「それは本当に信用できるのか?」
「さあ?」
蒼ちゃんがそのやりとりを聞いて提案した。
「信頼度はともかくとして、いったん隠れましょう」
教官も含めて、オレたち五人は岩陰に隠れて様子をうかがった。
すると、通路の奥から現れたのは、ネズミかハムスターみたいな生き物だった。
だけど、ネズミとは明らかに違う。ネズミにはあんなに鋭い牙は生えていないし、鬼みたいなツノもない。そもそも大きさがウサギほどはある。
優汰が恐怖に震えながら言った。
「牙ネズミだ!」
おお!
ついにモンスター出現だ!
強さは最弱のGランク。飛翔兄ちゃんによれば、牙とツノさえ気をつければウサギと変わらないそうだ。
電撃刀でぶったたけば十分倒せる相手のはず。
「よし、お前らここにいろよ」
オレは言って岩陰から飛び出して電撃刀に(のびろ!)と念じた。
そして電撃刀を牙ネズミにたたきつけた!
初めてのモンスターとの戦いは一瞬で終わった。
牙ネズミはオレの電撃刀の一撃で黒い霧となって消えたのだ。
モンスターは倒すと死体すら残さず消えると飛翔兄ちゃんから聞いていたけど、本当なんだなぁ。
その後、通路の近くにあった二つ目の宝箱から爆豆なんてアイテムも手に入れた。
投げつけると大きな音がするアイテムで、主にモンスターを脅かすために使われる。使用するのに魔力は必要ない。
四粒入っていたので、四人で一粒ずつ持つことにした。
いやー、それにしてもオレの活躍かっこよかったなぁ。
などと思っていたのだが、みんなはむしろ苦言を言ってくる。
以下、順に優汰、挑英、蒼ちゃんの言葉。
「疾翔! むちゃしないでよ!」
「まったくだ。だから調子に乗るなと言ったんだ」
「疾翔くん、さすがにいきなり飛び出していくのはダメだよ」
えー、オレのカッコイイ活躍を見てそういう反応になるのかよ。
「はいはい、わかったわかった。次からはシンチョーに行動しまーす。これでいいだろ?」
そう言ったオレに三人は深々とため息をついた。その顔には『不安だ』という文字が書かれているかのようだった。
ともあれオレたちは先に進むため通路へと入った。他に道がないしな。
すると、優汰が前方を指さして言った。
「また赤い宝箱だ!」
「お、マジじゃん! ラッキー!」
オレは宝箱に駆け寄った。
優汰が警告の声を上げた。
「ちょっと、疾翔!」
ああ、そうだったな。罠の可能性があるんだっけ?
さっき教官にも注意されたし、一応確認しておくか。
宝箱の罠が発動するのは蓋を開けた瞬間だ。罠の種類は爆発、毒ガスなど結構致命的なものが多い。ときには宝箱ではなく宝箱型のモンスターだったなんてこともあるらしい。
「でも、罠ってどうやって見破ればいいんだ?」
罠を恐れてすべての宝箱を無視したのではなんのためのダンジョン探索なんだって話だ。
今回は試験だが、ダンジョンアドベンチュラ-の仕事はダンジョンのアイテムを持ち帰ることだ。
「罠なら宝箱のどこかにドクロマークが描かれているはずだよ」
あー、そういえば飛翔兄ちゃんもそんなこと言っていたっけ。ダンジョンの神様もご丁寧なことだ。
オレは宝箱をじっくり観察した。
うん、ドクロマークなんてどこにもない。一応裏返して底の方も確認したけど、そっちにも何もなかった。
「じゃ、開けるぞ」
オレが言うと三人も同意してくれた。
教官も何も言わない。むしろ彼女は天井を見上げて何ごとか悩んでいる様子だ。
教官の様子は少し気になるが、誰も反対しないなら宝箱を開けよう。
中から出てきたのは一本の杖だった。杖といっても、足腰が弱くなったおじいちゃんおばあちゃんが使うようなやつじゃない。三十センチほどの長さのスティックってやつだ。
よく見ると、先っぽには赤い宝石みたいなのが埋め込まれていた。
オレは首をひねった。
「これ、魔法の杖か?」
ダンジョンのアイテムの一つにそういう分類がある。
昔のファンタジー漫画の魔法使いのように、火や風や水や氷などを発射する武器だ。
優汰がうなずいた。
「たぶんそうだよ。赤の宝箱から手に入るのは、火の杖か氷の杖だったはず。宝石が赤いから火の杖だと思う」
へー、火の杖ね。
たしか、念じると炎の玉が飛び出すんだっけな。
念じる言葉はどのスティックも共通。
オレはちょっと離れたところに転がっていた石ころに火の杖を向けて念じた。
(発射しろ!)
すると、火の杖からサッカーボールくらいの大きさの火の玉が飛び出し、石にぶつかった。もちろん、石は燃えないので炎はそのまま消える。
「へー、すごいじゃん、これ!」
オレは飛び上がって喜んだ。
だが、挑英が怒り顔で叫ぶ!
「お前! 相談もなくいきなり炎の魔法を使うとか、誰かに当たったらどうするんだ!」
「ちゃんと誰もいない方向に撃っただろ!」
「だとしても、相談もなくはありえん! それに魔力の無駄遣いだ」
魔力は魔法のアイテムを使うほどに減っていく。階層を移動すれば回復するらしいが。。
「だって、なんのアイテムかはっきりしないといざというときに使えないじゃん」
火の杖だという優汰の言葉はあくまでも推測。いざ戦いで使おうとしたら別の魔法が発現したではシャレにならない。事前になんの杖か確かめるのも必要なことだ。
挑英は「ちっ」と舌打ちした。
「それはその通りだが、だからといっていきなり撃つのはありえん」
「ふんっ、魔力0だからってひがむなよ」
「なんだと!? 俺が言いたいのは……」
今度こそ本当にケンカになりそうなオレと挑英を、優汰と蒼ちゃんが止めた。
「まあまあ、二人ともおちついて」
「何度も言うけど、今はダンジョン探索中かつ試験中よ。ケンカなんて何の得にもならないでしょ!」
二人の言うことはもっともだ。
蒼ちゃんがオレに言った。
「疾翔くん、挑英の口の悪さはあらためて謝る。けど挑英の言っていることも正しいわよ。アイテムを識別するにしても、一言私たちに断ってからにすべきだわ」
優汰も蒼ちゃんと同意見らしい。オレとしてもここは謝るしかなかった。
「……ごめん」
蒼ちゃんはさらに挑英にも言った。
「挑英ももう少し言い方には気をつけて。いつも言っているけど、正論ならどんな言葉遣いでも受け入れてもらえるわけじゃないのよ」
挑英は再び舌打ちしてそっぽを向いた。
どうだろね、この態度。そりゃ、たしかにさっきのはオレの行動にも問題があったよ。
だけどさ。挑英の態度はダンジョン突入前からこっちを挑発しているとしか思えない。
ギスギスした空気の中、優汰が話題を変えた。
「で、この杖は誰が持つ?」
挑英が言う。
「俺にはどうせ使えないだろ。疾翔に持たせるのは別の意味で不安だ。優汰か蒼が持て」
オレも言った。
「オレもそれでいいよ。電撃刀もあるしな」
さらに、蒼ちゃんが言った。
「電撃刀の件を考えると、私が使ったらあぶない気がする。優汰くんが持って」
たしかに。蒼ちゃんが使ったら火の玉じゃなくて炎とか火炎とかに近いものが出現しそうだ。それこそ誰かが火傷しかねない。
優汰は「わかった」とうなずき、オレから火の杖を受け取った。
「じゃあ、これはボクが持つね」
弱虫の優汰には接近戦より遠距離攻撃の方が似合いそうだしな。
「どうした?」
「あっちから、何か来る」
そう言って、優汰は細い通路の方を指さした。
挑英が眉を寄せた。
「なんでわかるんだ?」
優汰の代わりにオレが答えた。
「優汰って昔から虫とか見つけるの得意だから」
「それは本当に信用できるのか?」
「さあ?」
蒼ちゃんがそのやりとりを聞いて提案した。
「信頼度はともかくとして、いったん隠れましょう」
教官も含めて、オレたち五人は岩陰に隠れて様子をうかがった。
すると、通路の奥から現れたのは、ネズミかハムスターみたいな生き物だった。
だけど、ネズミとは明らかに違う。ネズミにはあんなに鋭い牙は生えていないし、鬼みたいなツノもない。そもそも大きさがウサギほどはある。
優汰が恐怖に震えながら言った。
「牙ネズミだ!」
おお!
ついにモンスター出現だ!
強さは最弱のGランク。飛翔兄ちゃんによれば、牙とツノさえ気をつければウサギと変わらないそうだ。
電撃刀でぶったたけば十分倒せる相手のはず。
「よし、お前らここにいろよ」
オレは言って岩陰から飛び出して電撃刀に(のびろ!)と念じた。
そして電撃刀を牙ネズミにたたきつけた!
初めてのモンスターとの戦いは一瞬で終わった。
牙ネズミはオレの電撃刀の一撃で黒い霧となって消えたのだ。
モンスターは倒すと死体すら残さず消えると飛翔兄ちゃんから聞いていたけど、本当なんだなぁ。
その後、通路の近くにあった二つ目の宝箱から爆豆なんてアイテムも手に入れた。
投げつけると大きな音がするアイテムで、主にモンスターを脅かすために使われる。使用するのに魔力は必要ない。
四粒入っていたので、四人で一粒ずつ持つことにした。
いやー、それにしてもオレの活躍かっこよかったなぁ。
などと思っていたのだが、みんなはむしろ苦言を言ってくる。
以下、順に優汰、挑英、蒼ちゃんの言葉。
「疾翔! むちゃしないでよ!」
「まったくだ。だから調子に乗るなと言ったんだ」
「疾翔くん、さすがにいきなり飛び出していくのはダメだよ」
えー、オレのカッコイイ活躍を見てそういう反応になるのかよ。
「はいはい、わかったわかった。次からはシンチョーに行動しまーす。これでいいだろ?」
そう言ったオレに三人は深々とため息をついた。その顔には『不安だ』という文字が書かれているかのようだった。
ともあれオレたちは先に進むため通路へと入った。他に道がないしな。
すると、優汰が前方を指さして言った。
「また赤い宝箱だ!」
「お、マジじゃん! ラッキー!」
オレは宝箱に駆け寄った。
優汰が警告の声を上げた。
「ちょっと、疾翔!」
ああ、そうだったな。罠の可能性があるんだっけ?
さっき教官にも注意されたし、一応確認しておくか。
宝箱の罠が発動するのは蓋を開けた瞬間だ。罠の種類は爆発、毒ガスなど結構致命的なものが多い。ときには宝箱ではなく宝箱型のモンスターだったなんてこともあるらしい。
「でも、罠ってどうやって見破ればいいんだ?」
罠を恐れてすべての宝箱を無視したのではなんのためのダンジョン探索なんだって話だ。
今回は試験だが、ダンジョンアドベンチュラ-の仕事はダンジョンのアイテムを持ち帰ることだ。
「罠なら宝箱のどこかにドクロマークが描かれているはずだよ」
あー、そういえば飛翔兄ちゃんもそんなこと言っていたっけ。ダンジョンの神様もご丁寧なことだ。
オレは宝箱をじっくり観察した。
うん、ドクロマークなんてどこにもない。一応裏返して底の方も確認したけど、そっちにも何もなかった。
「じゃ、開けるぞ」
オレが言うと三人も同意してくれた。
教官も何も言わない。むしろ彼女は天井を見上げて何ごとか悩んでいる様子だ。
教官の様子は少し気になるが、誰も反対しないなら宝箱を開けよう。
中から出てきたのは一本の杖だった。杖といっても、足腰が弱くなったおじいちゃんおばあちゃんが使うようなやつじゃない。三十センチほどの長さのスティックってやつだ。
よく見ると、先っぽには赤い宝石みたいなのが埋め込まれていた。
オレは首をひねった。
「これ、魔法の杖か?」
ダンジョンのアイテムの一つにそういう分類がある。
昔のファンタジー漫画の魔法使いのように、火や風や水や氷などを発射する武器だ。
優汰がうなずいた。
「たぶんそうだよ。赤の宝箱から手に入るのは、火の杖か氷の杖だったはず。宝石が赤いから火の杖だと思う」
へー、火の杖ね。
たしか、念じると炎の玉が飛び出すんだっけな。
念じる言葉はどのスティックも共通。
オレはちょっと離れたところに転がっていた石ころに火の杖を向けて念じた。
(発射しろ!)
すると、火の杖からサッカーボールくらいの大きさの火の玉が飛び出し、石にぶつかった。もちろん、石は燃えないので炎はそのまま消える。
「へー、すごいじゃん、これ!」
オレは飛び上がって喜んだ。
だが、挑英が怒り顔で叫ぶ!
「お前! 相談もなくいきなり炎の魔法を使うとか、誰かに当たったらどうするんだ!」
「ちゃんと誰もいない方向に撃っただろ!」
「だとしても、相談もなくはありえん! それに魔力の無駄遣いだ」
魔力は魔法のアイテムを使うほどに減っていく。階層を移動すれば回復するらしいが。。
「だって、なんのアイテムかはっきりしないといざというときに使えないじゃん」
火の杖だという優汰の言葉はあくまでも推測。いざ戦いで使おうとしたら別の魔法が発現したではシャレにならない。事前になんの杖か確かめるのも必要なことだ。
挑英は「ちっ」と舌打ちした。
「それはその通りだが、だからといっていきなり撃つのはありえん」
「ふんっ、魔力0だからってひがむなよ」
「なんだと!? 俺が言いたいのは……」
今度こそ本当にケンカになりそうなオレと挑英を、優汰と蒼ちゃんが止めた。
「まあまあ、二人ともおちついて」
「何度も言うけど、今はダンジョン探索中かつ試験中よ。ケンカなんて何の得にもならないでしょ!」
二人の言うことはもっともだ。
蒼ちゃんがオレに言った。
「疾翔くん、挑英の口の悪さはあらためて謝る。けど挑英の言っていることも正しいわよ。アイテムを識別するにしても、一言私たちに断ってからにすべきだわ」
優汰も蒼ちゃんと同意見らしい。オレとしてもここは謝るしかなかった。
「……ごめん」
蒼ちゃんはさらに挑英にも言った。
「挑英ももう少し言い方には気をつけて。いつも言っているけど、正論ならどんな言葉遣いでも受け入れてもらえるわけじゃないのよ」
挑英は再び舌打ちしてそっぽを向いた。
どうだろね、この態度。そりゃ、たしかにさっきのはオレの行動にも問題があったよ。
だけどさ。挑英の態度はダンジョン突入前からこっちを挑発しているとしか思えない。
ギスギスした空気の中、優汰が話題を変えた。
「で、この杖は誰が持つ?」
挑英が言う。
「俺にはどうせ使えないだろ。疾翔に持たせるのは別の意味で不安だ。優汰か蒼が持て」
オレも言った。
「オレもそれでいいよ。電撃刀もあるしな」
さらに、蒼ちゃんが言った。
「電撃刀の件を考えると、私が使ったらあぶない気がする。優汰くんが持って」
たしかに。蒼ちゃんが使ったら火の玉じゃなくて炎とか火炎とかに近いものが出現しそうだ。それこそ誰かが火傷しかねない。
優汰は「わかった」とうなずき、オレから火の杖を受け取った。
「じゃあ、これはボクが持つね」
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