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第五部 時は流れゆく 第三章 楽園の崩壊
8.2度目のさよなら
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時が止まった世界で、デオスが僕に尋ねたのは単純な質問だった。
「そなたは一体何が望みなのだ?」
何をどう答えたらいいのか分からないくらい純粋すぎる質問だ。
ちょっと悩んで、僕は素直に答えた。
「家族や友達と幸せに暮らすことだよ」
「つまらん答えだな」
「神様から見ればそうかもね」
「そのつまらん願いのために、一つの世界を滅ぼしたとでも言うのか?」
だから、そんなつもりはない。
「僕にそんなつもりはないよ」
「だが、現にあちらの世界は滅びようとしている」
「僕のせいじゃない」
僕に責任の一端はあるのかもしれない。
だけど、それをいうならば……
「あなたにだって責任はあるんじゃないんですか?」
「人の身で神の罪を問おうといのか?」
「少なくとも、僕が今まで出会った神様は尊敬すべき対象じゃなかったんで」
ギャル女神も、金髪少年も、茶髪少年も、目の前の白髪巨人もね。
「よく言いよるな。たかが100年も生きられぬ存在が」
「そりゃあどうも。で、いまさらデオス様が僕に何のようなの?」
ああ、ダメだ。
どうも、神様連中やルシフを相手にすると僕は言葉遣いが乱暴になる。
この圧倒的上から目線にイライラしてしまうのだ。
「さてな。世界を滅ぼした目的を問いたかっただけだ」
「だから、そんなつもりはないっていうのに」
あ、やばい。どんどんムカついてきた。
なんなんだ、この神様連中の人を見下しまくった物言いは。
こんな相手と話しても僕には何の得も……
と、そこまで考えて思い立つ。
「ルペース達をこっちの世界に送り込んだのがあなただっていうなら、僕を……僕やリラを向こうの世界に送ることも可能なのか?」
「それは可能だ」
なるほど。
「なら、僕とリラを向こうの世界に戻してほしい」
「何のために?」
「責任をとってやるためさ」
「どういう意味だ?」
「僕が世界を救ってやるよ」
それはもう、半ばやけっぱちのセリフだった。
向こうの世界に戻るための言い訳に近い。
だが、口に出してみると、今僕がやるべきことはそれではないかと感じた。
デオスは少し沈黙した。
言葉に詰まっているようにも見える。
「ただの人間が世界を救うというのか?」
「ああ、救ってみせるさ。それこそ、そう。500年前の勇者と同じように」
自分で口にしながら、何を言っているんだと思った。
「僕の200倍の力と魔力、その全てを使って、向こうの世界を救う。それでいいだろ!?」
無茶苦茶だ。
200倍の力やら魔力やらだけで、世界を救うなんてできるわけがない。
冷静な自分がそう心の中で悲鳴を上げていたが、それでも僕は不敵に言い続けた。
そんな僕を見て、デオスは嘲笑するように笑った。
「ふっ、いいだろう、できるというならばやってみせろ」
その後、デオスは僕とリラの帰還の手伝い、僕の両手とリラの足の治療、さらには世界を救うための最低限の魔法の提供を約束したのだった。
---------------
そして、午後23時55分。
デオスとの約束の時間まで、あと5分。
僕とリラ、それに稔は診療所の外の林の中にいた。
バスティーニとルペースも縛り上げて横に転がしてある。
「もうそろそろだね」
稔の言葉に、僕は頷く。
「世界を渡るか。いったいどうやるのか、興味深いね」
稔はそんなことを言う。
僕より先に、リラが言った。
「サヨナラ、ミノル」
リラもこの半年でずいぶん日本語を覚えたのだ。
それに対して、稔が発した言葉に、僕は驚くことになる。
『さようなら、リラちゃん』
それは向こうの世界の言葉だった。
カタコトではあるけれど。
「稔、お前いつの間に……」
「2人の世界の言葉はオランダ語が元になっている。半年研究してようやくわかったよ。厳密に言うと、中世のオランダ語を現在のオランダで使われている形とは異なる方向で発展させたような言語だね」
ああ、そうか。
向こうの世界の人族の祖先はオランダ人だったんだ。
「何故オランダ語が異世界で使われているのかは分からないけどね」
そういえば、稔には向こうの世界の人族の由来を話していなかったな。
「それは、たぶん向こうの世界の人々は500年前にこっちから転移した人たちだからだよ」
「なるほど、そういうことか」
稔はにやっと笑う。
あと2分くらいか。
ぽつりと稔が言う。
「僕も一緒に行こうかと、少し思った」
「そりゃあ無茶だろ?」
「まあね。でも、異世界転移してこの世界の医学知識で人々を救うなんていうのも、面白そうじゃない」
稔はそう言って、笑う。
その時、僕、リラ、ルペース、バスティーニの体が発光し始める。
「お別れなんだね、兄さん」
「ああ、そうだな」
「さようなら、元気で」
「稔も」
そこまで言ったときだった。
「待ってっ!!」
稔の家から駆け出してきたのはお母さんだった。
「お母さん?」
「行かないでっ!!」
叫ぶお母さん。
「また私を置いていかないで。勇太!」
「お母さん!?」
今なんて!?
「勇太なんでしょう? あなたは!?」
お母さん、気がついて……
「お母さんっ!!」
僕は叫ぶ。
だけど、その時にはもう、僕の目の前は揺らぎ始めていて。
「ゆうたぁぁぁぁ」
お母さんの声が遠のいていく。
だから、僕は再び叫んだ。
信頼している弟に。
あの時と同じように。
今度は声に出して。
「稔、お母さんを頼むぞ!!」
そして、僕らは再び世界を渡る。
「そなたは一体何が望みなのだ?」
何をどう答えたらいいのか分からないくらい純粋すぎる質問だ。
ちょっと悩んで、僕は素直に答えた。
「家族や友達と幸せに暮らすことだよ」
「つまらん答えだな」
「神様から見ればそうかもね」
「そのつまらん願いのために、一つの世界を滅ぼしたとでも言うのか?」
だから、そんなつもりはない。
「僕にそんなつもりはないよ」
「だが、現にあちらの世界は滅びようとしている」
「僕のせいじゃない」
僕に責任の一端はあるのかもしれない。
だけど、それをいうならば……
「あなたにだって責任はあるんじゃないんですか?」
「人の身で神の罪を問おうといのか?」
「少なくとも、僕が今まで出会った神様は尊敬すべき対象じゃなかったんで」
ギャル女神も、金髪少年も、茶髪少年も、目の前の白髪巨人もね。
「よく言いよるな。たかが100年も生きられぬ存在が」
「そりゃあどうも。で、いまさらデオス様が僕に何のようなの?」
ああ、ダメだ。
どうも、神様連中やルシフを相手にすると僕は言葉遣いが乱暴になる。
この圧倒的上から目線にイライラしてしまうのだ。
「さてな。世界を滅ぼした目的を問いたかっただけだ」
「だから、そんなつもりはないっていうのに」
あ、やばい。どんどんムカついてきた。
なんなんだ、この神様連中の人を見下しまくった物言いは。
こんな相手と話しても僕には何の得も……
と、そこまで考えて思い立つ。
「ルペース達をこっちの世界に送り込んだのがあなただっていうなら、僕を……僕やリラを向こうの世界に送ることも可能なのか?」
「それは可能だ」
なるほど。
「なら、僕とリラを向こうの世界に戻してほしい」
「何のために?」
「責任をとってやるためさ」
「どういう意味だ?」
「僕が世界を救ってやるよ」
それはもう、半ばやけっぱちのセリフだった。
向こうの世界に戻るための言い訳に近い。
だが、口に出してみると、今僕がやるべきことはそれではないかと感じた。
デオスは少し沈黙した。
言葉に詰まっているようにも見える。
「ただの人間が世界を救うというのか?」
「ああ、救ってみせるさ。それこそ、そう。500年前の勇者と同じように」
自分で口にしながら、何を言っているんだと思った。
「僕の200倍の力と魔力、その全てを使って、向こうの世界を救う。それでいいだろ!?」
無茶苦茶だ。
200倍の力やら魔力やらだけで、世界を救うなんてできるわけがない。
冷静な自分がそう心の中で悲鳴を上げていたが、それでも僕は不敵に言い続けた。
そんな僕を見て、デオスは嘲笑するように笑った。
「ふっ、いいだろう、できるというならばやってみせろ」
その後、デオスは僕とリラの帰還の手伝い、僕の両手とリラの足の治療、さらには世界を救うための最低限の魔法の提供を約束したのだった。
---------------
そして、午後23時55分。
デオスとの約束の時間まで、あと5分。
僕とリラ、それに稔は診療所の外の林の中にいた。
バスティーニとルペースも縛り上げて横に転がしてある。
「もうそろそろだね」
稔の言葉に、僕は頷く。
「世界を渡るか。いったいどうやるのか、興味深いね」
稔はそんなことを言う。
僕より先に、リラが言った。
「サヨナラ、ミノル」
リラもこの半年でずいぶん日本語を覚えたのだ。
それに対して、稔が発した言葉に、僕は驚くことになる。
『さようなら、リラちゃん』
それは向こうの世界の言葉だった。
カタコトではあるけれど。
「稔、お前いつの間に……」
「2人の世界の言葉はオランダ語が元になっている。半年研究してようやくわかったよ。厳密に言うと、中世のオランダ語を現在のオランダで使われている形とは異なる方向で発展させたような言語だね」
ああ、そうか。
向こうの世界の人族の祖先はオランダ人だったんだ。
「何故オランダ語が異世界で使われているのかは分からないけどね」
そういえば、稔には向こうの世界の人族の由来を話していなかったな。
「それは、たぶん向こうの世界の人々は500年前にこっちから転移した人たちだからだよ」
「なるほど、そういうことか」
稔はにやっと笑う。
あと2分くらいか。
ぽつりと稔が言う。
「僕も一緒に行こうかと、少し思った」
「そりゃあ無茶だろ?」
「まあね。でも、異世界転移してこの世界の医学知識で人々を救うなんていうのも、面白そうじゃない」
稔はそう言って、笑う。
その時、僕、リラ、ルペース、バスティーニの体が発光し始める。
「お別れなんだね、兄さん」
「ああ、そうだな」
「さようなら、元気で」
「稔も」
そこまで言ったときだった。
「待ってっ!!」
稔の家から駆け出してきたのはお母さんだった。
「お母さん?」
「行かないでっ!!」
叫ぶお母さん。
「また私を置いていかないで。勇太!」
「お母さん!?」
今なんて!?
「勇太なんでしょう? あなたは!?」
お母さん、気がついて……
「お母さんっ!!」
僕は叫ぶ。
だけど、その時にはもう、僕の目の前は揺らぎ始めていて。
「ゆうたぁぁぁぁ」
お母さんの声が遠のいていく。
だから、僕は再び叫んだ。
信頼している弟に。
あの時と同じように。
今度は声に出して。
「稔、お母さんを頼むぞ!!」
そして、僕らは再び世界を渡る。
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