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第12章 ラグナロク-神との戦い-
第129話 疫病対策
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とりあえず、帝国内の事はバトリアヌス皇帝に任せれば、何とか収めてくれそうだ。次はヘブンズ教国か……人間化が起きているようだしね。
イコルティと共に戦闘機に乗り込み、首都のハイメルドを目指す。
もうすぐ日暮れだというのに政府の庁舎には明かりが灯り、慌ただしく職員が走り回っていた。そんな中、首相のいる官邸へと入って行く。
「ま、魔王殿。現在国境にガゼノラ帝国の住民が押し寄せていて、戦争の兆しがあります。今はそちらの対応に追われておりまして……」
こちらには構っていられないと、机の上の資料を手にし目を落とす。ここ数日の変化に対応を迫られ苦慮しているのか、髪は乱れ目の下にクマができている。
「バトリアヌス皇帝と話をつけてきた。戦争になる事はない」
「そ、それは本当の事ですか!!」
国境に来ているのは、パニックを起こした住民で、帝国内で対応してくれると説明した。
「帝国も軍を出動させるだろうが、過剰反応しないように注意してくれ」
「そうでしたか。魔国のように難民として受け入れるのは難しいですが、国境を守る兵には絶対に攻撃しないように通達しておきましょう」
首相は側近に指示を出して、少し落ち着いたのかリビティナをソファーに案内した。先ほどの緊迫した空気も薄れ、侍女が淹れた紅茶を飲みつつ話をする。
「ところで、教国内でも一般人が人間の姿に変わる現象が起きていると聞いたが」
「そのような報告もありましたな。原因を調査しているところです」
「これら一連の事は、空の神が人為的に引き起こしたものだ。南方より病気の元をばら撒いているようなのだ」
「神様がですか!!」
宗教心にあつい教国で、神様が厄災をもたらすとは思ってもいない事だろう。音を立て慌てて置いたティーカップから、紅茶が零れてしまっているじゃないか。
「いずれこの国にも、風に運ばれて疫病のような事態が起こる。今の内にその対策をしておく必要がある」
「しばらく、お待ち願えますか。そのような重大事、教皇様とも相談をしなければ」
外はすっかり暗くなっていたけど、急ぎ聖地アグレシアに馬車を走らせ連絡を取るようだね。
しばらくすると、聖地にいる教皇の元に首相と一緒に来てほしいと言われた。
教皇庁でも帝国の対応のためか、司祭や職員が慌ただしくしていた。
「魔王殿。神が今回の騒動を引き起こしたと申されたそうですな。我が神がそのような事をするはずはありませんぞ」
「どのように考えてもらってもいいが、疫病と同じ現象が南からやってくるのは確実だ」
空の神が女神に代替わりしていた事や、人族に変化させる方法を教えたことを話す。
「であれば今、空の上では邪神と我が神が戦っておるのでしょう」
教皇は信者に祈りを捧げるように指示を出すと言う。どんな解釈をしてもいいけど、もう少し現実的な危機感を持って対処すべきなんだけどね。教皇とは所詮宗教上のトップでしかないか。
「疫病に関する方策はある。具体的な事は首相と話をすれば良いか」
「細かな事は、セイマール首相の方で行うのが良かろう」
祈って問題が解決するわけじゃないけど、人心を安定させてパニックを起こさせないようにしてくれるなら良しとするか。
首相官邸に戻って、具体的な方策について話す。やはり問題になるのはマスクのようだね。
「我らの国で、繊細な反物を織る技術はありません。数も数ですし、他国より輸入はできないでしょうか」
絹織物を織れるのは、眷属の里か鬼人族のキノノサト国だけだからね。量でいえばキノノサト国か……。
「材料となる、魔獣の糸や繭が必要となるが、キノノサト国に協力を仰ぐことはできよう」
「我が国の冒険者に依頼すれば、材料は確保できるでしょう。魔王殿、キノノサト国と仲介して頂けるでしょうか」
教国はキノノサト国と国交がなく、頼れるのはリビティナぐらいになる。どのような条件でも飲むので、絹織物に関する交渉をお願いすると頼まれた。
首相との話を終え、夜明け前今度はキノノサト国へと飛ぶ。話をするなら巫女様かな。
「リビティナじゃない。一体どうしたのよ。それにその男の子、見かけない顔ね」
「この子はボクの弟でね。イコルティって言うんだよ」
宮廷へ行くと、ウィッチアが出迎えてくれた。
弟だと聞いたイコルティをウリウリといじり倒して「この子カワイイわね。あたしの事もお姉様と呼びなさい」と訳の分からない事を言っているよ。
「それより、この大陸で疫病が蔓延するんだよ。その対策を話したくてね」
「疫病!! それは大変じゃない。ちょっと待ってなさいよ」
疫病と聞いて慌てた様子で奥にいる巫女様に取り次いでくれる。早速部屋が用意されてヒアリスと話をさせてくれるようだ。
「なるほど、まだ疫病の報告は受けておりませんが南より広がると……」
「リビティナ。あんたの言う方法でこの宮殿を守れるんでしょうね」
「ここにはウィッチアのような宮廷魔導士が何人か居るんだろう。宮廷全体を結界で守ることは簡単さ」
炎の膜を定期的に張れば、ナノマシンを完全に遮断する事も可能になる。
「国民のためには、そのマスクという物を作れば良いと」
「この国には着物が沢山あるから材料には困らないと思うよ。できればそれを他国にも輸出してほしんだよ」
「まずは、我が国民が第一でしょうけど、他国に渡す事も可能でしょう」
「反物の生産も拡大してほしんだ。原料となる魔獣の繭は、教国の冒険者が用意してくれるからさ」
「分かりました。私の方から将軍へも話を通しておきましょう」
何とかキノノサト国の協力を取り付けられたみたいだね。各国が協力してくれて、この急場を凌げたら次は元凶となっている者の対処だね。
よしそれなら、すぐにでも里に帰って空に居るあの女に攻勢をかける方法を考えてみるかな。
イコルティと共に戦闘機に乗り込み、首都のハイメルドを目指す。
もうすぐ日暮れだというのに政府の庁舎には明かりが灯り、慌ただしく職員が走り回っていた。そんな中、首相のいる官邸へと入って行く。
「ま、魔王殿。現在国境にガゼノラ帝国の住民が押し寄せていて、戦争の兆しがあります。今はそちらの対応に追われておりまして……」
こちらには構っていられないと、机の上の資料を手にし目を落とす。ここ数日の変化に対応を迫られ苦慮しているのか、髪は乱れ目の下にクマができている。
「バトリアヌス皇帝と話をつけてきた。戦争になる事はない」
「そ、それは本当の事ですか!!」
国境に来ているのは、パニックを起こした住民で、帝国内で対応してくれると説明した。
「帝国も軍を出動させるだろうが、過剰反応しないように注意してくれ」
「そうでしたか。魔国のように難民として受け入れるのは難しいですが、国境を守る兵には絶対に攻撃しないように通達しておきましょう」
首相は側近に指示を出して、少し落ち着いたのかリビティナをソファーに案内した。先ほどの緊迫した空気も薄れ、侍女が淹れた紅茶を飲みつつ話をする。
「ところで、教国内でも一般人が人間の姿に変わる現象が起きていると聞いたが」
「そのような報告もありましたな。原因を調査しているところです」
「これら一連の事は、空の神が人為的に引き起こしたものだ。南方より病気の元をばら撒いているようなのだ」
「神様がですか!!」
宗教心にあつい教国で、神様が厄災をもたらすとは思ってもいない事だろう。音を立て慌てて置いたティーカップから、紅茶が零れてしまっているじゃないか。
「いずれこの国にも、風に運ばれて疫病のような事態が起こる。今の内にその対策をしておく必要がある」
「しばらく、お待ち願えますか。そのような重大事、教皇様とも相談をしなければ」
外はすっかり暗くなっていたけど、急ぎ聖地アグレシアに馬車を走らせ連絡を取るようだね。
しばらくすると、聖地にいる教皇の元に首相と一緒に来てほしいと言われた。
教皇庁でも帝国の対応のためか、司祭や職員が慌ただしくしていた。
「魔王殿。神が今回の騒動を引き起こしたと申されたそうですな。我が神がそのような事をするはずはありませんぞ」
「どのように考えてもらってもいいが、疫病と同じ現象が南からやってくるのは確実だ」
空の神が女神に代替わりしていた事や、人族に変化させる方法を教えたことを話す。
「であれば今、空の上では邪神と我が神が戦っておるのでしょう」
教皇は信者に祈りを捧げるように指示を出すと言う。どんな解釈をしてもいいけど、もう少し現実的な危機感を持って対処すべきなんだけどね。教皇とは所詮宗教上のトップでしかないか。
「疫病に関する方策はある。具体的な事は首相と話をすれば良いか」
「細かな事は、セイマール首相の方で行うのが良かろう」
祈って問題が解決するわけじゃないけど、人心を安定させてパニックを起こさせないようにしてくれるなら良しとするか。
首相官邸に戻って、具体的な方策について話す。やはり問題になるのはマスクのようだね。
「我らの国で、繊細な反物を織る技術はありません。数も数ですし、他国より輸入はできないでしょうか」
絹織物を織れるのは、眷属の里か鬼人族のキノノサト国だけだからね。量でいえばキノノサト国か……。
「材料となる、魔獣の糸や繭が必要となるが、キノノサト国に協力を仰ぐことはできよう」
「我が国の冒険者に依頼すれば、材料は確保できるでしょう。魔王殿、キノノサト国と仲介して頂けるでしょうか」
教国はキノノサト国と国交がなく、頼れるのはリビティナぐらいになる。どのような条件でも飲むので、絹織物に関する交渉をお願いすると頼まれた。
首相との話を終え、夜明け前今度はキノノサト国へと飛ぶ。話をするなら巫女様かな。
「リビティナじゃない。一体どうしたのよ。それにその男の子、見かけない顔ね」
「この子はボクの弟でね。イコルティって言うんだよ」
宮廷へ行くと、ウィッチアが出迎えてくれた。
弟だと聞いたイコルティをウリウリといじり倒して「この子カワイイわね。あたしの事もお姉様と呼びなさい」と訳の分からない事を言っているよ。
「それより、この大陸で疫病が蔓延するんだよ。その対策を話したくてね」
「疫病!! それは大変じゃない。ちょっと待ってなさいよ」
疫病と聞いて慌てた様子で奥にいる巫女様に取り次いでくれる。早速部屋が用意されてヒアリスと話をさせてくれるようだ。
「なるほど、まだ疫病の報告は受けておりませんが南より広がると……」
「リビティナ。あんたの言う方法でこの宮殿を守れるんでしょうね」
「ここにはウィッチアのような宮廷魔導士が何人か居るんだろう。宮廷全体を結界で守ることは簡単さ」
炎の膜を定期的に張れば、ナノマシンを完全に遮断する事も可能になる。
「国民のためには、そのマスクという物を作れば良いと」
「この国には着物が沢山あるから材料には困らないと思うよ。できればそれを他国にも輸出してほしんだよ」
「まずは、我が国民が第一でしょうけど、他国に渡す事も可能でしょう」
「反物の生産も拡大してほしんだ。原料となる魔獣の繭は、教国の冒険者が用意してくれるからさ」
「分かりました。私の方から将軍へも話を通しておきましょう」
何とかキノノサト国の協力を取り付けられたみたいだね。各国が協力してくれて、この急場を凌げたら次は元凶となっている者の対処だね。
よしそれなら、すぐにでも里に帰って空に居るあの女に攻勢をかける方法を考えてみるかな。
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