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39話 冬の章2① 〜みんなの記憶が飛んで好感度がリセットされました(大嘘) 犬くん編〜

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記憶喪失が牛くんだけの話で無く、
もしも犬くん、尾長くんまで記憶を失っていたらどうしよう。

特に犬くんは普段あんな感じだが仮にもこの牧場の番犬なのだ、
記憶を失っている今、下手を打てば喉笛をちぎられるかもしれない。



「……あ゛?なんだお前」

(やっぱり記憶失ってる……っ!)

春風の不安は的中し、犬くんは記憶を失い春風に普段使ったことがないような低い警戒した声を投げかけてきた。

……だが、そのおかげで幸い春風のほうが先に「対策」に出ることが出来た。

「……犬くん」

春風は怖いし不安だし、めそめそ泣きそうな気持ちを押し殺しす、と手を差し出す。
犬くんは一瞬警戒し身を固めた後、
不思議そうに春風の手と顔を交互に見つめた。

「……?なんだお前」

「お、『俺の』飼い犬なのに、芸も出来ないんだー?」

「!!?」

出し慣れない高圧的な声を出し犬くんを睨みつける。

「あ……」

犬くんはその言葉を聞いた途端、澄んだ目をぱちくりさせて手のひらをもう一度見つめ、それから少し後、顔をかっと赤くした。

「あっ、え……?えっ?飼い主?
 ……えっ?その、ごめ、すいません俺、なんか、……っと、全然わかってなくて」

そう言いつつ犬くんはゆっくりこちらへ歩み寄ってくる。

その尻尾はまだ春風を警戒して項垂れていたけれど、徐々に自分に飼い主ができたという事実を飲み込めたのか、助走をつけるようふさ♡ふさ♡と左右に揺れ始めていた。

「……」

「っと……これ、でいい、っすか……?♡」

春風の手のひらの上に顎を乗せ、犬くんはそれが正解だったか、
あわよくば春風からご褒美をもらえるかを期待たっぷりに見つめて伺っている。

「うん。いいよ
 ついでにその喋り方はやめよう」

「っ♡は、はい。
 ……そうか、あってたか良かった……」

頬を掴んでむにむに揉むと犬くんの肌の、ひんやりすべすべ触感が伝わってきて気持ちいい。

犬くんも気持ちよかったようで、噛み締めるようぎゅ、と瞳を閉じて大人しくなった。

推定不審者が目の前にいるこの状況でそれができるのは、完全に犬くんが服従した証と思って間違い無いだろう。


(……よかった、上手く行った)

記憶が無いということは、
犬くんは今当時の「飼い主」に飢えていた、寂しがり屋の犬くんに戻っていると言うことだ。

そんな犬くんにこうやって飼い主として高圧的に接し、耳の付け根をぐりぐり揉んでやれば、
あっという間に犬くんは完堕ちして目の前の得体の知れない不審者はカッコいいご主人様になる。

犬くんと長らく触れ合っていた春風だからこそ思いつく攻略法だった。

「あ、ありがとう……♡
 えっと……あんたの事、なんて呼んだらいい?
 ……ご、ご主人様……とか……?♡」

「いや、オーナーでお願いします」

「……」

目にハートマークを浮かべしゃがんだわんわんポーズをとりつつ、犬くんは理想の呼び名を却下され少し残念そうだ。
尻尾がまたしょぼくれてしまった。

「犬くん」

「わかった、……オーナー……、オーナー♡」

けれど、名前を呼んだら思ったより“良かった”らしい。
また犬くんは尻尾をふりふり振って頬を染め、
オーナー、と繰り返し最後には唇を噛んで笑顔になってしまいそうなのを我慢した。

春風は機嫌良さそうな犬くんの顎の下をもう一度くすぐってから解放すると、
より犬くんを無力化するため、近くにあった椅子のクッション部分を外し、中に隠してあったリードと首輪を取り出した。


「っ!?オーナー、それはっ、」

(やっぱりあった、犬くんの秘蔵セット)

記憶を失う前、いつ春風がその気になっても良いよう犬くんは子犬のようにフリスビーやリード、
ボールなんかをそこらじゅうに隠していて、春風は適当にそれを引っ張りだしただけだったのだが、
そんなこと当然覚えていない犬くんからすれば、自分を飼うことになった男が準備万端にお散歩セットなんて小道具を用意してくれているのだ。

ちょっともう嬉しすぎて脳みそがじんじんして、
唇を血が出る寸前まで強くギチギチ噛んでいないと嬉ションと一緒に靴でもなんでも舐めてしまいそうだった。

「……へへ♡」

「な、なんで服を脱ぐんだ?」

「オーナーが首輪着けてくれんのに、他の服とか着てたくないし……」

「そう……?」

犬くんは恥じらいながらも服を脱ぎ素っ裸になると、その場で四つん這いになって耳をぴくぴくさせている。

普通に謎理論かつ変態の発想なのだが、それを嘲るには、犬くんの裸体はあまりに綺麗だった。


「……」

シミ一つない、色素の薄い背中の皮膚に覆われて肩甲骨が浮き出ている体はしなやかな印象を受けるが、
犬くんはそれなりに着痩せする体型のようで、
四肢や脇腹にはくっきりと筋肉や硬そうな筋が浮き出た男性的な体のラインをしているのがよくわかる。

一見クールでかっこいい顔立ちだが、媚びるよう春風を期待に満ちた表情は可愛らしい。

ふりふりと愛想よく尻尾を振る尻は体型の割にむちむちと肉付きが良いマゾメス体型で、
腰を掴んだまま力任せに奥を抉ってパコハメすると、肉がベチベチと跳ねる音がして、
犬くんの肉壺がにちゅ♡とよく締まり竿に絡みついてくるのを思い出して、
勃起してしまうほどだった。

「オーナー?ごめん、……や、やっぱ、変だよな、これ。
 ごめん、やめ、」

自分が四つん這いで尻尾を振りたくっているのに、春風がなにもシてくれないし言ってくれないので犬くんはだんだん不安になってしまう。

ついには尻尾の動きを止め、半泣きで立ちあがろうとした時、
首にぐる、と革製の首輪が嵌められた。

「……っ!」

「行こっか、犬くん」

「っ♡あ、あぁ♡
 (~~~っ♡オーナー、なんかカッコ良くなった♡
 これから俺、ナニされるんだろ……♡)」


春風は心配で様子を見にきたものの、実際犬くんがもし記憶を失っていたとしてこの後どうしようか、なんて一切ノープランだった。

それでも、目の前でふりふり尻尾を振って誘ってくるメス犬を見て最近自身の風紀を乱れさせ続けている春風が我慢できるわけは無く、
とりあえず犬くんのリードを引くと彼の部屋に向かった。



「ん゛んー……っ♡♡ふぁ♡ぁ゛ー……♡♡」

部屋に着くと犬くんは恥ずかしそうに地べたに座って春風を見つめていて、
床には犬くんが興奮していろいろ垂らしてしまった水滴が足跡のよう転々と続いている。

リードを握って制御しなければ押し倒してきそうな勢いで興奮する犬くんを、春風は腕を広げて抱きしめ、まずは犬くんたっての希望で恋人キスをねっとり絡み付かれたまま楽しんだ。

「……♡」

唇同士が触れ合うと犬くんはびく♡と身体を震わせつつ大人しくなって、
春風の足の上に跨って乗っかり、背中に回した腕に力を込めた。

それでも、まだ人見知りでも残っているのか控えめに閉じていた唇を、
春風がぴちゃ♡ぴちゃ♡と舐めると犬くんは震えながら甘い声を漏らし徐々に緊張をほぐすよう、唇が割開かれる。

隙間を確認すると途端ににゅる♡と熱い口内へ春風の舌がねじ込まれ、
中で縮こまっていた肉厚な舌を撫でて絡め取ったので犬くんは小さな悲鳴と共に指に力を込めた。

「あ゛っ♡うぶっ♡」

春風の舌をしゃぶる間、うっかり自分の犬歯で舌を噛んでしまわないよう犬くんは頑張って唇を窄めてちゅ♡ちゅ♡と舌を吸い、
それが終われば犬くんの口内でぴちゃ♡と唾液が跳ねるようないやらしい音と共に舌をぬる♡ぬる♡と撫でられ全身へじわ……♡と甘い快感の波が浸透していく。

犬くんはぴちゃぴちゃと水音が聞こえるようなすけべなキスが気に入ったようで、
眠たそうにとろ♡と目を細め、春風と舌を絡めるのに必死で腕に力を入れるのを忘れてしまったのか、
春風に巻きつけていた腕の手首から先を次第にだら、脱力させていた。

(この、人が俺のオーナー……♡俺の、飼い主……っ♡)

改めてキスをする春風の顔を見て、犬くんは胸の鼓動を早める。

下品なキスをしつつリードを引っ張り、犬くんが暴走しないよう諌めてくれる服着たままの素敵な飼い主と、
裸で首輪を引かれながら春風に跨るメス奴隷の自分がガラスに反射していて、
犬くんの代わりにぐ♡力強く腰を抱き寄せてくれる春風の腕に、
この後を想像し下半身がじわ♡と気持ちよくなってしまった。

興奮した身体はキスだけで先ほどから甘イキを繰り返し、半勃ちの陰茎からとろ♡とろ♡と先走りを垂らしていて、
これ以上春風の良い匂いに包まれながらちゅ♡ちゅ♡と舌先同士をくっつけて遊んでいると、
自分は交尾の事しか考えられない駄犬に、ダメ犬になってしまうのではないかと不安にすらなるほどだ。

「あ゛っ……♡ごめ、んむっ♡」

だが、逃げようとしても諌めるよう春風ににゅる♡とカウパーと精液でとろとろのメスちんぽを摘んで扱かれ、
ぴゅ♡ぴゅっ♡と先走りを垂らしながら脱力してしまい、
犬くんは慌てて陰茎への刺激で雄子宮をうずうず♡させながらも春風の上に跨り直し四肢を絡め、
ちゅぱちゅぱ舌をしゃぶられアクメするベロチューを気合を入れて再開した。

(あ゛ー……♡これヤバい♡っ♡
 一生ヤってられる、ずっとのーみそ死ぬほど気持ちいい♡
 っ♡ベロから、なんか幸せなの広がってる……♡♡っ♡オーナーがちゅ♡ってベロ吸ってくれるたび、ちんこきゅんきゅんしてる♡)

犬くんはせめて(すでに大好きな飼い主に昇格している)春風にも自分と同じくらい気持ちよく、幸せな気持ちになって欲しくてぱく♡と唇を動かして健気に春風の舌を啄んだが、
それで春風がため息を吐くよう、ふぅと息を吐く音にすら興奮して耳の奥が気持ち良くて、
ぞくぞく身震いしながらイってしまいつぅ……♡とメス穴から汁を垂らした。

「ふっ♡ゔぉ……♡♡お゛……♡♡なん、で……♡♡」

流石に春風の声を聞くだけで頭の中をきゅんきゅんさせてアクメするのは恥ずかしいと唇を噛んで耐えるが、
春風はそうやってだらしなくじょろ……♡と潮を噴いた犬くんの下半身を一瞥して少し笑うと、
まだイキたてでふわふわした気分のままの犬くんの下腹部ぐり♡ぐり♡と抑えつけ、雄子宮を意識させ一層激しく潮を噴かせた。

「ん゛っ♡♡オーナー……っ♡ふぅ♡ゔぉっ♡おっ♡♡」


犬くんの身体は、その場所を内側からごり♡と押し上げられる感覚を知っているかのよう奥から熱を孕み、
春風の指の動きに合わせてぷぴ♡ぷぴ♡と開閉する肉穴から腸液を垂らして反応する。

犬くんは訳もわからないまま、ただ腹の奥が熱くて気持ちよくて、口を薄く開くと遠い目をして低く喘ぎ、
つぅ……♡と口から唾液を垂らしてされるがままになっていた。

「はぁ゛っ……♡おーなぁ……♡……おれ、……♡」

その状態でまた唇を重ね、肉穴を捩じ込んだ細い指にゅぷ♡と優しく往復されると犬くんの肉襞はくちくちと収縮して指にしゃぶりつき、
春風がくん♡と指を曲げ、犬くんが肉を振るわせて反応する箇所を重点的にこりこり♡押し上げて刺激すると一瞬小さく呻き、犬くんは緩んだ尿道口からとろ……♡とベッド目掛けて精子を勢いなく垂れ流し、雄失格のよわよわ射精で完全に春風に屈服したことを主張する。

「ん?」

「あ゛ー……♡ごめん、なんでもない……♡」

ちゅぽ♡と唇を離してから、犬くんは胸元に込み上げた熱い、ドキドキした気持ちを春風に伝えたくて口を開いたが、
まだ出会ってすぐなのに好きすき♡言ってしまってはオーナーも困るだろう、と理性を働かせ口をつぐみ、
代わりに胸元に飛び込んで頬擦りをして春風に自分の匂いを擦り付けた。

「はは、どうしたんだ?くすぐったい」

「んっ……、すぅ……、はぁ……♡
 なんか、オーナーって全身からいい匂いするな……?」

犬くんは頭を撫でられ気を良くし、すん♡と鼻を鳴らして春風の耳の裏や首筋を嗅ぐ。

不思議と安心する香りに全身をまたじわ♡と火照らせては、顔を擦り付け春風を自分の雄だとマーキングしていく、
徐々に、春風の心地よい香りに自分の匂いがついて香りが混ざるのがたまらず、
いつのまにか春風のへそをしゃぶっていた犬くんはふりふり尻尾を振って春風を見上げた。


「~~~っ♡」

「なんだかわからないけど楽しい?」

「……ん゛♡いっしょう、コレ、やってられる……っ!♡」


少しずつ体を屈めて顔の位置を春風の身体の下の方へし、ついに陰茎のある股に辿り着く。

「ふっ゛♡♡♡~~~うぅっ♡」

まずはそこにズボン越しに顔を埋め、たっぷりと深呼吸する。

すでに勃起した陰茎は顔を擦り付けると硬く、雄臭と、それでメス穴を犯される感触を身体が想像して反応し跳ねてしまった。

「オーナー♡」

「何?犬くん」

「っ♡……はぁ♡いや、もっと俺の名前……呼んで欲しい♡♡オーナーに、ふっ、ぉ♡犬くん♡って、ふーっ♡言われるとすげえ、嬉しい♡」

春風が当然のよう自分のことを「犬くん」と言っていたので、犬くんには別の両親と兄が心を込めて決めた名前が当然あるが、
今日から犬くんの名前は犬くんだ。

「ん゛っ♡」

また名前を呼ばれ、大きな犬耳をキョロキョロ動かして春風の声に甘イキしつつ、
まだズボンの中に包まれた陰茎へ土下座しながら尻尾をぴこぴこ振って忠誠を誓う。

落ち着きなく陰茎に顔を押し当てるはしたない所業を春風に嗜められるかと思ったが、
春風は犬くんの腋をこしょこしょくすぐって遊ぶだけで、犬くんを叱ろうとはしなかった。

「犬くん、……ははっ、なんかこれ照れるな」

「んぶぅ♡」

叱るどころか、優しく名前を呼び頭を撫でてもらえたので、
さっきから延々発情していた身体が一層熱を持つ。

「顔真っ赤。林檎みたい」

「……っ!?♡」

春風が頬を揉み、笑いかけると犬くんは顔が熱くて、身体が奥から気持ち良くておかしくなってしまいそうだった。

早く春風に交尾して本当の意味で春風のメスにして欲しくて、前戯のつもりでズボンを下ろ陰茎を露出させると、
突然ぶるんっ♡と視界の中央を塞いで赤黒い陰茎がそそり立ち、むわ……♡と濃い雄臭を放ったので、
犬くんは瞳に怯え浮かべつつ、鼻の穴を拡げて陰茎の前ですうすうと深呼吸し、ぷしっ♡と興奮でメスちんぽから汁を噴いて無様に1アクメ遂げ、
その後まだ落ち着かない心のまま、もう一度春風の太いバキバキちんぽをうっとり見つめアナルをヒクつかせた。

「あ゛ー……なんか、やばいかも」

発情メス臭を振り撒き春風のちんぽに興奮してしまったのは当然春風にも伝わり、
また春風の陰茎がぐん♡と太くなったのを見て、犬くんは自分の情けないふんにゃりメスちんぽとは大違いの太い男根にふるふる怯え、
泣きそうな顔でコリコリ♡乳首を両手で掻いて自慰をしながらメス媚びで服従を主張する。

「こんな、っ♡おれ、聞いてない……っ♡♡
 (マズい♡こんな匂いだけでイっちゃうカリ太ちんぽ♡♡挿れられたら壊れるかもしれない♡)
 ……ふっ゛♡♡♡あ゛ー……っ♡っ♡はぁ゛……っ♡♡♡」
  
べち♡と眉間を裏筋で叩かれ、それがゆっくり我慢汁を犬くんの顔にまぶしながら鼻筋を通って擦り付けられるのを犬くんは寄り目になって愛おしげに見つめ、
亀頭でずりずりと鼻の穴を押し拡げられた時にはその屈辱的な扱いと、
鋭い嗅覚を直に犯して脳に伝わる春風のちんぽ臭にぐぱぐぱメス穴が開閉して汁まみれになり、
イキすぎておかしくなってしまいそうだった。

1度くち♡と汁を引いて鼻から陰茎が離された時には、べろべろ舌を伸ばして陰茎を追いかけ、フェラ乞いを始めてしまうほどだ。

「犬くん」

「はっ♡はっ♡
 ……あぁ゛っ♡はっ♡ま、まっへくれ♡おー、っ♡オーナーっ♡♡ちょっと、まだ気合い入れるからっ♡♡♡」

春風は犬くんの舌を掴み、伸ばしたままの舌の上にべち♡と陰茎を押し当てる。

「……っ!?♡♡♡お゛っ……おぉ゛……っ♡♡♡」

犬くんはそれだけで白目になってへこへこと弱々しいメスの腰振りと共にアクメして、
懸命に唇を伸ばしてちゅぽ♡ちゅぽ♡と亀頭に吸い付き、もっと舌の上でどくどく脈打つガチ太ちんぽを味わおうと浅ましい顔を晒し、
春風は犬くんが何度かちゅう♡と亀頭にキスして媚びを売るのを見届けると、
そのまま犬くんの顔を掴み、ぬぽ……♡と腰を押して口まんこへ陰茎を捩じ込んで、そのまま奥まで、
犬くんの高い鼻が陰毛に埋めるほど、しっかり咥えさせた位置できゅう♡と酸欠で咽頭が締まる刺激を楽しんだ。

「ぶっ♡うぎっ♡っ♡ごふっ♡」

「あ゛ー……♡これキく……」

犬くんは顔を真っ赤にし、生理的な反応で喉をにちゅにちゅ動かして奇妙な声を発したが、
そうやって酸欠で喉奥がにゅるにゅる締まるのが心地よくて、春風は喉奥まで竿を捩じ込んだまま腰を浅く振ってにちゅにちゅ喉奥を突き、犬くんをもっと追い詰めようとオナホ扱いする。

顎が外れそうなほど大きく口を開けて竿をしゃぶり、そのままこちゅこちゅと喉奥に雄臭を擦り付けながら味覚と嗅覚で春風のちんぽの味を覚えさせられるような屈辱的な扱いは大変犬くん好みのもので、
犬くんはよりどくどく舌の上で脈打つ春風の陰茎へ奉仕しようと頬を凹ませ、目をぐ♡と細めて陰茎を堪能しながらメス穴を締めつけアクメした。


「(あぁ……♡……あご、外れそう……♡♡
 ぐちゅ♡ぐちゅ♡ってオーナー、俺の口まんこ犯してくれて……♡どくどくしてる♡舐めたらにゅる♡てえっちな匂いが濃くなる♡♡
 ほ、ほんとの交尾♡しても、こんな感じでオーナー、俺の奥、じゅぽぉ……♡♡ってちんぽでいじめて、た、種付け……♡くれんのかな……♡
 ……やば♡想像しただけで俺、ちょっとイってる♡♡♡
 オーナーと本気でけつハメ交尾♡シたいんだ……♡)
 ん゛…♡お、オーナー……♡
 おれ、げほっ……、っ♡オーナーと、っ♡こーび、ふっ♡♡交尾、したい……っ!♡」

口の中でゆっくりじゅぽ……♡じゅぽ♡と陰茎を往復させられ、
潮を噴いている陰茎を無視して、犬くんは下腹と乳首を捏ねて弄り、メスイキを追いかけていたが限界を迎え口からゆっくりと竿を引き抜かれた途端、
ちゅ♡ちゅ♡と根本と玉にキスをして、竿に頬擦りしながら春風にケツハメを強請る。

「なんで?可愛い喋り方して」

「ま、まだ、っ♡ふーっ♡ちょっと怖い、けど、っ♡  
 おれ、オーナーのちんぽ♡はっ、はっ♡♡ちんぽ全然嫌じゃないってか……、なんかけつまん、っ♡く、苦しくなる……♡♡」

犬くんがこれまでの日々を忘れていようが、犬くんはたっぷりほぼ2年をかけて、毎日あらゆる角度、あらゆる状況で春風とのセックスを繰り返し優しくじっくりメス穴調教を施されているのだ。
今や犬くんの縦割れアナルは春風の陰茎を見ただけでくぱ♡くぱ♡と開閉してちんハメをせがむ春風専用交尾穴になってしまっている。

無意識に頭の中で、仰け反って喘いでいる後ろから乳首をぴんっ♡と引っ張られ、
肉襞をキュンキュン締め竿をしっかり咥えながら、
深く潮吹きアクメして白目を剥いたあの日のことを思い出して発情しても無理はない。

「……っ♡ん゛っ♡ふぅ♡」

今、春風に押し倒され、正常位で上からぬち♡ぬち♡と(犬くんの認識上は)処女アナルに亀頭を擦り付けられ、
より春風の陰茎が自分を蹂躙しやすいよう自らの腿を抱えて弱点をさらし、
その中央、ぽっかり口を開いた肉穴からくち♡くち♡濡れた音を出しつつ、じょろ……♡と潮をこぼして甘イキするのも当然仕方のないことだった。

「じゃあ挿れるな」

「っ♡あ、あぁっ!♡……あ゛っ♡けどオーナー、
 ……ちょ、ちょっとだけ、っ♡優しくしてほしい、かも♡……その、おれ、……ん゛ゔっ♡♡ふっ、っ♡は、はじ……っ♡」

せっかくの記憶を失う前すらできていなかった犬くんの処女アピールチャンスは、
無情にもアナルに亀頭を咥えさせられ、そのまま一気にじゅぽんっ♡と奥まで肉襞を掻き分け、
前立腺を押しつぶしながら挿入されたことで、一気にたち消えてしまった。

「~~~っ♡♡♡お゛っ……!?♡♡♡ほぉ゛ぉ゛おお゛お゛っ♡♡♡♡」

焼けた鉄の杭のような太いそれが犬くんのメス穴を拡張し、ナカでどくっ♡どく♡と力強く脈打ちながら奥にじゅぽ♡じゅぽっ♡と何度も打ち付けられる。
犬くんは腰を掴み、容赦なく犬くんの弱点を押し上げる腰使いに悶絶し、肉穴をぎゅう♡と締め、それで陰茎よりダイレクトにしゃぶる感触を味わうとじょぼぼぼっ♡と勢いよく潮吹きアクメして自らの唇を尖らせたまま、
顔を真っ赤にした苦悶の表情目掛けて潮を噴きかけた。

犬くんが最初のアクメすら脳で処理できず息を忘れて痙攣しているというのに、春風は容赦なく犬くんのメス穴をじゅぽっ♡じゅぽっ♡と掘削し続けてアクメを与え、
竿に吸い付いて甘えてくる肉襞の感触を楽しむためより穴を締めさせようと、
ぐりぐり親指で陰茎の届いている位置を押さえつけ、会陰を表と裏側からぐりぐりサンドして犬くんを甚振った。

「お゛っ♡♡♡おぉ゛っ♡♡
 お゛っ♡な゛っ♡♡♡お゛~~~っ!!!!♡♡♡ごれ゛ぎつっ、♡♡おほっ♡♡お゛っ♡♡♡」

じゅぽんっ♡♡と勢いよく結腸口へ亀頭がぶつかると、犬くんは腿裏に通した指が白くなり、爪が肌に食い込むほど強く指に力を込めて暴力的なアクメから気を逸らそうとするが、
竿が引き抜かれては、またまで深くぶぽっ♡ぶぽっ♡♡とねじ込まれるたび快感で思考が上書きされ、
開いた尿道口からまたじょろろっ♡と潮を排泄してアクメするだけに終わる。

イってもイっても、敏感なけつまんこでちんぽを咥えているせいで一向に長アクメ地獄は終わらず、
なまじ体力のある犬くんは何度も潮を噴いては、腸液でとろとろの雑魚アナルで陰茎に吸いついて泣きながら【はじめての】潮吹きケツハメアクメにかんぜんはいぼくしていた。

「お゛ほぉお゛お゛っ!?♡♡♡お゛っ♡お゛おぉっ♡♡♡
 (なっ♡なんでこんなけつまんっ♡ずぽずぽされるの気持ちいいんだよっ!?♡♡♡
  『はじめて』ってなんか、痛いとか、聞いてたのに……っ!?これっ♡♡おれのオスっ♡潮と一緒に全部出ていくエロ交尾じゃな、っか♡♡♡)」

犬くんの記憶にないまま、
犬くんの身体はケツハメに痛みを見出さず快感だけを的確に拾い上げてメスイキする淫乱体質に仕上がっていて、
犬くんは脳が追いつかずきゃんきゃんと鳴きながら結腸イキして春風に抱きついた。
死や発狂を覚悟するような強烈なメスイキの中でも、その心地よい香りに包まれると気分が不思議と落ち着き、犬くんは改めて全身を硬直させ深くアクメする。


「んぶっ……♡♡♡ふっ♡うゔっ♡
 (……いや、そうかっ♡全部わかった♡お、おれと、オーナーはたぶん、っ♡相性が……、めちゃくちゃ“良い“んだな……っ?!♡)」

唇を塞がれ、しっかりくっついたままキスハメ交尾ポーズで中出しされ、犬くんは足ピンアクメしながらも全てを理解する。

こんなに体の相性のいいなんて、確実に春風は運命の相手とか犬くんと天性の番気質なのだろう。

犬くんは運命の相手が飼い主になる、
そんな犬界ではおとぎ話のようなできすぎた展開に感動しながら、
可愛い思考とは大違いに汚いメス顔でどぷどぷ、春風に精液を注がれるのを受け入れた。

「あ゛ー……っ!?♡
 (うれしい♡オーナーに専用メス認定された♡
  オーナーも俺のこと、きにいってくれたのか♡♡あーやばい♡マジで幸せっ♡♡マジイキとまんねえ♡♡)」

オーナーも犬くんを気に入ったようで、首筋に噛みついてくっきり歯形を残してくれる。

これは犬界では伝統的な求婚の合図だ。

犬くんはあまりの幸福感で何をするにもイってしまって辛かったが、
とりあえずお返事だけはしておこう、と春風の唇を吸って、うっとりその瞳を見つめて歓迎を伝えた。

====

(やばいな……、このままだと多分尾長くんも俺を忘れてる……)

それからすぐ後、犬くんの意識が落ちてしまったので仕方なく春風は起き上がって、1人でシャワーを浴びてから尾長くんを探しに部屋を出る。


「へへ……♡オーナー……♡」

全てを勘違いしたままの犬くんは1人取り残され、ベッドの中でクッションに抱きついたまま、
ちゅうちゅう春風の首元のつもりで寝ぼけて枕に吸い付いて齧って犬くんからも求愛を繰り返していたのだった。
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