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すごい夢オチ回

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【今回の内容】
6回くらい夢オチでみんなが酷い目に遭います(性的な意味で)
ちょっとハード気味、小スカ描写あり

====

汚い象みたいな魔物が俺と肩を組んでいる。

「それでは皆さんの夢を回収シましょう」

ドゥフフ、と笑っている隣のは夢を見る魔物。

今晩みんなの夢を集めないと俺は死ぬとかで、
いろんなやつの夢の集会所みたいなところに呼び出された。

「これしないと死ぬの?」

「エェ、魂が薄まって全身の毛穴から血が出ます」

「ふぇ」

こうして俺は泣きながらみんなの夢を覗きに行くことになった。

====

【レイン】

「ここがレインの夢かぁ」

最初に着いたのは「レイン」と崩れかけの板に書かれたレインの夢。

舞台は多分レインの生前の家で、扉の向こうからガタガタと暴れる音が聞こえてくる。

「おぉ゛っ♡ダメ、っお♡おっ♡♡ゆるして、くださいっ♡僕には、主人が……っぅうっ♡!」

ベッドの上では泣きじゃくりつつ腰をあげて陵辱を受け入れるレインと、

「あ?聞こえない」

そんなレインを上から押さえつけてどちゅどちゅ♡無情にもちんぽを打ちつける俺がいた。


「ごめんなさ、ごめんなさい、レオン……っ、お゛っ♡」

……ええと、少し頭がおかしくなりそうだが一応解説しておく。

どうも俺と結婚している設定らしいレインは、間男である俺に迫られて寝バックされ、
今は席を外している夫の方の俺に泣いて謝りながらも足ピンアクメをしている。

顔を真っ赤にしてイヤイヤ言っているが、のけぞって潮噴いてるし実際はわりと乗り気なのだろう。

「倫理すら超えて俺に迫られたい」けれど、
「俺以外と結婚とか絶対嫌」という願望の末生まれた、被害者も加害者も俺の悪夢。

「あっ♡♡やら、気持ちい、…許してっ♡夫が、もうすぐ帰ってくるんです……♡」

「えー?
 じゃあ俺の方が気持ちいい♡って言ってくれたら許したげる」

「……っ♡」

今はどっちのちんぽが気持ちいいかジャッジさせられそうになって慌てて唇を噛んで口を噤んだが、
その目はハートマークが浮かんでいるのかと思うほど、うっとり蕩けているし、突かれるたび甘い喘ぎも聞こえてくる。

耳元で何回も「好き」とか「気持ちいい?」とか俺に囁かれて先に脳から屈服してしまっているのだろう。

「あ、今またきゅ♡って締まった。
 可愛いね?俺のことそんな好き?」

「……うっ♡……すき、……です」

「そっか、ありがとう」

後ろから抱きしめられレインはすっかり堕ちてしまったようで、
ちゅ♡ちゅ♡と甘々にキスをして俺に絡みついている。

俺は人のものとか面倒なので絶対手を出す気はないが、
あの耳元でブツブツ言うのはレインが好きそうなので参考にしようと思う。

帰ってきた夫の俺と3Pを始めたが、
よくわからないので適当に(魔物から聞いた夢のカケラらしい)ピンクのモヤを回収してその場を後にした。

====

【シルヴァ】

「っ♡あっ、ダメです坊っちゃま♡坊っちゃまがこんな下賎な身分の豚をっ♡」

「うるせー」

またかよ。

今度はシルヴァの夢に入ったが想像通り低俗な夢を見ている。

嫌がるシルヴァを俺が殴って、無理やり咥えさせているが、ちょっと見る夢が低俗すぎないだろうか、怖い。

俺は暴力とか嫌い。

「んごっ♡あ゛っ、おっ、お゛ごぉっ♡♡♡」

そんな実際の俺の悲しみをよそに夢の中の俺はシルヴァの顔を押さえつけて、モノにするみたいに激しく腰を打ちつける。

シルヴァは本気でえずいて涙目で、けれど俺の腰に手を添えて自分が逃げないよう体を支えていた。

その下半身では潮で水たまりができている。

「はぁ、すっきりした」

俺はさっさと満足したようで、
ずりゅ♡と口から陰茎を引き抜くと、シルヴァの顔面にぶっかけてベルトを直し始めた。

「……あの」

「ん」

まだ咳き込んでいる精液まみれのシルヴァは、ずれたメガネから重そうに精子が落ちるのも気にせず期待たっぷりに俺を見上げて足を開いて、
精液や潮でべとべとのそこを見せつけながら俺に続きを懇願した。

「……坊っちゃま、……♡
 ど、どうせ使うならケツまんもお試しください♡
 おもちゃだけでふっくら縦割れさせたモロ感変態アナル♡♡
 こちらも、お゛っ♡す、全て坊っちゃまのものですので♡」

喋りながらちょっとイったのか、ぷぴ♡と尻から腸液を垂らしているが、
シルヴァの夢の中の俺は悪いやつのようで、どこからともなくふっといディルドを取り出してそれをシルヴァのアナルへ添え、ぐ♡と足で押し込んでいる。

「ほぉお゛ぉおっ!!?」

ぷしゃあああっ♡♡♡

腕くらいある凶悪なそれを捩じ込まれてシルヴァは潮を吹き、ついでに萎えたそこから失禁までして放心してしまった。

「夜までそのままで居たら考えといたげる。
 あ、他のやつに勝手に使われないでね、俺のものなら」

そんなことを言いながら俺は去ってしまったが、
…うん、ひどい。

シルヴァって本物のマゾなんだろうな、途中何回か頬を叩かれてイってたし。

従者が抱くにはデカすぎる劣情にドン引きしながらもモヤを回収した。

====

【スノウ】

「やだなぁ」

隣のバクくん(魔物の名前らしい)が、肩を組んだまま不思議そうにしている。

「ナゼですか?
 あの好青年の夢ならきっと、多少まともでしょうに」

「……うん」


渋々中を除く、俺の部屋、寝室。

「おっ♡おっ♡レオしゃま♡レオ、しゃまっ♡♡♡」

想像通りベッドの上には俺とスノウが居て、
どちゅ♡どちゅっ♡と種付プレスを受けながら指を絡ませ、スノウは必死に伸ばした舌を、上から俺に貪られていた。

その首には赤い犬の首輪がついて鎖がベッドに巻き付けられている。
実際のところスノウならあの程度の皮の首輪、引きちぎれると思うのだがまぁ「そういう」夢なのだろう。

「ちゃんと俺の赤ちゃん産める?」

「っ、……ふっ♡やだ、スノウの血♡だめですっ♡♡♡
 レオしゃまの赤ちゃん、……♡だめ、っあ゛っ!?♡♡♡」

スノウの返答が気に食わなかったのか、俺は奥をぬち♡ぬち♡と浅く捏ねながら、スノウに指を咥えさせた。

「嫌なんだ?」

スノウが何か喋ろうとすれば指が動いて舌を捕まえる。

「スノウは俺のペットなのに、俺の言う事聞いてくれないんだ……?」

スノウの手を掴むと下腹に当てさせ、そこを自分で押さえるよう言っている。

「ちゃんと俺の赤ちゃん産んで、ずっと一緒にいます♡って言ってくれるまでずっとハメて、そこに射精してあげるね?」

「……っ♡♡♡」

実際の俺が聞いていて恐ろしくて仕方がない俺の宣言に、
スノウはとても興奮しているようで言葉の代わりにじわ……♡と潮を吹きながら喜んでいた。

「…彼は、子を産めるのデスか?」

「んなわけないだろ」

バクくんは大層困惑してえぇ…?と言っていたが、俺も理解できないので安心してほしい。

====

【アルケイ】

「ぜ、絶対に粗相をしないよう注意していきまショウ」

バクくんは白と黒の縦に割れた不思議な毛皮を両方青く染めて震えている。

俺から見ればアルケイはちょっと面倒くさいが可愛いお兄さんなのであまり怖いと思えないのだが、
やっぱりこう言うところは魔王らしい。


「れーおん♡」

「んー?」

これは魔王様のプライベートルーム的な何かなんだろうか、
見慣れない部屋でソファに腰掛け読書をしている俺に、
後ろからアルケイが抱きついている。

「ほら、これ凄くね?
 観劇とか保存して家で見れんの」

隣へ移動し、アルケイは俺の腕に絡んだまま水晶に手をかざす。

部屋が暗くなって、白い壁に水晶の光が当たり、
そこでゆらゆらと人間たち色のついた影のよう動いていた。

「本当にすごいな」

「だろ?魔王国の最新娯楽だからな」

おもちゃを見せびらかして得意げになっているアルケイを、俺はなんの脈絡もなく押し倒してキスしてて、実際の俺はちょっとびっくりした。

流石に現実の俺でももうちょっと興味を持つと思うんだが、
と言うか素直にすごい技術だし気になるんだがアルケイの中で俺はあんな感じなんだろうか?

…まぁ、これについては俺の日頃の行いが悪い気もするが。

「あっ♡ちょっ、んっ、ちゅ♡こーら、あんまがっつくなって♡」

ノリノリで服を脱がされているアルケイを見てバクくんがすごいものを見る目をしていたので目隠ししておいた。

流石にアルケイもバクくんも可哀想だ。

「もー…、せっかくお前のために可愛い下着選んだんですけど?
 もうちょいちゃんと見ろよ♡」

「ごめんごめん、けど待ちきれないから」

「……っ♡しょ、しょうがねえなぁ?」

特に興味もなさそうにサイドが紐のえっちな下着が脱がされ、
まともに前戯もなくバックで、アルケイは枕に顔を押さえつけられたまま犯されているがそれで満足なのだろうか。

喘ぎをクッションに吸われくぐもった声しか出ない中、勃起した陰茎の先端からぽたぽた先走りを垂らして、
健気に腰をあげた姿勢をキープしている。

……まともな恋人セックスとかしたことないのかな。

どう考えても穴扱い過ぎて困惑するんだけれど、せっかくの(多分)おうちデートで、
魔王国の最新技術だかを用意して可愛い下着まで履いて、
ついでに部屋の奥から甘い茶菓子の匂いがするのでそう言うのも用意していたのだろう。

その全部に大した興味も抱かず、最低限の接触でずこずこされて嬉しそうに射精してるのは本当に理解できない。

普通に怒ってもいいと思う。

「あ、レオンっ♡ごめん、キスしてっ♡♡♡たの、っ、ちゃんと、締めっから♡キス♡ごめん、お願いだからっ♡♡♡」

「あー、後でな」

たまにアルケイの方から謎の謝罪と一緒にキスをせがんでいるが、悪い俺は適当に流してまたアルケイの顔をクッションに埋めて腰を振っていて、
流石に酷過ぎてなんだか悲しくなってきた。

「~~~っ♡♡♡」

手持ち無沙汰で、俺の代わりに自分を窒息させようとしているクッションをぎゅう♡と抱きしめて甘えイってる姿が本当に胸が痛むほど可哀想で、
中出しにお礼を言いながら第二ラウンドに喘ぐアルケイに今度現実で会った時優しくしようと誓ってその場を後にする。

「……」

「…パオンヌ…」

バクくんもなんか悲しそうな声を出していた。

====

【イリア】

「はー…、やっと休憩か」

「え?そうなのデスか?」

絶対イリアはノーマルな事してくれてる、その確信が俺にはあった。

最悪の場合俺を抱く夢を見ている可能性はあるが、
まぁ夢の中くらい屈辱に耐えてあげようと思う、嘘、嫌なので現実で500倍にする。

「お、いたいた」

……なんと、イリアの夢の中ではまだお互い服すら脱いでなかった。

昼食中だろうか、夢の中の俺は瓶を不満そうに握っては捻っている。
どうやらうまく開かないようだ。

「イリア」

「ん」

隣に座っている俺は当然のようにイリアに瓶を渡して、
それをまた当然のようにイリアは開けて俺に返す。

「ありが、アッ……」

それをパスタにぶっかけようとして俺は瓶を逆さにするが、
瓶の中身は夢の中らしく、
明らかにそんなわけない量がダバダバ滝のように流れ、机も俺の体も汚して一面赤くしてしまう。

「……」

「……ったく…」

それに困った俺はイリアの方をちら、と見て、
……そこで違和感に気づいた。

イリアの夢の中の俺、ポンコツすぎないか?

確かに旅の道中は特にお茶目な一面をたくさん見せてしまった自覚はあるが、
それでもさすがに溢した液体くらいは自分で片付ける、多分。

「ごめん、怒んなって。
 ちゅーしてあげるから」

「いらない」

「……ちゅ」

そしてイリアはつれなくしているが、俺はガン無視して二の腕にちゅ♡ちゅ♡とキスしてふざけている。

全然イリアも嫌がらないし、むしろキスに応戦しているし、
なんかこう、
頼られるのとか甘えられるのがやっぱり好きなんだろうか。

「早くベッドいこ?」

「……」

だが深いキスと一緒に尻を揉んで、結局2人でイチャイチャしながら寝室へ向かうのは、
(ちょっと俺がバカすぎる気もしたが)概ねいつも起きてる時におっ始める流れだしイリアが案外今の生活を気に入っているのがわかった。

……のに。

「なんか、今のが一番嫌かも……」

「えぇ…?」

「人の夢の中でかわいこぶっている自分」は思っていたより脳に蓄積され、
急にダメージとして爆ぜてしまった。

後日あんな夢を二度と見ないよう、しっかりイリア相手にかっこいいところを見せていこうと決心する。

====

【ヒノワ】

「そろそろ帰っていい?」

「エェ、えぇ。
 これで回収完了デスので」

俺の身体も今は寝ている筈なのにどっと疲れて嫌になってきている。

大半の「みんなが夢見るレオンハルトくん」がオラついていて引いたのが理由かもしれない。

ヒノワの夢の舞台は何らかの式典らしく、青空の下、
俺が壇上へ登り着くと、ヒノワに凄そうな冠を被された。

「……そ、それでは、皆のもの♡本当にすまない♡」

あ、嫌な予感。

俺が隣に立ってしっかりしたローブ越しにヒノワの尻を揉み、
ヒノワは上擦った声を魔法を通じて参加している民衆に聴かせている。

「……よ、余は♡この者のケツハメアクメに敗北して♡
 竜人の王としてこの人間のおちんぽ奴隷になる事が決定した♡♡♡
 今からこの国全てが此奴、いや♡このお方の所有物♡
 その証として戴冠式を終了し、
 ……ふー…っ♡♡♡余の♡角折りちんぽ奴隷加工式を開催する♡♡♡」

ローブを脱ぎ捨てたヒノワの体はそれなりに酷いことになっており、
びぃん♡と小指の先くらいしっかり拡張された両長乳首はしっかり色素が沈着して、
そこに金色の細い鎖をピアスとして垂らされている。

「お゛ぉおっ♡こらっ、まだ早っ♡♡♡ちゃんと余の人生終了させてから、死ぬまでケツイキさせよ♡
 ……っ!?痛っ!?♡しゅ、しゅまぬっ♡♡♡今のは命令ではない♡お願いだ、頼むっ♡♡
 ちゃんと豚にして♡余を殺してくれっ♡♡♡」

竜人の硬い肌は俺たちでどうこうできるものじゃないのだが、
そこに考慮してか夢の中の俺はなんだかめちゃくちゃ痛そうな皮鞭でヒノワの尻をバシバシ叩いている、痛い、酷い、可哀想。

2つのピアスの先はヒノワの尿道にしっかり埋め込まれた楔につながっているせいで痛がったり喜んでヒノワが暴れ、
勃起ちんぽを揺らすと乳首が伸びてしまって非常に辛そうだ。

ヒノワは何度目かの謝罪と、自分がいかに淫売なメス男かをしっかり説明させられ、
それで無事許されたようで四つん這いになって頭を低く下げる。

赤い綺麗な髪が地面に落ち、それを俺は踏みつけながらノコギリなんて取り出して、
バクくんにグロい夢は無理なんだけど?って目配せしたら、バクくんはすでにドン引きで口を開けて固まっていた。

「そ♡それではみなさま♡余の一生に一回の、ちんぽ奴隷加工アクメ♡皆様お楽しみくださ、ん゛ぉっ!?
あ゛が、あ゛あぁ゛あぁあああ゛ぁあっ!!?♡♡♡」

幸いこれはグロい夢ではなかった。

前々から俺に角を折れとせがんでいたがそっち系らしく、
夢の中の俺はわざとゆっくりヒノワの角をしっかり落としていく。

ちゃんと刃が入ればヒノワの身体を起こして、後ろで腕を組ませた無様ガニ股中腰のメスポーズで犯しながら角をぞりぞり折ろうとしていて、
それがよっぽど気持ちいいのかヒノワは白目を剥いて鼻血まで流しながら、
ひと突き毎に「ありがとうございます」とお礼を叫び、
尿道の栓を引き抜かれる。

開きっぱなしの尿道から民衆目掛け、潮どぼどぼ撒き散らして、誇らしげに胸を張っていた。

「折れっ♡おれりゅ♡死ぬ、やっぱり許してくれっ♡♡♡
 ん゛ぉおおおっ!!???♡♡♡ケツイキと角折れで♡脳死んでるっ♡じゅっと視界チカチカ♡♡
 あ゛っ♡あ゛♡なくなる、余が死ぬっ♡♡♡誰かたしゅけてくれ♡♡♡」

案外あっけなくツノは完全に折られ、
結局大勢の前で失禁までしながらぽきっ、軽い音を立ててしまった。

根本の数センチしか残らない立派だったツノの残骸を撫でながら泣いてヒノワは俺の靴を舐め、
民衆にはさっきまで中出しされていた精液を、ふっくらアナルからぶりゅりゅ♡と噴射する醜態まで晒している。

「後でみんなのところ行ってきなよ」

俺が邪悪に笑ってヒノワに囁き、
こんな姿を晒した後で「みんな」のところに行けばどうなるかは火を見るより明らかだろうに、
ヒノワは笑顔で頷く、その目は虚ろでとても正気には思えなかった。

====

「なんか……疲れたな」

「……」

「バクくん?」

全員の夢を回収してバクくんに渡したが、バクくんは上の空だ。

声をかけようと手を伸ばすと、すごい勢いで後ろに飛び退いていく。

「ち、近づかないでくだサイ!大声を出しますよ!!?」

「ひどい」

最初あんなに仲良くしたのに、バクくんは完全にケダモノを見る目で俺から逃げていった。
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