上 下
18 / 49

レオンくんに媚薬ックスしたかったスノウくんvs普通そこまでする?と怯えるレオンくん

しおりを挟む
それはある昼下がり、レオンハルトの居ないリビングで行われたやりとり。


「これは?」

イリアは目の前に置かれた小瓶を見つめる。

黒い丸薬の入ったそれを片手に、スノウは真剣にまっすぐな瞳をしていた。
直感的にイリアは「毒か何かだろうな」と思った。

「『メチャタケリ茸』を煮出して濃縮させた媚薬らしい。
 一錠飲めば一晩歩けないくらい発情してしまった」

「飲んだのか……」

案の定の回答に呆れを通り越して動揺すら抱いた。

なぜこんな、背筋の綺麗に伸びた誠実そうな青年から、奇跡のように馬鹿馬鹿しい言葉が出るのだろう。

イリアが首を傾げても、スノウはまったく気づかないほど真剣らしく、
そのままス…と小瓶をさらにイリアの方へ差し出した。

「これをレオ様に5錠ほど盛ってほしい」

「馬鹿かお前は」

人としてそんな、他人へ毒を盛るような真似は当然したくない。

それに年中下半身が脳も全身も支配している男に
「一晩歩けないほど発情する」劇薬なんて絶対に摂取させたくない。

イリアは呆れ返った表情を隠そうともせず、そっと小瓶を差し戻した。

「私やレインじゃあ怪しまれるんだ。」

「そもそも疑われるような行いを改めろ」

「次回から善処する。
 ……けれど、今回は頼む、どうか。お願いだ。
 イリアならきっと、疑われる事なくレオ様に薬を飲ませられる…」

また小瓶が戻ってきた、押し返す。

「無理やりに飲ませればいいだろ」

「力でレオ様を捩じ伏せるのは可哀想で……
 後で口を利いてもらえなくなっても困る」

「……」

何度目かの眼前の小瓶を押し戻しながら、イリアは考える。

提案しておいてなんだが、
スノウは今、仮にもレオンの家の居候かつ雇われの身のはずだ。

そんな状態で強引に怪しげな薬を飲ませたとして、
口を利いてもらえなくなる程度で済むと思っているのが恐ろしかった。

「アイツに少し同情した」

「?」

…実際レオンなら、少し嫌そうな顔をするだけで話を終わらせそうなのも怖い。

その後も数回攻防を果たしたがイリアは断固として瓶を受け取ることはしなかった。

目を合わせてしっかり首を横に振ると、スノウもいよいよ了承されないと悟り、その眉が悲しげに下がる。

「……」

「……」

視界の下、ダメ元で瓶を差し出された気がしたが、もう見て見ぬ振りをした。

====

これは数日後、
俺が、スノウとイリアのそんな、アホな攻防なんて知らずに平和に過ごしていたある日。

「やだなぁ」

俺はとても遠い目をしている。

「……っ、お゛♡っ、ふ、ぐぅうっ♡おぉ゛ぉっ…!?♡」

スノウにやけに紅茶を薦められ、
その態度が怪しかったのでお前が飲めと俺のカップをスノウに差し出した。

だいぶ渋っていたが、いいからさっさと飲めと促すとしまいに半泣きになってお茶を啜って、
それから程なくして机に突っ伏して痙攣を始めた。

(別に頼んでいないが全部飲み干した漢気は認める)

「ふー…っ♡っ、う、ふぅ……っ!♡」

「えっ、怖、マジ?」

まさか、本当に毒盛られたの?

信じていた友達にハメられそうでとてもショックだったけれど、
様子を見ていると内股を擦り合わせながら発情している姿はとても元気そうだ。

「あっ♡っ、ふ」

「……」

きっとこれは何らかの、俺がハメるタイプの毒だったのだろう。

うん、結局毒。

「アンタさ、人の心とかないの?」

「……っ!?ご、ごめんなしゃ、~~~っ♡
 お゛ぉっ!?♡
 ちくびカリカリ♡服越しにしなっ♡ほっ!?っ♡ 
 …お゛~~~っ♡♡」


試しにうつ伏せになっている後ろから、厚手の服越しに乳首を探し当て爪を立て強めに擦ってやると、
スノウはとても無様なおほ声と一緒に下を向いたまま、
ぴん♡と足をつま先まで一直線に綺麗に伸ばして乳首への刺激に悶えている。

「おっ♡おっ♡♡やめっ♡も、ちくび、おもちゃやめっ、……~~っ♡……ふ♡ふー…っ♡
……あ゛っ!?や゛、お゛ぉっ♡♡♡乳首イキ♡覚えさせ、でくださ、……お゛……♡♡

ふー…♡ま、また、服着ただけで、甘イキ♡っ♡どこでも即ハメ歓迎に、れ、っ♡
レオしゃまの指思い出す♡♡変態になってしま、お゛ぉお゛っ!?♡♡♡」

「ズボンべしゃべしゃにしといてなに喚いてんだよ変態
 ちょっとはそのサカった顔やめて真面目に喋れねえの?」

「~~~っ♡♡ぐ、うぅ……っ!」


…俺はついに、何か変なものを食事に混ぜられるところまで来てしまったらしい。

机に顔をへばりつかせ横を向き、
真っ赤な顔で唇を血がでそうなほど強く噛み締めて、
乳首ズリに耐えているスノウをどこか冷ややかな目で見つめてしまう。


これまで、風呂上がりに洗濯物を根こそぎ盗られていたり、
ベッドの下で誰かがハァハァ言っていても、
家具の位置が明らかに変わっていても郵便受けから手紙が抜かれていても、
犯人候補が多すぎて面倒だしあまり気にしない事にしていたが、
それでいよいよ変態どもはつけ上がり、実害が来るところまで来てしまった。


「はぁ……、
 んで?スノウくんは俺に何飲ませようとしたの?」

「……ふ、くぅ♡」

「だからちゃんと喋れって」

「……っ!?……ぉ、あぁあ♡耳、お、ほぉお…♡」

悲しい気持ちを忘れるため、
分かりきったことを聞きながらスノウの耳の縁をつ、と指の腹でそっと撫でる。

スノウがまるでちんぽでも舐められているかのよう情けなく喘ぐたび、色んな形に動く唇は案の定噛んでいたせいでくっきりと歯形がついて充血してしまっていた。

せっかくの綺麗な白い髪が頬や首筋で揺れると、それだけでぴくぴくと身体を跳ねさせていて、
つい腕を自分の下半身にやろうとしていたので、手首を掴んで阻止した。

「今どっち触ろうとした?前?後ろ?…あ、いや、どっちでもいいんだけど。
変なとこ触りたいのは勝手だけどさ、それより先にちゃんと俺に謝れよ」

強めに握った白い手首は案外がっしりしている。

責める意図で力を込めると骨がみし、ときしんだ音がして痛いだろうに、
スノウはそっちを少し見ると目を輝かせ、わざと自分の手首を動かしてより痛そうな場所を探っていた。

「…ふー…っ♡ご、ごめんなさい、っ……♡
 ……その、興奮剤を、すこし……」

「……」

それでも、痛みで少し気が落ち着いたのだろうか。
嬉しそうに出された言葉は案の定すぎて少し頭痛がする。

なんでこれを半笑いで言えるんだろう。

「…今、スノウはどんな感じなの?その興奮剤?だか飲んで」

椅子に座ったスノウをなじる都合上俺は隣に立ってたんだけれど段々、
変態が座って俺が立たされているのが気に食わなくなってきた。

「痛っ……、え?あっ♡」

髪を掴んで引っ張り床に転がす、うん、嬉しそうだ。

開いた席に座ろうと椅子を見た、が、綺麗な刺繍の施された布地はなんだかぬるぬるして明らかに湿っていて、座るのを躊躇う。

結局その隣の席に腰掛けてしまった。

「椅子も汚してさぁ。
 もうズボンも履いてるだけ無駄、…ってか変態に履かれて可哀想だし脱いであげたら?」

「……わ、わかりまし、た……♡」

流石に一服盛られそうになった動揺でつい言い方がキツくなってしまって、
スノウがまた捨てられた子犬のような顔をしていないかちょっと盗み見たけど、
これはいけるヤツらしくさっきからずっと大層嬉しそうだ。

半笑いを俺に隠すためか俯きつつ下だけ脱いで、
スノウは四つん這いになると当然のように人の下半身へ顔を埋めてくる。

「ちょ」

「……ふー…っ♡♡い、媚薬飲んで、っ♡すう…♡
…はぁ……っ♡♡♡あっ、ちんぽ♡ちんぽ欲しいです♡♡♡
ん、っ♡お腹の中、レオ様専用肉穴♡おちんぽ待ちでくちゅくちゅ言ってます♡♡♡
……お゛っ♡硬っ♡ちゅ、むぐ♡
こうやってカチカチのおちんぽ♡すうー…♡……っ♡
ふっ、匂い嗅ぐだけで、っ♡
早く挿れて欲しくてナカ♡ぎゅうう…っ…♡って、っ♡
あっ、おぉ♡今自分で捏ねっ♡お゛っ♡レオ様のおちんぽ想像してっ♡っ♡
……あっ、や、ちんぽもっと、離さな、で、もっとレオ様のおちんぽ♡マーキングしてください♡あ、ぶ、んぁ♡」

発情メス臭を漂わせながら上目遣いでうっとり自分の陰茎に頬擦りされ、
媚びた声と一緒にちゅ♡ちゅ♡と何度も(陰茎へ)甘えた恋人ちゅーを繰り返されれば多少早急な動きでも当然ながらバキバキに勃つ。

いつまでも、布越しに人のを舐めようとしてくる顔をなんとか剥がしてズボンを下ろすと、
スノウは寄り目になってまで勃ったのを見つめていた。

舌がちろちろと、舐めるのを求めるよう蠢くのがなんだかなまめかしい。

「……変態、後ろ向け」

興奮を噛み殺し、
低い声で命令するとスノウは目を細め、少し身震いして後ろを向く。

土下座のよう頭の位置は低く、腰だけを高くあげた下半身を差し出すようなポーズを取ると色々とても丸見えだ。

変な薬を飲んで興奮していようが萎えたままの、雄失格メスふにゃチンから、とろぉ♡と濃い先走りが糸をひいて地面に落ち、
ぬるぬると淫液で光沢しているアナルはくぱ♡くぱ♡と白い尻の中央で口を開閉している。

「ん゛ぉおおお……♡指、キく……♡お゛っ♡おぉお……♡♡」

「うわ、あっつ…。
 指締めすぎ、もっと力抜いて」

試しに指をアナルの縁に押し当て、ゆっくり奥へ沈めるとキツすぎるくらいに腸壁がうねうねと指をしゃぶり、
痙攣するよう腰が跳ねるたび陰茎が情けなく揺れている。

指を動かし、もう片方の手で陰茎を掴んで上下に扱くとスノウは驚いたよう悲鳴を上げ、
勢いよくびしゃっ、と潮を地面へ噴射した。

「あ゛っ!?♡や゛、ぐうっ!?♡♡♡
 それ、やめっ♡お゛っ♡おぉっ!?♡♡」

「えー、なんで?気持ちよさそうに声出してんじゃん」

とろとろの肉をいたぶる指を増やし、2本指で内側から無理やり前立腺を押し上げた状態で陰茎を弄ばれて、
相当気持ちいいらしい。

しこりをぎゅ、と押すたびおもちゃのように潮が噴き出て、同時に死にそうな叫びが聞こえてくる。

「やべ、やべで♡♡ほぉ゛ぉ♡
 イきスイッチ♡お゛っ♡なっでる♡おさな、いでっ♡ん゛ぉおおお゛ぉ♡♡♡

はぁ、あぁ……、……ふ、くぅ…♡やだ……っ♡あぁ…♡
そ、そうやって、腫れたメスしこりのまわり、優しくゆっくり、撫でるのも♡や、やめてください…♡
ふ…ん♡お♡……きてる、んです……へんなのが……♡
あ、お、おちんぽ♡先端指で一緒にとんとん♡って撫でて、んひっ♡♡♡
……はぁ……♡ゆっくり、イかせないでください……♡」

その言葉の通り、今度はゆっくり陰茎を包んだ手の中を溢れた潮が汚していった。

後ろから見れば、
こんなに玉がぱんぱんに詰まって精液が溜まっている状態で散々陰茎を弄ってるのに、
まともにオスイキもできないなんて、となんとなく呆れてしまう。

「スノウってさ、最近まともに射精できてんの?」

「……!?おっ♡……あっ♡それは、っ♡♡♡あ゛、硬っ♡」

指を引き抜き、直前まで後ろから突っ込むつもりだったが、
気が変わって足をぴっちり閉じさせた。

腿の間に亀頭を当てがい腰をずり、と前に動かす。

後ろからぷりぷりと、スノウの張った睾丸やメスちんぽを俺ので押し潰すと自分のとは違う熱や不規則な動きが心地いいし、
スノウもよさそうに、俺ので自分の陰茎を擦ろうと動いているくせにイヤイヤと抗議を始めた。

「やめ♡やめてくださいっ♡♡
 おっ♡うおっ♡スノ、ウは、っ♡メス犬ですっ♡んぉっ♡♡♡
 おちんぽ嫌だっ♡♡♡ちゃんとマゾ穴で♡メスイキさせてください、おっ♡お願いしましゅ♡♡おっ♡あつっ♡

も♡ふーっ♡し、知ってますからっ♡
スノウのちんぽ、レオ様のおちんぽと全然違う負け犬メスちんぽ♡そんな♡お…っ♡
雄♡教えないでください、お゛っ♡おっ♡
メス穴ばっかりキュンキュンして、さ、~~~っ♡♡♡

…メス穴派挿入れてくださいっ♡お願いしますっ♡」

さっきよりさらに余裕がないのか、メスらしい腰ヘコは一層悪化して、
しきりに自分のアナルをパクつかせ俺を誘ってくる。

いつのまにか射精したらしい床には少し、白く濁った液が潮の水溜りの上に増えていたが、
ハメ乞いに自分の陰茎を揺らしてその刺激と惨めさに喜ぶようなメス男では、射精だと満足できないらしく、
腿から陰茎を離すと正面を向いたまま位置がうまくわからない癖に、
必死で自分の尻で俺の陰茎を擦ってアナルへ誘導しようと足腰を動かしていた。

「なんか、太もも気持ちよかったしすぐ射精るかも」

まっすぐな白髪を引っ張って姿勢を正させ、
ぴと♡とアナルへ陰茎を触れさせると腸液で濡れたアナルが収縮し、
ちゅ♡ちゅ♡と浅ましい音を立てている。

「……っ!?……だ、大丈夫です!♡
 スノウはレオ様の、い、いつでも中出し射精歓迎奴隷ですので♡
おっ…!?♡♡あ、っちんぽ、きた♡♡……お゛……♡ふっ…とい……♡♡

……ぐ、……お゛っ…♡めくれ、るっ♡♡♡
ふっ、く……♡♡い、いつでも、おちんぽ♡恵んでくださるなら大歓迎です♡」

肉穴に突っ込んだ途端、狭い中はきゅんきゅんと陰茎を締め付け、
入り口はシワひとつないほどぴっちり伸びて竿にフィットしている。

少し腰を引くと縁の赤い肉襞は伸びて陰茎にいつまでもしゃぶりつき、
腰を前に倒して奥の肉をどちゅ、と突き上げるとスノウは泣いているような喘ぎ声と一緒に、
自分の腕を爪が白くなるまで強く握りしめていた。

「お゛……おぉ、う、あぁ……っ♡♡♡
 ふっ、ぐ、お腹の中♡奥♡押されて……おぉおお…っ♡っ♡
 これ、しゅ、好き♡お゛っ♡お゛ぉ゛っ♡
 スノウのメス穴♡もっとメス穴にしてくれる、つよつよおちんぽ様♡…うぉっ♡く、ふっ♡♡♡」

手綱を引くよう髪を掴むと一層ナカが締まって心地いい。

そのままじゅぽじゅぽと熱くトロけているナカを掘削していると、
徐々にスノウの喘ぎはより獣のような意味を持たないものになった、穴の締まっては狭まる感覚が短くなった。

「ぐっ♡お、おぉおっ♡♡♡膨らっ、奥……♡♡」
 
何度目かに、奥を強く押して突き上げた時、
スノウのナカが強く締まり、背中を弓形にそらすのと同時に陰茎から一際盛大に潮がぶしゃあ、と一際盛大に噴き出して行った。

「……は……っ♡あ、これ、すき……♡

 あ、っ、レオしゃ、ま……♡♡♡やだ、抜かないで、っ
全部奥♡スノウの身体のメス穴で、全部しゃせい♡射精して、っください♡
お゛ぉおっ!?♡♡……ふっ、う♡

ご主人様の精液、で、メスイキしたい♡ですっ♡お゛っ♡つよ、もっと♡……ふっ、お、お願い、お慈悲♡を、お慈悲の中出しください♡♡
メスイキしますっ♡んぉっ♡お願い、いっぱい無様イきますから♡
レオ様にいっぱいしゃ、せい♡されたいんです♡♡」

懇願しながらずりずり♡と腰に尻を押し当てられ、
そんなに頼むなら、と腰を思い切り引き寄せ、溜まっていた熱をスノウの腹の一番奥へ注ぎ込む。

「ぐっ!?♡うぅう……っ♡あ、ありが、お゛ぉおっ♡♡」

もう一度地面に額を擦り付けるよう屈み直し、
腰を少しあげるとスノウは最後の一滴まで絞りとるように、
肉襞が絡ませ俺の亀頭から竿からを咥えつづけていった。

射精してる感触でもわからないかと好奇心で、
スノウの腹の下あたりをぐりぐりおさえる探るとそれが良かったのか、
スノウはまた低い聞き取れないような小さな声で汚く喘いでいる。

「……っ♡ぉ……っ♡抜け、ふっ♡」

満足に出し切ってから、いつまでもしつこく竿をしゃぶっているアナルから軽く腰を動かし陰茎を引き抜く。

ぶぽんっ♡♡♡と、よく密着していたのがわかる重い音と共にようやく竿が離れると、
縁の赤く腫れたアナルはまだ口を開きっぱなしで、そこから涎を垂らすよう少し俺の出した精液をこぼしヒクヒク動いていた。

「……♡んむ、ふぅ……♡」

疲れて仰向けに床に転がるスノウのその顔はまだ薬が抜けきっていないようで、ほんのり赤く目も虚だ。

顔の前に陰茎をやると、さっきまで自分の中に挿入っていたのもお構いなしにちゅぱちゅぱお掃除フェラを始め、
俺の顔を期待を込めてじっと見つめてくる。

「ベッドいこっか。
 恥ずかしい勃起マゾ乳首もいじってあげるね?」

「……っ♡
 あ、ありがとう、ございます……♡ふー…っ♡」

背中を支えて体を起こし、ついでに服の下へ手を入れ摘んで扱けるほど育った乳首をつねると、
スノウはまるでキスでもされたみたいに俺の方に頭を乗せて甘えてきた。

====

さらに数日後。

「…やっぱり、ご主人様に薬を盛るなんて論外だな、
 レオさまにもしっかり怒られた。
 ありがとうイリア、間違いを正してくれて」

「……いや…」

別にそういう話がしたかった訳ではないイリアは困ったような、
それでいてめんどくさそうな複雑な表情を浮かべる。

そもそも盛ってしまったなら手遅れだ。

「……それにしても、…はぁ……。
 …レオ様は、私を少し甘やかしすぎじゃあないだろうか?
 あんな……いや、レオ様に一切の不満はない。
 この間だって厳しく私を躾けてくれた、ちゃんと飴と鞭を使える最高のご主人だ。
 それにむしろもっと甘やかしてほしい、あ、いや、“そういうの”ではないんだが。

 …だ、だが、あんな……♡
 優しく、笑って髪を撫でられたら…、こう……、なんだか、たまらないんだ。
 ……そうか、やはりレオ様は神様なのかもしれない……」

(……?なにに納得したんだ)

うっとりと赤い顔で照れるスノウを見て、
イリアは「レーヴェが絡まなければまともに会話できる相手なのにな」となんとなく残念な心持ちだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ヤンデレ化していた幼稚園ぶりの友人に食べられました

ミルク珈琲
BL
幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。 「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」 ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m ・洸sideも投稿させて頂く予定です

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

趣味で乳首開発をしたらなぜか同僚(男)が近づいてきました

ねこみ
BL
タイトルそのまんまです。

ある少年の体調不良について

雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。 BLもしくはブロマンス小説。 体調不良描写があります。

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

チョコのように蕩ける露出狂と5歳児

ミクリ21
BL
露出狂と5歳児の話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...