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ヤンデレお兄さんとえっちなパンツを買う回 △

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温泉宿があるようなまともな街は久し振りで、
商人たちの集まる市場や道具屋を見かけて今日はそれぞれ必要なものを買い揃えよっか、って話になった。

「ではみなさんにお小遣いです、だいじに使」

「いるかそんなの」
「自分の装備くらい自分でどうにかできるよ、そのために普段働いている」
「レオン」

俺のお使いに付き合ってもらって、多分普通に雇うと目玉飛び出る価格の日数と能力の用心棒をしてもらっているのにそれで消耗した道具を買う金すら断られてびっくりする。

いや、むしろこういう所はしっかり受け取って欲しいんだけど。
レインに至っては何故かそれなりの金銭を渡してきた。

断ったら尻ポケットに捩じ込まれてついでに襟足を吸われて、スノウも便乗してきたからこの話は流れてしまった。
普通に返すともうややこしいのでとりあえずポケットを分厚く圧迫する札束は、その内くるかもしれないいい感じのタイミングまで置いておこうと諦める。

「アイツらわがままかよなぁ」

普段、俺を一人にすると勝手に死ぬとか別人になってるとか散々な言いようの癖に今日はついて来ると俺がなんか買おうとするのを嫌がって、全員に宿で大人しくしてろ、って言い聞かせられてしまった。
俺の買い物は後で衝動買いを防ぐためにイリアがついてきてくれるらしいが、俺って5才児だっけ?
丁重な扱いが行きすぎて、逆に酷い扱いの気がする、衝動買いを見張って欲しいって頼んだのは俺だけど。

本当に、せめて共有物や食料くらい俺が買っても良くない?と聞いたがそれすら首を振られ割り勘にされて本当に意味がわからない。
みんな甘えるのが下手くそなんだろうか。
(スノウが「財布にしてくれるなら買い物に付き合いたい」とか変な事を言っていたのでちょっと無条件に金を出される嫌さはわかった)

「…金持ちじゃない俺とかただの完全無欠の美男子なのになぁ?」

ピギ吉に話しかけたら無視された、相変わらず触手形態のピギ吉は賢そうだ。

そんなやり取りの末スノウもイリアもさっさと出かけて、しばらくすると俺に擦り付いていたレインも先に出たイリアがそろそろ帰ってくるから、と入れ替わりで出る準備をしている。
その頃にはあまりに暇で、溜まってた各方面への手紙も書き終えていたし遠巻きに眺めるだけなら別について行っても良いだろ、と考え俺も身支度と書き置きを済ませて宿をでた。

「レーヴェ?どこに……」

「レインについて行く!いい感じの距離保つから!」

死ぬなよ、と言われて俺って死地に赴く戦士なのかなと首を傾げた。

====

レインは俺に気づいているのか居ないのか、わりとリラックスした様子で魔法使いっぽい変なキノコとか毒々しいきのみとかをいくつか買って、たまに自分が着ているローブと似たような『魔力高めちゃう系装備ローブ』を吟味しては考え込んでいる。

真剣に悩んでいる様子がとても可愛い、レインはズレているけどとても真面目なので、その魅力が全力で発揮されている。
最後に(とてもめずらしく)口を開いて、店主に何かを聞いてレインはふらふら街の外れへと向かっていた。

「あー、ごめんね、今俺取り込み中だから」

レインを追いかけていると逆ナンだの客引きだのスカウトだの色々なものに捕まるが適当にあしらう、
なんとか追いついて、物陰に潜んで覗いているとレインは何の店か外観で商品がろくにわからない、怪しげな店へ入って行った。

…なにか、呪具や魔道具を売っている店だろうか。

コソコソ遠巻きに伺っているとなぜか「後ろから」手が伸びてきて、さっき店に入ったはずのレインが俺の腕を握っていた。

「レオン」

「っ!?ぶぇっ!?」

そこそこ本気で驚いたけど、取り乱す俺を無視してレインは腕を組んだまま俺の肩へ頭を置き、店まで連れて行こうと引っ張ってくる。

「……レオンも寂しかったんですね…♡ごめんね、一緒に入ろっか?」

そこそこレインとも長く一緒にいるので、この据わった目の時はどうせ会話が全く通じない事を過去の経験から悟る。

ぶつぶつ何か言っているが聞き取れないので適当に相槌を打ちつつ、頭を撫でながら店に入ると、俺一人では絶対入りたくないタイプの過激な下着が所狭しとマネキンに装着されたりぶら下がって陳列されている店だった。

「……あぁ」

定期的にレインが用意するエロ下着、自分で買ってたんだ。

本気でお誘いする用としか思えない透けてたり紐の下着へ心当たりがあって、隣を見ると顔を赤くしたレインが俺に下着を選んで欲しいと言ってきた。

「こ、こんな、恥ずかしい下着、…人に見せれないよね……?♡」

「たしかに」

俺は出来る男なのでレインの発想を組み解く。

あれだ。
まずは俺の選んだ下着を着けて興奮したい、だが、加えて多分「浮気対策にアホな下着を恋人に履かせる」的アイデアからこの発言は来ている。

だが俺はクソダサい下着を口実に相手を宿まで連れて行ける男だし、レインが今見ている、このタイプのえっちなデザインの下着はむしろめちゃくちゃセックスするお誘い下着なので、浮気防止とは全く逆の用途だし役に立ちそうにない。

「どれがレインに似合うかな」

それはそうとして、こんなに冷えた身体の頬を染めてギチギチ絡んでくるレインを前にして気分を萎えさせる理由はない。

店の中で俺が一番恥ずかしい気がするけ、過激な下着の数々をレインへ提案し、レインはそれを真っ赤な顔で手に取っては見つめていた。

====

「……ありがとう、レオン」

「まさか全部買うとは」

しかも自腹で。

「あなたが選んでくれたものを、僕が諦める訳がないでしょう?
全部、ちゃんと受け止めるから」

「ありがと」

大量に食材でも買い込まないと貰えないような巨大な、下着を詰め込まれた紙袋が足元で揺れている。

多分これもレインの自宅行きなんだろうな、と思うと100年ぶりに帰ってきた主が突然サカってエロ下着だの浴衣だの買い込んではクローゼットへ詰め込んでるあの屋敷の気持ちが少し気になった。

「……?レオン?宿はあっちでしょう?」

しっぽりできる宿屋を目指すとレインが不思議そうに首を傾げる。

「え?戻るの?」

せっかくいつぞやの、大人の玩具会員制ショップの系列休憩所を見つけたし、
レインの下着お披露目会でもしようと思っていたがそういう空気では無かったのだろうか。

「……ううん、戻らない」

俺と腕を組み直し、期待で少し湿ったため息を吐くレインは本当にいやらしい。

====

宿に入って、ほとんど丸出しみたいな下着をつけて、今更レインはもじもじと下をみたり自分の指をいじっていたので抱き寄せて俺の足の間に座らせた。

「……♡レオン、その、お尻に、当たって…♡」

「レインが可愛いから」

ズボン越しの勃ったのが骨ばった尻に当たっているらしく、レインは困ったように振り返ってくる。
肩を抱いて引き寄せると俺の胸に手を置いてもたれ掛かり、舐めるように可愛らしく唇を重ねるだけのキスをしてきて、数回ぷちゅぷちゅとお互いの唇の感触を楽しむとレインはそのまま倒れ俺の足の間へ寝そべり、下着越しに陰茎に柔らかい頬を愛おしげに擦り付けてきた。

「……僕がかわ……僕のことが好きだからこんな風になってしまったんですね……♡」

黒い髪が揺れ、隙間から見える目も吸い込まれるくらいの漆黒だが、何度も瞼を開いたり閉じたりして揺れる視線からどれだけレインが興奮しているかはよくわかる。

「あぁ、また大きく……♡
ご、ごめんね?苦しいよね?っ♡レオン、僕に責任、取らせてください……♡♡ふっ♡……ふー…♡
レオンが満足するまでなんでもして良いから…♡」

返事をする前にレインは手を使わないまま下着を口の端で引き、べち、と顔を叩いて天井を向いたそれをまずは優しく上まで舐めた。

脈の一つ一つをなぞるように唇をそっと触れさせ、先走りが先端で球みたいに滲めばそれを赤い舌で潰してぬるぬると亀頭全体へ塗り広げる。

すっかりレインの唾液で陰茎がテラテラ濡れ反射するようになると口を開き、咥えてぬぽぬぽ♡と音を立てながらしゃぶりつき始めた。

「ん゛っ♡ふぅう……♡んむ♡ふぅう♡」

思わず声が出てしまうのか、なまめかしい声がするたびに喉奥が震え性器のようにきゅ♡と締まって心地いい。

普段から少食なせいかレインの口は小さく、一部が収まりきっていないがそこも優しく輪を作った指でくるくると撫でられ、いやらしい下着のせいで丸出しの尻をゆっくり振っては誘ってくる充実の福利厚生にすぐに出してしまいそうになった。

手を伸ばし、むっちりと肉を掻き分け揉むとレインは黒い目を潤ませこっちを切なそうに眺め陰茎へ吐息が当たる。

「レイン、ありがとう」

「ん♡むぅ♡う……♡あ、はぁ……♡もう、終わりですか?っ♡♡♡」

「うん、気持ち良過ぎて限界」

「~~~っ♡」

褒められたのが嬉しかったのか、泣きそうな顔がさらに歪んで唇を噛み締められた。

やたら軽い、軽率に骨に触れる身体を抱き寄せ、レインが協力的に足を開いて姿勢を整えているのを見ながら後ろから抱きしめると腰を少し上げさせる。

「この下着いいな、やっぱ脱がさなくてもいいも楽だしエロいし」

「……あ゛っ♡レオンっ、はやく……♡も…、すぐ、イっちゃうから…っ♡♡」

改めて内腿を撫でればレインは待ち切れないのか自ら尻たぶへ陰茎を擦り付け、挿入を必死にせがんでくる。

二本指でぬちゃ♡と発情し腸液まで垂らしてヒクついている穴の具合を確かめ、その刺激でレインが背中を逸らして悶えては続きを催促しているのを無視して何度かトロついた肉をこしこし♡と指で擦ってやると、穴はまるで違う生き物みたいに蠢いてナカの熱を伝えてきた。

「~~~っ♡」

声にならない悲鳴が聞こえる中、何度か肉襞を伸ばすよう捏ねてからゆっくり指を引き抜くとレインは数回身体を跳ねさせながら俺の腕を掴み、力尽きてどろ♡と濃い射精をしてしまった。

少し辛そうに手足からだら、と力が抜けるのを無視して尻たぶを掻き分け拡げて、そのままくぱ♡くぱ♡腸液をぬるつかせながらこっちを誘ってくる赤い縁へ陰茎を突き立てる。

「お゛ぉおおお゛……っ!?♡」

こんなに清楚な見た目で細くて、可愛らしい下着をつけているお兄さんからは到底出なさそうなエグいハメ声を聞かせてくれた。

イきたての身体に挿入の刺激はキツいのか少しレインが逃げるよう腰を浮かせたので、両方の乳首をキツめに摘んで俺の方へ戻ってくるよう身体を抱き戻す。

「ん゛ぉ……♡ぉ……♡……っ、ふー……♡っ♡れ゛、レオ……ぉ゛っ♡これ、おかし……お゛っ♡変なトコ、届いて…♡♡」

「ここ?」

レインは自身の体重の分深く刺さった陰茎で結腸を犯されるのが苦しいのか、シーツに潮の水溜りを作りながらしきりに立ちあがろうとしては腰の力が抜けて座りこみ、
その反動でむしろ奥の箇所を亀頭に抉られまた逃げようと前のめりの変なポーズを繰り返し静かに悶えている。

「……ぉ゛っ♡!?そ、そこっ♡それ……おなが、おさえな、っで……♡……~~~っ♡お゛~…っ♡」

「良かったな、ちんぽでいっぱい気持ちよくなれて?」

下腹の皮を撫で、適当にぐりぐりと押すがどうもその辺まで陰茎は刺さっているらしい、
挿入っているものを意識しろ、とさらにそこを押さえて感覚を集中させ、ずっと奥だけを何度も浅く動いて押し上げているとレインは呻くだけでまともに言葉を話さなくなってしまった。

「レイン、もっとしゃがむみたいにしてちゃんと尻に体重かけよっか?その方がもっと奥まで挿入るだろ?」

「……っ!?♡や゛っ、これいじょ…っ♡おかし、目の奥、ちかちかしてる、ずっと気持ちいい…、っ♡お゛ぉお゛っ♡ずっとイってる……♡♡♡」

それは何かの言い訳だったんだろうか。

言ってる割に耳をはむはむ♡舐めると頑張って尻を押し付けてきたので両腿を抱えてこっちに無理やり倒れてくるよう身体を引き、串刺し状態で全体重を支えるポーズを取らせる。
レインは胸どころか喉元まで逸らしてビクビク悶えていて、奥の肉襞を優しく肉をじゅぽじゅぽ♡突き上げる動きで泣きながら勢いよく潮を噴出し、泣き出してしまった。

「あ゛ぁああ゛ぁ゛あっ!?♡♡♡レ゛ぉっ♡♡それっ♡奥もうやめでください!!!っ♡♡お゛ぉおっ♡おかじぐな゛るっ♡♡ん゛ぉ゛ぉおお゛ぉおっ♡♡♡絶対ごわ゛れでるがらっ♡♡」

「もっといっぱい壊れて奥でメスイキできるようにちんぽの味完璧に覚えような?ほら♡乳首もいっぱい伸ばしてあげるから」

「や゛っ、やだぁああっ♡♡♡お゛っ♡お゛っ♡レオンっ♡だずげでっ♡ん゛ぉ゛っ♡」

こんな事をしている張本人に助けを求めるのはどうかと思ったが、可愛いしまあ良いや。
指で乳首をコリコリ♡とノックすれば連動してナカが締まり、美味しそうに陰茎を頬張るナカをぐぃ♡と強く押し上げればまた景気良く潮を噴射する。

それが面白くて調子に乗ってぐぽぐぽ♡文句言うのを無視して反応のいいところを突いて楽しんでいたらレインが失神してしまったので一発出してから、今度は激しくベッドに押さえつけたレインを気絶したままの押しつぶすみたいにしきりに腰を打ちつけた。

突く度出したのが汚い音と一緒にぶぽ♡とアナルから逆流するほど出した頃、ちょっと疲れたのでひっくり返すとシーツはコップの水でもぶちまけたみたいにびしょにしょになっていた。

仰向けにしてから足を開かせ、寝ぼけて締め付けてくるトロまんをや今日はそこまで相手をしていなかったから、と慎ましい顔に不釣り合いの立派な乳首をいじってこねくり回し、アナルが締まったり緩んだりするので自分のいい感じの感触を探しつつ惰性セックスを楽しんだ。

ずっと突っ込まれたままのレインが目を閉じているのに勝手に喘いで、何もしていなくても痙攣し甘イキする頃にはいよいよ出すものがないのかちろちろ壊れた蛇口みたいにたまに潮をこぼすだけになってしまう。

適当に玉を握ってまだ出ないか試しつつ、レインの意識のないまま上からずぽ♡ずぽ♡と陰茎で結腸を潰し、
気絶しているレインの萎えチンから最後の一絞りみたいな潮が顔へかかってまた小さく悲鳴を上げたのを見届け、俺も最後の一発をしっかり媚びてくるトロトロのアナルへたっぷり浴びせて引き抜いた。

寝ていても下品でも、えっちなお兄さんは綺麗で可愛いんだなぁと潮まみれの顔を見てしばらく感心していたけど、
だいぶ経った頃起きてからは余韻もなく普通にコロコロベッドの上でくつろいでいて、なんとなくつまらなかったので今度からは反応を見るためにも気絶する手前を維持するかか叩き起こせるよう調整していこうと思った。

「お゛ぉお゛……っ!?♡」

「気絶されて俺は寂しかったです」

「ごめっ♡ごめんなさ……っ♡お゛っ♡♡♡も、ねない…からっ♡♡♡メスイキ♡やめさせっ♡お゛……っ♡」

ところで、嫌というほど腹の奥、結腸を内外から圧迫されてイかされたレインの体は気絶している間にすっかりメスの自覚を持ったらしく、
その辺りを押さえるだけで簡単にエグい声を出し発情無駄イキをするようになってしまった。

乳首と一緒にまた一つどこに出しても恥ずかしいメス男要素が増えて良かったね、と俺は思う。
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