世界の救世主になるのは偽聖女の姉ではなく、真の聖女の私です!

「あんたはもう必要ないわ、さよなら」

 女神官アマリエ=ヴィヴィオルドは、聖女イレーネの策略によって崖から突き落とされる。

 2人は実の姉妹であり、アマリエは聖女の姉を献身的に支えていた。
 
 そんな姉の裏切りに絶望するアマリエ。

ー実は姉妹にはあるとんでもない『秘密』があった。

 そんな彼女の窮地を救ったのは神界から遣わされた神獣だった。
 神獣はアマリエに悪しき神「堕神」の復活を告げる。
 それは神界、地上界、冥界の均衡を崩壊させる、つまりは世界の危機を意味していた。

 アマリエは世界を守るために、神獣の言う【堕神の協力者】を探すことになるが…

「え、神力が使えないってどういう事ですか!?」

“真の聖女”なのに、神の加護を失ったアマリエ=ヴィヴィオルドの波乱な日々が幕を開ける。



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