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第二話 ステータス
しおりを挟む白い文字に手を触れた瞬間、俺の目の前に半透明の画面が出現した。
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ステータス
名前:黒羽総二(くろばそうじ)
性別:男性
種族:人間
漆黒騎士(ブラックナイト) LV1
初級錬装師(デミ・アルケミスト) LV1
新米魔物使(ルーキーテイマー)い LV1
半吸血鬼(デイウォーカー) LV1
生命力:10
集中力:11
筋力:9
防御:4
知性:12
魔防:3
運:10
HP:100/100
MP:120/120
物理攻撃力:135
物理防御力:60 +20
魔法攻撃力:180
魔法防御力:45 +15
クリティカル率:3%
【保有スキルポイント:20】
アクティブスキル:
闇(ダーク)の弾(ショット) LV1 (未適用)
闇剣(ダークソード) LV1 (未適用)
鑑定 LV1 (未適用)
クラフティング LV1 (未適用)
解体 LV1 (未適用)
テイム LV1 (未適用)
パッシブスキル:
吸血捕食 LV1 (未適用)
夜目 LV1 (未適用)
【保有エクステンドポイント:10】
「ステー……タス……?」
俺の目の前には、半透明のウィンドウが浮かんでいて、そこには俺の名前とよく分からない情報が表示されていた。
何だ……こ、れ……。
茫然と目の前の半透明なウィンドウを眺めていた俺の目の前に、新しいメッセージウィンドウがポップした。
そこにはまるでゲームのチュートリアルのような説明が書かれていた。
「……お、落ち着け……落ち着け」
混乱する頭を押さえつけて目の前で起こっていることを、務めて冷静に理解しようとする。
どうやら、この半透明な画面に映っているステータス画面は、俺のステータス……らしい。
まず、この時点で、「はぁ?」という内容だが。説明文を読む限りはどうやらそうらしい。
「これが……俺のステータスか……」
まるで、ゲームみたいだ。
にわかには信じ難いが。目の前で起こっていることを考えれば信じざるを得ない。
俺の目の前には、半透明のウィンドウが浮かんでいて、頭を上に向ければ上に、左右に向ければ、半透明のウィンドウも左右に動く。
手で触れてみようとしても、手のひらが半透明の画面をすり抜けてしまう。
こんなの現代の技術でも再現することなんてできない。
色々な考えが脳裏を過ぎり、最後に俺の頭のなかに残った結論は、一つだった。
「……異世界、転移」
異世界転移。
その言葉だけは、知っている。
俺も漫画や小説やアニメでその類の作品はよく親しんでいるし、わりと大好きなジャンルだからだ。
でも、まさか自分自身が異世界のど真ん中に放り出されることになろうとは……。
「試しに……少し弄ってみるか……?」
いや、適当に弄ってこのステータスが本物だった場合は目も当てられない。まずは、説明文に書いてあることを全て読んでみるか。
俺は目を何度か擦ってから、食い入るように目の前のメッセージウィンドウに書いてあることを熟読する。
一気にメッセージウィンドウを読み終えた俺は、ふぅとため息を吐いた。
「……【職業(ジョブ)】と【補正値】と【スキルポイント】か」
目の前のメッセージウィンドウに書かれていたのは、要約するとその三点だった。
まず、この世界には【職業(ジョブ)】と呼ばれるシステムがあるらしい。
一般的なゲームのレベルに相当する概念だと考えれば、分かり易いか。
この世界でモンスターを倒したりして経験値を稼ぐと、その人間が保有している【職業(ジョブ)】へと経験値が入る。
そして、経験値が一定レベルまで溜まると職業(ジョブ)のレベルが上昇する。
ただ、普通のRPGとはここからが少し違う。
確かにモンスターを倒せば、経験値を得て、職業(ジョブ)のレベルは上がっていく。けれど、いくら職業レベルを上げてもパラメータは一切上昇しない。
パラメータを上昇させて、強くなっていく為には【スキルポイント】を振り分けていかなければいけないらしい。
「……まあ、考えるより実際に試してみる方が早いか」
俺はさっそく【スキルポイント】の振り分けを行うことにした。
ひとまず、今の段階で俺の職業(ジョブ)レベルは1だが、初期特典として20ポイントのスキルポイントが与えられている。
このスキルポイントの内、1ポイントを試しに、【生命力】へと割り振ってみる。すると、HPの値が100から120へと上昇した。
「なるほど……」
同じように、【集中力】に1ポイント割り振ると、MPの値が120から140へと上昇する。
ここまでで大体は理解できた。
つまり、普通のRPGのようにレベルが上がれば自動的にパラメータが強化されていくわけではなく、
「強くなりたいのであれば、職業レベルを上げて、【スキルポイント】を手に入れて、そのスキルポイントを強化したいパラメータに割り振っていかなければいけない、と」
そして、パラメータの上のところにある七つのステータスは、下にある七つのステータスとそれぞれ連動していて、
【生命力】にスキルポイントを割り振れば、HPが。
【集中力】にスキルポイントを割り振れば、MPが。
【筋力】にスキルポイントを割り振れば、物理攻撃力が。
【防御】にスキルポイントを割り振れば、物理防御力が。
【知性】にスキルポイントを割り振れば、魔法攻撃力が。
【魔防】にスキルポイントを割り振れば、魔法防御力が。
【運】にスキルポイントを割り振れば、クリティカル率が、それぞれ上昇していく。
「これは……中々……」
難儀な話だ。
「とりあえず……今までに割り振ったのを全てキャンセルして……」
スキルポイントの割り振りをリセットすると、生命力と集中力に1ポイントずつ割り振っていたスキルポイントが元に戻り、HPとMPの値も元に戻る。
問題は、だ。
いま俺が、持っているスキルポイントをどうやって割り振るか、だな。
「ステータスの下の方にあるスキルって奴も気になるところだが……」
ここは順当に、俺の保有している職業に沿う形でスキルポイントを割り振っていくのが良いと思う。
現状、俺が保有している【職業(ジョブ)】は四つ。
【漆黒騎士(ブラックナイト)】
【初級錬装師(デミ・アルケミスト)】
【新米魔物使(ルーキーテイマー)い】
【半吸血鬼(デイウォーカー)】
の四つがそれだ。
とりあえずそれぞれの【職業(ジョブ)】の説明を目の前に表示させてみる。
漆黒騎士(ブラックナイト)
状態異常のデバフと、強力な闇の力を駆使して戦う下級(ノービス)職業(ジョブ)。
通常の騎士と違い、一切の防御を捨て去り、闇の力を宿した高火力で敵を殲滅するアタッカー。
また、相手に様々な状態異常をかけて弱体化させることも得意とする。
初級錬装師(デミ・アルケミスト)
様々な知識を駆使してアイテムや武具を造ることのできる下級(ノービス)職業(ジョブ)。
必要な素材さえあれば、壁や建造物から、アイテム、武具まで全てをクラフトすることができる。
新米魔物使(ルーキーテイマー)い
野生のモンスターを手なずけ、自分の配下にすることを得意とする下級(ノービス)職業(ジョブ)。
初期スキルは貧弱だが、テイムしたモンスターを指揮することに長けたスキルを習得していく。
半吸血鬼(デイウォーカー)
半人半吸血鬼の特質を宿し、生命力と防御力に秀でている下級(ノービス)職業(ジョブ)。
吸血鬼の特性を持ちながら、吸血鬼の弱点である日光の影響を受けず、昼間でも十全に活動することが可能。
基礎能力は、自身の五感を大幅に強化する【五感強化】。
「へぇ……」
それぞれの職業(ジョブ)にも、ちゃんとした特色があるんだな。
特筆すべきは半吸血鬼(デイウォーカー)の【基礎能力】だろうか。
この基礎能力は、どうやらモンスター系の職業(ジョブ)にしかない特権のようなものらしい。
特権が、五感強化というのは微妙なところだが。
「ん~~……しかし、これは……」
よく分からんが……見た感じだと物理と魔法が半々、と言った感じだと思う。
現状では、スキルポイントをバランスよく振っていくしかなさそうかな
とりあえず、【保有スキルポイント:20】のうち、4ポイントを【生命力】に、3ポイントを【集中力】に、4ポイントを筋力に割り振ってみた。
これで残りのスキルポイントは9ポイントだ。
後は、3ポイントを【防御】に、4ポイントを【知性】に、残りの2ポイントは【魔防】と【運】に1ポイントずつ割り振ってみた。
「これで……良いのかな? でも……」
本当に……こんなこと、している場合か?
よく考えたら、こんな簡単に肉体が強くなるわけがない。そんな馬鹿な話がある筈がない。
こんなことをしているよりも、早く先生や他のクラスメイト達と合流することに力を割いた方が何倍も良いに決まっている。
そう考えると、今までの熱が一気に冷めていった。
俺は目の前のステータスから視線を外すと、深いため息を吐いた。
「こんな馬鹿なことしてないで、先生たちと合流しなきゃな」
俺は服の誇りを払うと、ゆっくりと立ち上がった。立ち上がった俺の目の前には、半透明のステータスが表示されたままだ。
「……一応、決定だけは押しておくか」
馬鹿げているが、コレに少しの時間を割いてしまったのも事実だ。このままキャンセルするのも少し悔しいので、決定ボタンを押した。
そして、すぐに目の前のステータスを消して、先生たちを探そうと意識を外に向けた。
その瞬間だった。
突然、俺の身体が淡い光に包まれていく。
「おっ……おぉぉ……ぉおおおおぉおっぉっ!!?」
俺はあまりにビックリし過ぎてその場で腰が抜けてしまった。淡い光はそんな俺の体内へと吸い込まれていく。
光が俺の体内に吸い込まれてすぐ、身体の芯が熱くなる。
まるで、身体全体が蒸散してしまうような錯覚すら覚える熱は、しかし、すぐに引いていった。
「…………」
熱と光が収まった後も、俺はその場でポカーンと口を半開きにしたまま硬直していた。
「ぇ……うぇぇっ!?」
何だっ!?
何が起こったんだっ!
俺は身体を隅々まで見渡して、すぐにハッとステータスのことに思い至った。すぐに目の前にステータスを表示させる。
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ステータス
名前:黒羽総二(くろばそうじ)
性別:男性
種族:人間
漆黒騎士(ブラックナイト) LV1
初級錬装師(デミ・アルケミスト) LV1
新米魔物使(ルーキーテイマー)い LV1
半吸血鬼(デイウォーカー) LV1
生命力:14
集中力:14
筋力:13
防御:7
知性:16
魔防:4
運:10
HP:100/180
MP:120/180
物理攻撃力:195
物理防御力:105 +20
魔法攻撃力:240
魔法防御力:60 +15
クリティカル率:5%
【保有スキルポイント:0】
アクティブスキル:
闇(ダーク)の弾(ショット) LV1 (未適用)
闇剣(ダークソード) LV1 (未適用)
鑑定 LV1 (未適用)
クラフティング LV1 (未適用)
解体 LV1 (未適用)
テイム LV1 (未適用)
パッシブスキル:
吸血捕食 LV1 (未適用)
夜目 LV1 (未適用)
【保有エクステンドポイント:10】
「パラメータが……」
上昇しているっ!?
俺は慌てて立ち上がって、自分の身体を見下ろした。
軽い。
さっきよりも体が全然軽いっ!?
さっきまでと比べても、動きが全然違う。
どうやら、信じられないようだが、本当に俺の筋力が上昇しているみたいだった。
「まさか、本物……っ!?」
冗談半分で異世界とか、ゲームのような世界だとか言っていたが、まさか……そんな……。
「…………」
今まで冗談だと思っていたから、適当に流していたが、いざ本物だと分かると取り組む姿勢も違ってくる。
俺は改めてチュートリアルの説明文を読み直した。
「……この【物理防御力】の横にある+20と、【魔法防御力】の値の横にある+15って、何だ?」
調べてもチュートリアルには何も書かれていない。恐らくは、何かの補正値だと思うのだが……。
と、そこで俺はハッと気づいた。そして、すぐに自分が身に着けている学生服を見下ろした。
「防具の補正値かっ!?」
俺はすぐに学生服の上着をすべて脱いでみた。すると、物理防御力の横にあった数字が小さくなった。
ビンゴだ。
どうやら、このパラメータの横に表示されている数字は現在の装備品の数値みたいだ。
「防具っつーか、たぶん学生服の数値だよな、これ」
どうやら日本の高校の学生服をRPGの装備品にするとこんな数値になるらしい。
俺は脱いだ学生服の上着を再び身に着けると、ステータスへと視線を戻した。
「あと分からないのは……この【エクステンドポイント】って奴か」
俺は意識を集中させると、エクステンドポイントを操作しようとした。すると、目の前に新しいメッセージウィンドウがポップする。
それは警告文だった。
「……職業(ジョブ)と……スキルが、未適応?」
そのメッセージウィンドウによると、どうやら今の俺は職業(ジョブ)とスキルが肉体に未適応状態になっているらしい。
だから、エクステンドポイントの割り振りはできない……ということらしい。
目の前のステータスウィンドウをタップすると、目の前に選択肢が出現する。
職業(ジョブ)とスキルを適応させますか?
YES / NO
「職業(ジョブ)とスキルを、適応か……」
少し怖いけれど、俺はYESを選択した。すると、視界が真っ赤に染まった。
「ごっ……が……」
視界が真っ赤に染まったと思った直後、まるで筋肉が悲鳴を上げたような激痛が奔った。
痛みは、一瞬で全身に広がり、俺はその激痛で床に倒れこんだ。
痛い。
痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛いっ!!
「ぁ……ぁ……ぁぁ……」
俺は両肩を抱きしめて、激痛に必死に耐えていく。あまりの激痛で、視界が歪んでいき、やがてブツっと意識がブラックアウトした。
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