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第五章・心亡くし
心亡くし・第六話
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仁美と仁志の腕の、手首の辺りに、件の装置が繋ぐように取り付けられた。痛みはないのだが、吸盤のように吸い付けられる感覚がある。
「今は、弁のような物で遮っているので、厄災とやらからは、あなたのエネルギーは見えていないでしょう。弁を開いても設定上、エネルギーは流し込まないようには出来ます。ただ、二人が繋がった状態になりますので、厄災とやらは移動が可能になります」
「わかりました」
二人を繋ぐ装置は、一メートル程度の長さをしている。仁美の母親を名乗る女性曰く、これが最長サイズとのことだ。この間を厄災が通った瞬間に、装置を取り外せば、理論上は上手くいく。
秋雨家からもらったお札を手に、郁が至近距離で待ち構える。念の為に、もう片方の手に短刀を握り、足下に鉈を置いた。
(厄災が仁美の身体を出れば、感覚ですぐわかる。後は私の反射神経と、厄災の移動速度がどっちが勝るか……)
「いつでもいいです。あなたの、好きなタイミングで」
心の準備など待ってはいられない。そのことを考えるだけで逆に時間が必要となるので、それよりかはさっさと始めてしまえば、覚悟は早く決まりやすい。
「では、いきます」
仁美の母親を名乗る女性は、そう言って装置を操作し、弁を開けた。開けた途端に郁が身体を押しやり、離れた場所に移動するように促す。
低姿勢で待ち構える郁とは逆に、直立した状態で装置を見続ける仁志。弁を開けてから十秒程度経つが、郁の反応からまだ動きはない。
(いつ来るか、もしかすると来ないのか。いや、絶対に来い。ここに美味そうな餌があるんだ。かかって来やがれ!)
そう考え、仁志の眉にしわが寄った瞬間、
「来たっ!」
郁がそう叫び、お札を持った手で装置を掴んで、引っ張る。二つの接続口は仁美と仁志の両方から離れたが、
(くそが、速すぎる! さてはここを通る前に加速しやがったな!?)
手首付近から厄災に侵入された仁志は、手首から先が跳ねるように痙攣していた。一瞬だけ指があり得ない方向にねじ曲がったように見え、頭の中に恐怖が芽生え始める。
「くそっ、止まれ止まれ止まれ、止まりやがれ!」
肘の関節辺りで、反対の手で強く腕を絞るように握りしめる。血流が止まるほどの力をかけるも、厄災が肘を抜け、ぬるりと上がってくる感覚に、悪寒を感じた。
「許せ、仁志っ!」
そう叫びながら、郁は短刀で仁志の二の腕を突き刺した。死ぬぐらいなら怪我する方がマシだという考えなのだろうが、仁志の顔が激痛で歪む。
(ただの短刀じゃねぇぞ、これで厄災を固定できれば……!)
だが郁の願望も虚しく、影響を受けてはいるのだろうが、じわりじわりと厄災は腕を登り続ける。
「させるかこの野郎っ!」
「何してんだ馬鹿!」
痛みに耐えながら仁志は翻るように後ろに下がり、郁の制止を振り切って部下らしき宇宙人に突っ込んだ。突然の出来事にその宇宙人は何かを叫んだが、宇宙特有の言語なのだろうか、全く聞き取れない。恐らく「止まれ」と言いたいのだろう。その宇宙人の制止を無視し、仁志は宇宙人が手にするレーザー状の、あの有名なSF映画に出てくる武器のようなものに、肩から突っ込んだ。
「あああああっ!」
激痛で叫ばざるを得ないが、反射で抵抗することを脳内で押さえつけ、仁志はそのまま肩を押し当てる。宇宙人が思わず手を離し、武器が落ちたことで肩から離れたが、肩の八割ほどが切断された。
(こんだけ穴を開けたんだから、出てきやがれ、厄災!)
仁志の視界は、吹き出す血液で真っ赤に染まっていた。肩から力が抜ける感覚で、釣られて足もガクンと力を失い、その場に跪く。
赤い液体の隙間から、横たわる仁美の姿が、最後に見えた。
「仁美」
愛しくて仕方がない相手の名前を口にした瞬間、その視界がどす黒い何かで埋め尽くされた。吹き出る血と一緒に、厄災がその姿を現したのだ。
「のこのこと出やがって、年貢の納め時だ、消えな!」
上に吹き出た厄災を、郁が飛び上がりながら振るった鉈の先で捕らえ、そのまま床に叩きつけるように押し当てる。厄災と鉈の間には、例のお札が挟まっている。
「絶対に潰す、こいつらの未来を壊す存在は、私の目が黒いうちに根絶やしだこの野郎!」
全体重と筋肉で負荷をかけ、厄災の核らしき箇所を全力で潰しにかかる郁。厄災はジタバタとのたうち回っていたが、突如、その身体が二つに分かれた。
(こいつ、今の一瞬だけで、分裂できるほどのエネルギーを吸いやがったのか!)
分裂した厄災は浮遊しつつ郁から離れ、郁が手を伸ばそうとする前に、その場から消滅した。
「まさか元の次元に戻りやがったか!? おい、山の場所を映せるか!」
郁の切羽詰まったような指示に、宇宙人たちが慌てて操作し、山での同じ場所を映し出した。宇宙船から脱した厄災は、周囲を見渡しているのかその場を少しウロウロとして、様子を見ているようだった。
その一瞬の隙が、命取りだった。
「あああっ!」
分裂した厄災も、お札を挟んで刃物で地面に叩きつけられる。その刃物は中華料理用、否、そばを切るときの専用の包丁だった。
「霖太郎!? 何でここに」
「天王寺さんっ!」
そこへ、新たに宇宙船の次元に侵入してきた者がいた。身体が浮いた、霊ではないが霊のような存在の、曲留美だった。
「霖太郎くんの記憶、戻りかけてます!」
自分の名前を呼ばれたことに気づき、霖太郎は跳ねるようにベッドから飛び起きた。
高校を止めてから幾分か経ったが、自分の部屋でゴロゴロする日々を過ごしていた霖太郎だったが、頭の中に響くような声を探して、辺りを見回す。
声の主は、自分の真上にいた。
「え、曲留美さん……?」
自分で口にしながら、霖太郎ははたと気づいた。何故、彼女の姿を見て、「厄災」ではなく「曲留美さん」と呼んだのか。真っ先に警戒すべき対象を前に、何故ここまで気が緩んでいるのか。
自分の中で、目の前の火鈴曲留美は無害だと、詳しくはわからないが説明できているという、奇妙な感覚を覚えていた。
「天王寺さんが、仁志さんと一緒に仁美さんの元に向かっています。今なら霖太郎くんも間に合うから、急いで!」
「え、置弓さんと、えっと、誰だって」
「いいから早く!」
大声で急かされたからか、霖太郎は慌てて飛び上がり、ベッドの下に置いてあった包丁を手に取った。
いや待て、なぜ包丁を。というか、こんな物がベッドの下にあるだなんて、何故知っていたのか。
そうだ、これを武器に使えと、教えてくれた人がいた。これは中華料理用じゃなくて、そばを切るやつだとも。そして仁志の他にもう一人、救うべき人たちもいる。今まさに危機に瀕していて、その危機が何なのかはわからないが、何ならその人の顔もわからず、今言われた名前も忘れてしまったが、その事実だけが、何故か知っていた。
「霖太郎くん、」
もう一度、霖太郎を呼ぶ曲留美だったが、様子がおかしいことに気づき、動きを止める。霖太郎は自分の手首を見て、お札が仕込んであることを確認し、顔を上げた。
「待たせてしまってごめん、行こう」
「ベストタイミングだ霖太郎っ!」
郁は曲留美の報告で、仁志や霖太郎の状況を把握していた。仁志を呼びつけた後、曲留美が霖太郎の目を覚まさせてくると息巻いて飛び出したのだが、まさか絶好のタイミングで到着するとは。
「そのまま押しつぶせ!」
「はい!」
聞いたことがあるような、でも記憶には無い声に対し、霖太郎は思わず返事をした。トレーニングをした覚えはないのに、今までとは強くなった自分の力を、目の前の厄災に全てぶつけ、その他のことは一切気にしない。
もう分裂する余裕のない二つの厄災は、抵抗するも虚しく、徐々に身体が削れていき、
二人の陰陽師の刃物とお札によって、同時に切断されて消え去った。
やった。疑う余地もない。これで厄災の脅威は消え去った。残るは、傷ついた仁志のフォローだ。
「仁志っ」
そう言って郁が顔を上げた瞬間、視界が歪んだ。
(は? 何だこれは……)
一睡もしていない疲れか、それにしても、意識の遠のき具合が早すぎる。まさかと思い、周りの宇宙人たちを見ると、
何やらガスマスクのような物を、顔に取り付けていた。
「お前ら、ここまで身体を張った相手に、よくも、」
催眠ガスか、それ以上の有害物質か。そのことを理解した郁は瞬時に息を止め、肺に残った僅かな酸素だけで身体を動かそうとしたが、既にガスの物質が身体を巡っており、手遅れだった。
最後に片膝だけ立ち上がり、郁はそのまま顔から前に倒れ込んでしまった。
「今は、弁のような物で遮っているので、厄災とやらからは、あなたのエネルギーは見えていないでしょう。弁を開いても設定上、エネルギーは流し込まないようには出来ます。ただ、二人が繋がった状態になりますので、厄災とやらは移動が可能になります」
「わかりました」
二人を繋ぐ装置は、一メートル程度の長さをしている。仁美の母親を名乗る女性曰く、これが最長サイズとのことだ。この間を厄災が通った瞬間に、装置を取り外せば、理論上は上手くいく。
秋雨家からもらったお札を手に、郁が至近距離で待ち構える。念の為に、もう片方の手に短刀を握り、足下に鉈を置いた。
(厄災が仁美の身体を出れば、感覚ですぐわかる。後は私の反射神経と、厄災の移動速度がどっちが勝るか……)
「いつでもいいです。あなたの、好きなタイミングで」
心の準備など待ってはいられない。そのことを考えるだけで逆に時間が必要となるので、それよりかはさっさと始めてしまえば、覚悟は早く決まりやすい。
「では、いきます」
仁美の母親を名乗る女性は、そう言って装置を操作し、弁を開けた。開けた途端に郁が身体を押しやり、離れた場所に移動するように促す。
低姿勢で待ち構える郁とは逆に、直立した状態で装置を見続ける仁志。弁を開けてから十秒程度経つが、郁の反応からまだ動きはない。
(いつ来るか、もしかすると来ないのか。いや、絶対に来い。ここに美味そうな餌があるんだ。かかって来やがれ!)
そう考え、仁志の眉にしわが寄った瞬間、
「来たっ!」
郁がそう叫び、お札を持った手で装置を掴んで、引っ張る。二つの接続口は仁美と仁志の両方から離れたが、
(くそが、速すぎる! さてはここを通る前に加速しやがったな!?)
手首付近から厄災に侵入された仁志は、手首から先が跳ねるように痙攣していた。一瞬だけ指があり得ない方向にねじ曲がったように見え、頭の中に恐怖が芽生え始める。
「くそっ、止まれ止まれ止まれ、止まりやがれ!」
肘の関節辺りで、反対の手で強く腕を絞るように握りしめる。血流が止まるほどの力をかけるも、厄災が肘を抜け、ぬるりと上がってくる感覚に、悪寒を感じた。
「許せ、仁志っ!」
そう叫びながら、郁は短刀で仁志の二の腕を突き刺した。死ぬぐらいなら怪我する方がマシだという考えなのだろうが、仁志の顔が激痛で歪む。
(ただの短刀じゃねぇぞ、これで厄災を固定できれば……!)
だが郁の願望も虚しく、影響を受けてはいるのだろうが、じわりじわりと厄災は腕を登り続ける。
「させるかこの野郎っ!」
「何してんだ馬鹿!」
痛みに耐えながら仁志は翻るように後ろに下がり、郁の制止を振り切って部下らしき宇宙人に突っ込んだ。突然の出来事にその宇宙人は何かを叫んだが、宇宙特有の言語なのだろうか、全く聞き取れない。恐らく「止まれ」と言いたいのだろう。その宇宙人の制止を無視し、仁志は宇宙人が手にするレーザー状の、あの有名なSF映画に出てくる武器のようなものに、肩から突っ込んだ。
「あああああっ!」
激痛で叫ばざるを得ないが、反射で抵抗することを脳内で押さえつけ、仁志はそのまま肩を押し当てる。宇宙人が思わず手を離し、武器が落ちたことで肩から離れたが、肩の八割ほどが切断された。
(こんだけ穴を開けたんだから、出てきやがれ、厄災!)
仁志の視界は、吹き出す血液で真っ赤に染まっていた。肩から力が抜ける感覚で、釣られて足もガクンと力を失い、その場に跪く。
赤い液体の隙間から、横たわる仁美の姿が、最後に見えた。
「仁美」
愛しくて仕方がない相手の名前を口にした瞬間、その視界がどす黒い何かで埋め尽くされた。吹き出る血と一緒に、厄災がその姿を現したのだ。
「のこのこと出やがって、年貢の納め時だ、消えな!」
上に吹き出た厄災を、郁が飛び上がりながら振るった鉈の先で捕らえ、そのまま床に叩きつけるように押し当てる。厄災と鉈の間には、例のお札が挟まっている。
「絶対に潰す、こいつらの未来を壊す存在は、私の目が黒いうちに根絶やしだこの野郎!」
全体重と筋肉で負荷をかけ、厄災の核らしき箇所を全力で潰しにかかる郁。厄災はジタバタとのたうち回っていたが、突如、その身体が二つに分かれた。
(こいつ、今の一瞬だけで、分裂できるほどのエネルギーを吸いやがったのか!)
分裂した厄災は浮遊しつつ郁から離れ、郁が手を伸ばそうとする前に、その場から消滅した。
「まさか元の次元に戻りやがったか!? おい、山の場所を映せるか!」
郁の切羽詰まったような指示に、宇宙人たちが慌てて操作し、山での同じ場所を映し出した。宇宙船から脱した厄災は、周囲を見渡しているのかその場を少しウロウロとして、様子を見ているようだった。
その一瞬の隙が、命取りだった。
「あああっ!」
分裂した厄災も、お札を挟んで刃物で地面に叩きつけられる。その刃物は中華料理用、否、そばを切るときの専用の包丁だった。
「霖太郎!? 何でここに」
「天王寺さんっ!」
そこへ、新たに宇宙船の次元に侵入してきた者がいた。身体が浮いた、霊ではないが霊のような存在の、曲留美だった。
「霖太郎くんの記憶、戻りかけてます!」
自分の名前を呼ばれたことに気づき、霖太郎は跳ねるようにベッドから飛び起きた。
高校を止めてから幾分か経ったが、自分の部屋でゴロゴロする日々を過ごしていた霖太郎だったが、頭の中に響くような声を探して、辺りを見回す。
声の主は、自分の真上にいた。
「え、曲留美さん……?」
自分で口にしながら、霖太郎ははたと気づいた。何故、彼女の姿を見て、「厄災」ではなく「曲留美さん」と呼んだのか。真っ先に警戒すべき対象を前に、何故ここまで気が緩んでいるのか。
自分の中で、目の前の火鈴曲留美は無害だと、詳しくはわからないが説明できているという、奇妙な感覚を覚えていた。
「天王寺さんが、仁志さんと一緒に仁美さんの元に向かっています。今なら霖太郎くんも間に合うから、急いで!」
「え、置弓さんと、えっと、誰だって」
「いいから早く!」
大声で急かされたからか、霖太郎は慌てて飛び上がり、ベッドの下に置いてあった包丁を手に取った。
いや待て、なぜ包丁を。というか、こんな物がベッドの下にあるだなんて、何故知っていたのか。
そうだ、これを武器に使えと、教えてくれた人がいた。これは中華料理用じゃなくて、そばを切るやつだとも。そして仁志の他にもう一人、救うべき人たちもいる。今まさに危機に瀕していて、その危機が何なのかはわからないが、何ならその人の顔もわからず、今言われた名前も忘れてしまったが、その事実だけが、何故か知っていた。
「霖太郎くん、」
もう一度、霖太郎を呼ぶ曲留美だったが、様子がおかしいことに気づき、動きを止める。霖太郎は自分の手首を見て、お札が仕込んであることを確認し、顔を上げた。
「待たせてしまってごめん、行こう」
「ベストタイミングだ霖太郎っ!」
郁は曲留美の報告で、仁志や霖太郎の状況を把握していた。仁志を呼びつけた後、曲留美が霖太郎の目を覚まさせてくると息巻いて飛び出したのだが、まさか絶好のタイミングで到着するとは。
「そのまま押しつぶせ!」
「はい!」
聞いたことがあるような、でも記憶には無い声に対し、霖太郎は思わず返事をした。トレーニングをした覚えはないのに、今までとは強くなった自分の力を、目の前の厄災に全てぶつけ、その他のことは一切気にしない。
もう分裂する余裕のない二つの厄災は、抵抗するも虚しく、徐々に身体が削れていき、
二人の陰陽師の刃物とお札によって、同時に切断されて消え去った。
やった。疑う余地もない。これで厄災の脅威は消え去った。残るは、傷ついた仁志のフォローだ。
「仁志っ」
そう言って郁が顔を上げた瞬間、視界が歪んだ。
(は? 何だこれは……)
一睡もしていない疲れか、それにしても、意識の遠のき具合が早すぎる。まさかと思い、周りの宇宙人たちを見ると、
何やらガスマスクのような物を、顔に取り付けていた。
「お前ら、ここまで身体を張った相手に、よくも、」
催眠ガスか、それ以上の有害物質か。そのことを理解した郁は瞬時に息を止め、肺に残った僅かな酸素だけで身体を動かそうとしたが、既にガスの物質が身体を巡っており、手遅れだった。
最後に片膝だけ立ち上がり、郁はそのまま顔から前に倒れ込んでしまった。
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