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第199話 子供視点16①
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? 「アインス何処からでもかかってこい!!」
アインス 「はい、ハワード先生!!」
〈カキンカキン····ガッ······〉
ハワード 「踏み込みが甘いぞ!本物の剣だからといって弱腰になるな。それでは2ヶ月きった『魔法戦闘大会』で初戦敗退するぞ。もっとサラブレッドの意地見せろ!!」
アインス 「はい!」
ドゥーエ 「アインス、ハワード先生相手に凄いな。わりとわたりあってるじゃん。」
トロワ 「まぁ先生は10%も本気出していないみたいだけどね。」
フィーア 「それでも元聖騎士のハワード先生相手に凄いよ。」
ドゥーエ 「そうだな。」
? 「あなた達、さっきから何無駄口叩いているの。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「すみません、ソフィー先生。」
ソフィー 「他の5人のきょうだいと比べて魔力量の少ないあなた達は魔力底上げの訓練をしているのだからもっと集中しなさい。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「すみません。」
ソフィー 「学年で1番優秀なユイットさんと同じきょうだいなのにホント情けない。」
ドゥーエ 「ユイットは片親が違うんで。」
ソフィー 「黙らっしゃい!!そんなことわかっています。あなた達と違ってユイットさんはケイ様の娘さんだから優秀なのは当然です!!」
トロワ 「『ケイ様』ってソフィー先生はケイさんの知り合いなんですか?」
ソフィー 「ケイ·イガラシ様は同級生で憧れの存在でした。それなのにあなた達のお母様と結婚されて·····くぅ゙ぅ······」
フィーア 「同級生だったなら告白するチャンスがありそうなのにw」
ソフィー 「学生時代に告白したら『ナーダさんのことが好きだから無理!』って振られたんですよ!!」
フィーア 「それは····ご愁傷さまですw」
ソフィー 「馬鹿にして!!ホントろくでもないわね。」
ドゥーエ 「〈ボソッ〉裸祭に行ったあなたよりマシですけどねw」
ソフィー 「消す!!」
? 「ソフィー先生、どうどう·····落ち着いて。」
ソフィー 「邪魔しないでくださいフェンドリン先生。」
フェンドリン 「邪魔しますよ。ドゥーエ達が何か余計なことを言ったのは良くないですけど消そうとするのはやり過ぎです。」
ソフィー 「でもこの子達が·····」
フェンドリン 「僕がきつく叱っとくのでその怒りは鞘におさめてくれませんか。」
ソフィー 「わかりました。フェンドリン先生に免じてそうします。」
フェンドリン 「良かった。まぁ疲れたでしょ、この子達の指導を僕が変わるので向こうで休んで来てください。」
ソフィー 「わかりました。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「フェン先生ありがとう。」
フェンドリン 「お前達の言い分もわかるけどあまりソフィー先生をいじるのはやめとけ。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「はい。」
フェンドリン 「わかってくれたならそれでいい。さてさっきの続きをしてくれというのも面白くないからゲームをしよう。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「ゲーム?どんなのですか?」
フェンドリン 「鬼ごっこだ。」
ドゥーエ 「いいですけどどっちが鬼ですか?」
フェンドリン 「もちろんお前達が鬼だ。」
トロワ 「簡単すぎません?すぐ捕まることができますよ。」
フェンドリン 「舐められたもんだな。先生これでもA級冒険者だぞ。お前等のレベルならたぶん四畳半のスペースでもずっと捕まらない自信があるね。」
フィーア 「先生も舐めてますね。それぐらいなら全然捕まえますよ。」
フェンドリン 「じゃあやろう。魔法はありな。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「はい。」
アインス 「はい、ハワード先生!!」
〈カキンカキン····ガッ······〉
ハワード 「踏み込みが甘いぞ!本物の剣だからといって弱腰になるな。それでは2ヶ月きった『魔法戦闘大会』で初戦敗退するぞ。もっとサラブレッドの意地見せろ!!」
アインス 「はい!」
ドゥーエ 「アインス、ハワード先生相手に凄いな。わりとわたりあってるじゃん。」
トロワ 「まぁ先生は10%も本気出していないみたいだけどね。」
フィーア 「それでも元聖騎士のハワード先生相手に凄いよ。」
ドゥーエ 「そうだな。」
? 「あなた達、さっきから何無駄口叩いているの。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「すみません、ソフィー先生。」
ソフィー 「他の5人のきょうだいと比べて魔力量の少ないあなた達は魔力底上げの訓練をしているのだからもっと集中しなさい。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「すみません。」
ソフィー 「学年で1番優秀なユイットさんと同じきょうだいなのにホント情けない。」
ドゥーエ 「ユイットは片親が違うんで。」
ソフィー 「黙らっしゃい!!そんなことわかっています。あなた達と違ってユイットさんはケイ様の娘さんだから優秀なのは当然です!!」
トロワ 「『ケイ様』ってソフィー先生はケイさんの知り合いなんですか?」
ソフィー 「ケイ·イガラシ様は同級生で憧れの存在でした。それなのにあなた達のお母様と結婚されて·····くぅ゙ぅ······」
フィーア 「同級生だったなら告白するチャンスがありそうなのにw」
ソフィー 「学生時代に告白したら『ナーダさんのことが好きだから無理!』って振られたんですよ!!」
フィーア 「それは····ご愁傷さまですw」
ソフィー 「馬鹿にして!!ホントろくでもないわね。」
ドゥーエ 「〈ボソッ〉裸祭に行ったあなたよりマシですけどねw」
ソフィー 「消す!!」
? 「ソフィー先生、どうどう·····落ち着いて。」
ソフィー 「邪魔しないでくださいフェンドリン先生。」
フェンドリン 「邪魔しますよ。ドゥーエ達が何か余計なことを言ったのは良くないですけど消そうとするのはやり過ぎです。」
ソフィー 「でもこの子達が·····」
フェンドリン 「僕がきつく叱っとくのでその怒りは鞘におさめてくれませんか。」
ソフィー 「わかりました。フェンドリン先生に免じてそうします。」
フェンドリン 「良かった。まぁ疲れたでしょ、この子達の指導を僕が変わるので向こうで休んで来てください。」
ソフィー 「わかりました。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「フェン先生ありがとう。」
フェンドリン 「お前達の言い分もわかるけどあまりソフィー先生をいじるのはやめとけ。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「はい。」
フェンドリン 「わかってくれたならそれでいい。さてさっきの続きをしてくれというのも面白くないからゲームをしよう。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「ゲーム?どんなのですか?」
フェンドリン 「鬼ごっこだ。」
ドゥーエ 「いいですけどどっちが鬼ですか?」
フェンドリン 「もちろんお前達が鬼だ。」
トロワ 「簡単すぎません?すぐ捕まることができますよ。」
フェンドリン 「舐められたもんだな。先生これでもA級冒険者だぞ。お前等のレベルならたぶん四畳半のスペースでもずっと捕まらない自信があるね。」
フィーア 「先生も舐めてますね。それぐらいなら全然捕まえますよ。」
フェンドリン 「じゃあやろう。魔法はありな。」
ドゥーエ&トロワ&フィーア 「はい。」
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