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第157話 子供視点12⑦

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〈ゴツン〉〈ゴツン〉〈ゴツン〉

ペンタ 「痛·····」

アーニム 「痛~い」

ヘプタ 「いてぇ~」

ナーダ 「言うことを聞かないで勝手に外に出た罰よ。反省して。」

ペンタ&アーニム&ヘプタ 「ごめんなさい。」

ドゥーエ 「まぁ無事だったんだから、もうそれぐらいにしときなよお母さん。」

ナーダ 「そうね。お母さんはまだドラゴン退治しているからあなた達は学校内に戻りなさい。」

ナーダ以外 「はい。」

ペンタ 「じゃあお母さん、ぱぱっと····瞬間移動をよろしく。」

ナーダ 「それは出来ないわ。」

ペンタ 「どうして?」

ナーダ 「家から学校に行く瞬間移動で魔力を半分消費しているからこれ以上無駄に使えないわ。」

ペンタ 「え~それならせめて学校内の入口までついて来て俺達を護ってよ。」

ナーダ 「もちろん、そのつもりだから安心して。」

ナーダ以外 「良かった。」

ナーダ 「安心したところでもう行きましょう。」

ナーダ以外 「うん。」

 その後はお母さんが俺達を護りつつ、ドラゴンが襲って来たら倒していくかんじで途中まで順調だった。 

 しかし順調なのは続かなかった。

ナーダ 「ゼェ···ゼェ····」

ナーダ以外 「お母さん大丈夫?」

ナーダ 「ごめん···魔力が残り少なくて····」

ナーダ以外 「ヤバ!学校まであと少しだけどこのままで大丈夫?」
  
ナーダ 「大丈夫よ。魔力回復薬を持ってるから。」

ナーダ以外 「そんなのあるならもう飲みなよ。」

ナーダ 「ギリギリで飲まないともったいないから」

ナーダ以外 「そんなこと言ってると飲みそびれるからもう飲みなよ。」

ナーダ 「わかった、飲むよ〈カチャ〉ゴクン。あれ?魔力が回復してない。」

ドゥーエ 「お母さん、今飲んだ瓶の薬毒消しだよ。」

ナーダ 「え?あっ····本当だ!瓶の色が似ているから。あ!」

ナーダ以外 「どうしたの?」

ナーダ 「魔力回復薬と思って買ったやつ全部毒消しだわ。だから今魔力回復薬の手持ちゼロ·····」

ナーダ以外 「ヤバ!ドラゴンが複数で来たらヤバいんじゃない?」

ナーダ 「大丈夫よ~☆今のところ1頭ずつだからwそんな複数なんて来るわけ·····」

〈〈ビュー·····バサバサ·······〉〉

ドラゴン達 「ギィィ゙ー·····ギャァオオオ~······」  
 
ナーダ 「マズイかもw」

4つ子 「····マジか····」
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