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2話 1年後
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あれから約1年が経過した。
紀伊汰君とは1年の間で色々とあり付き合うことになった。
初めは全く好きになれるはずがないと思っていた。
しかし一緒に過ごしているうちに良いところがたくさんあることに気付けた。
例えば面倒臭がっても相談に乗ってくれるところ、勉強を教えてくれるところ、偶然遭遇したクラスの男子に虐められそうになったときに助けてくれたこと。
総じて好きになった。
しかし実は1回振られている。
それは2月。
偶然遭遇したクラスの男子に虐められそうになったときに紀伊汰君に助けられてから好きになった。
1週間後にバレンタインデーがあったのでその日に告白しようと思った。
バレンタインデー当日。
放課後に裏山で手作りのハートのチョコを渡して「助けてくれてからあなたが好きになりました、付き合ってください。」と告白した。
しかし「千代、お前は妹にしか思えない。」と振られた。
3日間ショックで立ち直れ無かったが、クラスの女友達のアドバイスで気持ちを切り替えてアタックし続けた。
すると紀伊汰君は押し負けてホワイトデーのときにバレンタインのお返しのキャンディーをくれてお互い好きだとわかってお付き合いが始まった。
恋人同士になったら呼び方が『きぃ君』と『ちー』に変わった。
それに朝、途中の道まで一緒に学校に登校したり、休日にデートをするようになった。
こそばゆいが幸せな日々。
しかしそんな日々も終わる。
原因は4月10日、きぃ君の誕生日。
いつもの裏山でプレゼントをあげた。
きぃ君がわくわくとプレゼントの箱を開けた直後、ガッカリとした顔をしていた。
中身はちょっと高いボールペン。
小学生の少ないお小遣いから奮発して買ったものだから喜ぶかと思ったらガッカリされたので、「どうして喜ばないのよ、嘘でも喜びなさいよ。」と怒ったら、「これ同じの持っているからしょうがないだろ。リサーチしてからプレゼント買えよ!」と反発してきた。
「もう酷い、アンタと別れる。」とこの場から去ろうとしたら、「勝手にしろ!」と止めてくれなかった。
私達は約1ヶ月で破局した。
紀伊汰君とは1年の間で色々とあり付き合うことになった。
初めは全く好きになれるはずがないと思っていた。
しかし一緒に過ごしているうちに良いところがたくさんあることに気付けた。
例えば面倒臭がっても相談に乗ってくれるところ、勉強を教えてくれるところ、偶然遭遇したクラスの男子に虐められそうになったときに助けてくれたこと。
総じて好きになった。
しかし実は1回振られている。
それは2月。
偶然遭遇したクラスの男子に虐められそうになったときに紀伊汰君に助けられてから好きになった。
1週間後にバレンタインデーがあったのでその日に告白しようと思った。
バレンタインデー当日。
放課後に裏山で手作りのハートのチョコを渡して「助けてくれてからあなたが好きになりました、付き合ってください。」と告白した。
しかし「千代、お前は妹にしか思えない。」と振られた。
3日間ショックで立ち直れ無かったが、クラスの女友達のアドバイスで気持ちを切り替えてアタックし続けた。
すると紀伊汰君は押し負けてホワイトデーのときにバレンタインのお返しのキャンディーをくれてお互い好きだとわかってお付き合いが始まった。
恋人同士になったら呼び方が『きぃ君』と『ちー』に変わった。
それに朝、途中の道まで一緒に学校に登校したり、休日にデートをするようになった。
こそばゆいが幸せな日々。
しかしそんな日々も終わる。
原因は4月10日、きぃ君の誕生日。
いつもの裏山でプレゼントをあげた。
きぃ君がわくわくとプレゼントの箱を開けた直後、ガッカリとした顔をしていた。
中身はちょっと高いボールペン。
小学生の少ないお小遣いから奮発して買ったものだから喜ぶかと思ったらガッカリされたので、「どうして喜ばないのよ、嘘でも喜びなさいよ。」と怒ったら、「これ同じの持っているからしょうがないだろ。リサーチしてからプレゼント買えよ!」と反発してきた。
「もう酷い、アンタと別れる。」とこの場から去ろうとしたら、「勝手にしろ!」と止めてくれなかった。
私達は約1ヶ月で破局した。
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