あなたが私を手に入れるまで
地方都市の裁判官だった夫を突然亡くし、寡婦となったセリーナ。三十を越した身分の無い役人の未亡人には、修道院に入るのが堅実な道だと思っていた。しかし突然、六つも年下の軍人から求婚される。
人妻だったセリーナにずっと片思いをしていたレオンと、彼の不器用な愛に手探りで答える年上奥さんの物語。
アスタリスクが付く話には性描写を含みます。
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こんなに素敵な愛情深い物語があったのですね。
一気に読みました。3回も読み返しました。
もう亡くなりましたが、8才年上で再婚した母は幸せではありませんでした。
レオンのような優しい夫ではなかったので、、、
それだけに、このお話は私にとっての安らぎです。
母にも私が見ている、知っているだけ以外の幸せがあったのではないか
というわずかながらの期待をしているのかもしれません。
優しいお話をありがとうございました。
大好きな物語です。
ニライカナイ様
一気読みのさらに3回も繰り返し読んでいただけたなんて、とても嬉しいです。ありがとうございます。
歳の差結婚の葛藤を想像力で編んでみたのがこのお話ですが、ニライカナイ様がそれを読んで少しでも安らいでくださったのなら幸いです。
あたたかいお言葉の感想、ありがとうございました!
青猫拝
やはり前回が最終話だったのですね。
お疲れ様でした。
私の感想のせいで急がせてしまっているかな?と心配していたのでよかったです。
番外編の冒頭、理想のカップルで羨んで読んでいました。
甘い言葉でベタベタするよりも、お互いを尊重しあい想いあってきた愛情が見えるような気がしました。
他の方の感想にもありましたが、不在のフランクや上記のような描写されていない時間が手に取るように分かります。
そこが青猫様の特徴というか、好きなところです。
今作の番外編も、他の作品もお待ちしてますのでゆっくりと書いて頂けるとすごく嬉しいです!
頑張ってください。
青猫様のファンより
水瀬様
急がされたことなんてありませんよ〜。基本マイペースで、気合が入ったり入らなかったりするタチなので、お気になさらず。感想たくさん頂けて嬉しかったです!
レオンとセリーナは、「仕事に出る夫と家を守る妻」というよりも、こうしてバタバタと二人揃って朝の出勤をしている方が似合うな…と作者も書いててにんまりしてしまいました。
ファンになってくださって嬉しいです。更新不定期の不良作者ですが、これからもよろしくお願いします。
青猫拝
回想でしか出てこないフランクの、どっしりとした存在感が印象的でした。亡くなっている人物なのに会ったような気にすらなってしまいます。彼の存在こそ主人公セリーナの心情表現の重要な鍵だったと思いますが、見事に成功していらっしゃいますね。こういった技術、果たして真似できるものなのかどうかわかりませんが、後ほど読み返して悪あがきさせていただきます(笑)。
陰謀、スキャンダル、報復といったサスペンス要素(?)も、当初の予定になかったとは到底信じられない効果的な起伏を生んでいますね。
元はといえばプロットもなかったそうですが、それでも書ける人には書けるという好例でしょう。名作、堪能させていただきました!
生津直様
お読みいただきありがとうございました!このお話は「鐘の鳴る」の連載中、息抜きに書き始めたのです。いかんせん書くストレスを解消するために書く習性で…。童貞を書きたいという欲だけで始めてしまい、途中から「これ物語としてどうすんの?」と遅れて気がつき、かなり苦悩しました(自業自得)。
書けてる…でしょうか? アイゼンシュタインの陰謀や時系列など、結構やぶれかぶれだなと思うのですが、それでも読者の方に楽しんできただけたのなら、まあよしとしようと、結局自分に甘いスタイルです。
フランクのことを印象的と言っていただけるのはすごく嬉しいです。不在の存在感、というか、そういうのを書きたかったので、伝わっててよかったです。
感想ありがとうございました!
青猫拝
やっとレオンが分かって(…とまではいかないかもしれませんが)くれて良かったなぁと思います。
歳を重ねる、大人になるとはこういうことなんですかね。
人はくっつくまでよりも、一緒になってからの方が大変だし面白いと思っています。
今作で葛藤しながら寄り添って成長していく様を見られて嬉しい限りです。
水瀬様
好きな人と結婚できたのに不憫な奴…というレオンでしたが、最後にはその幸せをある程度屈託なく享受できるようになったかなと思います。
水瀬様のおっしゃる通りですね。この二人も結婚してからの物語でしたが、最後までお楽しみいただけてよかったです。
これまでたくさんの感想をありがとうございました!完結まで書ききる励みになりました。
青猫拝
レオンが純愛でしかも童貞男子だったとは!
最高過ぎます!経験豊富なヒーローが苦手なので、大好き設定です。
年下の旦那様を優しくリードするセリーナが素敵で、少しずつ二人の距離が縮まるストーリーにニマニマニヤニヤが止まりませんでした(笑)
セリーナとレオンの王都活躍編として、番外編の更新も楽しみにお待ちしています♪
今回の陰謀事件を乗り越えてレオンが一回り大人になったとは思いますが、まだまだセリーナ命!の溺愛っぷりを読みたいので是非よろしくお願いします☆
ゆきんこ様
童貞ヒーローにはあまり需要はないだろうなと思っていたのですが、経験値低めな男子を応援してくださる方もいて嬉しいです!ヒロインが結構たくましくなってしまいましたが、それも含めて楽しんでいただけて幸いです。
完結となりましたが、番外編でまた二人が奮闘する姿を書けたらなと思います。もちろん、レオンのセリーナ命の姿勢は変わりません!少し間が空くとは思いますが、お楽しみにお待ちください。
感想ありがとうございました
青猫拝
「言葉にならない全てが〜」のくだりのところが好きです…!
この夫婦は多くを語らないところが多くを語っているように感じます。
レオンの危うさやまっすぐさが好ましいです。
彼の熱量と、セリーナの持て余しつつも受け止めようとしている姿勢が、姉さん女房×年下旦那の設定でより活きています。
そろそろ終焉でしょうか?
穏やかに過ごせてる様子が垣間見れればと思います。
更新楽しみにしています
水瀬様
とにかくレオンはもうちょっと喋ってもいいんじゃないかな〜という感じですね(汗)。そこをカバーしているのがセリーナの度量な気がします。
二人の王都での様子も書けたらなと思っています。いつも感想ありがとうございます!
青猫拝
初めて繋がった時が最高潮かと思いきや…まさかこんな展開になるとは。
胸が高鳴りっぱなしです。
レオンは色々とこだわっているけれど、失った今の方が想いが伝わっていて胸を打たれました。
愛ってなんだろうなとふと思いました。
続き楽しみにしています
水瀬様
ヒーローはハイスペックな設定が普通ですが、レオンの場合はいろいろ剥ぎ取ってしまいました…。それでも楽しんでいただけたなら幸いです。二人の着地点がどういったものになるか、どうぞ最後まで見届けてください。
感想ありがとうございました!
青猫拝
更新嬉しいです。
恩赦が出て、お互いの気持ちを確かめ合えてとても幸せです。
レオンが穏やかな日々で過ごせるところを垣間見えれば嬉しいです。
続き楽しみにしています
二人の夫婦としての歩みはかなりノロノロでしたが、やっとここまで来れました。
完結に向けて佳境ですが、二人の新しい生活のことも書きたいと思っています。
感想ありがとうございました!
青猫拝
お返事と!!更新!ありがとうございます!
セリーナ!尊い…!😭🙏✨✨
興奮してます…!
もう一度初めから読み直します!
恩赦が下りますように!
こちらこそありがとうございます!
なんとかこの二人をハッピーエンドまで持っていきたいと思います。
Web大賞で鐘の鳴る古都でをお見かけし、青猫さんの作品を読むようになりました。3月ごろにこの作品も一気に読み、再度更新分含め熟読いたしました。
前回も今回も涙無くしては読めず、気持ちが途切れず一気に読めました。
いつも思うのは文章の流れや描写がとてもうまいことです。
日本とは違う背景や文化なのに入り込むように理解でき、まるで本人の近くにいるみたいに情景が思い浮かぶのです。
レオン達の家も勝手ながら想像して楽しめています。
何故王都に呼ばれたのか?忍笑いが、少し明るそうな未来を見せてくれましたがまだまだ心配です。
ぜひ続きを読ませてください。
楽しみにしております。
レオンくんが愛おしいです。
水瀬様
感想のお返事が大変遅くなって申し訳ありません。しかもこの拙作はしばらく更新が止まっていて、お待たせしてしまいました。
情景や描写を楽しんでいただけてとても嬉しいです。私の頭の中にあるものを少しでも文章で表現できたらと格闘していますが、読者さんそれぞれに人物や舞台を想像してもらえると頑張った甲斐があるなとエネルギーになります!
これから物語も佳境になりますが、どうぞ最後までお付き合いください。
感想ありがとうございました!
青猫拝
いつも楽しく拝見させて頂いています、大好きな、本当に大好きな小説です。
ドキドキのラブラブな日常から、あまりにも激変の展開におののいています。
2人はどうなるの!?レオンが殺人で捕まっちゃったら、誰がセリーナを幸せにするの!?
激辛展開に心臓がついていけません。
許せなかったんでしょうが、レオンに制裁をうけた人達は、苦しまずに楽に死ねましたね…
それに反して2人の今後を思うと旨が痛みます。セリーナも随分心身共に傷ついているでしょうし。是非ともハッピーエンドをお願いします!
次の更新、お待ちしてます。
tamahona様
感想ありがとうございます。
最初はラブラブな場面だけを書きたくて始めた連載だったのですが、こんな坂を転げ落ちるような展開になってしまいました。二人にはまだこれから困難がありますが、作者としてはやっとまた二人一緒の場面が書けるのが救いです。きっとレオンはまたイジイジしますし、セリーナに頑張ってもらいましょう。
もちろんハッピーエンドは保証します!それまでのレオンとセリーナの道のりを、どうぞ引き続きお楽しみください。
青猫拝
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