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第71話 量よりも質
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「リ◯ル様!..........じゃ無くて!ロベルさん!
王軍がなんか問前でドンちゃん騒ぎをしてます!」
へ~シャイニングパールって未だに俺の名前が覚えられないんだ
て言うか戦争の準備をドンちゃん騒ぎで表現するってちょっと斬新だな
「ようするは王軍が突撃寸前ってこと?」
「はい!そうとも言えます!」
そうとしか言わないと思うんだけどなー
ともあれやっと来たか!
「じゃあ、他の皆に言うのは俺のクローンに任せてもいいから、準備しに行ったら?なんかアイテムを作ってたでしょ?」
「あっ、影◯身便利ですね、忍者風だし、良いな~」
「はいはい、適当なこと言ってないで準備をする」
「は~い」
と言う事で俺はクローンをやく十人作って伝言を任せた
みんなが作ったアイテムが無駄になったら残念だし
◇◇◇◇
「お~、全員馬やら、なんだ?ちょっと大きいトカゲ?に乗っとるな」
「ゴーンさん、準備は出来てる?」
「おう、安心せい、在庫もかなりある」
そう言って今までの中で最高の笑顔を見せながら彼は山の様に積もった玉を見せた
て言うか、ドラゴンがほぼ主食の村じゃ
王都で最高ランクの乗り物であるコドラがトカゲに毛が生えた様な生き物同然なんだ
「ねえ、デカいトカゲに股がってる三人は残してくれる?最後自分で仕留めたい..........一人で仕留めるから...」
ちゃんと他の皆にもクズへの手出しはするなって言いに行こう
「そ、そうか.....」
おっと、また怖い顔になってたのかな?
おや、手に持ってた小石が砕けちゃってるじゃ無い、石っころは弱いな~
◇
ゴーンが初めの玉を投げたのは俺が全員に指示をだしたすぐ後だった
最初思考が止まったように立ち止まった兵士たちも異変に気づいた
でも、もう遅い
「お前ら!!!
コイツラに犬族に喧嘩を売ったこと!俺を追放した事!その愚かさを痛感させるぞぉ!!!」
「「「「おおおおおお!!!!」」」」
そう言うと門付近の犬族達が全員アイテムや作戦を始めた
直接気絶させに行く者も居たし、
アイテムで視界や服を奪ってしまう者も居た
(服を溶かす液体を作ったのはこの前相談に行った神様だった、笑顔が眩しい位素直だった)
「改めて見ると怖いなこの村」
逃げ出す兵士には見向きもしないで包囲網を作ってしまってるし
王都の兵士に同情しそう......
「よっしゃあ!そこが終わったら皆でアイツラを追い払うぞ!!!」
まあ、もっとひどい扱い受けたし、同情のクソもないけどね!
「ねえ、ロベルくん、まだ?」
あっ、時間をかけ過ぎたかな?
「ちょっと待ってよ、後すぐで終わりそうだし、まだ兵はいっぱい居るしね」
「は~い。
あとちょっとだって!!!」
「は~い」
「え~」
リンに答えた方に振り返るとそこには犬族がいっぱい居た、村の半分?位かな?
リンママは居たけどリンパパは何処にも見当たらない........どっかで気を失っているんだろう。うん
マジシャンのスキルって戦場だったら面白そうだと思ってたのに、
まあ他の全員は居るみたいだから我慢するけどね
そしてその全員はプレゼントを待つ子供みたいな無邪気な笑みを浮かべながら撤退してる兵と勇者を目で追っている
数年後この村が世界征服でもしてたら納得する自分が居るだろうなー
「ロベル~!
敵を裸族にしといたぜ~、神だし余裕だけどな」
全員裸族って...........ぷっ!想像したら笑えるなそれ
「か、神さん、終わったなら [終わったぜ~] とかで良いですよ。
あと、俺と芸人になりませんか?」
「何言ってんだお前?それより残りの兵士はどうする?他にもやらせる?」
「そうですね、他の人にもやらせるのも大事ですもんね
(この人が続けたら全員が裸になってるだろうな.............ぶほっ!シュール過ぎるじゃん!)」
よし、今度絶対にこの神と一日過ごそう、絶対に面白い!
「ロベルくん、矢が飛んできたけど、どうするの?」
「や?」
「あそこ」
リンの指の先にあったのは確かに矢だった
接近戦は無理だと悟って遠距離攻撃に変えたのかな?
は~愚かだな~
こっちには防空だけの為に作られた隊が居るってのに
「炎!岩くん!水!雷!矢を消して!」
「あ、あの俺も良いですか?」
「あっ!サムさんでも他の皆も勿論!!!」
そう命令をだした一秒後には矢が全て消えていた
龍の頑張りも凄かった(一瞬)
でもサムさんが扱う草も、リンママの光魔法も
どれも大活躍だった!
「みんな!すごいぞ!この調子で頼む!」
「「「おおおおお!!!」」」
「じゃあ、突撃ー!!」
そう言って俺達は残った兵士に突っ込んだ
人数は相手が倍以上だった
だが量よりも質、相手は俺らの完璧な作戦にハマっていき、どんどんこっちが優勢になっていた
俺の作戦は至って簡単だ、炎の捕獲時と同じことをするだけ、アイテムボックスに入れて行くだけだ、檻を作ってみたけど、もろいから安全安心のアイテムボックスを採用したって訳だ
リンのは面白くて、テレポートで背後に回って吸盤?を相手にくっつけ、その後は兵になんでもやらせれるみたいで、かなり面白がっていた
村長の姿は見えなかったけど、たまに兵士が謎に崩れ落ちてたし、まあ居たんだろう
姿が見えないと言えば、クズどもはどうやら奥で見てるだけのようだ
傍観者ぼうかんしゃというよりバリバリ関係者だと思うけど
事故って死ぬ確率が減るしまあ、今回は素直に喜ぼう
それよりも、今は目の前の敵を無力化するのが先だ
王軍がなんか問前でドンちゃん騒ぎをしてます!」
へ~シャイニングパールって未だに俺の名前が覚えられないんだ
て言うか戦争の準備をドンちゃん騒ぎで表現するってちょっと斬新だな
「ようするは王軍が突撃寸前ってこと?」
「はい!そうとも言えます!」
そうとしか言わないと思うんだけどなー
ともあれやっと来たか!
「じゃあ、他の皆に言うのは俺のクローンに任せてもいいから、準備しに行ったら?なんかアイテムを作ってたでしょ?」
「あっ、影◯身便利ですね、忍者風だし、良いな~」
「はいはい、適当なこと言ってないで準備をする」
「は~い」
と言う事で俺はクローンをやく十人作って伝言を任せた
みんなが作ったアイテムが無駄になったら残念だし
◇◇◇◇
「お~、全員馬やら、なんだ?ちょっと大きいトカゲ?に乗っとるな」
「ゴーンさん、準備は出来てる?」
「おう、安心せい、在庫もかなりある」
そう言って今までの中で最高の笑顔を見せながら彼は山の様に積もった玉を見せた
て言うか、ドラゴンがほぼ主食の村じゃ
王都で最高ランクの乗り物であるコドラがトカゲに毛が生えた様な生き物同然なんだ
「ねえ、デカいトカゲに股がってる三人は残してくれる?最後自分で仕留めたい..........一人で仕留めるから...」
ちゃんと他の皆にもクズへの手出しはするなって言いに行こう
「そ、そうか.....」
おっと、また怖い顔になってたのかな?
おや、手に持ってた小石が砕けちゃってるじゃ無い、石っころは弱いな~
◇
ゴーンが初めの玉を投げたのは俺が全員に指示をだしたすぐ後だった
最初思考が止まったように立ち止まった兵士たちも異変に気づいた
でも、もう遅い
「お前ら!!!
コイツラに犬族に喧嘩を売ったこと!俺を追放した事!その愚かさを痛感させるぞぉ!!!」
「「「「おおおおおお!!!!」」」」
そう言うと門付近の犬族達が全員アイテムや作戦を始めた
直接気絶させに行く者も居たし、
アイテムで視界や服を奪ってしまう者も居た
(服を溶かす液体を作ったのはこの前相談に行った神様だった、笑顔が眩しい位素直だった)
「改めて見ると怖いなこの村」
逃げ出す兵士には見向きもしないで包囲網を作ってしまってるし
王都の兵士に同情しそう......
「よっしゃあ!そこが終わったら皆でアイツラを追い払うぞ!!!」
まあ、もっとひどい扱い受けたし、同情のクソもないけどね!
「ねえ、ロベルくん、まだ?」
あっ、時間をかけ過ぎたかな?
「ちょっと待ってよ、後すぐで終わりそうだし、まだ兵はいっぱい居るしね」
「は~い。
あとちょっとだって!!!」
「は~い」
「え~」
リンに答えた方に振り返るとそこには犬族がいっぱい居た、村の半分?位かな?
リンママは居たけどリンパパは何処にも見当たらない........どっかで気を失っているんだろう。うん
マジシャンのスキルって戦場だったら面白そうだと思ってたのに、
まあ他の全員は居るみたいだから我慢するけどね
そしてその全員はプレゼントを待つ子供みたいな無邪気な笑みを浮かべながら撤退してる兵と勇者を目で追っている
数年後この村が世界征服でもしてたら納得する自分が居るだろうなー
「ロベル~!
敵を裸族にしといたぜ~、神だし余裕だけどな」
全員裸族って...........ぷっ!想像したら笑えるなそれ
「か、神さん、終わったなら [終わったぜ~] とかで良いですよ。
あと、俺と芸人になりませんか?」
「何言ってんだお前?それより残りの兵士はどうする?他にもやらせる?」
「そうですね、他の人にもやらせるのも大事ですもんね
(この人が続けたら全員が裸になってるだろうな.............ぶほっ!シュール過ぎるじゃん!)」
よし、今度絶対にこの神と一日過ごそう、絶対に面白い!
「ロベルくん、矢が飛んできたけど、どうするの?」
「や?」
「あそこ」
リンの指の先にあったのは確かに矢だった
接近戦は無理だと悟って遠距離攻撃に変えたのかな?
は~愚かだな~
こっちには防空だけの為に作られた隊が居るってのに
「炎!岩くん!水!雷!矢を消して!」
「あ、あの俺も良いですか?」
「あっ!サムさんでも他の皆も勿論!!!」
そう命令をだした一秒後には矢が全て消えていた
龍の頑張りも凄かった(一瞬)
でもサムさんが扱う草も、リンママの光魔法も
どれも大活躍だった!
「みんな!すごいぞ!この調子で頼む!」
「「「おおおおお!!!」」」
「じゃあ、突撃ー!!」
そう言って俺達は残った兵士に突っ込んだ
人数は相手が倍以上だった
だが量よりも質、相手は俺らの完璧な作戦にハマっていき、どんどんこっちが優勢になっていた
俺の作戦は至って簡単だ、炎の捕獲時と同じことをするだけ、アイテムボックスに入れて行くだけだ、檻を作ってみたけど、もろいから安全安心のアイテムボックスを採用したって訳だ
リンのは面白くて、テレポートで背後に回って吸盤?を相手にくっつけ、その後は兵になんでもやらせれるみたいで、かなり面白がっていた
村長の姿は見えなかったけど、たまに兵士が謎に崩れ落ちてたし、まあ居たんだろう
姿が見えないと言えば、クズどもはどうやら奥で見てるだけのようだ
傍観者ぼうかんしゃというよりバリバリ関係者だと思うけど
事故って死ぬ確率が減るしまあ、今回は素直に喜ぼう
それよりも、今は目の前の敵を無力化するのが先だ
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