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第58話 最強の聖剣現る(笑)
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「し、師匠はやっぱり凄いっすね.........龍を捕まえるなんて普通無理っすよ......」
おっと岩くんがこんな深刻そうな顔をするなんて.........ただ事では無いか、頭を打ったかだな
「うん.....でもどっちも可哀想」
「いや、あそこには入った事あるけど、そんなに怖いか?」
ただ暗いだけじゃなかったっけ?
「うん、歩いても、飛んでも、掘っても、ブラックホールを生成しても、先が無い恐怖........寝たくても寝れない..........恨みたくなり......」
よーし、これからアイテムボックスに物を入れる時はちゃんと心を込めよう!込めなかったら恨まれそう..........
て言うか待って!ブラックホールって聞こえたんだけど....................き、聞かなかった事にするか、きっとジョークだ
「そんな事よりも、これからどうする?
二匹ともアイテムボックス内に一生入れておくか?」
「ひいぃ」
うわあ、炎の悲鳴かわいいー........ 俺が思ってる事怖いいー
「いや、流石にそれは気が引けますし、あんなにでっかいのはちょっと出したいし..........じゃあ、三日後に出して見て様子を見ましょう」
て言うかこの人には心が無いのか?
炎の話を聞いた後にその発言はただのアホか図太いアホしかしないよ!
「でも、大丈夫なの?身内でしょ?この際は龍内か?いや、違うな.........」
「あっ、師匠の事ですし、殺さない限り大丈夫ですよ!」
「右に同じく......」
なら三日入れておくで良いな
あれっ、殺したら俺をどうする気なの?
◇◇◇◇
三日後、他四人/匹と共に平原にて集合した(ドラゴンの死骸が多数)
何故こんなにも回りくどくないのか?
それはホテルも完成し、そこでリンと炎と戯れていたら三日経っていたからだ........本当(まじ)で!
三日間、もっといっぱいやった!と思う、いや思いたいでも......本当に炎とリンが可愛すぎるのが罪だ!
あのほっぺ!鱗!笑い方!火の音!
あと、岩くんと村長の修行も終わったし、
アイテムボックスから出そう!と言う事になって、俺等は集まった
「じゃあ、出すけど、リンはテレポートの準備をしてて、村長は...........炎と岩くんも気おつけてな」
「のうロベル、儂みたいな普通の年寄には優しく接するのが普通じゃろ」
「普通の年寄りになってから言え!!!」
て言うか何で年寄り感を出すんだよ!俺より口調若いくせに!
「リンちゃーん、ロベルが冷たいよぅ!」
「口調が気持ち悪いな!リン!今すぐ逃げろ!」
「はいはい、村長もロベルも喧嘩は止めて、集中する!」
リンに説教されるとはな..........
村長もシュンとしてるし
さっさと二匹とも出すか
「じゃあ、出します!アイテムボックス」
そう言ってだしたら俺達は自分の目を疑った
そう、今、目の前に見えたのはこの前の威厳の欠片(かけら)もない二匹の無様の姿
雷は生まれたての羊みたいにぷるぷる震えてるし
水の方は目を瞑(つぶ)りながら耳を手?腕?鱗?爪?で塞ぎながら何かをブツブツ呟いていた
「ね、ねえ、ロベルは二匹になにしたの.......酷いことして無いよね..........」
「して無いよ!俺がそんなに酷いことしないよ!」
「おいロベル、雷は炎と全く同じ感じだが、水は明らかに変だぞ、マジで拷問とかして無いだろうな......」
だーかーらー!
して無いって!
「して無いよ!でも、言われてみたら雷結構あの時の炎に似てるな........そう言えば、アイツラどこ行ったんだ?」
「炎ちゃんは雷を励ましに行ったけど.........岩ちゃんは何処なんだろう?」
いや、待って、ちゃん付けなんだ
て言うかマジで炎が雷を励ましてるじゃん.....あっ、今ビンタをした........えっ、そんな事する?!.........おお....
「師匠!起こしましたよ!」
あっ、岩くんって水を起こしてたんだ..........
後で炎に会話の行方を聞いておこう
「に、人間!お前!」
うわあ!なになに!今数トンはするであろう一匹の龍が突っ込んで来たんだけど!!
「は、はい?」
「あ、あの聖剣は知ってるか?!」
「聖剣........ああ、うん、俺のだし.....」
「よし分かった!
俺と水(すい)も何でもする!!!だからあの剣を消してくれ!
溶岩にでも打(ぶ)ち込んで!いや!アイテムボックスに残すだけで良い!」
そう言いながら二匹とも土下座.........に限りなく近いものを見せてくれた
リンと村長も戸惑ってるし.........正直、どうすれば良いか全く分からない.......
でも確かに 何でも は聞こえた......ぐふっ
「そうか、まあ詳細は後で聞くとして、良いが
条件がある、
逃げない!
従う!
休んだり出掛けたいなら言う!
そして一番大事.........そう」
「「そう.........」」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
アイテムボックス内にて、一部の会話
「それで、アイツが来たのよ!せっかく勇者来てた所を奪って!聞いてる!?」
「う、五月蝿(うるさ)い!
もう十九回目なんだよ!雷も死にかけてるじゃねーか!
最強の聖剣でも龍を倒すのもっとムズいわ!
なんで会話だけでそう嫌われる事が出来るんだよ!?」
「それで、あの剣が山を切るわけよ、山よ!山!
もうバグだよ!(無視)」
「ぐあああああああああ!う。る。さ。い。!!!この鉄!!!」
おっと岩くんがこんな深刻そうな顔をするなんて.........ただ事では無いか、頭を打ったかだな
「うん.....でもどっちも可哀想」
「いや、あそこには入った事あるけど、そんなに怖いか?」
ただ暗いだけじゃなかったっけ?
「うん、歩いても、飛んでも、掘っても、ブラックホールを生成しても、先が無い恐怖........寝たくても寝れない..........恨みたくなり......」
よーし、これからアイテムボックスに物を入れる時はちゃんと心を込めよう!込めなかったら恨まれそう..........
て言うか待って!ブラックホールって聞こえたんだけど....................き、聞かなかった事にするか、きっとジョークだ
「そんな事よりも、これからどうする?
二匹ともアイテムボックス内に一生入れておくか?」
「ひいぃ」
うわあ、炎の悲鳴かわいいー........ 俺が思ってる事怖いいー
「いや、流石にそれは気が引けますし、あんなにでっかいのはちょっと出したいし..........じゃあ、三日後に出して見て様子を見ましょう」
て言うかこの人には心が無いのか?
炎の話を聞いた後にその発言はただのアホか図太いアホしかしないよ!
「でも、大丈夫なの?身内でしょ?この際は龍内か?いや、違うな.........」
「あっ、師匠の事ですし、殺さない限り大丈夫ですよ!」
「右に同じく......」
なら三日入れておくで良いな
あれっ、殺したら俺をどうする気なの?
◇◇◇◇
三日後、他四人/匹と共に平原にて集合した(ドラゴンの死骸が多数)
何故こんなにも回りくどくないのか?
それはホテルも完成し、そこでリンと炎と戯れていたら三日経っていたからだ........本当(まじ)で!
三日間、もっといっぱいやった!と思う、いや思いたいでも......本当に炎とリンが可愛すぎるのが罪だ!
あのほっぺ!鱗!笑い方!火の音!
あと、岩くんと村長の修行も終わったし、
アイテムボックスから出そう!と言う事になって、俺等は集まった
「じゃあ、出すけど、リンはテレポートの準備をしてて、村長は...........炎と岩くんも気おつけてな」
「のうロベル、儂みたいな普通の年寄には優しく接するのが普通じゃろ」
「普通の年寄りになってから言え!!!」
て言うか何で年寄り感を出すんだよ!俺より口調若いくせに!
「リンちゃーん、ロベルが冷たいよぅ!」
「口調が気持ち悪いな!リン!今すぐ逃げろ!」
「はいはい、村長もロベルも喧嘩は止めて、集中する!」
リンに説教されるとはな..........
村長もシュンとしてるし
さっさと二匹とも出すか
「じゃあ、出します!アイテムボックス」
そう言ってだしたら俺達は自分の目を疑った
そう、今、目の前に見えたのはこの前の威厳の欠片(かけら)もない二匹の無様の姿
雷は生まれたての羊みたいにぷるぷる震えてるし
水の方は目を瞑(つぶ)りながら耳を手?腕?鱗?爪?で塞ぎながら何かをブツブツ呟いていた
「ね、ねえ、ロベルは二匹になにしたの.......酷いことして無いよね..........」
「して無いよ!俺がそんなに酷いことしないよ!」
「おいロベル、雷は炎と全く同じ感じだが、水は明らかに変だぞ、マジで拷問とかして無いだろうな......」
だーかーらー!
して無いって!
「して無いよ!でも、言われてみたら雷結構あの時の炎に似てるな........そう言えば、アイツラどこ行ったんだ?」
「炎ちゃんは雷を励ましに行ったけど.........岩ちゃんは何処なんだろう?」
いや、待って、ちゃん付けなんだ
て言うかマジで炎が雷を励ましてるじゃん.....あっ、今ビンタをした........えっ、そんな事する?!.........おお....
「師匠!起こしましたよ!」
あっ、岩くんって水を起こしてたんだ..........
後で炎に会話の行方を聞いておこう
「に、人間!お前!」
うわあ!なになに!今数トンはするであろう一匹の龍が突っ込んで来たんだけど!!
「は、はい?」
「あ、あの聖剣は知ってるか?!」
「聖剣........ああ、うん、俺のだし.....」
「よし分かった!
俺と水(すい)も何でもする!!!だからあの剣を消してくれ!
溶岩にでも打(ぶ)ち込んで!いや!アイテムボックスに残すだけで良い!」
そう言いながら二匹とも土下座.........に限りなく近いものを見せてくれた
リンと村長も戸惑ってるし.........正直、どうすれば良いか全く分からない.......
でも確かに 何でも は聞こえた......ぐふっ
「そうか、まあ詳細は後で聞くとして、良いが
条件がある、
逃げない!
従う!
休んだり出掛けたいなら言う!
そして一番大事.........そう」
「「そう.........」」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
アイテムボックス内にて、一部の会話
「それで、アイツが来たのよ!せっかく勇者来てた所を奪って!聞いてる!?」
「う、五月蝿(うるさ)い!
もう十九回目なんだよ!雷も死にかけてるじゃねーか!
最強の聖剣でも龍を倒すのもっとムズいわ!
なんで会話だけでそう嫌われる事が出来るんだよ!?」
「それで、あの剣が山を切るわけよ、山よ!山!
もうバグだよ!(無視)」
「ぐあああああああああ!う。る。さ。い。!!!この鉄!!!」
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