上 下
52 / 78

第52話 よっわ

しおりを挟む
これはまだチート村に人間が一人しか居なくて、ブリジットの存在すら誰も知らなかった頃の話.........いや、まあ全然昔じゃ無いけど、どっちかと言うと最近の方が近いかもな

どっちかと言うと、勇者の目の前に現れる前の粗筋(あらすじ)的なね!漢字合ってるか知らんけど、とまあ、作品のメタ発言係でした!

◇◇◇◇


「はー、暇やなー、健二さんも、ロングテレポ.........ディメンションチェンジ!を教えてくれたのは嬉しいけど、使い方がな......変な所に飛んにゃったりするし」

はー、流石に山の頂上はビビったよ、マナ少なかったらあのまま餓死か凍結死で逝ってたと思うし

「なーにろベルクン?また悩み事?」
「ああ、少しな、でもそれより何かあるの?」
「いや、無いけど.........ただ心配で....」

そうか、ただただこの子が神だと言う事か

お、俺の為にこんなに心配してくれるなんて.......泣けてくるよ

「ありがとな、それならお前のチャーンハーが良いかな?あの料理は特に好きだったし!」
「えっ!美味しかった!?だよね!よーし!たっぷりーーーー作るから待っててね!」
「うん、有難う」

伸ばし棒そこに使う?普通 たーーーっぷり 的な何かじゃ無いの?

まあ良いけど、指摘されたらどっかに飛ばされる訳でもネーし、どっちみちテレポ........ディメンションチェンジすれば直ぐに戻って来られるけどね、

あれっ、そう言えば?どこまでが限界なんだろうかな?

良いから試してみ見ようかな!

よーし、うざいモノマネも出来たし。

この検証ガチでやるか

なんか意外と暇つぶし中が一番頭いいと思うは俺、うん、どうでも良いと

「リン!ちょっと外に行くけど、すぐ戻るから!作って待っててくれる?」
「えっ、いy」

いいぇす!だな!オッケーイ、行ってきます!

と思い、王都に飛んだ、下、どこかの家の地下を目指してだ、人に会うのが目的じゃ無いからな

そう思い、飛ぶとまた地面から離れてて

慌てて物を取ったが、固定されていないみたいで俺は情けなく ズルっ! と落ちた

そしてその時、声が聞こえ、

俺が振り向いた時の最初の反応が ウエッ! だった.........何故リクと会うんだ?何人このクソ街に住んでると思ってるんだよ!

俺とリクは陽キャと陰キャ位違うんだよ!..........実際そうだし!しくっ

◇◇◇◇
それが何故俺がリk.........クズの前に来て、剣を取った経由だ

そして、今、この何とも言えない気まずい空気になっているのもそのせいだ..........

「だ!黙れ!それよりどうやってここに来た!?どうして急に現れた!?」

うわあ、そりゃ知らないよね...........それよりも怠慢(たいまん)はらない?俺今右手が疼(うず)いてるよ

(注 ロベルはダークユニオンに入ってないし中二病でもない!)

「って!何あの人ちゃっかり聖剣持っちゃってるんですか!?」

アニャも相変わらず五月蝿(うるさ)いな

て言うか、これが聖剣なんだ?

あっ、でも言われてみれば特別そう......かも?しれない

「おい、リク!」
「ああん?なんだよ」
「おい、お前立場分かってる?俺は聖剣、お前は...........何も無い!」
「今、言い返しがなにも思いつかなくて適当に行ったよね!うわっ、恥ずかしー、だから追放されるのよ!」

威勢だけ良いなコイツ、まあ俺と距離取りながらじゃ無かったらまだ良いけど、

今君後ろに歩いてるね?

「おいっ!ロベル!どうして生きている!?」
「いや、運が良くてね、犬族が助けたんだよ、君等もあの力は知ってるよね?

おっと、意地悪かなこれは?」

そう言うとさっきまで(ある程度)冷静だった三人の顔が真っ赤になった

相当ダメージが痛かったのだろうな、今も拳を強ーく握ってるリクが見えるし

「よ、よし、犬族に助けられたか何か知らねーけど!お前を今、ここで逝かせてやる!
感謝しな!勇者が殺してやる!」

そう言い、彼は突っ込んできた



魔物をいっぱい倒して膨大な経験値を得た俺からしたら正直、亀だな、遅い

テレポートで避けなくても走れば後ろが取れる

実際、数ヶ月前の俺だったらこの考える間に2回は殺されとぃただろう.........逆にまだ死んでいないのがおかしいのか?

とまあ、残されたのは一択

バッコーン!ガシャンゴロゴロ!ボキッ!

「ストライーク!いや、1本(アニャ)外したか」
「ちょっ、へ?り、リク!大丈夫!?」
「安心しろ、今は壁にめり込んでるけど手加減して蹴ったし、すぐ治るよ
(今壊れたらまだモヤモヤが残るだろうし)」
「あ、アンタ!わ、私だけでも殺さないで!こ、この体に触らせるから.......」

へー、その体か~

「ふーん」
「く、唇もあげるは........」
「そうかそうか........なに処女ぶってんだよ!毎晩リクうるさくしやがって!テメーの体いらねーよ!テメエの百億万倍かわいい彼女が居る
し!」

ボコッ

そう言い、彼女も蹴る、リクより強く、俺を買収しようとしやがって

.........

「はー、なんかもう仕返ししたいけど、こうなったらいくら叩いても意味ないんだよねー」

全く、どうすれば良いのやら..........

待て、そもそも、コイツ等の活動場、いや、コイツ等 "と" クソ王の活動場、そう王都をぶっ飛ばさせるのは.......

いや、それじゃコイツ等の崩壊する顔が見えない、もっとダメージがデカイのを叩き込まんと...............あれっ、王都に人が居なくなれば、どっちも要らなくなるんじゃね?

そう思うと、ロベルは村に帰って作戦を練り始める(温泉もその日、帰った時見つけた物だ)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します

怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。 本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。 彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。 世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。 喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

レディバグの改変<W>

乱 江梨
ファンタジー
 悪魔が忌み嫌われ、差別される世界――アンレズナには、〝レディバグ〟という謎めいた組織が存在していた。目的不明、その規模も不明であるが、レディバグの構成員は全て強者揃い。そして、そんなレディバグの長は〝悪魔の愛し子〟という噂があった。  対して、かつて罪を犯した悪魔を討伐した勇者の血を受け継ぐ〝勇者一族〟の一人として生まれ、勇者に選ばれながら〝勇者一族の恥さらし〟と蔑まれる勇者――ユウタロウは、祖国で起きた通り魔事件を調べることになり――。  ※主人公はアデル・クルシュルージュですが、彼は途中から正体を隠しつつ登場します。一章の終盤で正体を明かすので、それまで読者様は一体誰がアデルくんなのか予想しながらお読みいただけると、より楽しめるかと思います。  ※本作は「レディバグの改変<L>」の続編となっておりますが、前作を知らない方でも楽しめるように執筆しております。本作を読んで興味を持ってもらえれば、前作の<L>にも目を通して頂けるとありがたいです。「レディバグの改変<L>」→ https://www.alphapolis.co.jp/novel/608895805/996470486  ※小説家になろう様との同時投稿です。二日に一話ずつ投稿予定です。

もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!

ありぽん
ファンタジー
いつも『もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!』をご愛読いただき、ありがとうございます。 10月21日、『もふもち』コミカライズの配信がスタートしました!! 江戸はち先生に可愛いジョーディ達を描いていただきました。 先生、ありがとうございます。 今後とも小説のジョーディ達、そしてコミカライズのジョーディ達を、よろしくお願いいたします。       ********* 小学3年生の如月啓太は、病気により小学校に通えないまま、病院で息を引き取った。 次に気が付いたとき、啓太の前に女神さま現れて、啓太自身の話を聞くことに。 そして啓太は別の世界の、マカリスター侯爵家次男、ジョーディ・マカリスターとして転生することが決まる。 すくすくそだった啓太改めジョーディは1歳に。 そしてジョーディには友達がいっぱい。でも友達は友達でも、人間の友達ではありません。 ダークウルフの子供にホワイトキャットの子供に。何故か魔獣の友達だらけ。 そんなジョーディの毎日は、父(ラディス)母(ルリエット)長男(マイケル)、そしてお友達魔獣達と一緒に、騒がしくも楽しく過ぎていきます。

精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない

よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。 魔力があっても普通の魔法が使えない俺。 そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ! 因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。 任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。 極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ! そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。 そんなある日転機が訪れる。 いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。 昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。 そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。 精霊曰く御礼だってさ。 どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。 何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ? どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。 俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。 そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。 そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。 ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。 そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。 そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ? 何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。 因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。 流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。 俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。 因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?

魔力吸収体質が厄介すぎて追放されたけど、創造スキルに進化したので、もふもふライフを送ることにしました

うみ
ファンタジー
魔力吸収能力を持つリヒトは、魔力が枯渇して「魔法が使えなくなる」という理由で街はずれでひっそりと暮らしていた。 そんな折、どす黒い魔力である魔素溢れる魔境が拡大してきていたため、領主から魔境へ向かえと追い出されてしまう。 魔境の入り口に差し掛かった時、全ての魔素が主人公に向けて流れ込み、魔力吸収能力がオーバーフローし覚醒する。 その結果、リヒトは有り余る魔力を使って妄想を形にする力「創造スキル」を手に入れたのだった。 魔素の無くなった魔境は元の大自然に戻り、街に戻れない彼はここでノンビリ生きていく決意をする。 手に入れた力で高さ333メートルもある建物を作りご満悦の彼の元へ、邪神と名乗る白猫にのった小動物や、獣人の少女が訪れ、更には豊富な食糧を嗅ぎつけたゴブリンの大軍が迫って来て……。 いつしかリヒトは魔物たちから魔王と呼ばるようになる。それに伴い、333メートルの建物は魔王城として畏怖されるようになっていく。

異世界転生は、0歳からがいいよね

八時
ファンタジー
転生小説好きの少年が神様のおっちょこちょいで異世界転生してしまった。 神様からのギフト(チート能力)で無双します。 初めてなので誤字があったらすいません。 自由気ままに投稿していきます。

こちらの異世界で頑張ります

kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で 魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。 様々の事が起こり解決していく

【完結】些細な呪いを夫にかけ続けている妻です

ユユ
ファンタジー
シャルム王国を含むこの世界は魔法の世界。 幼少期あたりに覚醒することがほとんどで、 一属性で少しの魔力を持つ人が大半。 稀に魔力量の大きな人や 複数属性持ちの人が現れる。 私はゼロだった。発現無し。 政略結婚だった夫は私を蔑み 浮気を繰り返す。 だから私は夫に些細な仕返しを することにした。 * 作り話です * 少しだけ大人表現あり * 完結保証付き * 3万5千字程度

処理中です...