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第45話 エクセトラ

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「おっほん、アナタ方が落としたのは、この金のヤツですか?それともこっちの普通のヤツですか?」
「「「「。。。なんか出てきたああああ!?!?」」」」

うわっ!おとぎ話のあれ!?

嘘ついたら盗まれるやつ!?

「うるさいわね、もう、数年ぶりの人なのに.........大声で叫ぶのって最近流行ってるの?こんな所に居るもんだから分からなくてぴえんよ」

ぴえん?なにそれ?

どっかの魔物の名前?黄色かったりして...........何言ってんだ俺?

「す、スミマセン..........どう呼べば?」
「うーん、そうね、ゴッドbutifull女神様、で良いわ」
「「「。。。」」」

うん、そう来るのね、ドMの次は痛い人か、

普通に整ってる顔、緑でキレイな髪、青と緑のオッドアイ..........リンの方が可愛いな、うん

「オッホン、ブリジットさん、儂のグラス貰えるか?因みに普通の奴じゃ」
「あっ、はい、どうぞ、あっ、こっちの金の方もあげますよ、どうぞ............ブリジット!?......悪く無いわね......ブリジット」

そう言いながら付けられた名前を何度も口にする彼女は気持ち悪かったとさ

例えるなら遊園地で黒い服を纏(まと)って高校生に薬をあげる人の様な不気味さ......

「じゃあね!ブリジット.....今度来た人に使うわ」

そう言い彼女は水の中に潜っていった.......

「す、すごい人だったね」
「そうだね」
「あの小娘、まだ居たんだ?なあ炎」
「うん、それはちょっと思った」

へー、岩くんと炎はこの人知ってるんだ?

今度詳細を聞くか、それより

「ねえ、今この人がくれた金は本物ですかゴーンさん?」
「ああ、驚きじゃが、マジ物の金だ」
「へー.....あのー、いい案があるんですけど、皆聞いてくれ!」

そう言いさっき浮かんだ妙案を全員に伝える

一番食い気味だったのはゴーンさんだった

「よし!やろう!」

そう言い、彼は瓶をもう一本思いっきり池にぶん投げた

「おっほん、アナタ方が落としたのは、この金のヤツですか?それともこっちの普通のヤツですか?私はブリジットです」

さっき同様、何かを池に投げたら彼女が出てきた、しかもした話もしっかり覚えていると言う神展開!!!

「って!なんでまた呼んだのよ!ぷん!」

そう言い、彼女は池に戻った

「次は私!」

そう言い、リンが瓶を投げると

「おっほん、アナタ方が落としたのは.............やめてよー!」

そう言い彼女はまた戻った..........なんか笑ってた?

「よーし、じゃああれ持って来て組み立てよう!」
「おおお!」

十分後


「なんでもう何も投げないのよ!.......て言うか何組み立ててるの?籠(かご)?檻(おち)?」

そう言い何故か池神は出てきた.......暇なの?

いや、逆にチャンスか!

そう思ったのは俺だけじゃ無く、村長とゴーンさんが同時に飛び出し彼女をガシッと掴み、檻に向って投げてきた

その一瞬で俺は檻を開け、彼女を受け入れた

(服は薄いものの、着ている 露出95% 布5% 位の感じかな?)

「ちょっ!あんた達!何してるのよ.........ドッキリってやつ!??!」
「いや、なんでちょっと嬉しそう何だよ?普通檻に打ち込まれたら叫ぶもんじゃ無いの?

俺だったらもう失神してたよ、今はテレポートがあるから良いけど」
「いや、人が何かしてくれる事って余りにも少ないから........」

待って........同士?ボッチ教の同士?

「お主、ロベルと話してもよいが、それよりも大事な話が有る」
「なに?」
「あっ、はい、村に来て貰えますか?勿論温泉やら池なら作ります!!」

そう問う

そう、檻や瓶を投げたのはこの為、彼女が同じ物でも金に出来るのかを知るため

それと言ったことは潜っても覚えているのか?

もし村に来れば................錬金術師居るし要らな......何処かで需要はあるやろ!!!

「ふーん、そう言う事ね....断るわ」

ぐっ

「「「えっ!?」」」
「何か驚く事でも?弱いものの、一応神である私、そう簡単に量産機に出来るとでも....」
「いや、そこじゃ無くて....」

キャラ変わった?

何このプレッシャー!?どうすれば天然可愛さマシマシ美女から 

カッコいいダークな美女に変われるの??

同一人物!?

「オイ、小娘、師匠やらへの口使い変えたらどうだ?殺すぞ....」
「そうだ!師匠負けr...........勝てー!」

岩くんまで、なんか本物の神みたい!

あと炎、檻に入れただけで敵の仲間になるの、止めて!

精神的に辛いから.........俺のかわいい炎が

「でも!村に来れば人に崇(あがめ)められますよ!」

そう言うと池神(ブリジット)の顔が少し和らいだ

「そ、それで頷くとでも思ったか」

あと一息やな、うん、これ程分かりやすい事ってある?

そして、これを理解したのは俺だけじゃ無く、リン達も同様で

彼女を説得するのも数分で終わった

結局村に来るのに要求されたのは

温泉を作る

一日一回話に付き合う

物を投げるなら、出来れば一気に投げる、

檻からだす!!!!

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