11 / 94
第1章
第十話 ~レストランでアホほど食う美凪に唖然とした件~
しおりを挟む
第十話
「さて。これで今日のLHRは終了だ。まぁ高校は中学までとは違い義務教育では無い。寄り道をしないで帰るな。とは言わない。だが、自分の行動には責任を持て」
自己紹介を終えた俺たちに、山野先生が諸連絡をする。
「明日から通常の授業になる。春休みの宿題などはその時に提出だ。成績に影響のあるテストも行われるから準備をしておけ」
「明日の六時間目がLHRになっているが、そこでは各委員を決めることになっている。海野は学級委員をやる。と言っているが、別に他の奴が立候補しても構わん。その場合はクジ引きとなる。あとは各委員は基本男女一人づつのペアになる」
「ここまでで何か質問はあるか?」
クラスメイトの誰からも質問は出なかった。
「よし。では解散」
山野先生はそう言うと、教室から出て行った。
「よし、凛太郎!!飯くいに行こうぜ!!」
「構わないぞ。サイセでいいか?」
幸也のセリフに俺は了承を示す。
「ねぇねぇ!!優花ちゃんも一緒に来るよね!?」
と、奏が美凪を飯に誘っていた。
「そうですね。私が一緒だと海野くんも喜ぶと思いますので、ご一緒させていただきますね」
「しれっと妄言を吐くなよ……」
俺のその言葉に美凪はニヤリと笑う。
「この超絶美少女と一緒にご飯を一緒に食べられるんです。感謝してくださいね」
「あぁ、はいはい。ちなみに、美凪。今日はちゃんと金を持ってるのか?」
「はい。お母さんから朝、お昼代として2000円貰いました。サイセリアならギリギリ足りると思います」
「……え?」
あのサイセリアの価格設定で一人で2000円って相当食わないとだぞ……
「ホントお前は良く食うな……」
「ふふん。この優花ちゃんのパーフェクトボディを維持するためにはしっかりと食べないとダメなのですよ。まぁ、昨日食べた隣人さんの夕飯は非常に満足だったと褒めてあげるです!!」
「ははは。ありがとうよ」
「……で。お前たちのイチャイチャは終わったか?」
「「……え?」」
俺と美凪の会話の様子を、幸也と奏が温かい目で見ていた。
「腹減ったし、サイセに行こうぜ。お前たちのイチャイチャはそこに着いてからでも良いだろ?」
「「イチャイチャしてない!!(です)」」
「息ぴったりだね!!」
バカップル二人にからかわれた俺と美凪は、同じようなタイミングでため息をついた。
『サイセリア』
俺と美凪は一度家に戻り、自転車に乗って駅前にある庶民の味方。サイセリアへと向かう。
『普通』の人間なら1000円握りしめればお腹いっぱいになる良心的な価格設定。
安さと美味しさを両立したイタリアンレストランだ。
この店のミラノ風ドリアは何回食べても飽きない。
俺たちは店に着くと、自転車を駐輪場に停めて店内へと向かう。
幸也が先に行って扉を開けてくれる。
こういうことをすんなり出来る所がこいつの良い所だと思っている。
「ありがとう、幸也」
「いつもの事だろ?」
店内に進むと、すぐに店員さんがやって来た。
『何名様ですか?』
「四名です。禁煙席でお願いします」
俺がそう言うと、店員さんは
『禁煙席に空きがありますのですぐにご案内できます』
と言って案内してくれた。
「飯時だけど空いてて良かったな」
「そうですね。私はお腹が空いてますからね」
「優花ちゃんがどのくらい食べるのか今から楽しみだよ!!」
「奏はもう少し食べた方がいいぞ?じゃないと胸に……いいっ!!??」
余計な事を口走った幸也の足を奏が踏み付ける。
「……何が言いたいのかな?幸也?」
「……いえ、なにも……」
「私のお胸は小さくないの。ちょっと物足りないだけよ」
「はい。おっしゃる通りです……」
そんなやり取りを見ながら、美凪が俺の耳元で言う。
「奏さんのおっぱいは小さいと思いますが」
「……お前。それを奏に言うなよ?命が惜しいならな……」
「……わかりました」
そして、俺たちは案内された席に座り、メニューを開く。
「俺と幸也は決まってるから先に選んでてくれ」
「凛太郎と二人で飲み物取ってくるよ」
「ありがとう幸也」
「ありがとうございます海野くん」
女の子二人に見送られて、俺と幸也は水を取りに行く。
「迂闊な一言だったな」
水を注ぎながら、俺は幸也に笑いながら言う。
「あはは。ちょっと口が滑ったな。まぁ、気にしてるところも可愛いところなんだけどな」
「はいはい。ご馳走様」
「凛太郎は美凪さんの下着を見たんだよな?」
「……事故だがな」
「やっぱりデカかったのか?」
「……黙秘で」
あの光景は俺だけのものにしておきたいからな。
「あはは。こんな会話が出来るのもここまでだな」
「向こうに行ったら出来ないからな」
なんて言いながら俺と幸也は水を持ってテーブルに戻る。
「お待たせ」
「お二人で楽しそうに話してましたね?」
何かあったんですか?
首を傾げる美凪に、幸也が笑いながら言う。
「凛太郎が美凪さんの下着はデカかった。って言ってたんだよ」
「ふええええぇぇ!!!!???」
「……幸也、てめぇ……」
楽しそうに笑っている幸也に、俺は非難の視線を向ける。
「り、隣人さん!!なんて会話をしてるんですか!!あの映像は今すぐ忘れてください!!」
「いや、あの光景はなかなか忘れられるもんじゃないだろ……」
「あぅ……」
俺の正直な一言に、美凪は顔を赤くして伏せた。
「まぁ……すまんな……」
「すまんな。じゃないです……」
「さて。頼むか」
俺は話題を変えるためにメニューを書いた紙を掴む。
「俺はミラノ風ドリアとミートスパゲティの大盛りだな」
「凛太郎。俺はハヤシライスとカルボナーラで」
「あいよ」
俺はメニュー票に書いていく。
「凛太郎くん。私はフォッカチオとシーザーサラダで」
「奏は本当に食わないな。もっと食った方が良いと思うけどな」
「あはは。あまり食べると気持ち悪くなっちゃうんだよね」
俺の言葉に奏はいつものように答えた。
「隣人さん!!私はですね!!」
「おう、美凪は何を食うんだ」
「ミラノ風ドリアとミートスパゲティの大盛りとベーコンとコーンのピザとシーザーサラダと青豆のサラダと辛味チキ……」
「ちょっと待て!!」
「……え?」
俺の静止に美凪が首を傾げる。
「ひ、一人で食うのか?」
「もちろんですよ。あ、ピザが食べたいんですか?ふふん。一切れなら分けてあげても良いですよ?」
「……いや、構わない。たくさん食う女は嫌いじゃない」
俺はそう言うと、美凪の注文を書いていく。
これなら確かに一人で2000円だな。
そんなことを思いながらメニュー票を眺めていた。
「さて。これで今日のLHRは終了だ。まぁ高校は中学までとは違い義務教育では無い。寄り道をしないで帰るな。とは言わない。だが、自分の行動には責任を持て」
自己紹介を終えた俺たちに、山野先生が諸連絡をする。
「明日から通常の授業になる。春休みの宿題などはその時に提出だ。成績に影響のあるテストも行われるから準備をしておけ」
「明日の六時間目がLHRになっているが、そこでは各委員を決めることになっている。海野は学級委員をやる。と言っているが、別に他の奴が立候補しても構わん。その場合はクジ引きとなる。あとは各委員は基本男女一人づつのペアになる」
「ここまでで何か質問はあるか?」
クラスメイトの誰からも質問は出なかった。
「よし。では解散」
山野先生はそう言うと、教室から出て行った。
「よし、凛太郎!!飯くいに行こうぜ!!」
「構わないぞ。サイセでいいか?」
幸也のセリフに俺は了承を示す。
「ねぇねぇ!!優花ちゃんも一緒に来るよね!?」
と、奏が美凪を飯に誘っていた。
「そうですね。私が一緒だと海野くんも喜ぶと思いますので、ご一緒させていただきますね」
「しれっと妄言を吐くなよ……」
俺のその言葉に美凪はニヤリと笑う。
「この超絶美少女と一緒にご飯を一緒に食べられるんです。感謝してくださいね」
「あぁ、はいはい。ちなみに、美凪。今日はちゃんと金を持ってるのか?」
「はい。お母さんから朝、お昼代として2000円貰いました。サイセリアならギリギリ足りると思います」
「……え?」
あのサイセリアの価格設定で一人で2000円って相当食わないとだぞ……
「ホントお前は良く食うな……」
「ふふん。この優花ちゃんのパーフェクトボディを維持するためにはしっかりと食べないとダメなのですよ。まぁ、昨日食べた隣人さんの夕飯は非常に満足だったと褒めてあげるです!!」
「ははは。ありがとうよ」
「……で。お前たちのイチャイチャは終わったか?」
「「……え?」」
俺と美凪の会話の様子を、幸也と奏が温かい目で見ていた。
「腹減ったし、サイセに行こうぜ。お前たちのイチャイチャはそこに着いてからでも良いだろ?」
「「イチャイチャしてない!!(です)」」
「息ぴったりだね!!」
バカップル二人にからかわれた俺と美凪は、同じようなタイミングでため息をついた。
『サイセリア』
俺と美凪は一度家に戻り、自転車に乗って駅前にある庶民の味方。サイセリアへと向かう。
『普通』の人間なら1000円握りしめればお腹いっぱいになる良心的な価格設定。
安さと美味しさを両立したイタリアンレストランだ。
この店のミラノ風ドリアは何回食べても飽きない。
俺たちは店に着くと、自転車を駐輪場に停めて店内へと向かう。
幸也が先に行って扉を開けてくれる。
こういうことをすんなり出来る所がこいつの良い所だと思っている。
「ありがとう、幸也」
「いつもの事だろ?」
店内に進むと、すぐに店員さんがやって来た。
『何名様ですか?』
「四名です。禁煙席でお願いします」
俺がそう言うと、店員さんは
『禁煙席に空きがありますのですぐにご案内できます』
と言って案内してくれた。
「飯時だけど空いてて良かったな」
「そうですね。私はお腹が空いてますからね」
「優花ちゃんがどのくらい食べるのか今から楽しみだよ!!」
「奏はもう少し食べた方がいいぞ?じゃないと胸に……いいっ!!??」
余計な事を口走った幸也の足を奏が踏み付ける。
「……何が言いたいのかな?幸也?」
「……いえ、なにも……」
「私のお胸は小さくないの。ちょっと物足りないだけよ」
「はい。おっしゃる通りです……」
そんなやり取りを見ながら、美凪が俺の耳元で言う。
「奏さんのおっぱいは小さいと思いますが」
「……お前。それを奏に言うなよ?命が惜しいならな……」
「……わかりました」
そして、俺たちは案内された席に座り、メニューを開く。
「俺と幸也は決まってるから先に選んでてくれ」
「凛太郎と二人で飲み物取ってくるよ」
「ありがとう幸也」
「ありがとうございます海野くん」
女の子二人に見送られて、俺と幸也は水を取りに行く。
「迂闊な一言だったな」
水を注ぎながら、俺は幸也に笑いながら言う。
「あはは。ちょっと口が滑ったな。まぁ、気にしてるところも可愛いところなんだけどな」
「はいはい。ご馳走様」
「凛太郎は美凪さんの下着を見たんだよな?」
「……事故だがな」
「やっぱりデカかったのか?」
「……黙秘で」
あの光景は俺だけのものにしておきたいからな。
「あはは。こんな会話が出来るのもここまでだな」
「向こうに行ったら出来ないからな」
なんて言いながら俺と幸也は水を持ってテーブルに戻る。
「お待たせ」
「お二人で楽しそうに話してましたね?」
何かあったんですか?
首を傾げる美凪に、幸也が笑いながら言う。
「凛太郎が美凪さんの下着はデカかった。って言ってたんだよ」
「ふええええぇぇ!!!!???」
「……幸也、てめぇ……」
楽しそうに笑っている幸也に、俺は非難の視線を向ける。
「り、隣人さん!!なんて会話をしてるんですか!!あの映像は今すぐ忘れてください!!」
「いや、あの光景はなかなか忘れられるもんじゃないだろ……」
「あぅ……」
俺の正直な一言に、美凪は顔を赤くして伏せた。
「まぁ……すまんな……」
「すまんな。じゃないです……」
「さて。頼むか」
俺は話題を変えるためにメニューを書いた紙を掴む。
「俺はミラノ風ドリアとミートスパゲティの大盛りだな」
「凛太郎。俺はハヤシライスとカルボナーラで」
「あいよ」
俺はメニュー票に書いていく。
「凛太郎くん。私はフォッカチオとシーザーサラダで」
「奏は本当に食わないな。もっと食った方が良いと思うけどな」
「あはは。あまり食べると気持ち悪くなっちゃうんだよね」
俺の言葉に奏はいつものように答えた。
「隣人さん!!私はですね!!」
「おう、美凪は何を食うんだ」
「ミラノ風ドリアとミートスパゲティの大盛りとベーコンとコーンのピザとシーザーサラダと青豆のサラダと辛味チキ……」
「ちょっと待て!!」
「……え?」
俺の静止に美凪が首を傾げる。
「ひ、一人で食うのか?」
「もちろんですよ。あ、ピザが食べたいんですか?ふふん。一切れなら分けてあげても良いですよ?」
「……いや、構わない。たくさん食う女は嫌いじゃない」
俺はそう言うと、美凪の注文を書いていく。
これなら確かに一人で2000円だな。
そんなことを思いながらメニュー票を眺めていた。
0
お気に入りに追加
83
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
運命の歯車が壊れるとき
和泉鷹央
恋愛
戦争に行くから、君とは結婚できない。
恋人にそう告げられた時、子爵令嬢ジゼルは運命の歯車が傾いで壊れていく音を、耳にした。
他の投稿サイトでも掲載しております。
公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-
猫まんじゅう
恋愛
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
美少女だらけの姫騎士学園に、俺だけ男。~神騎士LV99から始める強くてニューゲーム~
マナシロカナタ✨ラノベ作家✨子犬を助けた
ファンタジー
異世界💞推し活💞ファンタジー、開幕!
人気ソーシャルゲーム『ゴッド・オブ・ブレイビア』。
古参プレイヤー・加賀谷裕太(かがや・ゆうた)は、学校の階段を踏み外したと思ったら、なぜか大浴場にドボンし、ゲームに出てくるツンデレ美少女アリエッタ(俺の推し)の胸を鷲掴みしていた。
ふにょんっ♪
「ひあんっ!」
ふにょん♪ ふにょふにょん♪
「あんっ、んっ、ひゃん! って、いつまで胸を揉んでるのよこの変態!」
「ご、ごめん!」
「このっ、男子禁制の大浴場に忍び込むだけでなく、この私のむ、む、胸を! 胸を揉むだなんて!」
「ちょっと待って、俺も何が何だか分からなくて――」
「問答無用! もはやその行い、許し難し! かくなる上は、あなたに決闘を申し込むわ!」
ビシィッ!
どうやら俺はゲームの中に入り込んでしまったようで、ラッキースケベのせいでアリエッタと決闘することになってしまったのだが。
なんと俺は最高位職のLv99神騎士だったのだ!
この世界で俺は最強だ。
現実世界には未練もないし、俺はこの世界で推しの子アリエッタにリアル推し活をする!
転生したら地味ダサ令嬢でしたが王子様に助けられて何故か執着されました
古里@10/25シーモア発売『王子に婚約
恋愛
皆様の応援のおかげでHOT女性向けランキング第7位獲得しました。
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィルと呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?
小説家になろうでも公開しています。
第9回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作品
この恋、諦めます
ラプラス
恋愛
片想いの相手、イザラが学園一の美少女に告白されているところを目撃してしまったセレン。
もうおしまいだ…。と絶望するかたわら、色々と腹を括ってしまう気の早い猪突猛進ヒロインのおはなし。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる