15分の情事

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8日目

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今日も直接家には帰れない
こんな顔…熱を持ったままの体で…

こんなHな事は断ろう…耳を舐めるの禁止にしよう…
そうよ、癒やしは欲しいけど性欲を満たしたい訳じゃない!
浮気なんて私がする訳ない!
夫や子供達を裏切れる訳ないじゃない。
今してるのは、家族の為のお金稼ぎと自分の癒しの為なんだから…

自宅のトイレにて
しずか『………濡れてる…』

タカシ『今日のしずかさん可愛かったなぁ
    あの良い匂いはなんなんだろう?
    興奮すると甘い香りが強くなった気がする…フェロモン?』

翌日…

タカシ「しずかさん、今日もお願い出来ますか?」

しずか「いいですけど条件があります」

いつに無く強い口調に少し驚く
タカシ「なっ…なんでしょう?」

しずか「昨日みたいなHな事想像させるような事辞めて下さい!」

タカシ「??Hな事を想像??」
ただ耳を舐めただけだけど…

タカシ「何を想像されたんですか??」

しずか「えっ…」 私が勝手にHな事考えてただけなの?
              「とっ、とにかく耳を舐めるの禁止です!」

タカシ「わっ…わかりました」 少しやり過ぎだったかな…

いつも通りに腰に手を回しギューっと抱きしめる
いつもと違うのは正面に顔と顔を見合わせる事

しずか「ちょっ、ちょっと顔が近いです!」
恥ずかしくて顔を横に向ける

カプッ 耳を舐める 
しずか「ひゃー」

タカシ「自分から耳を差し出して~」

しずか「もうっ違います…」

タカシ「じゃあ、ちゃんと俺の目を見てよ…」

しずかが目を見つめる、こんな近くで旦那以外の
男の人を見つめた事無いな…
息がかかる事が恥ずかしくて息を止める

鼻の先と先が触れるぐらいの距離で
見つめ合う…
しずかはタカシの優しい目に引き込まれてしまう

止めてた息が我慢できずにゆっくり口から吐き出す
ゆっくりの息は熱く長い
鼻息がタカシの顔に当たる事が恥ずかしく思えたのだ

タカシ『しずかさんの熱い息が口に当たる!』
その息をそのまま吸い込む
体の中にしずかの吐いた息が沁み渡る

タカシも息をしずかの口に吹き掛ける

至近距離で目と目を見つめ合い
息の交換をしあう
上唇と上唇の先端が
触れ合うぐらいの距離で息が行き来する…

15分間じっと見つめ合う事で
相手の事が愛おしくなってしまった…

しずか・タカシ『キスしたい…』

ピピピピっピピピピっ

ゆっくりと離れる…
距離が離れても目と目は見つめ合ったまま

タカシがふっと我に帰り
残業代を渡す

しずかも我に帰る
それを受け取りフラフラと
帰って行った。
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