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3. 新学期

3-04

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あの日以降の俺はもうブレーキが効かない
ケイコちゃんがそうするなら俺もして良いよね

って言うか、もう彼女って訳じゃ無いよな
俺も好きなようにやるさ

あの日、ミリアは俺に抱かれて彼女になった様に振る舞う
でも、もう俺は彼女は作らない事にした
傷付くのが怖い、来るもの拒まずでいこう。

そのまま夏休みに突入した。
最初連絡が来たのはマルヨだった
マルヨもミリアと同じ経験豊富だった。

次から3人続けて、当選がどうのと言ってたが
よく分からなかった。

初めての子が1人だった、女子は経験するの早いな。
男は女に比べて笑っちゃうくらい子供だと思った。

俺も子供だったんだろう、
ケイコは俺より少し早く先に進んだだけなのかも。

ミリアは毎日連絡が来る、空いてる時に一緒に居た。

ミリアと居ると心がやすらいだ、何も考えなくて良かったから。

結局、クラスのほぼ全員としたかもしれない、
もう、よくわからない。

シズル「お兄ぃ、夏休み、ずーっと家に居ないのはなんで#」

アツコ「お友達と勉強してるのよ、もう受験なんだから
    しーちゃんは邪魔しないの」

シズル「もーーぉ#」

俺「うん、牛だ」シズルの胸は順調に成長してる。

シズル「お兄ぃ、ちょっとぐらい遊びたい」

俺「ゲームの相手してるじゃないか」

シズル「お買い物とか、映画とか、町で遊びたい」

俺「それ、デートだろ、彼氏としなさい」

シズル「お兄ぃのバカー# 私の彼氏になるのはお兄ぃだけだよ」

俺「…俺は、シズルの彼氏になる資格は無いよ」

シズル「お兄ぃ…」

シズルちゃんは清いままでいてくれ

明日は日曜日か、実家に行くか…
実家の窓開けて空気の入れ替えをし掃除をしていたら
ケイコちゃんが訪ねて来た、

俺「やあ、久しぶり…」
ケイコちゃんは少し痩せていた。

ケイコ「…」

家に上げて買ってきたコーラを半分こした。
ケイコちゃんはずっと黙ってたがポツリポツリと喋りだした

最初は水泳部の先輩から半ば強引にされたらしい
最後までするのが嫌だったから口でしたら

すぐに出て、その先輩から他の部員に広まって
土下座して来る人も居て、

もうどうしようもない状況になって
口じゃすまない人もいて、

その人が自分の事、凄く褒めてくれて…
もう最後はボロボロに泣いて

俺は強く抱きしめて
俺も似た状況だと素直に言った、

俺達は他の人達よりあれが異常に上手い
俺とケイコちゃんは同じなんだよっと言うと

ケイコちゃんは号泣し俺の胸でずっと泣いていた
落ち着くと、これまでの事とかずっと話しをしていた、

俺「高校どこに行くの?」

ケイコ「今の中学の知り合いが居ないところがいいな」

俺「俺、頭悪いけどケイコちゃんと同じ高校にいきたいな」

俺とケイコちゃんは
二人で行けそうな高校を目指す事にした



*3-05は
前世(異世界)の嫁は高校教師、
生徒の俺は何とか付き合いたい!
【18禁 サイドストーリー】に収録 





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