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4-01 廃坑
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ギルドには、冒険者が次々と戻ってきた
ううっ、やばい…こんなにごっつい人がいっぱい…苦手だ
建物の中に入るとカウンターには大勢の人が並び、
すでに飲食コーナーでは酒盛りが始まっていた
奥の方からはギルマスのゴメスが俺を見つけて大声で呼ぶ
ゴメス「あっいた、おーいユージ、こっちだこっちだ」
一斉に冒険者達の視線が集まる、
サーチで探ると青いマークに混じって
黄色いマークが広がる。
色々見た感じ、俺の想定では頭の上の三角マークの色は
青:無関心 緑:友好 黄色:注意
赤:敵意 赤から白に点滅:殺意
多くの冒険者は初見の人には咄嗟に注意を払うようだ
視線が痛い、俺は下を向いてゴメスに近寄る
ゴメス「みんなに紹介するぜ
昨日便所を綺麗にしてくれて
これからはFランク以下の奴に
格安でヒールを掛けてくれる事になったユージだ」
それを聞いて黄色マークがほとんど緑色に変わる
「おお、あんたかあの地獄の様な便所
を掃除して綺麗にしてくれたのは」
同じ歳ぐらいの若い冒険者も
「まっ…マジか、助かるわ~」ガヤガヤ
ジーン感動、感謝や期待に慣れていないので凄く嬉しい
早速、飲食コーナーの角のテーブルを治療場所に借りて
ヒーちゃんを机の上に出した、人だかりができる。
「初めて見たぜ!ヒールを使うスライムなんて」ガヤガヤ
俺は、G.Fランクの若い冒険者達の怪我を次々に治していく、
ヒーちゃんの深い緑色が治療を続けていくと徐々に薄くなっていく
だんだんと効き目が悪くなってきたみたいだ
薬草を持っている人にわけてもらって
ヒーちゃんに食べさせると色が回復してきた。
なるほど、無限にヒールができるわけじゃないんだな
ボーちゃんは、排泄物を食べたら
肥料を定期的に出してるのであまり変わらない。
明日は、森に行ってヒーちゃんに
いっぱい薬草を食べてもらって充電させよう。
話を聞くと、低ランクの冒険者の依頼は、森の東側にある
廃坑鉱山周辺のゴブリン退治がメインらしい
高ランク者は、川向こうの
高ランクモンスターの討伐がメインになってるそうだ。
この世界は、亜人やエルフなどの
ファンタジーな人種はいない。
基本、人間と動物と魔物で構成されているのだ。
動物に魔素が溜まると魔物に進化する。
ウサギに魔素が溜まるとホーンラビットに変わる、
ホーンラビットに魔素が溜まると、
ジャイアントラビットに、ランクも上がって行く。
魔物を放って置いたらどんどん凶悪化するので、
常に間引きしてないと人の住む場所が
無くなりかねないので、
国が予算を組んでモンスターを減らす努力をする。
しかし、魔素は無くならないので
常にモンスターは生まれる。
モンスターの身体には魔素が固まった魔石が入ってる
それも急所の一つなのだ、
スライムも魔石があるのだが倒しても、
小さすぎて小石と紛れてわからなくなる。
魔石は素材として売れる
人がモンスターに進化した記録はない
だが、ゴブリンなどの人型モンスターは理論上
人に魔素が溜まって、
ゴブリンになったのではと想定されている。
犬の顔をした人型モンスターのコボルトや、
豚+人のオークなどは、なぜそうなったのか、
一説では、ゴブリンが犬だけを食べ続けてコボルトに
なったという人もいたが誰にもわからない、
世界には7体の存在が確認されている
S級モンスターもいまだに進化し続けてるらしい。
人間の進化とモンスターの進化が釣り合って、
なん百年も硬直状態が続いているらしい
今は、人間側が3国に分裂し殺し合ってるので
モンスターが増えつつあるのだ。
バランスが崩れかかっている現状だが、
人側の三国に分かれた状態が絶妙に
バランスが取れて一つにまとまる気配もない危険な状態だ。
ううっ、やばい…こんなにごっつい人がいっぱい…苦手だ
建物の中に入るとカウンターには大勢の人が並び、
すでに飲食コーナーでは酒盛りが始まっていた
奥の方からはギルマスのゴメスが俺を見つけて大声で呼ぶ
ゴメス「あっいた、おーいユージ、こっちだこっちだ」
一斉に冒険者達の視線が集まる、
サーチで探ると青いマークに混じって
黄色いマークが広がる。
色々見た感じ、俺の想定では頭の上の三角マークの色は
青:無関心 緑:友好 黄色:注意
赤:敵意 赤から白に点滅:殺意
多くの冒険者は初見の人には咄嗟に注意を払うようだ
視線が痛い、俺は下を向いてゴメスに近寄る
ゴメス「みんなに紹介するぜ
昨日便所を綺麗にしてくれて
これからはFランク以下の奴に
格安でヒールを掛けてくれる事になったユージだ」
それを聞いて黄色マークがほとんど緑色に変わる
「おお、あんたかあの地獄の様な便所
を掃除して綺麗にしてくれたのは」
同じ歳ぐらいの若い冒険者も
「まっ…マジか、助かるわ~」ガヤガヤ
ジーン感動、感謝や期待に慣れていないので凄く嬉しい
早速、飲食コーナーの角のテーブルを治療場所に借りて
ヒーちゃんを机の上に出した、人だかりができる。
「初めて見たぜ!ヒールを使うスライムなんて」ガヤガヤ
俺は、G.Fランクの若い冒険者達の怪我を次々に治していく、
ヒーちゃんの深い緑色が治療を続けていくと徐々に薄くなっていく
だんだんと効き目が悪くなってきたみたいだ
薬草を持っている人にわけてもらって
ヒーちゃんに食べさせると色が回復してきた。
なるほど、無限にヒールができるわけじゃないんだな
ボーちゃんは、排泄物を食べたら
肥料を定期的に出してるのであまり変わらない。
明日は、森に行ってヒーちゃんに
いっぱい薬草を食べてもらって充電させよう。
話を聞くと、低ランクの冒険者の依頼は、森の東側にある
廃坑鉱山周辺のゴブリン退治がメインらしい
高ランク者は、川向こうの
高ランクモンスターの討伐がメインになってるそうだ。
この世界は、亜人やエルフなどの
ファンタジーな人種はいない。
基本、人間と動物と魔物で構成されているのだ。
動物に魔素が溜まると魔物に進化する。
ウサギに魔素が溜まるとホーンラビットに変わる、
ホーンラビットに魔素が溜まると、
ジャイアントラビットに、ランクも上がって行く。
魔物を放って置いたらどんどん凶悪化するので、
常に間引きしてないと人の住む場所が
無くなりかねないので、
国が予算を組んでモンスターを減らす努力をする。
しかし、魔素は無くならないので
常にモンスターは生まれる。
モンスターの身体には魔素が固まった魔石が入ってる
それも急所の一つなのだ、
スライムも魔石があるのだが倒しても、
小さすぎて小石と紛れてわからなくなる。
魔石は素材として売れる
人がモンスターに進化した記録はない
だが、ゴブリンなどの人型モンスターは理論上
人に魔素が溜まって、
ゴブリンになったのではと想定されている。
犬の顔をした人型モンスターのコボルトや、
豚+人のオークなどは、なぜそうなったのか、
一説では、ゴブリンが犬だけを食べ続けてコボルトに
なったという人もいたが誰にもわからない、
世界には7体の存在が確認されている
S級モンスターもいまだに進化し続けてるらしい。
人間の進化とモンスターの進化が釣り合って、
なん百年も硬直状態が続いているらしい
今は、人間側が3国に分裂し殺し合ってるので
モンスターが増えつつあるのだ。
バランスが崩れかかっている現状だが、
人側の三国に分かれた状態が絶妙に
バランスが取れて一つにまとまる気配もない危険な状態だ。
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