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第3章 冒険者活動

第12話 奇跡の融合

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中央を目指すユウマにオークの集団が襲いかかって来た。鉄の剣で簡単に倒すた時、ふと考えた。オークの力ってどれ位だ?

ユウマは、片眼鏡を取り出し魔石を見る。
オーク♂
ステータス
力    1500
体力    860
魔力    400
素早さ170
知力    120
運          80


ユウマ・フォン・シャルル
力  100(+605)
体力 100(+740)
魔力 100(+650)
素早さ100(+720)
知力 100(+590)
運  100(+320)

俺の2倍か…緑の飴で魔力を吸収し融合…

ユウマ・フォン・シャルル
力  2105
体力 100(+740)
魔力 100(+650)
素早さ100(+720)
知力 100(+590)
運  100(+320)

なっ!!何だ!(+※※※)が消えて、まるでガーラと同じ表示に変わった。もしかして、ガーラは…………魔力まで融合だ。

ユウマ・フォン・シャルル
力  2105
体力 1700
魔力 1150
素早さ100(+720)
知力 100(+590)
運  100(+320)

こんなのありか?分かっていたが(+※※※)が増えない。本当に融合してる。倒したオークとレッド・キラービー、アースドラゴン等の保管してる魔獣のステータスを全て融合だ!

ユウマ・フォン・シャルル
力  9999
体力 9999 
魔力 9999 
素早さ9999 
知力 7500 
運        9999 

…あは…あはは…何だこれ?人間超えてるじゃないか…

瞬歩!一瞬で中央まで移動…マジで頭が狂いそうだ。筋肉に負担は無く、頭も破綻しない。
知りたい事は、ほぼ全て理解できる。
魔法に限れば、出来れば撃ちたくない…

「「「「ユウマ様!!」」」」

「あぁ…気づいていたよ。3キロ前から!」

「「「お使いになられてしまったのですか?!」」」

「あぁ。辞めとけば良かったよ。使徒じゃ無ければ自我崩壊している!と言うより人として保つ事は無理だ。今から消去する。マックス5000だ…仮に人としての形で生きたいのなら…」

水色の飴を幾つも食べてステータスを確認する。

ユウマ・フォン・シャルル
力  5000
体力 5000 
魔力 5000
素早さ5000
知力 4810 
運        4980

「これなら、女神も許してくれるか?」
ユウマの問いに

「辛うじて許せられらでしょう…」
4大神獣が声を揃える。

そこへ千年竜王ガイアが出てきた。
「かって、ガロン様が犯した罪を重ねましたな。ははは」

「お祖父様が…やはり超えたのか?」

「えぇ…そして冒険者を引退し戦火の国を救ったのです。その知力ゆえ理解されたでしょう?この世界の仕組みを……」


皆んなが黙り込む。

「あぁ…悟ってしまった。俺で無ければ、いや俺とガーラで無ければ発狂しただろう。俺達の以外が上がる事は無いのが唯一の安心だ…」

石に座り、下を向くユウマ。
四獣が囲み背後に大きなエンシェントブラックドラゴンのガイアが居る。

「さて、皆に問う。俺に無効化を与える事を認めるか?」

「「「「ご希望ならば」」」」

「やらなくは無い。耐えられるか?」

「それが、女神の導く道と云うならやるしかあるまい。」
ユウマは、覚悟を決め各無効化を受け入れる為、儀式を行う。

…右手甲の使徒の証を浮き上がらせ、その意味を噛み締めながら…

「不死鳥フェニックス イリア よこせ」
「仰せのままに…」
光属性無効化 闇属性無効化

「水のタートルン デモス よこせ」
「仰せのままに…」
物理攻撃無効化 水属性無効化

「疾風のフェンリル ルディス よこせ」
「畏まりました」
風属性無効化 毒系無効化

「雷虎サントラ ゾディアック よこせ」
「解りました」
雷属性無効化 睡眠系無効化

「千年竜王 ガイア よこせ」
「おうよ」
火属性無効化 ブレス系無効化

「精霊女王 ララ 顕現しよこせ」
「ここにおります。仰せのままに」
精霊魔法無効化 魅了・幻影系無効化

「千年竜王ガイアが立会い、ここに使徒ユウマ誕生を見届けた。各自他言無用の事…解散」

静まり返る中央区画…一人、アランがやって来た。

「あれー?凄い魔力が集まってた気がしたんだが…おい!ユウマ?お前なんか覇気が無くなってないか?なんか小さくなったと言うか存在が無いような…」


「あぁ…今、俺は人間族ではない。これからも…使徒として神族に入った…」

「越えましたのね。人を…」
ガーラが声をかける。

「おおっ!いつの間に…!」
アランが気配を察せず驚いている。

「まー、2000年の過去は視て来たし、覚悟はしてたさ。先輩!」

「やめてくだいませ。突然。気持ちは、分かりますが変わらずですよ。うふふ」
ガーラが大人に感じる。

「あっ!なるほどね。そっち側(神族)に行ったのか?」
流石というか情報の深いアランである。

「で、俺は如何なるわけ?」
不安なのかアランが聞いてくる。

「俺の方では、導かねばならない。負担になる、悪いが…」

「了解よ。旦那様に話は、通してあるわ。今夜、会いに行きましょう!」

「助かるよ。ガーラ女王」

「俺も、助かります。ガーラ嬢。今夜空けときます。いやー、やっとスッキリだよ。」
アランが落ち着いたようだ。

「しかし、あの子大丈夫かな……。立場的には俺よりも酷い環境だからな…。」
アランが心配してるのは、アルミスの事である。

もっとも、最悪は無いのだが。俺がいる限り…
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みんなの感想(9件)

は☆る
2022.06.20 は☆る

マリアナ ☓
  ↓
アルミス ○
では?

チョコクッキー
2022.06.20 チョコクッキー

誤字報告有り難うございます。他の話を作成中で誤って変換してる箇所が多々あるようなので、スグに直します。有り難うございます!

解除
たかゆき
2022.06.11 たかゆき

あらすじを読まされた気分

解除
ひろ44
2022.06.09 ひろ44

2話誤字報告です

耐物理~~の付属されたコート ⇒ 付与

相手のステータスに合わせて増大する剣  何が増大するのでしょう? 威力? 重さ?
雑魚い相手だと勝手に手加減してくれる剣、ってことなのでしょうか

右目のレンズ  コンタクトレンズ? 片眼鏡(モノクル)? 

マジックボックスに閉まって ⇒ 仕舞って しまって

チョコクッキー
2022.06.09 チョコクッキー

誤字報告、有難う御座います。第2章5話が書き終わる頃、他の箇所を含めて一斉に直します。ご協力感謝致します。

解除

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