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7章 ダンジョン化と異界と、テイム
208話 【悲報・新魔族あらわる】
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【そういやこいつら、普通に話してる!?】
【えぇ……】
【今さら気が付いたのか……】
【それよりダブルユズの反応がかわいすぎて】
【分かる】
【魔族……やっぱりか】
【権能?で言葉が通じるようになるのか】
【さっきまでユズワールドマシマシだったから違和感なかったわ……】
【草】
【魔族まで出て来たってことは、やっぱりこの事態は】
【ユズちゃん狙いだろうなぁ】
【ことごとく姫体質のユズちゃん】
【柚希姫とはユズちゃんのことだもん】
【なお、王子様】
【理央様は……うん……】
【もうちょっと……こう……】
【月岡の野郎に学んで、せめてお淑やかに……?】
【まずはマイクを壊さなくなるようにがんばろうね……】
【あと、普通にセクハラしまくってるのもやめようね……】
【草】
【ひどくて草】
【でも普段が普段だぞ?】
「それで、何の用なんですか? 僕たち、眠いんですけど。 昨日からずっと大変で……」
「あ、そうか? わりぃ、出直した方が良いのか?」
「そうですね、できたらひと晩くらい」
「分かっ――」
「おやびん!? んなことしてたら先に取られちゃいますぜ!?」
「そうですぜ、この人間の姫を得たものが次の魔王の立場を……ん? 人間……?」
「………………………………」
「………………………………」
「…………………………?」
「……ちょっと待ってろ あ、寝るんじゃねぇぞ」
「早くしてくださいね……あふ」
よく分からない難癖をつけてきたちっちゃいドラゴンさんたち。
夢の中で中途半端に意識があるせいか、なんか整合性が気になるらしく、話し合いを始めたチンピラドラゴンさんたち。
もう、早くしてほしいなぁ。
夢なら早く寝かせてもらって、ちゃんと寝たいもん。
「あれは……人間か?」
「どうでしょう……見た目と匂いは人間ですけど」
「でも羽生えてますぜ?」
「だよなぁ……でも、この匂いはやっぱり……」
「なんかちょうちょみたいな人間ですねおやびん」
【草】
【???】
【もしかして:ワイバーンたちもユズワールドに侵食されてる】
【草】
【ない……とも言い切れないのが……】
【そもそも、この前の魔族もユズちゃんの匂いに惹かれてとか言ってたっけ】
【良い匂いしそう】
【しそう】
【「柚希先輩は普段から良い匂いで、特に汗かいてるときが頭くらくらするくらいなんです!!」】
【うるせえ!!】
【草】
【理央様ステイ】
【ていうかこれ、大ピンチだよね……?】
【何もかもユズちゃんと愉快な仲間たちのせいだよ?】
【愉快な仲間(理央様】
◇
「なるほど、僕を捕まえた勢力が次の魔王様に……」
「遠いところからはるばると……ささ、飲んでくださいな」
「おう、気が利くな! ……うめぇ!」
「純米大吟醸ですから。 お高いんですよ?」
結局降りて来ちゃったドラゴン……じゃなくって、ワイバーンなんだって。
別の種族なんだってちょっと怒られた。
けど、お母さんが出したお酒ですっかりご機嫌だ。
【????】
【?????】
【んにゃぴ……】
【ちょうちょ! ちょうちょ!】
【おお、もう……】
【何でこの子たち、普通にワイバーンたち招いて酒盛りしてるのぉ……?】
【酒盛りし始めたのはユズねぇだぞ】
【ユズねぇ、お前……】
【あれ? ユズねぇってユズちゃんのお姉ちゃんか双子のお姉ちゃんなはずだよね? なのになんでお酒嗜んでるの??】
【草】
【大丈夫? 普通に記憶と認知が歪んでない??】
【冗談で言ってたのを真に受ける人も居るから……】
【え!? この子、もっと年上なの!?】
【年上って言うか、母親って言うか……】
【は??】
【草】
「ワイバーンさんたちがもっと小さい体なら、寝ちゃえるほどお酒を振る舞えるんだけど……残念ねぇ」
「仕方ねぇな、俺たちはでかいから!」
「わー、でっかい。 その爪、触ってみても良いですか?」
「へっ、照れるぜ」
ここはやっぱり夢の中らしい。
だからお母さんが、本来なら僕たちの命を狙ってくるはずのモンスターたちへ酒盛りを呼びかけて、モンスターたちも降りてきて。
で、お母さんが……逃げるときに「どうしても! 1本! 1本だけ!」って騒いでたお酒の瓶を振る舞ってる。
「おやびん! 旨いですね!」
「あら、子分さんたちも味わえるんですか?」
「あ、俺たちは種族で感覚を共有できるんで」
「それは羨ましいですねぇ。 少ないですけど、親分さんの味わった分は味わってくださいね」
「へへっ……嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか」
お母さんはおちょこからこくこく、ワイバーンさんは大きいお皿によそったお酒をちびちび。
「ほぉら、ゆずも」
「えー?」
「お酒の席だから、ちょっとだけいただくのがマナーなのよ?」
「そうなんだ……しょうがないなぁ」
【えぇ……】
【い、一応ダンジョン内の扱いだから……】
【でもユズちゃん、ただでさえとろとろだよ?】
【というかなんでユズねぇ堂々とお酒出して勧めて飲んでるの……?】
【多分だけど、言葉が通じるならある程度人間のものとかも知ってる んで、昔からあるように化け物でもお酒が好きなら、もしかしたらお酒飲ませてちょっとはしのげるって考えたんじゃないか?】
【なるほど】
【確かに】
【神話でもあるもんな、竜退治の】
【あー】
【なんか聞いたことあるな】
【ワイバーンも竜って言えば竜か】
【しかもちょろそう】
【確かに】
【え? それってダブルユズとどっちが?】
【どっちもどっこい……かな……】
【幸運なことにユズねぇがユズママしてるから、なんとかちょっとだけマシ……?】
【草】
「んー……あ、ジュースみたい」
「でしょ? ささ、お客様の前だから一緒にお供して」
「そっかー、お客様の前ならしょうがないよねぇ」
なんだか体があったかくなってほわほわしてきて、気分が良くなってきてなんだか楽しい。
よく分からないけども、どうせ夢の中なんだ。
きっとこれも夢の中だけの味なんだろうし……せっかくだから。
「んくっ……ぷはーっ」
「お、良い呑みっぷりだな小娘!」
「えへへぇ……」
【かわいい】
【かわいい(白目】
【あの、これ、ユズちゃんたちがモンスターに囲まれて】
【魔王軍の幹部クラス1000匹に取り囲まれて】
【考えるな】
【ただ感じろ】
【じゃないと頭がおかしくなるぞ?】
【草】
【もうそれでいいや……】
【あの、これ、全世界に】
【ああ、世界にユズワールドが拡散していく……】
【えぇ……】
【今さら気が付いたのか……】
【それよりダブルユズの反応がかわいすぎて】
【分かる】
【魔族……やっぱりか】
【権能?で言葉が通じるようになるのか】
【さっきまでユズワールドマシマシだったから違和感なかったわ……】
【草】
【魔族まで出て来たってことは、やっぱりこの事態は】
【ユズちゃん狙いだろうなぁ】
【ことごとく姫体質のユズちゃん】
【柚希姫とはユズちゃんのことだもん】
【なお、王子様】
【理央様は……うん……】
【もうちょっと……こう……】
【月岡の野郎に学んで、せめてお淑やかに……?】
【まずはマイクを壊さなくなるようにがんばろうね……】
【あと、普通にセクハラしまくってるのもやめようね……】
【草】
【ひどくて草】
【でも普段が普段だぞ?】
「それで、何の用なんですか? 僕たち、眠いんですけど。 昨日からずっと大変で……」
「あ、そうか? わりぃ、出直した方が良いのか?」
「そうですね、できたらひと晩くらい」
「分かっ――」
「おやびん!? んなことしてたら先に取られちゃいますぜ!?」
「そうですぜ、この人間の姫を得たものが次の魔王の立場を……ん? 人間……?」
「………………………………」
「………………………………」
「…………………………?」
「……ちょっと待ってろ あ、寝るんじゃねぇぞ」
「早くしてくださいね……あふ」
よく分からない難癖をつけてきたちっちゃいドラゴンさんたち。
夢の中で中途半端に意識があるせいか、なんか整合性が気になるらしく、話し合いを始めたチンピラドラゴンさんたち。
もう、早くしてほしいなぁ。
夢なら早く寝かせてもらって、ちゃんと寝たいもん。
「あれは……人間か?」
「どうでしょう……見た目と匂いは人間ですけど」
「でも羽生えてますぜ?」
「だよなぁ……でも、この匂いはやっぱり……」
「なんかちょうちょみたいな人間ですねおやびん」
【草】
【???】
【もしかして:ワイバーンたちもユズワールドに侵食されてる】
【草】
【ない……とも言い切れないのが……】
【そもそも、この前の魔族もユズちゃんの匂いに惹かれてとか言ってたっけ】
【良い匂いしそう】
【しそう】
【「柚希先輩は普段から良い匂いで、特に汗かいてるときが頭くらくらするくらいなんです!!」】
【うるせえ!!】
【草】
【理央様ステイ】
【ていうかこれ、大ピンチだよね……?】
【何もかもユズちゃんと愉快な仲間たちのせいだよ?】
【愉快な仲間(理央様】
◇
「なるほど、僕を捕まえた勢力が次の魔王様に……」
「遠いところからはるばると……ささ、飲んでくださいな」
「おう、気が利くな! ……うめぇ!」
「純米大吟醸ですから。 お高いんですよ?」
結局降りて来ちゃったドラゴン……じゃなくって、ワイバーンなんだって。
別の種族なんだってちょっと怒られた。
けど、お母さんが出したお酒ですっかりご機嫌だ。
【????】
【?????】
【んにゃぴ……】
【ちょうちょ! ちょうちょ!】
【おお、もう……】
【何でこの子たち、普通にワイバーンたち招いて酒盛りしてるのぉ……?】
【酒盛りし始めたのはユズねぇだぞ】
【ユズねぇ、お前……】
【あれ? ユズねぇってユズちゃんのお姉ちゃんか双子のお姉ちゃんなはずだよね? なのになんでお酒嗜んでるの??】
【草】
【大丈夫? 普通に記憶と認知が歪んでない??】
【冗談で言ってたのを真に受ける人も居るから……】
【え!? この子、もっと年上なの!?】
【年上って言うか、母親って言うか……】
【は??】
【草】
「ワイバーンさんたちがもっと小さい体なら、寝ちゃえるほどお酒を振る舞えるんだけど……残念ねぇ」
「仕方ねぇな、俺たちはでかいから!」
「わー、でっかい。 その爪、触ってみても良いですか?」
「へっ、照れるぜ」
ここはやっぱり夢の中らしい。
だからお母さんが、本来なら僕たちの命を狙ってくるはずのモンスターたちへ酒盛りを呼びかけて、モンスターたちも降りてきて。
で、お母さんが……逃げるときに「どうしても! 1本! 1本だけ!」って騒いでたお酒の瓶を振る舞ってる。
「おやびん! 旨いですね!」
「あら、子分さんたちも味わえるんですか?」
「あ、俺たちは種族で感覚を共有できるんで」
「それは羨ましいですねぇ。 少ないですけど、親分さんの味わった分は味わってくださいね」
「へへっ……嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか」
お母さんはおちょこからこくこく、ワイバーンさんは大きいお皿によそったお酒をちびちび。
「ほぉら、ゆずも」
「えー?」
「お酒の席だから、ちょっとだけいただくのがマナーなのよ?」
「そうなんだ……しょうがないなぁ」
【えぇ……】
【い、一応ダンジョン内の扱いだから……】
【でもユズちゃん、ただでさえとろとろだよ?】
【というかなんでユズねぇ堂々とお酒出して勧めて飲んでるの……?】
【多分だけど、言葉が通じるならある程度人間のものとかも知ってる んで、昔からあるように化け物でもお酒が好きなら、もしかしたらお酒飲ませてちょっとはしのげるって考えたんじゃないか?】
【なるほど】
【確かに】
【神話でもあるもんな、竜退治の】
【あー】
【なんか聞いたことあるな】
【ワイバーンも竜って言えば竜か】
【しかもちょろそう】
【確かに】
【え? それってダブルユズとどっちが?】
【どっちもどっこい……かな……】
【幸運なことにユズねぇがユズママしてるから、なんとかちょっとだけマシ……?】
【草】
「んー……あ、ジュースみたい」
「でしょ? ささ、お客様の前だから一緒にお供して」
「そっかー、お客様の前ならしょうがないよねぇ」
なんだか体があったかくなってほわほわしてきて、気分が良くなってきてなんだか楽しい。
よく分からないけども、どうせ夢の中なんだ。
きっとこれも夢の中だけの味なんだろうし……せっかくだから。
「んくっ……ぷはーっ」
「お、良い呑みっぷりだな小娘!」
「えへへぇ……」
【かわいい】
【かわいい(白目】
【あの、これ、ユズちゃんたちがモンスターに囲まれて】
【魔王軍の幹部クラス1000匹に取り囲まれて】
【考えるな】
【ただ感じろ】
【じゃないと頭がおかしくなるぞ?】
【草】
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