超エンジェル戦士シャイニングカクウ

第一章 心情のココロ！

第10話「出ましたハイジャック犯」①

__2022年3月5日の16時__

「おぎゃあー！おぎゃあー！おぎゃあー！おぎゃあー！おぎゃあー！」

蓮先公が元々ジェラサイドでシャイニングカクウ=誠心に倒されて以降、国語担当の代理の予定だったはずの教師は産休になっていた。

そもそも蓮先公がいた記憶は誠心以外誰も覚えていない(とゆうかカリンが消した)ので、誰がC組の担任をやっていたのか謎のままだった。

本来代理だったはずの人の名前は一條紀子(いちじょうのりこ)と言う。

そんな紀子がだった今、2人目の子供が産まれる。

「紀子！」

ちょうど病院に着いた紀子の夫が息をはぁはぁしながら駆けつけに来た。

なんせ…














__会社__

「もしもし？」

仕事をしている途中、看護士から電話が来る。

「何!?産まれるって!?」

仕事をしている人達が反応する。

「課長！」

「いいから！早く行きなさい！」

「ありがとうございます！」

課長は全てを察した。

いい課長だぁ…

__それで現在この状況だ__

「あっ旦那様！おめでとうございます！元気な男の子です！」

「紀子！頑張ったなぁ！」

「うん！」

夫婦揃って嬉し涙を流した。

__一方その頃__

「え？LINEしたくないの？」

「いや、それはその…」

誠心は善・イケメンブラザーズに相談をしていた。

「俺未央のLINE持ってるから頼めるよ？」

「えっいやっその…」

誠心はグーダラで成績や運動神経が悪いだけじゃなく、常に非力でビビりだ。

土手に下る時、階段がないと降りれないのだ。

そんな彼がシャイニングカクウになったのだ。

アニメのキャラで例えるとドラえもんののび太やONEPIECEのウソップみたいだ。

でも一様照れ屋だからチョッパーにも該当するか？

そんな俺は善・イケメンブラザーズの1人に頼んでしまう。

「聞いてきたよ」

「早っ！」

「無理だって」

「だろうな！」

さりげない欲がへと失敗終わったのか。

いくら天然でも全然話した事ない人が急にLINEしようって言われたら無理ってなっても仕方ないよな。

不覚だ…

俺は今、未央が自分の部活仲間と楽しそうに遊んでいる所を見て、俺は羨ましさを感じた。

自分が見ているからには、あいつらがレギュラーキャラで俺が準レギュラーもしくはレギュラー以下に見える。

__数分後__

「誠心くん！」

「？」

えっ！

誠心の心はドキドキする。

「こんな私にLINEしようとはいい度胸じゃないの！」

「そうそう」

「え!?」

「私は誠心くんみたいなダメ男はタイプじゃない」

「えっえっ？」

いつの間にか2人だったはずが他の陸部の部員も集まっていた。

「えぇー！いつの間に！てか速水と時雨まで!?」

ビリビリビリビリ⚡️

未央達から目から雷が出て、誠心はその雷に浴びてしまう。

「うぁああああああああああああああ！」

誠心は全身が痺れる。

やっぱ未央は陸部のアイドルか？

「うぁああああああああああああああ！」


















「はぁっ！夢か！」

さっきまでのは全て夢だったのだ。

ちなみに紀子の出産はガチ。

なぜそのような夢を見れたのか…