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魔物退治の報酬

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 巨大なシャンデリアの下、豪奢な部屋の真ん中に横一列にずらりと若い男たちが並んでいる。

 全員、一糸まとわぬ姿だ。そして、それぞれ傾向は違うが美形揃いだ。

 さすがに皆、恥じらってもじもじしているが、一物は勃ち上がり、天をあおいでいる。

 領主の命令でそうしているのだ。

「お…おお…素晴らしい…!」

 魔法使いのチシャはよだれを垂らさんばかりに歓喜した。

「喜んでいただけましたか?」

「そ…そりゃあもう…!!こ、これ、みんなボクに…?!」

「え…ええ…!」

「ひゃっほーーーーう!!」

 チシャはそのうちの一人にむしゃぶりつき、厚い胸板に頬擦りし、指先でその乳首をくすぐった。

「は…あ……っ!チシャ…様…っ」

「あぁ…敏感なんだね…かわいいよ…」

 その様子を見て、領主の傍らに控える執事が申し出た。

「し!寝室のご用意は出来ております!!そちらで…!」

「ボクはここでもいいんだけど…ね…」

「し、し、寝室には大きなベッドもございますし、その…性具のご用意もございます!」

「ふぅん…それじゃあ…」

 チシャは居並ぶ男たちの中から、二人の手をとった。

「とりあえず、この子たちね…!」

「コホン…!では寝室へご案内致します…こちらへ…」

 チシャはるんるん!と、楽しげに全裸の男を両脇に侍らせ、執事の後に続いた。

 二人の男は屈強な肉体をしているが、未だあどけなさを残す面立ちをしている。

 残された男たちは、ほっとしたような者もあり、がっかりしたような者もある。

「お手数をおかけして、本当に申し訳ありません…しかし…」

 チシャと一緒にこの屋敷へ案内された、甲冑を身につけたたくましく美しい男が頭を下げる。

 謝る男に領主はとんでもない!と、手を振った。

「頭を上げて下さい。勇者レンドルド様…!あの魔物を退治して頂いたお陰で、女子どもがさらわれずに済むし、また以前のように領民が畑に出られます」

「しかし、だからといって…無理なお願いをしました…。それというのも、チシャの魔法の力は、その…性的な交わりによって回復するもので…私も…協力するのですが…」

 勇者は赤面して言った。

 むろん、チシャは普段はレンドルドと交わり、体内の魔力を回復、調整している。

 だが、チシャは好き者でたまに別の男の精を味わいたいと言うのである。

 まるで淫魔のごときだ。

 レンドルドと領主がそうやりとりしている頃、寝室ではチシャがそのアナルにたくましいペニスを突き立てられ、恍惚のため息をもらしていた。

「はあ…ン♡あぁ…もっと…♡力が漲ってくる」

「あぁ…っ!チシャ様……!おれ…おれ、もう……!」

 チシャは金髪の若者に抱かれながら、黒髪の青年のペニスを握り扱いている。

「あ…あ…チシャ様…!そんなにされては…!あぁ…出…て…!」

「あぁん♡あ♡あぅ…♡気持ちいい……♡あん♡二人とも、出して…っ♡」

「チシャ様……っ!ああ~~っっ!!」

 黒髪の青年が達する。チシャの胸に精液がかかった。

「あん♡」

「ああ!イキ…イキます!チシャ様…!ああぁ…っ!!」

「あん♡出して…♡中に…いっぱい……♡」

「…ん、くぅ…っ!うあぁ…っ!!」

 ドクン…ドクン…、と金髪の青年がチシャの中に精を放った。

「あ…あ…、チシャ…様…っ!すごく気持ちいいです……!おれ…こんなの…初めて……」
 
「かわいいね…♡名は?」

「レイファス…です。チシャ様…」

 二人は下半身を繋げたまま、口づけあった。

「あ…おればかりイッて…」

「時間はたっぷりあるよ…楽しもう……♡」

 チシャはレイファスと身を離すと、胸を上下させ、射精の余韻にくったりしている黒髪の青年の腰の上にまたがった。

 ペニスはまだ充分に張りつめている。

「あぁ…チシャ様…」

「あ…ん…♡はぁ…ん♡」

 チシャはそこへ腰をおろし、薄い桃色の柔らかいアナルにそれを飲み込んでいった。

「ああ…!チシャ様…!なんて熱い…まとわりついてくるようで…!」

「あっ♡あぁん…♡」

 レイファスがチシャの背中にまわり、鴇色の乳首の片方をつまんでつねり、さすり、もう片方の手でチシャのペニスを扱いた。

「ああ…♡あぁん…♡いい……♡」

「チシャ様の体は素晴らしいです…!なめらかで、柔らかくて…敏感で…中は熱くうねって…!」

 そう言いながら、レイファスはチシャの熱くしっとりした肌をなでさすった。胸や脇腹や太ももを執拗に愛撫され、チシャは感じた。

「はぁ…あぁ…ん♡ああ…ああ…レイファス…♡」

 レイファスの愛撫を受けながら、チシャは淫靡に腰を動かしはじめ、黒髪の青年のペニスをアナルで味わった。

 レイファスに劣らず、硬く長さもある。

「あ…っ♡あっ♡あっ♡いい…♡あぁん♡あっ♡」

「あぁ…っ!チシャ様っ!ぼく…こんなこと…初めてで…あぁ…ご満足頂けるか…あぁ…ああ…っ!」

「あ…っ♡あん……♡すごく気持ちいいよ…♡あぁ…っ♡君は…?」

「あうぅ…っ!あぁ…!チシャ様の中…とても気持ちがいいです…!ああ…!」

「うれしい…♡あ…♡あん♡イキそ…う…っ♡」

「ああ…!チシャ様…っ!ぼくも…また…また果ててしまいます……っ!!」

「あん♡レイファス…♡あぁ、リル…♡あん♡イクイクイク…ああぁぁ~~ん♡」

 黒髪の青年のペニスに貫かれ、レイファスに激しくペニスを扱かれて、チシャは背中を丸め、のけぞり、トロトロッ、と射精した。
 
 快感にアナルを収縮させる。

 「ああぁ~…っ♡あん♡いい…♡いい……っ♡」

「ああ!チシャ様…ぼく…ぼく…もう…!んくうぅぅ~~っっ!!」

 すぐに黒髪の青年も絶頂に達し、チシャの体内にドックン、ドックン…と、射精した。

「あ…あ…♡あぁん…♡あ…♡」

「ああ…!あう…あふ……」

 二人はしばらく絶頂の余韻にピクン、ピクン、と痙攣し、快感の残り火を長引かせ、それを味わった。

「はぁ…ん…♡ああ…♡ああ…♡気持ちいい…♡ねえ、名前は…?は…ん…♡」

「あぁ…チシャ様…ぼくはリルです…んん…!」

「リル…♡かわいい…♡」

 レイファスはチシャの背中に頬擦りし、キスを落とし、ペニスを擦りつける。

「チシャ様…ああ…!」

「あぁん…♡レイファス…ッ♡また、こんなにたくましく…♡」

 チシャは後ろに手を回して、レイファスのペニスを握った。

 リルとの結合を解き、レイファスの胸に背中をあずけて、その膝に座りこむ。

 レイファスのペニスがチシャのアナルを貫き、チシャはため息混じりの甘い声で呻いた。

「あ…あ…あぁ~~…っっ♡」

「あ…あ…っ!チシャ様…いい…です…!」

 チシャが腰を打ちつけ、レイファスはそれに合わせて突き上げる。

 深い結合と、善い場所にひっかかり刺激するペニスのカリ首に、チシャは喜び官能に震えた。

「あっ…♡あん♡あん♡あん♡あん…っ♡いい…っ♡」

 レイファスはチシャをペニスで気持ちよくさせながら、乳首や脇腹をくすぐり、ペニスをゆるゆると扱いた。

「レイファス…っ♡あぁん♡だ…め…♡気持ちよすぎて…はぁ…ん♡」

「ああ…!チシャ様に気持ちよくなって欲しいのです…ああ…!」

「あん…♡は…あ……♡レイファス…♡あん♡あっ♡あっ…♡」

 リルがゆっくりと起き上がり、レイファスと繋がっているチシャに向き合い、唇を求めた。

「チシャ様…!」

「あぁ♡リル…♡んん…っ♡」

 舌を絡めて、混じり合った唾液をすすりあう。

 呼吸が苦しくなるほど口づけ合い、離すと、チシャはリルにもっと近づくように言った。

「あぁん♡あぁん…♡リル…口でさせて…♡舐めたい…♡」

「チシャ様…!」

 リルがペニスをチシャの口元に近づけると、チシャはそれを咥え、舐めしゃぶった。口をすぼめて吸い、舌で敏感な亀頭を舐める。

「んん…ん…っ♡」

「ああ…っ、チシャ様…っ!こんな…こんなこと…あぅ…」

「はむ…んん…っ♡はぁ…口でされるのは…初めて…?」

「初めて…です…う…く…っ!」

 チシャは口淫を続けた。

 レイファスが限界を訴える。

「あぁ…ああ…!チシャ様…!おれ…イキそ…ああ…!!」

「はぅん…♡あ…っ♡あ…っ♡激し…っ♡」

 レイファスは後ろに手をつき、猛烈にチシャを突き上げ出した。

 チシャはリルのものから口を離して、レイファスとの交合に集中した。

「ああ…!ああ…!チシャ様……っ!!」

「あんっ♡あ…いや…っ♡ボクも…ボクもイキそ…う♡あん♡きちゃう…♡気持ちいいのがきちゃうぅ…っ♡あんっ♡レイファス…レイファス…ッ♡あぁん♡リル…手を握って…♡」

「はい…!チシャ様…」

 リルはチシャと手を握り合った。チシャのもう片方の手はもどかしそうに、シーツを握った。

「あぅ…っ♡あんっ♡イクイク…イク…♡くぅ……ン♡ああぁ~~っっ♡」

 レイファスに激しく揺さぶられ、チシャは身をのけぞらしてトロトロッ…と、射精した。

「ああ…チシャ様…なんていやらしい…見ているだけで、ぼく、胸がドキドキします…ああ…あそこも痛いほど張りつめて…」

「ああ…!チシャ様……!」

 レイファスもピストンを続け、チシャの後に続き達した。

「ああ!出る…っ!ああああ~~っっ!!」

 快感にいやらしくひくつくアナルに締めつけられながら、ドクン…ドクン…と、何度かに分けてチシャの体内に精液を射出する。

 搾り出すように数度、腰を打ちつけ、一回りほど小さいチシャの体躯を包み込むように抱き、二人で絶頂の余韻に震えた。

「あぁ…♡あぁ…っ♡とても…よかった…♡レイファス…♡身体中が…痺れるみたいだ…♡」

「ああ…!おれ…気持ちよすぎて…気を失いそうに…チシャ様…!」

「あ…ん…っ♡」

 ペニスを引き抜く快感にチシャは小さく喘いだ。

 アナルから、トロリと二人分の精液が流れ落ち太ももを伝った。

 仰向けに寝そべり、膝を曲げて足を開くと、リルを誘う。

「リル…♡今度はリルがボクを抱いて…♡挿れて欲しい…っ♡」

「は、はい…!」

 リルは膝でにじりより、位置を調整すると、ペニスを手で支えてチシャのピクン、ピクンと収縮するアナルにあてがった。

「ああ……」

「あん♡気持ちいい…そのまま…」

「あう…!」

 リルはゆっくりとペニスを挿入した。温かさと泥濘に包み込まれる。

「はぁ…ん♡ああ……♡」

「ああ…っ!」

 リルが膝立ちの姿勢で、前後に腰をピストンし始めた。

「あ……っっ♡あんっ♡あ…♡リル…上手だよ…♡あぁん♡気持ちいい…っ♡すぐ…気を、やっちゃいそう~っ♡あぁん♡」

 チシャはいやいやをするように頭を振り、快感に乱れた。

「ああ…!ぼくも気持ちいいです…!ああ…!チシャ様…!あなたの肉体は素晴らしいです…!」

 レイファスが先ほどのように、チシャを背後から抱き、その胸を、脇腹を、太ももを愛撫し、ペニスを扱き、髪を撫でた。

「あんっ♡あんっ♡リル…♡レイファス…♡」

 チシャは首をひねり、息も絶え絶えの中、レイファスと口づけ合った。

 レイファスの指はチシャの乳首をつまんで、スリスリと擦るようにした。

 背中には再び元気を取り戻した、硬いレイファスのものが当たっている。

「あぁ…っ♡いい…♡あんん…♡あんっ♡あん…っ♡」

「チシャ様…!」

 リルが上体を倒し、シーツの上に手をついてチシャに迫った。

「あん♡ン……ッ♡」

 深い口づけをする。チシャはリルの舌を吸い、唇をペロペロと舐めた。

「あぁ…チシャ様…」

「あ…ん…♡リル…かわいいよ…♡」

「チシャ様…ああ…!」

 リルはカアッとのぼせたようになって、激しくチシャを揺さぶった。

 力強いピストンに、チシャは翻弄され、全身でセックスの快感に歓喜し、上り詰めていく。

 強い快感が波のように何度も押し寄せ、引き、また訪れる。

 その度に快感は増し、チシャはこの上ない愉悦の訪れを予感する。

「あぁ…っ♡リル…ッ♡ボク、もう少し…もう少しで…♡あぁん♡」

「チシャ様…っ!ぼくも…ああ…っ!果てそうです…!ああ…出…る…!チシャ様の中で…あぁ…っ!イク…イク…イク……!」

「リル…♡来て…っ♡はぁ…あぁん♡あぁん♡イッ…イッちゃう……♡一緒に…あん♡」

 リルのピストンが止まり、チシャの中をえぐるように奥深くを突き上げ、それに合わせてドクッ、ドクッ…と、射精した。

「チ…シャ様…っ!ああ…!ああ…!」

「んん…っ♡あん♡あん…あ……♡イクイク…♡んくう~~っっ♡」

 チシャの腰が跳ね、アナルがリルのものをしめつけて、チシャも達した。

 トロッ、トロリと精液が溢れる。


「あ…♡あ…♡はぁ…♡はぁ…♡あぁん♡気持ちいい…気持ちいい…♡」

「ああ…ああ…いいです……!」

 ピクッ、ピクッ、と二人は痙攣して永い絶頂を味わった。

「チシャ様…おれ…」

「ああ…チシャ様…!ぼく…」

「あん♡レイファス…♡リル…♡」

 三人はそれから、一晩中何度も何度も濃厚にまぐわった。
 

 
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