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地下二階
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地下二階への階段を降りる。
地下二階は異様にじめっとして、気温も生ぬるく、壁は肉色でかすかに動いているようだった。
通路の端を、時々中型犬くらいの大きさの鼠が走っていく。
警戒しながら進む。
「ねえ!ねえ、リヒト!」
タイジがリヒトに、"ニクザオジュ"から採れたものの効能について聞いている。
「液体?粉末になったもの?」
「あ、ああ…ドロッとした感じの…」
「それを飲んだの?」
「いや、塗りつけて…」
「どこに?塗ったらどうなるの?」
「あ…その…」
サシャがフッと小馬鹿にしたような笑みを浮かべて言った。
「催淫効果があるんじゃない?かなり盛り上がっていたよね…!」
「なるほど…!そうか…どれがニクザオジュかはわからないけど…ここも違った植物が生えているな…」
壁には太い血管のようなものが浮かび、ドクッ、ドクッ…と確かに脈打っている。
奇妙なダンジョンだった。巨大な生き物の中にいるみたいだ。
通路の端には、やはり奇妙な見慣れない植物が何種類か生えている。
一つ目のオオトカゲが数匹現れ、襲ってきたので剣士である俺たちが切り伏せる。
安全そうな場所で交代で休息をとる。
それから数時間進む。また鉄格子の扉が現れた。
中にはまた男が一人いる。
「よう、冒険者か。久しぶりだな…。中に入れ」
今度の番人はぶっきらぼうな感じだ。目つきが鋭く、鍛え上げられた肉体が服の上からでもわかる。
やはり、ここも住居のようになっている。そして、奥には格子扉があり、その先に下り階段がある。
確かめたが、やはり格子扉には鍵がかかっている。
「鍵を開けてください」
リヒトが言った。
「いいぞ。条件があるがな」
男は俺たちをじろじろと眺めて言った。
「うーん…。お前がいいな…オレと皆の前でまぐわえ。そうしたら鍵を開けてやる…!」
「なっ…?!」
男に手を引かれたのはサシャだった。
「な、なんで僕が…!!最初の門では選ばせてくれた…!せ、せめてくじ引きか何かに…」
「地下一階のルールは知らねえ。ここではオレがルールだ…!安心しろ。すぐにお前の方から尻を振って誘うようになる…」
「そ、そんな…」
蒼白になったサシャが男にベッドの上に引き摺られていく。
俺たちはどうすることも出来なかった。相手の男はあまりにも屈強だ。剣や魔法を使えばどうにかなるだろうが、彼は敵ではない。門番なのだ。
「やだぁ…ああー…っ!!やだってば!!」
「駄々をこねるんじゃない…こいつをここに塗りこめば…」
男は抵抗するサシャの両手をまとめ、手際よく下半身を脱がすと、ベッド脇に置かれた壺に手を突っ込み、中のドロッとしたものをすくいあげた。
「そ、それは…?」
タイジが恐る恐る訊ねる。
「これはニクザオジュから採れた媚薬だ。よく効くぜ…!」
男の手はそれをサシャの股間と尻に塗りたくった。
「ああ…っ!!や…ひゃあん…!」
「すぐに気持ちよくなるぜ!」
「あ…あ……」
サシャは男にペニスを扱かれて、抵抗するのをやめた。
それどころか、自分からいやらしく腰を揺らし始めた。
「あ…♡あぁん♡あぁ…♡あぁ…♡」
「女の子みたいなかわいい顔してるくせに…やはり男だな…こっちも…」
「あ、あ…っ♡んあ…っ♡」
男はサシャの肛門にたくましい指をあてがい、揉みこむようにした後、中に挿入した。
「はぁ…う…♡」
「かわいい声だ…!」
男の指はサシャの肛門を広げるように円を描くように動き、また出し入れし、そこを柔らかくしていった。
「あぁん…♡あぁん…♡」
サシャの瞳は更なる快感への期待に濡れている。
男は自らの男根を取り出すと、扱いて硬くし、サシャの肛門に狂暴そうなそれを押し当て、ゆっくりと貫いた。
「あ…♡あ…♡あぁ~…♡」
目を伏せ、眉根を寄せ、口を半開きにしたサシャの表情はあまりに色っぽい。
その手はシーツをぎゅっと握りしめている。
「あぁ…っ♡あん…♡」
「嫌がっていた割に、ものすごい淫乱だ…!こんなに感じて…いくら媚薬を使っているとは言え…たまらない…!」
男はサシャに覆い被さり、抱き締めて腰を前後に激しくピストンし始めた。
「あぁ…っ♡あぁ…っ♡あぁん…っ♡はあ…っ♡」
サシャも男の背に腕を回して抱きつき、口づけを求めると、男は応じ、二人は舌を絡める濃厚なキスを交わしながら行為に没頭した。
チュバ、チュブッ…と、唇を吸い合う音と、結合部のグチュグチュという水っぽい音、肌と肌がぶつかるパンッ、パンッ…という音が響く。
「あぁ…っ♡あぁん♡気持ち…いい…っ♡僕…あん♡」
「かわいい…っ!!最高の男の子だ…!ああーー…っ!!」
「あん♡すごく、気持ちいい~~…っ♡あぁん♡だめ…♡もう…もう…イッちゃうぅ…っ♡」
「ああ!!オレもイキそうだ!お前の中に出すぞ…!!」
「あぁん♡や…こわい…あぁっ…♡」
男のピストンがさらに激しくなる。
「イクイクイク…あーー…っっ!!うっ…うっ……」
不意に男がのけぞり、腰の動きを止める。サシャがビクッと体を跳ねさせる。
「あっ…♡あっ♡あっ♡あっ…♡ああ~~…っ♡出て…あん♡あ…♡僕…中に出されながら…イッて…♡」
サシャが何度か痙攣する。男は荒い息を吐きながら、何度かしゃくりあげるような動きでサシャの中を突き、フウーと満足した吐息をもらすと、男根を引き抜いた。
「んん…っ♡」
サシャの肛門からトロトロと男の出した精液があふれでる。
「はあ…っ!よかった…!」
サシャはしばらく動けず、呆然としていた。うっとりしていたと言ってもいいかもしれない。
サシャが起き上がり、身支度を整えると、男に格子扉の鍵を開けてもらい、地下三階への階段を下った。
地下二階は異様にじめっとして、気温も生ぬるく、壁は肉色でかすかに動いているようだった。
通路の端を、時々中型犬くらいの大きさの鼠が走っていく。
警戒しながら進む。
「ねえ!ねえ、リヒト!」
タイジがリヒトに、"ニクザオジュ"から採れたものの効能について聞いている。
「液体?粉末になったもの?」
「あ、ああ…ドロッとした感じの…」
「それを飲んだの?」
「いや、塗りつけて…」
「どこに?塗ったらどうなるの?」
「あ…その…」
サシャがフッと小馬鹿にしたような笑みを浮かべて言った。
「催淫効果があるんじゃない?かなり盛り上がっていたよね…!」
「なるほど…!そうか…どれがニクザオジュかはわからないけど…ここも違った植物が生えているな…」
壁には太い血管のようなものが浮かび、ドクッ、ドクッ…と確かに脈打っている。
奇妙なダンジョンだった。巨大な生き物の中にいるみたいだ。
通路の端には、やはり奇妙な見慣れない植物が何種類か生えている。
一つ目のオオトカゲが数匹現れ、襲ってきたので剣士である俺たちが切り伏せる。
安全そうな場所で交代で休息をとる。
それから数時間進む。また鉄格子の扉が現れた。
中にはまた男が一人いる。
「よう、冒険者か。久しぶりだな…。中に入れ」
今度の番人はぶっきらぼうな感じだ。目つきが鋭く、鍛え上げられた肉体が服の上からでもわかる。
やはり、ここも住居のようになっている。そして、奥には格子扉があり、その先に下り階段がある。
確かめたが、やはり格子扉には鍵がかかっている。
「鍵を開けてください」
リヒトが言った。
「いいぞ。条件があるがな」
男は俺たちをじろじろと眺めて言った。
「うーん…。お前がいいな…オレと皆の前でまぐわえ。そうしたら鍵を開けてやる…!」
「なっ…?!」
男に手を引かれたのはサシャだった。
「な、なんで僕が…!!最初の門では選ばせてくれた…!せ、せめてくじ引きか何かに…」
「地下一階のルールは知らねえ。ここではオレがルールだ…!安心しろ。すぐにお前の方から尻を振って誘うようになる…」
「そ、そんな…」
蒼白になったサシャが男にベッドの上に引き摺られていく。
俺たちはどうすることも出来なかった。相手の男はあまりにも屈強だ。剣や魔法を使えばどうにかなるだろうが、彼は敵ではない。門番なのだ。
「やだぁ…ああー…っ!!やだってば!!」
「駄々をこねるんじゃない…こいつをここに塗りこめば…」
男は抵抗するサシャの両手をまとめ、手際よく下半身を脱がすと、ベッド脇に置かれた壺に手を突っ込み、中のドロッとしたものをすくいあげた。
「そ、それは…?」
タイジが恐る恐る訊ねる。
「これはニクザオジュから採れた媚薬だ。よく効くぜ…!」
男の手はそれをサシャの股間と尻に塗りたくった。
「ああ…っ!!や…ひゃあん…!」
「すぐに気持ちよくなるぜ!」
「あ…あ……」
サシャは男にペニスを扱かれて、抵抗するのをやめた。
それどころか、自分からいやらしく腰を揺らし始めた。
「あ…♡あぁん♡あぁ…♡あぁ…♡」
「女の子みたいなかわいい顔してるくせに…やはり男だな…こっちも…」
「あ、あ…っ♡んあ…っ♡」
男はサシャの肛門にたくましい指をあてがい、揉みこむようにした後、中に挿入した。
「はぁ…う…♡」
「かわいい声だ…!」
男の指はサシャの肛門を広げるように円を描くように動き、また出し入れし、そこを柔らかくしていった。
「あぁん…♡あぁん…♡」
サシャの瞳は更なる快感への期待に濡れている。
男は自らの男根を取り出すと、扱いて硬くし、サシャの肛門に狂暴そうなそれを押し当て、ゆっくりと貫いた。
「あ…♡あ…♡あぁ~…♡」
目を伏せ、眉根を寄せ、口を半開きにしたサシャの表情はあまりに色っぽい。
その手はシーツをぎゅっと握りしめている。
「あぁ…っ♡あん…♡」
「嫌がっていた割に、ものすごい淫乱だ…!こんなに感じて…いくら媚薬を使っているとは言え…たまらない…!」
男はサシャに覆い被さり、抱き締めて腰を前後に激しくピストンし始めた。
「あぁ…っ♡あぁ…っ♡あぁん…っ♡はあ…っ♡」
サシャも男の背に腕を回して抱きつき、口づけを求めると、男は応じ、二人は舌を絡める濃厚なキスを交わしながら行為に没頭した。
チュバ、チュブッ…と、唇を吸い合う音と、結合部のグチュグチュという水っぽい音、肌と肌がぶつかるパンッ、パンッ…という音が響く。
「あぁ…っ♡あぁん♡気持ち…いい…っ♡僕…あん♡」
「かわいい…っ!!最高の男の子だ…!ああーー…っ!!」
「あん♡すごく、気持ちいい~~…っ♡あぁん♡だめ…♡もう…もう…イッちゃうぅ…っ♡」
「ああ!!オレもイキそうだ!お前の中に出すぞ…!!」
「あぁん♡や…こわい…あぁっ…♡」
男のピストンがさらに激しくなる。
「イクイクイク…あーー…っっ!!うっ…うっ……」
不意に男がのけぞり、腰の動きを止める。サシャがビクッと体を跳ねさせる。
「あっ…♡あっ♡あっ♡あっ…♡ああ~~…っ♡出て…あん♡あ…♡僕…中に出されながら…イッて…♡」
サシャが何度か痙攣する。男は荒い息を吐きながら、何度かしゃくりあげるような動きでサシャの中を突き、フウーと満足した吐息をもらすと、男根を引き抜いた。
「んん…っ♡」
サシャの肛門からトロトロと男の出した精液があふれでる。
「はあ…っ!よかった…!」
サシャはしばらく動けず、呆然としていた。うっとりしていたと言ってもいいかもしれない。
サシャが起き上がり、身支度を整えると、男に格子扉の鍵を開けてもらい、地下三階への階段を下った。
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